どうも、ハリーの伯母のペチュニアです。 作:Ψ( 'ω'* )
長くなるので一先ず分けました(それでも長いかも)。
※次回もハリーサイドオンリーです。
パーシーって頼られたり純粋に慕ってくれると嬉しくなる人物ダトイイナ!( 。∀ ゚)
P.S.ペチュニア√魔女も気まぐれで始めました!良ければ
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母さんは二人が話してくれた通り色んな知識を身に付けていた。僕達が知りたかった賢者の石についても事細かく書かれていた。その一文に永遠の命と書かれていて居た。きっとヴォルデモートは死にたくない哀れな人だと思う。
クリスマス後の残りの休暇をホグワーツで過ごしていたんだけど伯母さんと彼がダンブルドア校長から返しそびれたと言われたポッター家の家宝を被りちょっとだけホグワーツを探索した。このマント凄いんだ。透明になれちゃうんだもん。
でもなんでポッター家の家宝を校長が持っていたんだろう。謎だなぁ。そんな事を考えている内に知らない場所に辿り着いた。ホグワーツって広いから探検してるみたいで楽しいや。
うん?あの鏡なんでこんな所に有るんだろう。好奇心が勝って鏡に近付くと僕の傍には伯母さんとリーマス、母さんと父さん、それにハーマイオニーとロン、ドラコ、他にも沢山の人達が幸せそうに立っていた。
後ろを振り向いても誰も居ない。凄い不思議な鏡だ。何か仕掛けでもあるのかな?でも魔法学校だし何かしらの魔法が掛けられてるのかな。僕以外の人が見ても同じになるのかな。それともまた別の何かかな。え、伯母さん達にも見て欲しいよ。でもこんなに大きかったら難しいよね。
取り敢えずロンを誘ってまたここに来ようかな。その前にもう少し見ていたいかも。あれ?そういえば鏡の枠の上の方に文字が彫ってある。えっと、『すつうを みぞの のろここ のたなあ くなはで おか のたなあ はしたわ』?ウーン。文字の入れ替えにしてはバラバラだ。
でも何かしら読めそうな箇所はある。鏡がヒントとか?それなら鏡文字・・・あっ!反対からならスラスラ読める!!
『わたしは あなたの かお ではなく あなたの こころの のぞみ をうつす(私は あなたの 顔 では無く あなたの 心の 望み を映す)』だ!!だから伯母さんや皆が映ってたんだ。成程、凄いなぁ。
何度も覗きたいけど遠くの方から物音が聞こえたので見つかる前に寮に戻らなくちゃ。透明マントならその心配は無さそうだけど念の為にね。
翌朝ロンが眠そうな目を擦りながら起こしてくれれば良かったのにと欠伸混じりに言った。気持ち良さそうに寝てる所を起こすのは可哀想だったしこのマントを初めて使うなら家宝だから一人が良いと言ったら納得してくれた。
それから今日は外でジョージ達と皆で遊ぶ約束があって疲れるだろうから明日の夜一緒に行こうと誘った。返事は勿論さだった。嬉しいや。
「それにしてもその鏡って人の望みを映すんだろう?でもそれって自力で手に入れなきゃ意味ないよな」
「うん、そうだよね。でも僕は両親も映ってたから感動しちゃって」
「そういばハリーの望みってなんなの?僕はクィディッチキャプテンになって優勝してみたいし、長男のビルのように首席にもなってみたいよ」
「僕は皆と平和に過ごしたい事が一番かな。後はそうだなぁ・・・君達とこれからも友達で居たい!」
「君って英雄なのに望みが平凡過ぎないかい?後友達で居たいのは僕もだよ」
「英雄って呼ばれていても僕にとってはこうして過ごす一日がとても楽しいんだ。僕だってただの平凡な子供さ」
「ウーン、どうやら君はハッフルパフの素質も持ち合わせてるみたい」
「ロンって偶に組み分け帽子の様なこと言うよね」
「だって君を見てると寮の素質って何だろうって本当に思っちゃってつい口に出しちゃうんだ」
「素質云々より自分がどうありたいかが重要だもん。こういう人になりたいって」
「君って大人だね」
「伯母さんとリーマスの受け売りだけどね。僕から見て伯母さんやリーマスって大人として凄く格好良くてさ。将来あんな素敵な大人になりたいんだ!」
「そっか。僕もさっき言ったビルの様な凄い大人になりたいんだ。一番上の兄さんなんだけど対等に僕と接してくれてそれでいて頼りになって優しくて頭も良くて、イケメンなんだ。顔は変えようが無いけど他なら真似出来るかな?」
「真似じゃなくて自分の性格に落とし込むんだって伯母さんは言ってたよ」
「・・・?何が違うんだい?」
「ウーン、僕も全て理解してる訳じゃないけど例えば僕らが海の生き物に憧れているとして、そのまま海の生き物の真似をしても水中で呼吸は出来ないよね」
「うん」
「そこで何かしらの準備をするんだ。非魔法族なら酸素ボンベとか魔法族ならえら昆布とか。そう言った代替品で水中で息をする。それと同じようにそれぞれ形の合う代替品でなりたいものを形作る。そうすればより近付けるかな。完璧じゃなくても、無理なく理想の自分になる努力が出来るからさ」
「凄く納得したよ。僕も僕なりに手探りだけど頑張ってみようかな」
「応援してるよ!」
そんな会話を寮で楽しくしていたら後ろからパーシーが朝食の時間だと伝えてくれた。次いでにパーシーにもビルについて聞いたら尊敬できる兄だと答えてくれた。
大広間に向かうと双子がこちらに気付き手を振って来た。席に着くと今日は何をして遊ぶか皆で話し合いフットボールをする事になったんだ。
最初パーシーは勉強するから遠慮すると言ってたけど双子に腕を捕まれ外に連れ出され一緒に遊んだ。ブツブツと文句を言っていたが始めると楽しそうだったので勉強の息抜きに偶に一緒に遊んで欲しいと頼んでみたら僕がいる時なら良いよと言ってくれた。えへへ、なんか嬉しいな。
ただその後双子がボールをパーシーの顔面に当てて眼鏡が割れちゃって双子に説教してた。ちょっと長かったので少し離れた所でロンと話してた。夏休みウチに来なよって。伯母さんに相談してから日にちは決める予定かな。伯母さんは駄目とは早々言わないだろうし。夏休み三人全員に会えるなんて幸せかも。
双子の説教を終えた所で昼の時間が来て昼ごはんを皆で食べまた外でフットボールをして夜ご飯、今日はそれだけで一日を終えた。
そして翌日の夜ロンと一緒に透明マントを被りあの場所へと向かい鏡を見てもらった。すると予想外の言葉が帰ってきた。ホグワーツの料理が毎日豪華になる光景だって。
望みってそういうものも映すんだね。ロンお腹空いてるのかな。そうだよね、こんな夜中に寝ずに出歩いてたんだもん。寮に戻ったら伯母さんがホグワーツに戻る時に持たせてくれたクッキーお裾分けしようかな。
それから数日が経ち皆がホグワーツに戻って来た。やっぱり四人で居るとしっくり来る。
「なぁハリー。賢者の石について父上に聞いてみたんだが」
「あら偶然ね。ハリー私も独自に図書館でちょっと魔法界とは違うかもしれないけど調べてみたわ」
「僕達もハリーのママの部屋で調べたんだぜ、な、ハリー」
「うん。じゃあさ、ドラコから順番に話を聞きたいな。沢山情報があった方が良いよね」
「それじゃあ遠慮なく。父上に聞いた話では・・・」
皆の話を聞き終えた後辿り着いたのは例のあの人は賢者の石を使って復活し永遠の命を手に入れる事だった。人として終わってるなぁ。死にたくないだけなら分かるけど永遠の命は苦痛しかないよ。人生って短いからこそ皆進化し続けるのに。
この人だけ逆行してるなと話したらそんな事を言うのは君ぐらいだと皆に言われた。恐怖の対象じゃないのかとロンとドラコに言われるしハーマイオニーに至っては研究対象として見てるのかしら?
と言われる始末。ある意味そうかも。分かり合えないからこそ知りたいというか、敵を知り己を知れば百戦危うからずって言うでしょ。つまりそういうこと。
その賢者の石を誰が狙っているかの話題に切り替わると意見が割れた。ハーマイオニーとロンはスネイプ先生、僕とマルフォイはクィレル先生。
二人の意見はよく僕の事を減点したり僕の事を凄く見ていて怪しいかららしい。確かに見られてるけど不快感は無いんだよね、僕をじゃなくて僕を通して誰かを見ているみたいに。
逆に僕やドラコは普通過ぎて怪しんでる。いつも通り何かに怯えて居て、いつも通り生活していて。すれ違いした時に挨拶しても震えていて。そこまでなら違和感は感じなかった。でもトロールが侵入してきた時は知らせると同時に意識を失って。ここが一番引っかかったんだ。
恐怖に怯えて震えているのに何故その場で意識を失わなかったのか。叫ばなかったのか、後々考えるとあの人の近くに例のあの人が居て常に怯えて居るんじゃないかって。従わざる負えないのか自ら従っているのかは分からないけど。前はそんな風では無かったとハグリッドも言ってたし。
伯母さんの本にもよく本当に怖いのは内側に秘めて表に出さない憎悪の敵が出てくる事があったしそうなのかもって。
そこまで話すとハーマイオニーは少し考える様に黙り込みロンはそんなに複雑なのかなと頭を捻った。ドラコに至っては深く頷き僕の話に同感だと伝えてきた。
「もしハリーの言った通りクィレル先生の近くに居るとしたら・・・ホグワーツに侵入出来るとしたら恐らく体の一部にくっ付いてる可能性が有るわ。全部を肯定する訳では無いけれど有り得ない話じゃないもの」
「うげぇ、例のあの人を体の一部にくっ付けてるだなんて気持ち悪い!」
「だがダンブルドア校長から見付からないという点についてはこれ程納得いく者もないぞ」
「だったらクィレル先生と仮定して「ちょっと待ってよ。スネイプ先生もまだ怪しいよ!」勿論私だってスネイプ先生に疑問を持ってるし怪しさを捨てきれてないわ。ただどちらも有り得るから一旦話の上で有力なクィレル先生の身の回りを探ろうという話よ」
「そういうことなら仕方ないか。分かったよ」
「探るなら良いものが有るよ。丁度皆に見せたいものがあるんだ。ね、ロン」
「ああ、『アレ』を使うんだね!すっごく丁度いいと思うよ!」
「「アレ?」」
二人が首を傾げる。僕とロンは悪戯をする時のような顔を浮かべ声を揃えてこう言った。
「「透明マントさ!!」」
するとドラコはすぐに理解したようで成程と相槌を打ちハーマイオニーはその物を知らずかまだ首を傾げたままだった。そこでロンがハーマイオニーに透明マントの事を説明した。
被るだけで透明になれる代物なんだ。普通の透明マントは使い続けると劣化して普通のマントになっちゃうけど僕の透明マントは特別製でいつまでも使える代々の家宝で今僕の手元にある。確か吟遊詩人ビードルの物語に載ってたとドラコが説明を付け加えると納得したけど本物かどうか実物を見るまでは信じないとも語った。
気持ちは凄くわかる。だって僕も彼が居なくて伯母さんだけしか育ててくれなかったら本当かどうか怪しんでたもん。現実離れしてて。そんなこと言ってしまえば魔法だって現実離れしてると言われればそれ迄かな。
折角だから今夜こっそり寮抜け出して四人であの場所へと向かう事にした。ドラコの事は寮の近くまで迎えに行って見付からない様に配慮しつつ目的地へと向かい辿り着くと背後から声を掛けられた。
「おや、こんな所で何をしておるんじゃ?」
「ダ、ダンブルドア校長、その、えっと、」
「ぼ、僕達はその・・・!」
「さっきまで誰も居なかったのに!嗚呼終わったわ。きっと凄く減点されて罰則も有るわよね・・・これは自業自得だわ・・・もっと考えて行動すれば良かった・・・!」
「ごめんなさい!!僕が皆にこの鏡を見てもらいたくて・・・。だから!三人は悪くないんです!」
「そう慌てるでない。叱ろうとした訳でも減点する気も罰則する気も無いからのぅ」
「・・・じゃあ、なんで」
「ハリーがみぞの鏡にハマっとると思ったからじゃ。実際はそんな事なかったがのぅ。それは誠に危険なもの」
「危険?」
「欲しいが故に手に入らないと知りながらも鏡の中に映されると、いつまでも鏡の前から立ち去ることが出来んくなるからじゃ。人によっては鏡の前で亡くなるまで傍に居てしまうかもしれんのじゃよ」
「そっか、確かに愛されなかったら僕もそうなってたかもしれないんですね」
「その通り。してドラコとハーマイオニーには何が映るか一度確かめてみるかのぅ?」
「はい、確かめてみたいです」
「私は本当にみぞの鏡が望みを映すのか知りたいです」
「良かろう。しかし今後この鏡は別の場所に映す。探してはならぬぞ」
「「「「はい!」」」」
「うむ、良い返事じゃ」
先にハーマイオニーが鏡の前に立つ。すると学生時代に勲章を幾つか受賞して首席で卒業する姿が映ったらしい。その次のドラコは僕達が全員スリザリン寮で皆で楽しく過ごす姿が映ったのだとか。二人共らしい望みだね。僕もドラコがグリフィンドールに来てくれたらとかハーマイオニーなら勲章取れそうとか思っちゃう。
そして帰りはダンブルドア校長が僕達を寮まで送ってくれたお陰で誰ともすれ違わずに戻ることが出来た。その二週間後更にハーマイオニーが興奮気味でとある本を見せて来た。図書館から借りて来たらしい。
その本はまだ僕は借りてなかったな。今度借りて読んでみようっと。指された箇所の文章を読むとニコラス・フラメルがダンブルドア校長と友人であるという一文だ。だから賢者の石を保管して居るのかもしれないと。
それはクィレルが狙うのも無理ないかも。自分の近くに賢者の石が有るなら好都合だもんね。例のあの人の復活にも役に立つみたいだし。だとしたら尚更賢者の石を護らなくちゃ!
でもその前にクィディッチの試合と試験が迫っている。特に試験は二年生に進学する為に必須だから合間合間を見繕って少しずつ予習復習している。偶にハーマイオニーと一緒に。ロンはその、勉強自体は苦手だから気が向いたらって感じ。どちらかと言えば感覚派だから。
ドラコとも勉強するけど要領がいいのか色々と教えてくれていつも助かっている。感謝を伝えると照れくさそうに笑顔を見せてくれた。これが伯母さんのテクニック、ツンデレ気質の人は兎に角褒めよ!かな。とても良い笑顔で僕は友達として誇らしいや。
試合の時は好敵手としてシーカー同士で戦うけど終わる頃にはどちらが勝っても熱い握手を交わした。その光景に感動したマクゴナガル先生は拍手をしながら涙を流しこれぞ青春と頷きスネイプ先生に同意を求めていた。スネイプ先生は表情一つ変えずに無言を貫いた。
後にハーマイオニーがスネイプ先生が何が呪文を呟いて僕を妨害してるかもと怪しんでこっそりスネイプ先生のローブを燃やしたらしくその時に丁度僕の箒が暴れなくなったから余計に怪しく見えたけど、その隣にクィレル先生も居たからどちらが、とまではハーマイオニーも検討が付かず終いで終わった。
試合後ドラコは急に僕の箒が暴れ出したことを心配してくれた。事の顛末を話すと少し考え込み体の一部に例のあの人が居る仮定なら例のあの人自信が呪文を放ちスネイプ先生はその逆の呪文で妨害していたのかもしれないと言う。
ウウーン。もどかしい。どちらも最後の一押しが無くて決めに欠ける。毎回透明マントで深夜出歩く訳にも行かないし。そのお陰でクィレル先生の後も付けないし。気付いたら見失っちゃうんだもんあの人。
あの人だと思うけど絶対的な証拠がない。だからどうしようってなるし本業が学生だから時間が単純に足りない。今度伯母さん達に上手い時間の使い方教えて貰わなくちゃ。やるべき事とやらなきゃいけない事を上手く擦り合わせ出来るように。
「ハリー勉強は順調かい?」
「パーシー!うん、それなりにね。でもやりたい事が多過ぎて勉強の時間が足りないかも」
「僕も一年の頃同じ様な境遇だったから気持ちはわかるよ。それなら得意科目の復習は程々に苦手意識のある科目中心に勉強を進めるのも手だよ。僕はそうして監督生にまでなれたから。参考にしてくれ」
「わあ、ありがとう!!とても助かるよ!」
「パーシーってハーマイオニーやハリーには甘いよね。僕とは兄弟なのに勉強面ではそんなに甘くないじゃないか」
「だって君は勉強して居ても僕の言葉に耳を貸さないだろう?大切な弟である事には違いないけど耳を貸さない相手に教えるも何も無いね」
「うぐっ・・・それはそうかも」
「これからはもっと勉強するべきだわ、ロン。貴方だって出来ない訳じゃないのよ。あんなに素晴らしいチェスの腕前の持ち主なんだから」
「そうだよ!それに知識があると理想の自分に近付けるんだよ!」
「そこまで言われたら頑張るしかないね・・・。パーシー、今後は勉強の事でも君の言葉に耳を貸すから分からない事は聞いてもいい?」
「勿論さ。互いに尊敬するビルに近付けるように共に頑張ろうじゃないか」
「うん!!」
兄弟っていいな。僕にも兄が居たらこんな感じなのかな。
「ねぇハリービルって誰?」
「ロンの一番上のお兄さんだって。ホグワーツを首席合格したらしいんだ」
「まあ!凄いわ!それは尊敬できる人よ。私も憧れちゃうわ」
「僕も僕も!」
「兄さんの事だけど照れるね」
「ああ、きっと手紙にこの事を書いたら兄さんも喜んでくれると思う」
勉強で繋がる絆というのもあるのだと熟熟感じた日だった。そして今後勉強会をする度に人が集ま出てくるのはまた別のお話。
そして勉強をしながら考えるのはやはり賢者の石についてだった。二人のどちらかが確実に例のあの人側でもう一人がダンブルドア校長側で。でも案外あっさり分かったりする日が来るのかもしれないね。
閲覧ありがとうございました(ˆ. ̫ . ꜀ˆ)
原作が手元に存在してるとどんどん書くスピードが上がる気がする。あの、本当に来月末予定だったんです(ガチ)後ドラコはツンデレだと美味しい・・・褒めると照れつつも笑顔になってて欲しい(願望)