今日は瀬那と彩と都に来ている。
もちろん、人外だとバレないよう私と彩は人間、瀬那は猫に擬態している。
役人1「あの十七条の憲法さ…。」
十七条の憲法…つまり奈良時代か。
ということはここは奈良なのか。
役人2「今日は
厩戸王…聖徳太子が住んでいるのはあれか。
「斑鳩宮という場所があるらしい。そこには王がいると。潜入してみる?」
瀬那(猫形態) コクコク
彩「そうしよう。」
そうして、厩戸王と会うことを決めた。
「よし、正面から術かけて入ろう。」
そこにいた守衛は、気づく間もなく倒れた。
「これで心置きなく入れる。」
彩「どんな人なのだろう。」
一気に入る。すると、厩戸王がいそうな部屋があった。
「よろしいですか。」
厩戸王「はい。」
ささっと入る。
厩戸王「うん?貴女らは誰?」
「私たち外から来たもので…どうしたても会いたくこのようなご無礼を。申し訳ありません。」
厩戸王「ほう。それはわかった。ではなぜここに来た?」
「私たちは旅人です。この町に来て、町の人々が貴方のことを言っておりまして、そして来た次第です。」
厩戸王「そうか。」
「…実を言うと私たちは妖怪で、でも全く襲う気はありません。」
さて、この暴露がどう通じるのか。
厩戸王「そう…まあ襲う気は微塵も感じない。」
瀬那「例えばこんな感じで。」
厩戸王「わ、猫がいきなり人間になっ。」
「このような感じです。」」
厩戸王は認めてくれた。良かった。
厩戸王「そういえば私には悩みがある。」
彩「一体なんですか?」
厩戸王「私は物部布都と表向きには仏教、裏向きに道教を信仰している。」
「はい。」
厩戸王「その道教の中には尸解仙と呼ばれるのがあって。一旦死んだふりをして肉体を媒体に込める。そして戻ってきて肉体を回収するとできる。」
「つまり、厩戸王様はその尸解仙になりたかいら協力して欲しいとのことですか。」
厩戸王「そういうことだ。」
厩戸王が道教を信仰していたなんて不思議である。
まあ長生きできる尸解仙があるからといえば当然か?
また都に関わるのね。
都…人間が大量に集まる場所。
しかし、そこでは珍しいものが売っている店、賑やかである等、面白い場所だ。
この際また協力してみるのも良いかもしれない。
「わかりました。厩戸王様、そして物部布都様が仲良く、そして末永く生きられるようお供します。」
瀬那「私も。」
彩「私もです。」
厩戸王「ありがとう。じゃあよろしくな。」