今日は月夜見と高天原へ旅行する日だ。
1週間ぐらい滞在する予定。
月夜見「おはよう。」
「おはよう。」
瀬那「おはよ〜。」
今日は3人。
彩はそこまで飛べるわけでもないのでお預け。
外郭に出てから飛ぶ。
国の中で飛んだら大変なことになる。
「高天原までどれくらいかかる?」
月夜見「まあざっと5時間くらいかな。」
瀬那「これ結構速く飛んでるけどそれでも?」
月夜見「うん。」
高天原はどれだけ遠いのか。
ビュンビュン飛んでいる。
300km/h*1ぐらいは出ている。
「この辺は集落もないね。」
月夜見「うん。もうちょっと先にあると思うけどそっちは原始時代だね。」
瀬那「あそこの国だけが異常に発展しているのね…。」
あの国は"技術"はかなり発展している。
高天原への道のりはかなり長いものだ。
…というか300km/hで飛んでいる妖怪とか聞いたことない。あれ?私たちかなりすごいことをしているのでは?
月夜見はかなり神力がある。
それもそのはず、イザナギとイザナミの子という最高神の子孫なのだから。
夜の王、月夜見。
今は夜であるが、妖怪という体のため寝なくても生きられるので飛び続けている。
妖力は最初の10分の1ぐらい減った。
「妖力どう?」
瀬那「最初より9分の1減ったかな。今どれくらい来たのかな。」
月夜見「多分100kmぐらい。」
妖力量が多いのか、はたまた省エネなのか。
まあ中級妖怪50体ぐらいで同等だと考えると多いのか。
今考えれば相当多いな。
私はそれに加えて霊力と魔力もあるからね。
瀬那も魔力は新米魔法使いぐらいはあるみたいだけど。
「あ、あそこは戦いをしているね。」
月夜見「最近こっちの方では結構ばちばちやる感じのが多いね。人間というのはそういう生き物だからある意味成長したということだけどね。」
瀬那「戦乱は良いのか悪いのか。」
「まあ両者損しかなく卑劣な方法ではなく潔いなら良いと思うけどね。」
瀬那「確かに。」
あの国はそういう意味で悪いと思う。
潔さがなく、相手に無理やり負けを認めさせ、自分たちは負けを絶対に認めずありもしない勝ちと宣言するような国だからだ。
「あ、山が見えてきた。」
月夜見「あの山を越えて海を渡ったら高天原だよ。」
瀬那「あ、じゃあ結構近いのね。」
月夜見「あと30分ぐらいで着くんじゃない?」
「疑問符で訊かれても。」
月夜見「あ、そっか。」
月夜見って案外天然なところある。
「高天原って一体どんな土地なのだろう。」
月夜見「お楽しみ。」