龍と狐と人間の子   作:人外の人間

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今回長めです。


第29話 月の都の建設と散歩

試しの打ち上げも成功し、ついに建設が始まるようだ。

 

今日も資材を積んで打ち上げが行われるようだ。

 

テレビでは、実際の建設の様子が報道されている。

 

ちらっと見えたのは、衝撃的なことだった。

 

なんと、玉兎にやらせていたのだ。しかも、見張り役もいて何かやらかしたら叩くような感じである。

 

自己中心的な彼らに、動物なんかただのゴミでしかないのだろう。

 

玉兎はどこか悲しそうな顔をしていた。

 

これは可哀想だ。

 

永琳「今日の午後私月の都建設会議出るから、留守番頼むね。」

 

「わかったよー。」

 

月の都はどれくらいの大きさになるのだろうか。

 

永琳曰く、表面上の世界と隔離する結界を張るらしい。

 

まあ、私は別に陰と陽を操れるから、陰の世界の割り当てが簡単になる程度。

 

この能力は何も指定しなければ、世界の定義として割り当てられている陰陽を操る。また、自分の定義を作ることもでき、これで座標の陰陽を指定すれば瞬間移動的なこともできる。陰陽は2種類に限るというのは操ればその定義を外すことができる。

 

時空神紛いのこともできる。

 

龍というのもあるのである意味では神なのだが。

 

私は種族的にも(龍と狐)、能力的にも(水と火、陰と陽)正反対なところがある。

 

話を戻すと、外部からの人間に侵入させないためだとか。

 

技術は奪われたくないらしい。

 

生憎、私がいるがな!

 

傲慢でプライドが高く臆病(?)。ダメな人間の典型例である。

 

瀬那「月の人間、月人、月の民ということか。」

 

「そうね。あ、そうだ。散歩に行かない?唐突だけど。」

 

瀬那「唐突だね。行こっか。」

 

「彩も休憩がてら行く?」

 

彩「うん!」

 

「永琳は?」

 

永琳「会議に向けて準備があるから。ごめんね。」

 

瀬那「良いよ!じゃあ行こう。」

 

一緒に外郭を歩いてみることにした。

 

「彩は外郭歩くのは初めて…じゃないか。普通に歩いていたものね。」

 

彩「うん。でも妖怪とは会ったことないなあ。」

 

あ、あそこに妖怪いる。

 

あれは、中級妖怪?

 

今思ったが、私たちが最古の妖怪だ。生まれた時いたけれども、今思えばほとんど妖力ないのが多かった。また、かなり生きているのは聞かないから、私たちが最古の妖怪だ。

 

「あれが妖怪。そこそこ強いから、妖力を感じられると思うよ。」

 

彩「ああ、確かに霊力とは違った力を感じる。」

 

霊力を感じられれば、妖力や魔力を感じることは容易いことだ。

 

「今感じているのが妖力。」

 

彩「へえ、これが妖力。」

 

「一応気づかれない程度に私の妖力も送るね。比較してみて。」

 

彩「ああ、妖力の部分掴んだかも。」

 

瀬那「妖力と霊力は根本的に違う部分があるからね。」

 

彩「確かに。」

 

「うん?あそこにいるヒト、神力を持っているなあ。」

 

瀬那「え、すごい強力。」

 

近づいてみる。

 

「すみません。」

 

???「え、えっと誰だ?」

 

「私は光原 華那です。」

 

瀬那「光原 瀬那です。」

 

彩「彩です。」

 

???「私は月夜見だ。」

 

「どうりで強い神力をお持ちで。」

 

月夜見「それにしても妖力がすごいが…。」

 

「あ、この国の人には秘密でお願いします。大体8億5000万年近く生きていますね。」

 

月夜見「は、8億!?」

 

瀬那「私は彼女が生まれた時に会ったので私もそれぐらい生きていますね。」

 

月夜見「え、ええ?(困惑)」

 

「まあまあ、落ち着いてください。」

 

月夜見「えっと、友達にならない…か?」

 

………。

 

3人「「「えええええええええええええええ!?」」」

 

〜落ち着いて?(デジャヴ)〜

 

月夜見「え?そんな驚くこと?」

 

「いやいきなり会って神様にすぐ友達になろうなんて言われたらびっくりですよ。」

 

瀬那「まあ良いのですけど。」

 

月夜見「いいんかい!」

 

そんなわけで、神様と会った。

 




はい、こんにちは。

今日も2話です。

作中のヒトという表現ですが、これは人外の時に使っています。決して誤字ではありません。

もうすぐ2章も終わりそうですね。

お気に入りありがとうございます。

では。
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