龍と狐と人間の子   作:人外の人間

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祝50話!


第50話 月の都遷都

今日は遷都の日。

 

私たちも、準備をする。

 

国の人間たちが、次々にロケットへ乗り込んでいく。

 

みんな不安もなさそうで、むしろ楽しみだとか、期待に溢れていた。

 

「人いっぱいだね。」

 

瀬那「ね。まさかこんなに人口いるなんて。別の考え方をすると、この国の『他の生物をゴミ以下の扱いをし、反対に自分たちが馬鹿にされると激情する傲慢」が大量ということにもなるけどね。」

 

確かにそう言われればそうだ。

 

永琳「じゃあ、会えるなら会えるまで。」

 

「わずか1年ぐらいだったけど、永琳と過ごした日々は楽しかったよ。」

 

瀬那「私も。永琳はほんっとうに頭が良くて尊敬したよ。」

 

この国がそんな性格とはいえ、楽しかったことは楽しかった。

 

永琳「貴女達も頭いいわよ。なかなか理解されない私を理解し、一個人として見てくれた。それだけでも私は嬉しいわ。そして、最古の妖怪に会えたこと、それですごく感銘したわ。」

 

彩「永琳先生、お元気で。私も、立派な大妖怪になれるよう、頑張ります!」

 

永琳「貴女も成長したわね。意思がものすごくしっかりしたものね。嬉しい限りだわ。まだ私は乗り込まないから、もうちょっと一緒に過ごそう。」

 

そうして、あっという間に時間が経った。

 

永琳「じゃあ、会えたらまた。」

 

3人「「「バイバイ!」」」

 

そんなところに、

 

月夜見「華那ちゃん、瀬那ちゃん、彩ちゃん。」

 

「月夜見!」

 

瀬那「短い間だったけど」

 

彩「ありがとう!」

 

月夜見「僕も学べたし、月での心構えもできそうだよ。夜の王、月の王として、頑張るよ。」

 

月夜見とも出会えた。これで、一通り挨拶も終えた。

 

まもなく打ち上げ。私たちも身構える。

 

陰陽師「では結界解きますのでお願いします。」

 

「はい。」

 

瀬那「はい。」

 

私は刀を手に持った。

 

妖弾は使えないので、一旦妖力を霊力に変換して使う。

 

妖怪が襲ってくる。

 

妖怪が妖怪を討つ…なんとも珍妙だ。

 

しかし、私はそんなの関係ないと言わんばかりに突き進む。

 

それは瀬那も同じだ。

 

そして、ロケットの噴出口が始動し始めた。

 

ついに、打ち上げ、そしてこの一国の人が皆月に行く瞬間である。

 

ゴォォォォォォ。

 

とんでもない轟音。初号機が打ち上がった。少しすると、2号機も打ち上がった。

 

そして5号機発射直前で私たちは逃げた。

 

自分たちのところから見守る。

 

最後の5号機が発射された。

 

その瞬間、何かが撃たれた。

 

「あれは…核爆弾!?」

 

「今すぐ妖力出して守って!」

 

私も一気にこの野原を覆う結界を全力で出した。

 

しかし、爆発すると少しして、3人とも意識を失った。




今回で2章終わりです。
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