龍と狐と人間の子   作:人外の人間

34 / 54
順番がおかしかったので修正しました。


第33話 人外への最終試験②

休憩も終わり、私が今度は対応する番だ。

 

「はい、良い?」

 

彩「うん。」

 

「ではお願い。」

 

彩は自分を包囲するような球体状に弾幕を展開した。

 

さて、ここからどう動くのか。

 

というか、結界張ってる?

 

これは面白い。よくこんなものが作れる。

 

彩「はい!」

 

おお、来た。軽くかわしていく。

 

…あの後ろに1つ残している弾はなんだ?不意打ちかな?

 

「じゃあ今度はこっち。」

 

展開するが不規則な形。これだけで攻略は難しいのだが、さらに収縮拡散しながら回転するという、複雑奇怪な動き。最終的には相手に収束する。攻撃力はそこそこあるのと、忍耐というl精神的ダメージがある。

 

彩「まあまあこれくらいは。」

 

彩の言うとおり、これは結構甘めの撃った弾だから簡単なのも当たり前。

 

彩「私か。」

 

彩はそう言うと、弾幕を3つ生成した。

 

そのかわり、エネルギーがかなりあるのだ。

 

エネルギーを優先するべきか、速さを優先すべきか。

 

私は状況によると思っている。

 

確実に仕留めるときにはこれを前者を使う。

 

仕留め損ねても、時間はかかるし素早く仕留めなければ相手に苦痛を与えてしまう。

 

逆に後者を使う時は、相手と距離が遠い時や、数が多い時、近寄られたくない時など。

 

相手の距離が遠いのに、エネルギーで、遅い球を使っても簡単に避けられてしまう。

 

数が多い時は1つ1つやっていたらいつになっても終わらないし、集団戦法で最悪殺されるかもしれない。

 

近寄られたくないときは、これを使えば必然的に離れる。

 

こうやって、使い分けることが大切だと、自分は考える。

 

閑話休題。

 

彩の弾幕が動き出した。

 

わざとあたる。これは、きちんと適切な量の霊力が込められているかを見るため。決してMとかではない。決して。

 

彩「どうだ!?」

 

あ、結構良い感じに込められてる。2、3発目も同じくらいだから問題ない。

 

随分成長している。

 

最初なんか、まず力自体を知らないし、自分にそんな力があったなんて知らない。

 

それをだんだん勉強してわかるようになり、また実技も重ねる内にこんなにできるようになった。

 

この成長、あっという間だけど、あっという間じゃないというか。少し、淋しいのかもしれない。

 

今度は私が一気に弾幕を繰り出す。

 

結界もきちんと使うところは使って、避けるところは避けている。

 

「はい、じゃあ終わり!結果楽しみにしててね〜。」

 

彩「本当に気になるなあ。結果が出るまで待とう!」

 

「まだまだ筆記があるからそっちも頑張ろうね。」

 

彩「うん!」

 

果たして彩は最終試験合格できるのか!?

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。