今日は遷都の日。
私たちも、準備をする。
国の人間たちが、次々にロケットへ乗り込んでいく。
みんな不安もなさそうで、むしろ楽しみだとか、期待に溢れていた。
「人いっぱいだね。」
瀬那「ね。まさかこんなに人口いるなんて。別の考え方をすると、この国の『他の生物をゴミ以下の扱いをし、反対に自分たちが馬鹿にされると激情する傲慢」が大量ということにもなるけどね。」
確かにそう言われればそうだ。
永琳「じゃあ、会えるなら会えるまで。」
「わずか1年ぐらいだったけど、永琳と過ごした日々は楽しかったよ。」
瀬那「私も。永琳はほんっとうに頭が良くて尊敬したよ。」
この国がそんな性格とはいえ、楽しかったことは楽しかった。
永琳「貴女達も頭いいわよ。なかなか理解されない私を理解し、一個人として見てくれた。それだけでも私は嬉しいわ。そして、最古の妖怪に会えたこと、それですごく感銘したわ。」
彩「永琳先生、お元気で。私も、立派な大妖怪になれるよう、頑張ります!」
永琳「貴女も成長したわね。意思がものすごくしっかりしたものね。嬉しい限りだわ。まだ私は乗り込まないから、もうちょっと一緒に過ごそう。」
そうして、あっという間に時間が経った。
永琳「じゃあ、会えたらまた。」
3人「「「バイバイ!」」」
そんなところに、
月夜見「華那ちゃん、瀬那ちゃん、彩ちゃん。」
「月夜見!」
瀬那「短い間だったけど」
彩「ありがとう!」
月夜見「僕も学べたし、月での心構えもできそうだよ。夜の王、月の王として、頑張るよ。」
月夜見とも出会えた。これで、一通り挨拶も終えた。
まもなく打ち上げ。私たちも身構える。
陰陽師「では結界解きますのでお願いします。」
「はい。」
瀬那「はい。」
私は刀を手に持った。
妖弾は使えないので、一旦妖力を霊力に変換して使う。
妖怪が襲ってくる。
妖怪が妖怪を討つ…なんとも珍妙だ。
しかし、私はそんなの関係ないと言わんばかりに突き進む。
それは瀬那も同じだ。
そして、ロケットの噴出口が始動し始めた。
ついに、打ち上げ、そしてこの一国の人が皆月に行く瞬間である。
ゴォォォォォォ。
とんでもない轟音。初号機が打ち上がった。少しすると、2号機も打ち上がった。
そして5号機発射直前で私たちは逃げた。
自分たちのところから見守る。
最後の5号機が発射された。
その瞬間、何かが撃たれた。
「あれは…核爆弾!?」
「今すぐ妖力出して守って!」
私も一気にこの野原を覆う結界を全力で出した。
しかし、爆発すると少しして、3人とも意識を失った。
今回で2章終わりです。