龍と狐と人間の子   作:人外の人間

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第48話 最終決断

遷都まであと3日。

 

彩になりたい人外を発表してもらう。

 

なりたい人外というパワーワード。

 

彩「私がなりたいのは…

 

常闇妖怪。」

 

「一応なんでそれになりたいか訊いていい?」

 

彩「夜に活動するから人を襲いやすいのと、恐怖でもお腹を満たせる点。」

 

「わかった。」

 

そこそこいい妖怪。

 

属性も加わるから尚良い。

 

ということで探さないといけない。

 

〜夜〜

 

気配を完全に消して国の外へ出る。

 

どこにいるか…。

 

一応その妖怪の妖力は感じるからこの辺にいそうなんだけど。

 

あ、あそこに。

 

「ごめん良い?」

 

常闇妖怪「なにかしら?」

 

「私は光原 華那。とある人間の子が常闇妖怪になりたいらしいの。」

 

常闇妖怪「そうなの。で?」

 

「貴女の肉を分けて欲しくて。」

 

常闇妖怪「やだ。そしたら人間減っちゃうじゃん。」

 

「あそこの国3日後にはみんな月行くからいなくなるけど?」

 

常闇妖怪「え?あじゃあ良いけど。」

 

「じゃあ痛くないように切るから。」

 

常闇妖怪「というか貴女は妖怪?」

 

「そうだけど…国にいるから人間に擬態してるの。」

 

常闇妖怪「ああそういうこと。」

 

「はい、切ったから妖力送っとくね。」

 

常闇妖怪「どうも。」

 

「ありがとね。」

 

これでゲット。

 

あとは完全に隠さないといけない。

 

あ、陰と陽で自分の世界に入れちゃえば良いんだ。

 

一応1日前に妖怪にしたほうが良いね。

 

「じゃあ自分の世界で妖力を感じてもらうからこっちおいで。」

 

彩「はーい。」

 

そうして、やってきた。

 

「妖力流すね。」

 

彩「あー確かに違う。霊力はすでにあってなくなると水槽に水を入れるような感じ。それとは違って妖力は泉のように湧き出てくる感じがする。」

 

「これわかるなら大丈夫だね。一応食べる時は霊力抜いて簡単に変われるようにするから。それで脱力しないように霊力の総エネルギーの半分に相当する量送るからね。2日後、ロケット発射前日にやるからね。それまで精神を無にしてそこに儀式で意思の一致・根本の変化の儀式するね。」

 

彩「わかった。絶対に、人徳もあり妖怪の心も持った常闇妖怪()になる!」

 

邪な心は見えない。

 

常闇…常に闇で、全てが闇だと思われるが必ずしも全て闇ではないのだ。

 

明るい妖怪だっている。

 

だからと言って恐怖心を忘れてもいけない。

 

その釣り合いというのが難しいのだ。

 

「大事なのは調子に乗らないこと。乗ると一瞬で滅びる。どころか、妖怪の命である精神が壊れる…だから気をつける。」

 

彩「肝に銘じる…というか全てに焼き付けておきます。」

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