龍と狐と人間の子   作:人外の人間

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第69話 強めな妖怪と強い妖怪

Side紫

 

なぜ覚り妖怪が?

 

バレたし。

 

この2人、私より妖力が多い。多いっていうレベルじゃない。5倍近くある。

覚り妖怪からは好かれている。

 

「ふふ、バレました?」

 

華那「バレていないとでも?」

 

「あ、紹介するの忘れていたわね。私は八雲 紫。」

 

華那「名前はわかるでしょう?で、なんで見てたのかな?」

 

「私にはこんな夢があるの。

 

人間と妖怪が共生する世界を創る。

 

でも、仲間の妖怪からも強い反対を受けているの。それで、旅していたら偶然さっき見つけて、それで見てたの。」

 

瀬那「まあその世界を創るのは可能じゃない?妖力とひとさえあれば。」

 

認めてくれた!?

 

私たちを認めてくれたひとなんていないのに。

 

華那「あとは挫けないければ?決めるのは全てを通して紫の精神*1じゃない?」

 

さとり「紫さんも心の中とても喜んでいるじゃないですか。

 

私たちは覚り妖怪として反対…な面もあります。忌み嫌われるから。妖怪からも。でも、妖怪として死活問題なので賛成的なところもあります。」

 

こいし「うーん、達成できたらすごいんじゃないかな。生憎私たちにはそんな妖力を持ち合わせていないけど。」

 

「うわーーーーーん!」

 

華那「泣くなら外で泣いてください。床拭くの大変なので。」

 

瀬那「えぇ?泣きながら移動するってどういうこと…」

 

優しい、優しいよー!

 


 

Side華那

 

紫が我に返り家の中に戻ってきた。

 

紫「で、協力してくれる?」

 

「いきなり言われても。」

 

紫「えっと、私の能力が『境界を操る程度の能力』。で、外の世界、この世界と隔離する大結界を張って創ろうと思うの。でも、それにはもちろんとんでもない妖力、その他諸々が必要。だからその一角を担ってほしいの。」

 

「まあ良いよ。ただし、」

 

紫「ただし?」

 

瀬那「他人のプライベートを勝手に覗くな!」

 

紫「は、はい〜!」

 

「わかってるこの妖怪?」

 

さとり「いいえ?全く。」

 

「あらそう。じゃあ、でりゃ!」

 

瀬那「私からも!」

 

「あ、私の能力『陰と陽を操る程度の能力』で封じといたから。」

 

紫「ご、ごめんなさいー!って、え?今なんて言った?」

 

「『陰と陽を操る程度の能力』」

 

紫「私とほぼ同じじゃーん。」

 

あ、確かに。

 

紫「というかもはや私の上位互換な気がするのだけど!」

 

「あー、まあ統一させたり反転させたり色々。しかも陰と陽を名目上に扱って、例えば座標を指定して瞬間移動したりなんてことも可能。」

 

紫「…なんか気が合いそう。」

 

瀬那「合うんじゃない?生活以外は。」

 

「うん。」

 

紫も相当な妖力を持っている。大妖怪だ。幼きして。

 

そうして、今日はお開きとなった。

*1
妖怪は精神が主体。妖力が強いというのは精神が強いということ。




久々に水平線使ったなあ。

華那「もうちょっと字数増やして。」

作者「それはそう。最近結構増えているね。まあ文量書けるようになってきたしできそうだけどね。」

華那「それにしても作者理系でしょ?」

作者「まあ。言葉遣いが…」

華那「じゃあなんで国語d」

作者「言わないでー!」

※そこまで恥ずかしくはありません。聞かないお約束なんてない。本当に。
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