できれば800は行きたい。
「…?」
今は月夜なのだが、なんとなく霊力を感じたので外に出てみる。
その刹那、とんでもない怨念を感じた。
ここに来る理由は輝夜絡みとしか思えない。とりあえず瀬那と輝夜呼ぼう。
気配を完全に消す。
「(小声)瀬那、瀬那?」
瀬那「う…ああ華那?こんな夜中にどうしたの?」
「怨霊がいるの。」
瀬那「ええ?…じゃあ私は輝夜のほう行くから、そっちお願い。」
「ありがとう。じゃあ。」
なんとか瀬那に出会えたのでまたいるところに戻る。
「貴方は誰ですか。」
怨霊「あ?輝夜に求婚したのに無理難題のせいで死んだ
「行かせない。というかなんで死んだ?」
御行「竜の首の珠を見つけに遥か南のほうへ行ったのだ。見えたと思ったときに転落したのだ。わかったならどいてくれ。俺は殺したいんだ、輝夜を。あの憎い。」
「
戦闘になった。御行はいち早く抜けようと、隙ができたように見えた瞬間に行こうとする。
私がそんな簡単に通すと思ってはいけないが。
女中に陰陽師がいたのか。そう思っていそうだが、実際は妖怪というだけ。
怨霊なのだからわかるはずだけど…。
隙のない弾幕を放つ。均等に打たないことで疲弊しやすくしている。
私はまだ人間の部分があるから怨霊の乗っ取りはしずらい。だからまだ安心はできる。
御行「おりゃ!」
「周りのことが見えていないんだね。もう貴方すでに結界に包囲されているからね?」
御行「!?」
私がそんな手を抜くはずない。
まだこう言ってくれるだけありがたいと思ったほうが良い。
早く成仏させないと。
しかし、御行もやられまいと仕返しをする。
霊特有の姿消し。
それでも及ばない。そりゃそうだ。
元はただの公達。護衛するより護衛してもらうほうだ。
そう言いつつ、厄介なこともある。
怨念が常にうずいているせいで、怨霊が寄ってきているのだ。
街の遠くで陰陽師が戦っているのが聞こえる*1。
陰陽師もこちらに向かってきている。
御行も少しは覚えたのだろうか。結界を張ってくるようになった。
「圧縮。」
超*2高密度弾幕を撃つ。
一般に全方位攻撃というと、攻撃をする側から広がる攻撃を言う。
しかし、今私がしているのは集中全方位攻撃。
攻撃される側に周りからの集中的な攻撃。
能力を使って浄化する火の成分も混ぜている。
御行「体が…焼ける…!」
火で焼けているのではなく、浄化で焼けている。
一気にするとそのような感覚になるのだ。
陰陽師1「大丈夫ですか!?」
陰陽師も来たようだ。
「大伴御行を名乗る怨霊なんだけど、今攻撃して効果抜群。ただ成仏には持っていけないと思うの。いけそう?」
陰陽師2「ええ、私共霊の対処もしているので問題ないです。ここまでして下さりありがとうございます。」
「いえいえ。」
その後、無事に成仏して一件落着となったのであった。