怪物になれなかった少年は人外魔境にて進化を続ける   作:プーリとベルト

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第26話∶未知を求めて

 

 

  破界対策局──R.A.I.D.本部。

 

 異界侵攻、怪獣災害、能力者犯罪、人外暴走。パークアドラで起こる「普通では対処できない事態」を専門に処理する都市最大級の実働組織であり、その執務棟は今日も朝から怒号と通信音が絶えなかった。

 

 廊下を職員達が慌ただしく駆け抜け、各部署ではモニターへ映る被害状況と睨み合いながら報告書が積み上がっていく。休憩室のコーヒーメーカーは朝から止まる暇もなく稼働し続け、仮眠室の使用札は数日先まで埋まっていた。

 

 そんな地獄のような職場へ、一際大きな怒鳴り声が響き渡る。

 

「おい!! アイツは何処だ!!」

 

 その一声だけで、近くにいた新人職員達の肩がびくりと跳ねた。

 

「久々の休日ダチョウで」

 

 返ってきた報告に、怒鳴った女性の額へ青筋が浮かぶ。

 

「……チッ。一騒動起きそうだってのに」

 

「とは言っても、局長はもう百連勤くらいしてますしね」

 

「それは私もだろう! アイツは能力だけはあるんだから、現場へ出てもらわねば困る。おい、代わりに人手がいる獣噛! 行くぞ!」

 

「はい、今アリクイ。少し、お待チョウチョ」

 

 廊下の奥から返ってきた、動物名の混ざる聞き慣れた珍妙な返事に、周囲の職員達は「あぁ、今日は柴尾の日か」と悟ったように苦笑する。

 

「……ふざけてるのか?」

 

「いたっテン、真面ヒラメ」

 

 軽く頭を叩かれた獣噛柴尾は悪びれる様子もなく頭を押さえ、その様子を見て別部署の職員達が肩を竦めた。

 

「今日も『最強』が荒れてるな」

 

「まぁ、『無敵』って呼ばれるリーダーがあれですからね」

 

 R.A.I.D.では、実力が都市最上位に数えられる者ほど何故か性格にも癖がある――そんな噂を裏付けるような光景だった。

 

 一方その頃、R.A.I.D.本部休憩室。

 

 戦場さながらの執務区域とは対照的に、ここだけは束の間の静寂が流れていた。コーヒーメーカーが小さく湯気を立て、自動販売機の駆動音だけが室内へ響いている。

 

 もっとも、その静けさも長くは続かない。

 

 ソファへ全身を投げ出した一人の獣噛柴尾は、今にも魂が抜けそうな表情で天井を見上げていた。

 

「シノミィ〜、吾輩もう疲れタチウオ……」

 

 隣ではタブレット端末へ視線を落としたまま資料を確認していたシノミが、慣れた様子でページをめくる。

 

「まぁ、多少は我慢してください。下層区域で対応しなければならない案件は減っていますし、今は中層区域の仕事が中心なので、以前よりは楽な方ですよ」

 

「うぅ……吾輩がイッパイイテ便利だからって、ミドウ副長に付き合わされるのはつライオン……」

 

 柴尾は情けない声を漏らしながら机へ突っ伏した。

 

 彼の能力は分身による同時行動。それゆえ一人で複数の現場へ投入されることも珍しくなく、本人の意思とは裏腹に、R.A.I.D.きっての便利屋として扱われている。今も十数人、の獣噛柴尾は副長に付き従い働いているのだ。

 

「とはいえ、彼女は『最強』の二つ名を背負っていますからね。我々より労働環境はずっとブラックですよ」

 

 淡々と返すシノミだったが、その口調には僅かな同情も滲んでいた。

 

 副長ミドウ・ライカが担当するのは、彼女でなければ対処不能な災害級案件ばかり。都市最強と称される実力に比例するように、その仕事量もまた常軌を逸している。

 

「それは分かってルリタテハ……」

 

「でしたら、年長なんですし頑張ってください」

 

「ウニぃ……シノミは厳しじみ……」

 

 情けなく肩を落とす柴尾を見て、シノミは小さく息を吐いた。

 

 同僚として長い付き合いになる彼の弱音は、今さら珍しいものではない。それでも、こうして軽口を交わせる時間があるだけ、今日はまだ平和な一日なのだろうと、シノミは密かに思っていた。

 

 

 

 

 

 巨大客船がゆっくりと港へ接岸すると、乗客達は順番にターミナルへと降り立っていく。幾重もの検問ゲートには重武装の警備員と自律警備機械が並び、到着した者達の身分証明や携行品を一つひとつ確認していた。

 

 そして、長い審査を終えたヴァールとティニは、ようやく都市の玄関口とも言える中央ターミナルへ足を踏み入れる。

 

 次の瞬間、ヴァールは思わず息を呑んだ。

 

 眼前には幾層にも重なる高架道路が空中を縦横無尽に走り、その隙間を貨物輸送機や個人用飛行艇が飛び交っている。巨大な広告立体映像が建造物の壁面を覆い尽くし、人間だけでなく獣人や機械生命体、角や翼を持つ異形達までもが何事もないように肩を並べて歩いていた。

 

 遠くでは巨大な人型機械が建築資材を運び、そのさらに奥では警報と共にR.A.I.D.所属の輸送機が編隊を組んで空へ飛び立っていく。

 

 混沌としている。

 

 だが、不思議と秩序は保たれていた。

 

 危険と繁栄が同じ場所に共存している──そんな都市を、ヴァールはこれまで書物の中でしか知らなかった。

 

「此処が、パークアドラか……凄まじいな。異界ではなく現界でコレほどの環境は地球上でココだけだろうな」

 

 少年は感嘆を隠すことなく街並みを見渡し、その瞳は未知への期待に輝いていた。

 

「ヴァール様、あまり離れないようにお願いします。周囲四方数kmから危険予測アラートが次々と出ていますので」

 

 ティニは淡々と告げながら、自らの端末へ映し出された警告一覧へ視線を落とす。

 

 《高位能力者を検知》《危険生物反応》《違法薬物取引の可能性》《異界汚染濃度上昇》《戦闘発生確率・中》。

 

 都市へ入ってまだ数分だというのに、端末は次々と新たな通知を表示していた。

 

「音量を落としておいた方が良いかもな。これからずっと鳴りっぱなしだろう」

 

 肩を竦めながら笑うヴァールに、ティニは小さく溜め息を吐く。

 

「……その可能性は否定できません。」

 

 端末の警告は一つ止まれば二つ増え、まるで都市そのものが危険信号を発し続けているようだった。

 

 だが、周囲を歩く住民達はそんな表示など気にも留めず、談笑しながら買い物を楽しみ、仕事へ向かい、屋台で昼食を取っている。

 

 彼らにとって、この程度は日常なのだ。

 

「面白い。」

 

 ヴァールは口元を緩めた。

 

「危険だから避けるんじゃない。危険だからこそ人が集まり、文明が発展する……なるほど、人外魔境とは実に言い得て妙だ。」

 

 その言葉を聞き、ティニは主人の横顔を見つめる。

 

 この表情だ。

 

 珍しい動植物を発見した時も、未知の論文を読んだ時も、彼は必ず同じ顔をする。

 

 つまり、もう止まらない。

 

 ティニは静かに額へ手を当てた。

 

「……どうか、大事件だけは起こさないでくださいね。」

 

「心配するな。俺から事件を起こすつもりはないさ。」

 

 そう言って笑う主人の言葉を、ティニは半分ほどしか信用していなかった。

 

「お前は、俺と二人で旅行にでも来たと思ってれば良い」

 

「それは……いえ、駄目です。まだヴァール様は子供ですし」

 

「全く、俺の部下ながら難儀だな……ま、良いか。それよりアッチはどうなんだ?」

 

 「あっち?」

 

 ティニが視線を向けると、ヴァールは大通りの先を指差していた。そこでは巨大な吹き抜け広場を囲むように幾つもの露店が並び、異形の料理人達が湯気を立ち昇らせながら見たこともない料理を振る舞っている。

 

 香辛料の刺激的な香りと甘い果実酒の匂いが入り混じり、獣人や人間だけでなく翼を持つ者や機械仕掛けの身体を持つ者までが自然に列へ加わっていた。

 

「まずは腹ごしらえだ。長旅で腹も減ったし、この都市を知るなら住民が普段何を食べているのかを見るのが一番早い」

 

「確かに食文化は都市の成り立ちを知る上で重要ですが、衛生面は大丈夫なのでしょうか」

 

 ティニが周囲を観察しながら静かに呟くと、屋台の奥では調理用機械が正確な動きで食材を刻み、その横では水球型の魔術が調理器具を洗浄している様子が目に入る。

 

 異界由来と思われる巨大な魚介類が並んでいる一方で、管理体制そのものは驚くほど整然としており、彼女はわずかに感心したように目を細めた。

 

「思ったよりしっかりしてるだろ?」

 

「ええ。危険生物を食材に使っている割には、衛生基準だけは非常に高いようですね」

 

「そこは命に関わるからな。人外魔境でも腹を壊す料理を出したら客は来なくなる」

 

 ヴァールは楽しそうに笑いながら人波の中へ歩き出し、露店へ並ぶ料理を一つひとつ興味深そうに眺めていく。その視線は料理そのものだけではなく、客同士の会話や店主の手際、支払い方法に至るまで余さず観察しており、まるで都市全体を一冊の本として読み解いているようだった。

 

 そんな主人の後ろを追いながら、ティニは周囲へ警戒を怠らない。観光客を装った窃盗団らしき集団もいれば、逸れ者同士が睨み合いながら平然とすれ違う姿もあり、端末へ表示される警告は相変わらず増え続けていた。それでも住民達は誰一人として慌てる様子を見せず、それぞれが自分の日常を当たり前のように過ごしている。

 

 

 ヴァールが露店の並ぶ通りをゆっくりと歩いていると、不意に人混みの向こうから威勢の良い声が響いてきた。

 

「アケム!! 注文が来たぞ!!」

 

「はい! すぐに行きます!」

 

 元気な返事とともに、人波の隙間を縫うように一人の少年が駆け抜けていく。その勢いに買い物帰りの客達が少しだけ道を開けるものの、次の瞬間には人の流れへ呑まれ、その姿は建ち並ぶ屋台の向こうへ隠れてしまった。

 

「さっき頼んだ仕込みはどのくらい終わったか!」

 

「全部終わらせました!」

 

 忙しなく交わされるやり取りを耳にしながら、ヴァールはほんの僅かだけ視線を向けた。

 

「随分と騒がしい店だな」

 

 それ以上の感想はなく、露店街の活気を構成する一つの風景として受け止めたに過ぎない。彼の頭にある新たな人類種の姿は、研究所が記録したCode73という無機質な名前と能力評価だけであり、今しがた聞こえた名と結び付くことはなかった。

 

 一方のティニは周囲を見渡しながら、人々の流れへ自然と溶け込む少年の後ろ姿を一瞬だけ視界へ捉える。しかし、次々と端末へ表示される警戒情報へ意識を割かれていたこともあり、その姿は数多くの通行人の一人として記憶の端へ流れていく。

 

 露店の奥では注文を受けた料理が次々と出来上がり、威勢の良い呼び声と食欲を誘う香りが絶え間なく通りへ広がっていた。ヴァールもまた興味を惹かれた屋台へ足を向け、その場をゆっくりと離れていく。

 

 それと入れ替わるように、料理を載せた盆を抱えたアケムは人混みの反対側から駆け抜けていったが、互いに視線が交わることはなく、ほんの数歩という距離で二人の軌跡だけが静かにすれ違っていった。

 

 ヴァールは露店から漂う香りへ意識を向けながら歩いていたものの、その足はふと止まった。楽しげだった表情は変わらないまま、視線だけが人通りの少ない細い路地へ流れる。

 

「ん?」

 

「どうしました?」

 

 ティニも主人の視線を追い、静かに路地の奥へ目を向ける。

 

「あそこだ。路地の奥で男が数人に絡まれてる」

 

 建物の影へ半ば隠れるようにして、数人の男達が一人の青年を取り囲んでいる。周囲へ聞こえない程度に声を荒げながら距離を詰めており、その様子から穏便な話し合いではないことだけは容易に察せられた。

 

「どう致しますか?」

 

 ティニは感情を表へ出さないまま問い返す。その瞳は既に相手の体格や立ち位置、逃走経路までを冷静に見極めており、必要とあればいつでも動けるよう重心をわずかに沈めていた。

 

 ヴァールは腕を組みながら数秒ほど様子を眺め、困ったように肩を竦める。

 

「そうだなぁ、助けるか。俺が観察した限り、ティニなら数秒で片がつく」

 

「承知しました。ただし、過剰な制圧は避けます」

 

「それで十分だ。折角の旅行初日から騒ぎを大きくする必要もない」

 

 ティニは小さく頷くと人混みから自然に外れ、まるで散歩の途中で進路を変えるかのような足取りで路地へ向かう。その背中を見送りながら、ヴァールは興味深そうに目を細めた。

 

 ティニは足音すら立てずに路地へ踏み入れると、男を取り囲んでいた一団がようやくその存在へ気付いた。

 

「……あ?」

 

 先頭に立っていた男が振り返ると同時に、ティニは淡々と口を開く。

 

「失礼します。その方から離れていただけますか」

 

 あまりにも落ち着いた声音だったため、一瞬だけ路地に妙な静寂が流れる。しかし、その直後には嘲るような笑い声が響いた。

 

「何だぁ? お嬢ちゃん一人で助けに来たって──」

 

 言葉は最後まで続かなかった。

 

 ティニの姿がふっと視界から消えたかと思えば、男の身体は静かに宙を舞い、そのまま受け身を取る間もなく地面へ転がる。残る者達が反応するより早く、一人は手首を極められて膝をつき、もう一人は足を払われて壁へ叩きつけられ、最後の男も首筋へ寸止めされた手刀を前に顔色を失った。

 

 誰一人として悲鳴を上げる暇すらなく、路地には倒れ伏した男達の呻き声だけが残る。

 

 ティニは乱れ一つない服装を軽く整えると、倒れた者達へ一瞥だけ送り、静かに口を開いた。

 

「これ以上続けるのであれば、正当防衛の範囲を再考します。」

 

 その一言だけで十分だった。男達は青ざめた表情を浮かべながら互いを支え合い、転ぶように路地の奥へ逃げ去っていく。

 

 静けさを取り戻した路地で、ティニは助けた男へ向き直った。

 

「お怪我はありませんか。」

 

 男は服についた埃を軽く払いながら、困ったように笑みを浮かべる。

 

「いやぁ、助かった。アイツらもしつこくて困ってたんだ」

 

 どこか飄々とした口調で礼を述べるその姿には、襲われていた人間とは思えないほどの余裕があった。

 

「それは何よりです。」

 

「しかし、嬢ちゃん強いね。動きが素早くって」

 

「護衛として当然の務めです。」

 

 ティニが短く答えると、男は興味深そうに彼女を眺め、それから路地の入口で様子を見ていたヴァールへ視線を移した。

 

「そっちの坊ちゃんが主人か?」

 

「ええ。」

 

 ヴァールは穏やかな笑みを浮かべながら近付いてくる。

 

「無事なら何よりだ。旅先で人が襲われている光景を見過ごすのは寝覚めが悪いからな」

 

「ははっ、最近の若い子は立派だねぇ。それじゃあ、僕はご飯食べに行くから──」

 

「まて、俺達もついて行こう」

 

「……なんで?」

 

 男は目を丸くし、心底不思議そうに首を傾げた。その反応を見てもヴァールは悪びれる様子を見せず、小さく肩を竦める。

 

「いや、単純に現地民のおすすめを知りたかっただけだ。実は旅行客でな、さっきパークアドラに着いたばかりなんだ。案内を頼めないか?」

 

 あまりにも率直な理由だった。

 

 男は数秒ほど黙ってヴァールの顔を見つめ、それから吹き出すように笑う。

 

「変わってるなぁ君。普通は助けた相手に観光案内なんて頼むか?」

 

「駄目だったか?」

 

「いや、別に構わないけどさ」

 

 そう言って頭を掻きながら男は二人を見比べる。

 

「でも僕、案内人じゃないし、この街に詳しいってほどでもないよ?」

 

「それでも構わない。旅行雑誌より、実際に住んでいる人間の話の方が面白そうだからな」

 

 その返答を聞いた男は少しだけ考え込むように顎へ手を添えたものの、やがて苦笑混じりに肩を竦めた。

 

「まぁ……ご飯くらいなら良いか」

 

「助かる」

 

 ヴァールが嬉しそうに頷く一方で、ティニは主人へ小さな視線を送る。

 

「ヴァール様」

 

「どうした?」

 

「見知らぬ方へ気軽について行くのは、あまり推奨される行為ではありません。」

 

「その忠告はもっともだが、それは向こうも同じだろう。」

 

 ヴァールは穏やかに笑いながら男へ視線を向ける。

 

「名前も知らない相手を食事へ連れて行くんだからな。」

 

「あ、それは確かに」

 

 男は納得したように頷き、少し照れくさそうに笑った。

 

「じゃあ先に自己紹介しておこうか。僕はグラウっていう。中層で小さな便利屋をやってる、ごく普通の一般市民だよ。」

 

 そう名乗るグラウの表情には警戒よりも人懐っこさが勝っており、その気安さは初対面とは思えないほど自然だった。

 

 ヴァールも軽く一礼する。

 

「ヴァールだ。こっちは護衛兼従者のティニ。」

 

「よろしくお願いします。」

 

 ティニも簡潔に頭を下げると、グラウは「丁寧だなぁ」と感心したように呟きながら歩き始めた。

 

「それじゃ、せっかくだし安くて美味い店を紹介するよ。派手さはないけど、地元じゃ結構人気なんだ。」

 

 その言葉にヴァールは期待を隠さず笑みを浮かべ、人通りの多い大通りへ足を踏み出すのだった。





プロフィール

名前:ヴァール・オグィレフト
年齢:14歳
身長:160cm
体重:52kg
立場:オグィレフト家当主
家族:父母共に自身の謀略により他界
言語:現界共通語、数カ国の言語、複数の異界語
性別:男
髪色:黒髪に白いメッシュ
目の色:エメラルドグリーン


 外見的特徴
年齢より幼く見える中性的な顔立ちをしている。常に仕立ての良い貴族服を着用しており、表情は知的好奇心に満ちた鋭い眼差し、右耳にオグィレフト家の家紋を象った小さな耳飾りを付けている、研究用の手帳と万年筆を常に携帯している

好きな物:生物、生物図鑑
嫌いな物:無駄遣い、親
趣味:生物観察、生物の飼育


名前:ティニ・エーリ
年齢:19歳
身長:172cm
体重:64kg
立場:オグィレフト家 護衛兼従者
家族:不明
言語:現界共通語
性別:女
髪色:銀灰色
目の色:スチールブルー

 外見的特徴
長身で均整の取れた体格をしており、表情は変化が乏しく常に冷静沈着な面持ち、使用人らしい黒を基調とした実用的な制服を身に着けており数々の護身用装備を衣服の内側へ隠し携帯を有している、足音や気配をほとんど感じさせない

好きな物:ヴァール、温かい食事
嫌いな物:ヴァールを害する者、脚の多い虫
趣味∶ヴァールの世話、隠密行動

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