暇というのを嫌というほど味わった。
暇とは気軽に言うのが辛い。それぐらい暇だ。
ある意味地獄だ。
死にたいとは思わない。決して終わりがないわけではない。きっと。
今日はなんとなくぼーっとしてみる。
美しい花々、それを写す川。
同じ説明だけど、こうなってしまうほど言いようがないのだ。
瀬那がやってきた。
瀬那「暇だね。」
「そうだね。寝よっか。」
日向ぼっこ。
もう8億年と5000万年ぐらい経った。
暇。本当に。
なんとなく散歩をしていたら、村があった。
ああ、やっと
「人間が生まれたんだ。」
ここから退屈しない日々が始まれば良いなあ。
そんな希望を持ちながら過ごすとしよう。
Side瀬那
時というのは置いていく。追いついたと思ったらまた逃げられる。それが時間だ。
閑話休題。
私は火車に憧れている。やっぱ人間って美味しそうだし?
あ、華那が…
華那「えい!」
あー、あの人間は畑を荒らしたのね。
「ねえ華那、食べようこの人間。」
華那「ね。恐怖心、あれすごかったなあ。」
「「いただきます。」」
こういうのも大切だ。陰陽師もいつか出てくるだろう。
人間を食べていると、妖力が増してきた。華那は一部が人間だとは言え、普通に食べるようだ。
人間はこんなに美味しいんだ。
Side華那
人間はすごく美味しい。
そこらの獣妖怪とか食べたことはあるが、人間は格段に違う。
人間は表情豊かで、気(力)によく表れる。恐怖心はそれでさらに引き出される。
私は妖怪なんだ。そう強く感じた。
そろそろ人間擬態の練習しましょうか。
「瀬那ー、そろそろ人間擬態の練習しよう。」
瀬那「はーい。でもどんなことするの?」
「まず明らかに人間じゃないものは隠す。そして妖力も隠す。魔力は人間でも多い人はいるから大丈夫。」
私たちだってほとんど人間的な生活をしてきたのだ。人間と紛れるのも大切だ。
かと言って、あまり関わりすぎてもいけない。
いわゆるちょうど良い塩梅ということだ。
こういうちょっとした心がけが必要になる。それもまた暇をなくす。
暇というのは、私は嫌いだ。
変わらなさすぎる。生物として、不変ではないものにずっととどまり続けたくないのだ。
家は別だけど。
人間たちはどんな生活をしているのだろうか。
始まったばかりの文明がさらに発達するのか。
生物はそういうものだ。
繰り返し、繰り返し。しつこい。そう思うかもしれない。
でも、それだけ暇は無くなってほしく、人間と出会えたことに興奮している。
ああ、これからが楽しみだ。
深夜テンション(言い訳)
p.s.
はっきり言って書き直したい。いつかやるかも?
あと1章終わりです。