休憩も終わり、私が今度は対応する番だ。
「はい、良い?」
彩「うん。」
「ではお願い。」
彩は自分を包囲するような球体状に弾幕を展開した。
さて、ここからどう動くのか。
というか、結界張ってる?
これは面白い。よくこんなものが作れる。
彩「はい!」
おお、来た。軽くかわしていく。
…あの後ろに1つ残している弾はなんだ?不意打ちかな?
「じゃあ今度はこっち。」
展開するが不規則な形。これだけで攻略は難しいのだが、さらに収縮拡散しながら回転するという、複雑奇怪な動き。最終的には相手に収束する。攻撃力はそこそこあるのと、忍耐というl精神的ダメージがある。
彩「まあまあこれくらいは。」
彩の言うとおり、これは結構甘めの撃った弾だから簡単なのも当たり前。
彩「私か。」
彩はそう言うと、弾幕を3つ生成した。
そのかわり、エネルギーがかなりあるのだ。
エネルギーを優先するべきか、速さを優先すべきか。
私は状況によると思っている。
確実に仕留めるときにはこれを前者を使う。
仕留め損ねても、時間はかかるし素早く仕留めなければ相手に苦痛を与えてしまう。
逆に後者を使う時は、相手と距離が遠い時や、数が多い時、近寄られたくない時など。
相手の距離が遠いのに、エネルギーで、遅い球を使っても簡単に避けられてしまう。
数が多い時は1つ1つやっていたらいつになっても終わらないし、集団戦法で最悪殺されるかもしれない。
近寄られたくないときは、これを使えば必然的に離れる。
こうやって、使い分けることが大切だと、自分は考える。
閑話休題。
彩の弾幕が動き出した。
わざとあたる。これは、きちんと適切な量の霊力が込められているかを見るため。決してMとかではない。決して。
彩「どうだ!?」
あ、結構良い感じに込められてる。2、3発目も同じくらいだから問題ない。
随分成長している。
最初なんか、まず力自体を知らないし、自分にそんな力があったなんて知らない。
それをだんだん勉強してわかるようになり、また実技も重ねる内にこんなにできるようになった。
この成長、あっという間だけど、あっという間じゃないというか。少し、淋しいのかもしれない。
今度は私が一気に弾幕を繰り出す。
結界もきちんと使うところは使って、避けるところは避けている。
「はい、じゃあ終わり!結果楽しみにしててね〜。」
彩「本当に気になるなあ。結果が出るまで待とう!」
「まだまだ筆記があるからそっちも頑張ろうね。」
彩「うん!」
果たして彩は最終試験合格できるのか!?