大学の授業をまとめて試験勉強にするタイプのそれを小説に落とし込んでやっていけばきっと自分も後進も役に立つだろうと思って書き始める、そんなお話。 作:貞篇・咀嚼撰師
生徒。学生。呼び方は様々である。しかしながらユウ青年に泣きつくイチゴ氏はさながらそのどれでもなく、前時代的な奴隷であると言えた。
一体どうしたのか。
「試験おしえてぇ~!」
「ニートの僕に何が出来るって?」
「じゃあ教授をブッココしてきてぇ!」
「テロ等準備ってことで。出頭してきな」
もう二十歳も当の昔に越えた彼等は、進路を互いに違えていた。だからこそこのように必死なイチゴ氏をユウ青年は蹴飛ばせている。
さて、一浪の女と罵倒されることも多々あるイチゴ氏がテキストを開こうとする。
「これおしえて」
しかし差し出されたのは粗末な保管をされたプリントであった。折り目しかなく、拳を叩き付けた窓ガラスの如くしわが付いている。ガサツここに極まれり、とユウ青年は感じた。
「えー、なにこれ」
よく分からないが、タイトルを見るにこの強化は数学らしい。しかしこの先頭の文字は何を意味するのか。
「代数学」
「今知た産業」
「算数とかで使ってきた演算とか。具体的にきっちり定める。絶望的に意味不明w」
「試験あるなら焦れよ」
「お"""ぶ"""え"""」
「きったねえ!」
一気に顔色が悪くなったイチゴ氏が咽頭からさっぱりイチゴジュース(オブラート包み)を吐き出したのでユウ青年が急いで拭く。ここ僕の部屋だぞ。
まるで五十路のおっさんのように汚い声を出し、イチゴ氏が改めて口を開く。
「あ""^~.でもさでもさ、話だけでも聞いてくれない? 他人に説明すると身に付くっていうじゃん」
「それで頼み込んできたの?」
「え? 教授暗殺を頼みに来たんだけど?」
「もしもし警察ですか?」
「ね"ぇ"待"っ"て"よ"ぉ"! "」
やれやれと溜め息を一酸化炭素のように吐き出したユウ青年。だが昔からこの頭の中薔薇園の奇苺は地頭だけは良いし、これも少し付き合ってやればすぐ終わるだろう。
「はぁ.少しだけだぞ?」
「お金なら出すよ」
「それを早く言え」
ノリノリでやる。先生とでも呼ぼうか? 教えを乞いてそこから金を巻き上げるの気持ちいいンゴねぇ~! ユウ青年はここで軽く達した。
この話は内面カスのユウ青年と、頭脳ポンコツなイチゴ氏の会話劇。そして何より筆者の試験対策まとめでもある。これ取らないと卒業出来ないからもうとれる手を幾らでも使っていきますの心意気で進んでいく。
代数学試験日:2026/05/29
ユウ青年 = 友人
イチゴ氏 = イッチ
まあ脳内友人で勘弁してつかあさい。そんなことより試験対策だよオラァ!