龍と狐と人間の子   作:人外の人間

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割と重要なところでございます。


第3話 種族

(前回の最後)

 

もしかして、龍と狐__?

 


 

つまり、私は龍と狐と人間ということ?

 

でもなんでだろう。

 

まあいっか。ちょうど近くの崖で色々やってみますか。

 

 

「じゃあ、攻撃させるのには…あ、こうやって練って、弾を…。」

 

「うーん、よくまとまらないなあ。あと、外への出し方がわからない。」

 

昨日のはあくまでも自分の中からだった。だから、出し方がわからない。

 

「…。開放…、あ、少しずつ抜けてきた。これで…。」

 

できた。え?こんなにあっけなくできるもんなの?

 

「…。できちゃったよ。あ、でも消えちゃう。これ操れるようにしないと意味ないものねぇ。」

 

消えたら意味がない。でも、一人でここまできたのは良いことなのか?自画自賛。

 

そして、日が暮れるくらいまで練習したが、結局動かすには至らなかった。

 

私だってわかっている。これは死活問題だと。昨日のようなことは起こり続けるだろうから。しかも夜。

 

まずは一旦休憩。来たらその時。

 

猫「ニャー。」

 

「ぎゃああああああ!」

 

猫「にゃーーーーーーー!」

 

驚きすぎ。

 

〜3分後〜

 

「はて、この猫は自分から寄ってきたのかな。」

 

猫「ニャー。」

 

「えっと、お腹空いた?」

 

猫「ニャニャー。」

 

「うーん、私は生憎持ってないし。あ、あそこに滝あるから魚取りに行こう。おいで。」

 

なんで意思疎通できてるんですかね。もう一種の能力ですけど。

 

「あ、いた。」

 

釣り竿持ってないし。

 

「鷲掴みだ!」

 

「おう。」

 

ぬるぬるする。それより締めたいけど、あ、穴ある。そこに入れよう。

 

「ちょっと離れてて。水飛ぶから。」

 

猫「ニャ。」

 

何をするか。穴に水を手で頑張って入れるのだ。

 

「できた…。」

 

こんなに大変だとは思わなかった。

 

「えっと、木、木、あ、木はあるか。枝、枝…あった。焚き火だ焚き火。」

 

「こんがり焼いて…。はい。」

 

猫「ニャー!」

 

「美味しい?」

 

猫「ニャー。」

 

心読んでるわけでもないのになんでわかるんですか。

 

「また弾を出す練習しますか。」

 

さっきよりはできるようになってきた。しかし、動かそうにも動かせない。

 

「どうしたら良いのかなぁ。」

 

あ、そうだ。繋がる感じを意識して…こう!おお、動かせた。あとは変形させたい…。

 

 

あれから数時間、月もかなり上がって夜が更けてきたころ、最初の頃とは比べ物にならないほど良くなってきた。最初の頃といってもたったの13時間ぐらい前の話だが。

 

「ガオォォォ」

 

「何!?」

 

「ニャー!?」

 

あれは、狼?

 

せっかくだし弾幕当ててみるか。

 

狼「オォォォォン!」

 

ドンドンドーン!

 

狼「クゥゥゥ。」

 

「トドメだ!」

 

狼は息絶えた。

 

なんだろう。殺すことに抵抗を感じなかったなぁ。これが妖怪というものなのか。

 

…食べたい。食べたい。

 

妖怪としての本能が。食べよう。

 

「いただきます。」

 

美味しい。あの恐怖も良かったなあ。

 

そういえば、弾幕を使っていてわかったことがある。それは、人間と狐の力が同じくらい、合わせたのが龍の力の大きさ。つまり、私は半分龍、四分狐、四分人間。そういうこと?

 

その後、猫と一夜を過ごした。

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