打ち上げから1か月ほど経った今日、またロケットが打ち上げられるようだ。
目的は、国のトップらが視察するらしい。
それと一緒に、建設状況をテレビで報道されるらしい。
瀬那「随分進んできたんだね。」
「ね。私たちが仕事をする日も近いってことだね。」
彩「おはよう。」
「あ、おはよう。ご飯食べた?」
彩「うん。」
「じゃあ最終試験しようか。」
ロケットは今日月に着くわけではないから、ただ発射されたと報道されるだけ。そんなわけで、彩の最終試験を行う。
前回と同じ方法で自分の世界へ。
「最終試験はまず瀬那と戦って休憩。そしたら私と戦う。倒せなくて良いから、弾幕と結界をうまく使えているのと、飛行が安定していることを達成すれば合格。では早速瀬那と。」
瀬那「本気でかかってきてね!」
彩「お願いします!」
この試験は実戦形式だ。
でも、私たちが本気出したらどうやっても勝てない、というか彩に限らず誰でもそうなるから、手加減する。
彩「はっ!」
綺麗な虹色の弾幕を7つ展開。
瀬那「結界。」
瀬那はそれに対抗するため結界を張った。
彩「はい!」
彩はそれぞれを不規則な軌道で飛ばした。
瀬那は簡単に避けた。
そしてそのまま、攻撃の体勢に移る。これこそ攻守交代だ。
あー、その攻撃パターンね。
細かい弾幕を大量生成して、全方位にばら撒くやつか。
って大きい弾幕も紛れて入りじゃないか。
大きい弾幕は不意打ちに使用される。しかも、小さい弾の間を縫ってくるから、避けるのが難しい。だから、いかに素早く結界を張れるかが鍵となる。
さあ、どう対応するのか。
瀬那「さあ、どうするのかな!」
彩「うーん。」
悩んでいる。そこに、
瀬那「はい!耐え切れるか!?」
例の大きい弾が飛んできた。
彩「ふぇゆ!?結界!」
ふぇゆって何ふぇゆって。
結界を張ることには成功したようだ。
しかし
ちょっと油断していそうなタイミングを見計らって、後ろから撃った。なんとも小賢しい。よく考えている。
永琳「すごいわね。あんな普通の人間だった彼女が攻撃から防御までできるようになったんだもんね。」
「それは私も本当にそう思う。」
彼女は全く飛ぶこともできなかった。それが今では身軽に飛んでいるのだ。
永琳「彼女が妖怪になったらどうなるんだろうね。」
「さあ。私もよくわからない。けれども、調子に乗らず、この修行で学んだことを生かしてほしいと、師匠という視点からはそう思うね。」