月を見ると、もう今宵は小望月、いわゆる満月の前日だ。
もうすぐ月の使者がやって来るのか。
輝夜「明日が決戦だわね。」
「ええ。永琳は輝夜に従うと思う?都に従うと思う?」
輝夜「おそらく彼女は蓬莱の薬を飲むと思うわ。勘だけど。」
瀬那「大丈夫、私も意外と勘に頼るから。」
永琳、頼む。
屋敷では、女中や翁たちが輝夜との別れを惜しむ気持ちで溢れている。
とある女中は布団の中でこっそり泣き、またある女中は輝夜に挨拶をして、切り替えようとしていた。
翁はといえば、警備の人に頼んだり、輝夜を守るぞという意気込みがあった。
屋敷にとどまらず、都中でも騒然としている。
店の人は、
『かぐや姫ちゃんいなくなっちゃうの。あらまぁ、寂しいわね。』
他にも陰陽師は月でも元気にしてほしいとか、守るなどで分かれていた。
帝は、最後に手紙を送ったようだ。でもその内容には迎えうつと記載されていた。
帝までとなるとそろそろ全国に知れ渡る頃だ。畿内、つまり都郊外なんかはもう一帯でどんちゃん騒ぎ。
妖怪も便乗して驚かしたりするから、「かぐや姫」がどれだけの絶世の美女かがわかる。
さて、私たちの潜入している女中でも動きがある。
まず、女中で別れの手紙を書いている。
次に、月の使者と対峙しようとする陰陽師や剣士などを迎える人たち。
そして輝夜を落ち着かせようとする者。
女中一丸となっている。
…ただし時代が時代なだけに一部の男性、翁はそうではないが仕事してる?みたいな目で見られる。
もし貴方が女中だったらどうしていますかと問い詰めたいぐらい腹が立つが、どうしようもないのでそう思っているだけに済ませている。
恨みというのは一瞬ならば大事だけどずっと募らせるのは良くないし。
その辺区別できると「あの人、格が違う、品がいい」などと思われる一歩になる。
輝夜「私、地上に残れるかな。」
「だ、だだだだだだ大丈夫。永琳が裏返れば。」
瀬那「華那にしては珍しく取り乱しているね。」
「正直言って月の使者怖い。地上にいた頃で核爆弾落としてきたからね。勝てるかも自信がない。」
瀬那「大丈夫。自分を信じれば。」
「ありがとう。」
そのためにも用意をしなければいけない。
まあ妖力・魔力・霊力を練って増強しておくというのが1つ。
あと省エネルギーで使える秘術ができそうだからそれを大成させるということか。そうすれば秘術は3つに増える。
1つ1つが強力な陰陽師20人でやっと拮抗するみたいな強さになっている。
刀をがっちがちにしておいたほうが良い。刀鍛冶も昨日また新しくした。
物理攻撃を持っておかないと、弾幕とかそのあたりを無効化されたときに困る。
久々に対面する月の使者、そして含まれているであろう永琳はどうなっているのか。
恐怖もあるが楽しみでもある。
今日の名言(迷言)
「恨みというのは一瞬ならば大事だけどずっと募らせるのは良くないし。
その辺区別できると『あの人、格が違う、品がいい』などと思われる一歩になる。」