龍と狐と人間の子   作:人外の人間

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順番がおかしかったので修正しました。


第34話 人外への選択

「おはよう。」

 

彩「おはよう。」

 

今日は筆記試験。頑張って用意した。誤字脱字ないように気をつけた。

 

一番大変なのは教えるほうだと思う。

 

答えるのは用意されているから簡単だが、作るのは0からだから大変である。

 

朝食も終わり、日がかなり昇ってきた。

 

「はい、始め。」

 

こんな合図で始まったテスト。

 

合格点は99点。

 

100問あるので、2問間違えると不合格。

 

実技は合格。筆記はどうなるか。

 

試験時間は1時間30分。

 

つまり、1問54秒で解けばちょうど終わる計算。

 

記述式もあるが、これも1点だから部分点はない。

 

また、人外とかそう言う類の問題に加えて、日常生活の問題もある。

 

一筋縄ではいかない、私の傑作のテストだ。

 


 

「筆記試験終了。」

 

丸つけをしていく。丸つけというのは楽しいものだ。

 

丸つけを終わらせ、瀬那とダブルチェックした。

 

「はい、じゃあ結果発表。」

 

彩「合格してて…。」

 

「まず実技。これは技術◎。筋は通っているので合格。」

 

彩「やったああ!でもまだ、筆記がある。」

 

「はい、筆記。」

 

彩は心臓が高鳴りしているようだ。

 

「100点中」

 

ドキドキ

 

「100点!おめでとう!!!」

 

彩「やったあああああ!」

 

見事満点で合格。

 

「頑張ったね。お疲れ様。」

 

彩「ありがとうございます。」

 

「じゃあ人外になるわけだけど、妖怪にはたくさんの種族があるからね、それを決めようか。」

 

瀬那「一応私は『火車』で、化け猫の一種。華那はあれだっけ、5割龍で2割5分狐と人間だっけ。」

 

「そうそう。はっきり言って私は完全な妖怪ではないからだめね。」

 

失敗すると大変なことになるのでね。

 

彩「他にはどんな種族があるの?」

 

「唐傘お化けとかろくろ首とか、あとは狼女とかもあるし、…とにかくいっぱいある。」

 

彩「人間を食べるタイプは?」

 

瀬那「人喰い妖怪とか私たち火車もそうかな。あ、あと私について補足すると、元々純粋な猫で、そこから妖力を持つようになったから私のような妖怪になるというのは成功率低いと思うよ。」

 

彩「へえ。本当に色んなのがある。」

 

「まあ焦らない焦らない。」

 

焦っても適当な人外選んだら死ぬまで永遠にその種族で生きることとなるから、きちんと決めるべきだ。

 

この国は機械が大量にあるように、効率主義だ。

 

何事も急ぎすぎるが、中には急ぎすぎてはいけないものもある。

 

だからこそ、慎重に、丁寧にやることが大事である。

 

彩「じっくり考えて報告するよ。」

 

「そうして。自分がなりたい、と思ったのを報告して。」

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