龍と狐と人間の子   作:人外の人間

54 / 54
名前が物騒。


第53話 人間の丸焼き

今日はなんとなく人間を食べたくなったので旅。

 

今ではただの森である元々国があった場所と反対方向のあたりのほうに栄えていそうな雰囲気がする。

 

ということで、ふわあと飛ぶ。

 

「人間久しく食べていないからなあ。」

 

彩「私はなんとなく食べ方というか、襲い方がわかる。」

 

瀬那「妖怪の本能だからね。本当にしっかりした妖怪だ。」

 

人間はとても美味しい。

 

すると、人間を発見した。都は近くなく、集落…とも言えない家が2軒ある。

 

「ここの人間みんな襲おう。」

 

彩「わくわく。」

 

そして、地に降り立った瞬間、人間たちが恐怖している。

 

いやあ、ものすごく美味しい。

 

「いただきます!」

 

悲鳴が聞こえた。ものすごく美味しい。

 

恐怖も、その肉も美味しい。

 

彩も襲って食べているようだ。

 

彩「恐怖とか人間の味ってこんな感じなんだ。」

 

「そういえば初の人間か。美味しい?」

 

彩「うん。恐怖って良いね。」

 

瀬那「でもあまり襲いすぎるのは良くないからね。自分たちが消滅する原因になるから。あと、人間との関わりというのは大事だから。」

 

彩「うん。気をつける。」

 

「あ、そうだ。」

 

人間を串に刺して、火を焚いて、そこに置く。

 

「あれ?人間だ。怖がって腰が抜けている。」

 

瀬那「良いねえ。」

 

パクッとね。

 

人間も焼けたから食べてみよう。

 

「うん美味しい。」

 

彩「うーん、私は焼いていないほうが好きかな。」

 

「まあ私も。」

 

瀬那「私はあまり変わらないかな。」

 

やっぱりそのまま食べるのが良い。

 

「帰りますか。」

 

瀬那「久々だったなあ。」

 

彩「力がみなぎってるね。」

 

人間は美味しい。

 

特に恐怖の部分だが、これは発展具合によって変わる。

 

まずは最初期。これは得体の知れないものだと認識することによって起きる恐怖で、良い。

 

次が武器を持った頃。この頃は味が少し落ちる。

 

そして、急激に発展し始めた時。これは妖怪の恐怖も覚えているから恐怖はあまり出ない。

 

最後にかなり発展した頃。技術が勝ると思って挑み、勝てないと悟ると一気に怖くなる。しかも、意地が悪くなるから乞い始めて、さらに良い。

 

だから、最初期か発展した頃が食べ頃。

 

こんな説明は終わりにして、そろそろ家に帰る。

 

残りは何をしようか…あ、そうだ。

 

「ねえ、そこの狐、狐の集会開くから集めて。」

 

狐「わかった。」

 

私は狐の血も混じっているから狐と話すことができる。

 

なぜ呼んだか。それは都の情報収集である。

 

風の便り(本当の風)で都ができてきたという。だから、知っている狐がいないかと思って呼んだ。

 

そうして、残りの1日を過ごした。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

化けガラスってマジっすか……。(作者:SOGEKIKUN)(原作:東方project)

▼ 気がついたらなんか雛鳥になってたんだけど。いや意味が分からん。親鳥は足から目やくちばしまで全身黒いし………あれ?カラスじゃない?▼これは、ポンコツな1羽のカラスが一生懸命生きていくだけの話。▼ おいっ出てこい!!人外魔境に転生させたやつ(涙)▼追記:少しだけ刺激的な描写が含まれる回もあるのでR-17をつけました。苦手な方はお控えください。好きな方は一緒に…


総合評価:572/評価:8.17/連載:79話/更新日時:2026年07月05日(日) 18:00 小説情報

【本編完結】転生したらヘラクレスの双子の妹でDie(作者:セロ弾きのゴーシュ)(原作:Fate/)

古代ギリシャ、それは偉大なる神々と鮮烈なる英雄が歴史を綴る、ロマン溢れる時代____▼に見せかけた超男尊女卑社会、かつ神々の癇癪で英雄はバタバタ死に、神々のムラムラとイライラで女性は何処かへ連れ去られる修羅の世界である▼そんな時代に、オレは大英雄ヘラクレス(死亡フラグ①)の双子の妹(死亡フラグ②)として生まれてしまった▼死んだんじゃないか?▼☆▼本編は完結い…


総合評価:12206/評価:8.7/完結:27話/更新日時:2026年07月01日(水) 20:01 小説情報

魔女教大罪司教『傲慢』担当になってしまったTS僕っ子ロリ(作者:あのさぁBOT)(原作:Re:ゼロから始める異世界生活)

主人公スバルが座っていたかもしれない、大罪司教の空席『傲慢』。▼その席に一足早く座っちゃったTS僕っ子ロリの話。▼アニメ勢のにわかです。原作と違う点があっても許して▼(以下微ネタバレ注意)▼主人公描いてみました。少しでも想像の手助けになると幸いです。▼絵柄は合わせてないです(怠惰)▼↓▼【挿絵表示】▼


総合評価:11379/評価:8.9/連載:34話/更新日時:2026年07月03日(金) 12:07 小説情報

【悲報】目覚めたら巨人だった【敵じゃないよ】(作者:佐東)(原作:進撃の巨人)

目が覚めたら進撃の巨人世界で無垢の巨人になってた。▼「オ゙エ゙ア゙ア゙!ガオガオ!」▼(俺は敵じゃない!善良な巨人なんだ!)▼何とか人類の味方になったり人間に戻ったりしたい男の話。▼↓なんとなくのイメージ図を載せてみたり。▼【挿絵表示】▼心優しい化け物になる人外転生が好きなので自給自足しました。誰か書いてください。▼☆カニ・バ・リズム☆様からイオリのファンア…


総合評価:12814/評価:8.42/連載:40話/更新日時:2026年05月12日(火) 18:00 小説情報

魔法少女だけが戦う世界で、男が生き残る術とは? A.映画ボスを集めます(作者:異星人アリエン)(オリジナル現代/冒険・バトル)

『魔法少女マギアイリス』。それは人気がすこぶる高いアニメとして、名を馳せていたアニメタイトルであった。▼話としては、至極単純世界征服を目指す組織《ディスナンド》が、ミラクルパワーとかいう力を操る魔法少女によって倒される。そんな分かりやすい物語。▼だけど、そんな世界で生きることとなった身としてはたまったものではない。▼そんな世界に転生した男、須佐八雲は男である…


総合評価:11919/評価:8.08/連載:31話/更新日時:2026年07月04日(土) 12:02 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>