ご飯を食べ終わり、歯を磨いた後、本を読んでいた。
その本は国の貸本屋で借りたもので、哲学の本。
哲学もその国固有のもので、「なぜ皆は寿命を持とうとするのか。」という本。
なぜこの本を借りたかと言えば、この国の考え方が示されていると思ったからだ。
瀬那「どんな本読んでるの?」
「これ。一緒に読む?」
瀬那「うん。」
流れで一緒に読むことになった。
元来、生き物には寿命というものがあった。
しかし、それは行動制限であり、『穢れ』である。
それを無くせば、この国のように凄まじい発展を遂げる。
では、なぜ他の集落などの人々はそれをしようとしないのか。
まず、穢れを一つのサイクルとして見ているからだ。
我々と同じように、彼らも神を信仰している。
しかし、彼らは死自体も神として考える。
神というのは本来、利益をもたらしてくれるものだ。
そのため、その考え方はありえないのだ。
話を進めるため、彼らの考え方で考えてみる。
寿命は仕方ないのだ。それがこの世の道理なのだから。
寿命は仕方ないのではない。ただ単にやらないだけである。
次に、技術レベルが低いことだ。
我々の技術はどこをも凌駕するほど発展している。
その技術は他の人々に憧れる。
しかし、実現しなければならない。だから、理想は最終的にこの国だ。
「なんにこぉれ。」
瀬那「こんなん哲学じゃない哲学の本なんて見たことがない。
「これ言いたいことは自分たちは発展しているが、他は全然発展していない。
つまり、自分たちはとても良い集団で、他は時代遅れな阿呆なものとして捉える。ということ。」
瀬那「うわぁ、最悪だ。」
それで少し気分が悪くなる。
瀬那「あれらしいね、玉兎は本当はそういう能力がほとんどないんじゃないかと疑って抗議したら激昂したとか。つまり、他のやつらはどうでも良く、ゴミ以下の存在。そのくせして自分たちが傷つけられるのは怒る。自己中心的の典型例。」
本当にクズだ。一体何を考えているのだろう。
本当に頭に来た。
瀬那「もう寝よう?」
「そうだね。こんな意味不明な文章ずっと呼んでもあれだしね。」
そうして早いところで切り上げ、布団の中で目を瞑った。そして、気持ちよさそうに寝た。
いつかロケットが発射され、今よりも隔離されるだろう。しかし、生物というのは絶対に忘れないでほしい。無謀だが私はすくなくともそう思う。
「この憎い奴らが。」
そう超小声で吐き捨て、愚痴をこぼしたのであった。
「改善されればいいなあ。」