「彩ももうそろそろ離れてもいいけどどうする?」
厩戸王たちが仙人になった翌日。
私たちは家で彩について話していた。
もうかなり過ごして私はもう離れてもいいのではと思ったのだ。
彩は強い意志を持っていて、決して弱いわけでもないので彩が離れてもいいと思うという考え。
瀬那もそれには同意している。ずっと束縛するわけにもいかない。
彩「うーん。華那と瀬那と過ごすのも楽しい。けれども、自分で生活してみたいしなあ。」
「無理に決めなくてもいいよ。私たちはいてくれても問題ないし。」
瀬那「うん。私たちは友達、いやそれ以上に親密なのだから。」
彩も葛藤しているようだ。
おそらくこうだろう。
彩は妖力に問題があるわけでもない。私たちの迷惑になるから離れるという考え、そして、離れるのは寂しいという考えがぶつかり合っているのだろう。
彩「もう少し考えさせて。」
「わかったよ。無理に答え出さなくても良いからね。」
正直私からしたらどっちでも良い。
ひと1人いなくなってもという感じ。私はそんな性格をしている。
とりあえず紅茶を入れる。
その辺に生えているミントで作ったハーブティー。
すうっと透き通る匂いの紅茶。決め事で煮詰まったり、頭を抱えたり、一休憩に丁度良いのだ。
「瀬那と彩も飲む?」
瀬那「おねがい。」
彩「私も。」
「じゃあお茶会としましょうか。」
茶菓子も用意する。頭を活性化させるような感じの。
これが大切。
ほんの少しの間、沈黙が続いた。
そして少し経った頃、彩は口を開いた。
彩「私は…
旅に出る!」
「じゃあ離れるということで良い?」
彩「うん。ずっとここにいてもあれだし、あとは私なりに生きてみたい、そういう気持ちだね。」
瀬那「そっか。大丈夫。これからは永いし、いつでも帰っておいで。その時にいるかわからないけど。」
彩「その時にいるかわからないけどという言葉のせいで雰囲気崩れたんですけど!?」
瀬那ってたまに迷言言うんだよなあ。
とにかく、彩が家を出ることになった。その準備をする。
〜3日後〜
彩「今までありがとう!」
「はい、これ。御守り。本当に神力込めてあるから。あと妖力も。何かあったら念じて。」
瀬那「あと原っぱの四つ葉のクローバーとマリーゴールドの髪飾りね。妖力とか体の巡りを良くする効果もあるから使って。」
彩「ありがとう。大切にするね。じゃあ、またいつか!」
そう言って、彩は飛び立っていった。
これで、彩との生活も終わり。
その頃都のほうでは
〜都〜
使用人「帝、さぬきのみやつこというひとが…」
まだまだ3章は続きます。
投稿できなくてすみませんでした。
また始まると思うのでお願いします。
そしてしれっとお気に入り、感想乞食もしておきます。
では!