ウェンディとオリ主は遥か昔に出会っていて、義理の親子(実際は主従関係)みたいな設定になります。
それを加味して読んでいただければ幸いです。
まさかの子供が参戦ということで、不安がる一同。
そこへ、二足歩行の白猫がやってくる。
「シャルル、ついてきたの!?」
あの白猫はシャルルという名前らしい、どうやらウェンディだけでは心配だったようで、付添人として来たようだ。
まぁ、確かに小さい頃は、そそっかしかったと、思い出に浸っていると、エルザは早々に受け入れたらしい。
そんなエルザに、ウェンディは会えたことを感動していた。
流石は真面目なエルザだと感心していれば、ハッピーはシャルルに対してアピールしているようだ。
青春しているようで何よりだと、頷いていればレンにイヴが、将来は美人になるなと喋っていた。
ふむふむ、ウェンディの将来性に着眼するとは、分かってるなと、父親面をしていた時。
トライメンズのヒビキが、ウェンディに近寄り肩に触れようとする。
触れる寸前にヒビキの手首を掴んで、ウェンディから遠ざけようとする。
ヒビキが、何ですか急にと言ってくるため、ウェンディに対して
そんな僕たちの十八番だから無理ですと、キリッとした顔で異議を唱えるが
「あぁ゙?何か言ったか?」
「サー!イエッサー!」
修羅の気配を纏ったランスのドスの効いた声に、トライメンズの三人は、瞬時に敬礼のポーズを取る。
トライメンズの三人は、その昔、ランスと面識があった。
ヒビキは路地裏にいる闇ギルドの下っ端たちを、私刑をする正義の味方ごっこをしていて、結果闇ギルドに捕まり息絶える寸前、ランスに救われた後は、イケメンという理由だけで
次にレンだが、
最後にイヴなのだが、史上最年少で評議院の検束部隊ルーンナイトという、エリート集団に配属され天狗になっていた時のことだ。
偶々、評議院に呼ばれていたランスはイヴと出会ってしまう。
当時のランスは、王城を襲った大罪人として新聞に載っており、そんなランスをイヴは捕まえようとするが、ランスは呼ばれて来たと主張しているにも関わらず、全く聞く耳を持たずに建物を、破壊しかねない魔法させようとしたため、仕方なく武力行使で沈めた。
だが、それ以来会えば魔法を放ってくるため、いい加減面倒だということで、正式な試合をしコテンパンに倒すと、天狗になっていた性格は鳴りを潜め、任務にも真面目になったと、検束部隊
の隊長にも感謝された。
そんな事もあってか、トライメンズはランスに頭が上がらなくなっていた。
ヘラヘラしているヒビキはノリでやってるだけで、レンとイヴは本当に畏怖しているようで、顔を青くさせていた。
普段からは考えられないランスの姿に、ルーシィは、何度も瞬きをしては驚愕していた。
他の面々もルーシィと同様に、ランスの態度に驚くが、エルザとジュラに一夜だけは、ウェンディの異様な魔力に気付き、見定めようとしていた。
尚、騒ぎのど真ん中にいるウェンディは、アワアワと慌てているためシャルルが落ち着かせようとしている。
その光景に、シャルルをグランディーネの面影を重ね、クスッと笑ってしまう。
一騒ぎあったが、ジュラが場を収めて、
ジュラからの情報によれば、奴らが狙っているのはニルヴァーナらしい。
昔の話にはなるが、ある悪魔共を矯正するために使ったのを思い出す。
確かに、アレを起動させられるのは不味いな。
思考を巡らせていると、ジュラから
コブラ、ホットアイ、レーサー、エンジェル、ミッドナイト、ブレイン。
ここまでは事前に調べていた通り、情報に齟齬はない。
だが、
名前は不明だが、ルーンナイト達が捕縛しようとした時の映像が残っていたらしく。
見た目は、血の通ってないような白い肌に、体中に黒いモヤが掛かったような姿。
そして、ソイツが何かを発した瞬間、ギザギザした歯を持った触手と思わしき悍ましいナニカが、夥しい数出現し兵士たちを飲み込み、一帯は血の海になったという。
ソレを聞いた面々は、より警戒を高めることになる。
ルーシィとウェンディは怖がり、二人で体を抱き寄せ震えていた。
君たち、仲良くなるの早いな。
というわけで、その新入りの相手をするのは、俺かジュラ坊又は、エルザに一夜の誰かがするということで決定した。
噂すら聞いたことのない俺が、相手取ることになったからか、リオンは文句を言っていた。
ソレについて、マジかコイツと周囲は驚いていた。
ナツもナツで、戦えないことに吠えていたが、帰ったら俺が相手するから我慢しろと言えば、仕方なく納得したようだ。
ま、弟分であるナツの成長も気になってたし、丁度良かった。
とはいえ、例の人物に胸騒ぎがした俺は、皆にトイレに行くと言い、ひとけの無い場所まで赴くと、通信用ラクリマを起動する。
「あー、聞こえる?」
「ふわぁ、聞こえてるよ」
俺が問い掛けると、通信先の魔法馬鹿は眠たいのか、欠伸をしながらも、返事をしてくれた。
普段、直接会って話をしているためか、通信をしてきた事に、相手は珍しがっていた。
此方から掛けた通信が、世間話をするためじゃないと気付いたようで、用件を聞いてくる。
「神器を使う可能性がある案件になった」
ニルヴァーナの件を伝えると、理解してくれたのか、渋々承諾してくれる。
緊急時とはいえ、あの場所から神器を離したくない気持ちは、俺も同じだ。
俺にとっては大切な友人であり、アイツにとっては掛け替えのない
「悪いな、