「名前は?」
覚り妖怪「私が古明地 さとりでこっちが妹のこいしです。」
瀬那「へえ、良い名前。」
今私たちは覚り妖怪と会っている。
覚り妖怪とは相手の心を読む妖怪。
私たちに後ろめたいことなど何にもないので。
表裏一体である。そうでしょう?
さとり「ええ。というか心の中で会話するのやめてください。」
「あ、はい。」
こいし「うーん、この紅茶美味しい。」
瀬那「どうも。緑茶は華那、紅茶は私が淹れるの。」
さとり「へえ、そんな分担が。ところで、貴女たち相当な経験があるようで。」
「まあ10億年以上生きていますから。」
こいし「長生きだね。ふーん、都で厩戸王の裏の援助をしていたと。」
瀬那「ええまあ。今その、都の厩戸王の話はどうなったんです?」
さとり「私のペットによると、消失したって騒動になった後、探したけど見つからずじまいだったそう。貴女たちのことは見つけられていないわね。」
「あと今のやりとりずっと見ていたようですけど、どうでした?あの無意識と意識のやつは?」
さとり「正直私たちでもそこそこ難しいですね。まあ華那さんほど妖力使わないでしょうけど。」
こいし「あれはすごかったよ。あと2人ってああいう時言わずとも心が一致しているからすごいよね。覚り妖怪顔負け。」
瀬那「というかフライングしてこないということは私たちが言っていると同時に心に思い浮かんでいるから?」
さとり「ええまあ。口から聞きたいのもあるのですが、ほとんど同時なので読むも何もないのですよ。」
こいし「でも本当憧れるなあ。」
「覚り妖怪ってそんな悪い妖怪じゃないと思うのだけどなあ。」
さとり「本心…」
瀬那「まあ色々な妖怪あったほうが人間の恐怖を構成できるから。それでまた妖怪が生きるということにつながる。」
こいし「そうだね。」
覚り妖怪は心を読むのが食事。否定も肯定もしない。
否定は傷つけるし、肯定は食事にならない。
まあ妖怪仲間として食べやすくなるから肯定よりっちゃあ肯定よりだけど。
こいし「2人は私たちのことよく考えてくれるね!」
「あ、もうこんな時間。ちょっと料理してくるので。」
さとり「え、いいd…動くの早っ!」
〜夕食〜
「まあ質素ですけど。」
さとり「え、その肉なんですか?」
瀬那「ああこれ。妖力で保存しておいた人肉。」
こいし「ええ?まあ私たち物理的に食べる派じゃないので。」
「なので
さとり「じゃあ10回ぐらい死んでもらいましょう。想起!」
人間「ぐわー!」
こいし「じゃあ私からはヤンデレをプレゼント!」
人間「もうやめてー!」
「じゃいっただっきまーす。」
グロい。
食事も終わり
「さとりたちも気づいているよね。」
さとり「ええ。」
こいし「うん。」
瀬那「あれでしょ?」
4人「「「「隠れて見ているスキマ妖怪」」」」
この時のこいしはまだ瞳を閉ざしていない頃です。