どうも、ハリーの伯母のペチュニアです。 作:Ψ( 'ω'* )
今ハリポタ呪いの子読んでて教授の行動に感動してます。リリーへの愛が大き過ぎて涙。ハリポタではイースター休暇も有るんですねおっどろき。
P.S.章追加して個人的に見やすくしましたカニ(ง ˘ω˘ )วカニ
甥の名付け親を助け出す為に一先ず手紙を書くことにした。勢いに任せて脱獄するんじゃないわよ、ハリーの為にと。どうやって渡すかだけど一先ず校長にフクロウ便で渡した。
アズカバンに出入り出来るのはそれなりの立場の人達ぐらいなので私も彼も無理なので繋がりのある人でそれなりの立場がある人はこの人だけである。
手紙くらいなら渡してくれるだろう。渡さなかったら脱獄されるだけだもの。あ、返事来た。無事手紙をだしてくれるらしい。そうなればいいなと言うラッキーの産物と捉えよう。
手紙を見て尚脱獄するなら拳骨するしか無いわね。これで多少大人しくしてくれると良いのだけれど。こればかりは本能だもの誰も分からないわね。
次にしなければならないのは捕獲と写真ね。それはハリーが三年生になってからが本格的に勝負所だわ。今は油断させて置かなくては。逃げられたらたまったもんじゃない。
その為の準備をしましょう。甥の友人が遊びに来た時偶々一緒にスキャバーズも一緒だった。その代わり檻から一切出て来ようとせずだったわね。そのネズミに餌を与える時彼も一緒だったから余計に震えていたに違いない。
そして『偶然にも』ハリーが手紙でそのネズミの指が欠けていて長生きしていると記載してあった。それをそのまま彼に伝えた。その時の彼の顔から笑顔が消え真顔なのに怒りに満ちていた。
それも仕方がない。裏切った上に殺人を犯しそれをもう一人の友人に擦り付けたんですもの。私だって許せないわ。例のあの人が怖いなら国外にでも逃げていれば良かったのに。寄りによって向こう側に着くだなんて。二重スパイしている幼馴染みの方が余程人間として出来てるわ。全ては私の妹の為だとしても。
「私がダンブルドア校長から闇の魔術に対する防衛術の教師の打診があったのは確かだよ。でも私は『あの男』を殺さなきゃいけない」
「駄目よ」
「ペチュニア君は優し過ぎる。リリーと同様に。だがこれは私の・・・私達(マローダーズ)の問題なんだ」
「殺すのが死喰人だったならそれは合法でしょうね。でも今のピーターは死人よ。生きてる証拠を集めて逃れられないようにするのが先よ。順番を間違えないで」
「殺人をするなとは言わないのかい?」
「そんなのしない方が良いに決まってるけどこの件に関して言えば、本当は私の手でやりたいくらいよ。簡単に殺したりもしないわ。だって可愛い可愛い妹を危険に晒した上でハリーが家族で暮らす未来を潰した許されざる者よ?気絶するまでぶん殴った上で椅子に縛り付け縄を解けないようにして、指の爪一つにつき一つ懺悔の言葉を吐かせて全て剥ぎ終えたら指を一本一本丁寧に切り落としてリリーがどれだけ優しくて懐が大きかったか再確認させた上で片目を抉り、」
「怖い怖い怖い怖い!!この手の話は一旦止めよう、ペチュニア一旦落ち着いて。ほらココア飲んで」
「・・・ごめんなさいね。自分のした事を後悔すらしない人とリリーが一時でも友達になってしまったのが許せなくて。私はね妹より心が狭いのよリーマス」
「いや、寧ろ憤りを感じていたのは私だけでは無かった事を知れてよかった」
「そういう事言ってくれるのはあんただけよ」
私も存外あのクソ野郎に鬱憤が溜まっていたらしい。ネズミとしてのうのうと生き長らえている事に。想像するだけならどうしようが勝手でしょう。実際にしたら倫理的に悪い事とされていても。
妹の存在はそれ程大きい。もし幼馴染みも反省せずに妹との思い出すら蔑ろにしてたら法を犯してでもどんな手法を用いてでもとことん後悔させた上で殺す選択をしたでしょうね。例え重要人物だったとしても。先の人生を犠牲にしてでも復讐を遂行したわ。此奴だけは生かしてはおけない、と。
口にしたココアは非常に甘く、溶け切ってない砂糖がジャリジャリとした。これは後で説教が必要ね。彼自らが飲む分を私に差し出した優しさは嬉しいがこんなの毎日飲んでたら体に悪過ぎる。彼の場合偶にでは済まない。超が付く程の甘党だもの。
一気に全てのココアという名の砂糖の塊を飲み干した。おかわりも用意するよと言われたがお茶を飲むから遠慮するわと伝えた。日本から通販で取り寄せたパックのほうじ茶にしましょう。すぐ出来て便利よね。
「取り乱してしまったけどもう大丈夫よ。話を戻しましょう。あんたは先生になるべきだわ。あの男を捕まえる為にも」
「そんなに都合いいのかい?」
「あの男はペットという形でホグワーツに居る。つまりホグワーツにいる間接触の機会が増える。機会が0から1になるのはかなり大きい」
「成程それは確かに一理ある。でも先程も言った通り順番を間違えなかったとしてもあの男を私は到底許せない。怒り狂って勢いのままなんて事も有り得る」
「それならアンガーマネジメントを意識してみたらどうかしら。一般的に六秒経てば落ち着きやすいのよ。今後ハリーにも教えて行こうと思ってたから丁度いいわ」
「それでも無理そうだったら?」
「周りに抑えてもらいましょう。幸いセブルスは学校の教授ですもの」
「・・・はぁ、君には敵わないよ。ハリーの為になるなら私が教授になるメリットの提示とデメリットの対処法すら教える始末だ」
まだジャリっとした砂糖が口の中に残ってる。甘過ぎるからと一気に飲むものではなかったかもしれない。ほうじ茶で残りの砂糖を溶かし飲み込む。
それから一息付いてから言葉を発した。
「ハリーはね、私にとって生き甲斐なの。私の世界はハリーを中心に回ってるわ。親代わりとして伯母として出来ることはなんでもしたいの」
ペチュニアに転生したと気付いた時からずっとそう。ある程度鍛えて居たのも赤ちゃんの時の魔力暴走で怪我しない為だったり作家として活動するのも甥が急に熱を出したり怪我したりした時即座に対応出来るようにする為だった。
実家で暮らすのも身内として少しでも甥が妹の事を知って居て欲しかったから。あの一瞬だけの母親の思い出だなんて、妹が命を賭してでも護った瞬間だけだなんて寂しいじゃない。
普通の幸せに満ちた『ハリー・ポッター』だっていいじゃない。だって普通の男の子よ。英雄だなんだって持て囃されて居ても一人の人で背負える重荷にも限りが有る。それを少しでも軽くする為にいつも通りの家で有り続けたい。
勿論それだけではないけれど、これは今後を知っている者からのただのお節介よ。私はこの人生の責任を全うしたい。原作や映画とは姿形は違えどね。
だから今出来る事を全てこなして甥の知らない所で全力でサポートするし身内の問題も解決したい。夢物語として語るだけじゃなく目的、手段、現実として私が再現可能なものは全て。
甥の代わりに私が死ねば甥が助かる場面に遭遇したとしたら喜んで身を捧げられるわ。そんな場面甥の心の傷になるから来ないで欲しいけれど。無駄死にだけはしない様に今後考えないといけないわね。
(若しかしてペチュニアって・・・否、まさかね。流石に幾ら甥に関わって居たとしても、彼女に限って魔法界関連に巻き込まれた際にいつか死ぬ選択をする筈がない、そうだろう?リリーやジェームズの様に私の知らない所で死なないだろう?)
「親心凄いね、この場合は伯母心かな。私としてもシリウスが助かるならそれに越したことはない」
「でしょう?その為にもあのネズミに気付かれても既に手遅れな状態にまで持っていくのよ」
「どうやって?」
「あらそんなに難しい話ではないわ。ハリーの友人は誰だったかしら」
「ロンかい?」
「そう、そのロンがネズミを飼っているならその家族と仲良くなればいい。保護者としても子供の友達の両親に挨拶もしておきたいしこれも丁度いいわね」
「そんな簡単な話かい?」
「あんたは兎も角私はあのネズミに警戒されてない。会ったこともネズミとして以外ではリリーの結婚式以来無いわ。正直舐められてる。ほら餌やりした時あんたからは受け取らなかったのに私やハリーからは受け取ってたじゃない」
「確かにそうだね。それならペチュニアがそこに居ても何ら行動はしにくいか。監視に丁度いいって訳だね」
「そういうこと。甥の友人が来た時私のファンだと言ってたから発売前の本を一冊甥と仲良くしてくれているお礼として先ずは贈ったわ」
「贈りたいじゃなくて贈った?」
「車で駅まで送った時手紙と共に渡したのよ。ご両親に渡しておいてと」
「準備早いね」
ダンブルドアが帰った後寝室で一人手紙を書いてたのよ。ウィーズリー家の人達はいい人達でこれから長い付き合いになるから一日でも長く付き合いをしたい。気軽に遊びに行ける関係を築く為にも。
その切っ掛けが先ずあの時だった。それを逃したら今度は夏休み期間に機会が有るか無いかだわ。そこまでは待てない。時間が有る様で意外と足りないのだ。あの名付け親を無罪放免で釈放するには。
難しくなく簡単だが面倒で、時間がギリギリ足りるかどうかが問題だったから。限られた中で助けるとなれば手段もある程度絞って即行動しなければ間に合わない、そのレベル。
・・・理解したくはないけど炎のゴブレットでクラウチ・ジュニアがムーディをホグワーツに行く前日に捕らえたと考えるとその行動も理解出来てしまう。え、あのネズミも手伝っただろうって?作戦を考えたのはジュニアでしょう。あのネズミはそれを手伝わされただけだわ。
「ニュアンスは違うけど戦いはどれだけ準備したか、どれだけ情報を集めたかが鍵になるのよ」
「まるでマクゴナガル先生の様な事を言うんだね。あっ、マクゴナガル先生って分かるかい?」
「甥から手紙で聞かされてるわ。真面目で厳格だけどクディッチの為なら多少の校則破りも目を瞑るとか。箒をプレゼントされたとか。授業で分からない所を聞きに行ったら案外丁寧に教えてくれる優しい人でも有るとも聞いてるわ」
「そう、そのマクゴナガル先生さ」
「光栄ね」
そんな会話をしていた時窓に梟がぶつかって来た。多分エロールだろう。フラフラしながら再度窓をコンコンと嘴で力無く啄いた。年老いた梟なので仕方ないわね。
窓を開け手紙を受け取る。その梟を一撫でし戻るならゆっくりしてから戻りなさいと伝えた。言葉を理解しているのか窓際で休憩している。
彼と共に手紙の内容を確認すると本に関する事と共に子供が世話になった事やら何やら書かれていた。有難い事なのだが思っていたより長かったのでまとめると以下の通り。
①本に関する事
②子供が世話になった事
③非魔法族の製品についての事(これが一番長かった)
④今度は甥を家に招待したい事
⑤時間があれば私と彼も共に来て欲しい事
である。
よく手紙で収まったと思う程分厚かった。特に③は手紙の半分を占めていたという。流石に全て手紙で答えるのは大変なので夏休みの時三人で共に家にお邪魔する旨を手紙に認め休憩していた梟に手紙を届けるようにお願いした。
充分休憩したからか手紙を持って元気に飛び立つ梟。ただ悲しいかな、ウィーズリー家に着く頃にはまた窓にぶつかってる姿が浮かんでくる。
「ハリーは夏休みも大忙しだね」
「夏休みは早めに宿題を終わらせて沢山遊ぶようにと伝えましょう。他に家に来る友達はハーマイオニーとドラコだったわね。ハーマイオニーは7月前半、ドラコは7月後半ね」
「じゃあロンの家に向かうのは8月中かな。ふふ、ハリーに仲良い友達が沢山居て私も嬉しいよ」
「私も同じく。いい事だわ」
話を続けていると今度は不死鳥が手紙を持って現れた。手紙が燃えないなんてどういう仕組みなのだろう。それを受け取ると不死鳥は瞬く間に飛んで行った。何度でも蘇る鳥は元気だわ。
再び校長からの手紙だろうかとそれを開くと何と名付け親からだった。代理としてそれを校長に託しらしい。しかし私の名前は何処にも書いて居らずお嬢さんとしてそれに記されていた。校長は一体何を考えて居るのだろう。私の名前を明かさず手紙を渡すとは。
手紙にはこう書かれていた。
“親愛なるリーマスと同居人のお嬢さんへ
先ずは手紙ありがとう。
そしてムーニー、一瞬でもお前を疑っていた俺が悪かった。今頃あのゴリラ女がハリーを育てているんだろう?悪戯してそれにキレたゴリラ女が拳骨する事が無いと良いが。
後はそうだなお嬢さんとお前が俺の為に動いてくれてるとダンブルドアから聞いた。恩に着る。それもお嬢さんは非魔法族なのだろう?余り無茶させたら駄目だぜ。釈放されたら久々に二人で飲みに行こう、約束だ。
P.S.ゴリラ女からハリーの親権を奪うにはどうしたらいいか釈放後教えてくれ。
シリウスより”
悪いわねゴリラ女=お嬢さんなのよ。後絶対に親権は奪わせないわ。甥が願わない限り。後多分あんたが思ってる程甥は性格が義弟に似てないわよ。私と彼が育てて先ず義弟に性格が似ることは無いのよ。
甥に拳骨する筈がないわ。あれは失礼な態度を取った人にだけよ。特にあんた。いい歳してゴリラ女呼びとかしてるのね。ふーん、それなら此方にも考えがある。今度は手加減なしで顔面でも構わないって事ね。OKOK・・・覚悟しとけよこの駄犬。
「・・・何とは言わないけど手加減はしてあげてね」
「い・や・よ」
(パッドフット・・・無事を祈るよ。一応フォローはしたけどこれは手紙にも確りと悪口風に書いた君が十割悪いからね)
閲覧ありがとうございました(*' ')*, ,)
次回はハリー視点で原作寄りで進めるので来月の月末か間に合わなければその次の中頃くらいになりそう。若しくは幾つかに話が分かれそうかもじゃないかも。