そして、言っておかねばならないことがあります。
オリ主が、ナツたちとイグニールたち含めた全員と、遠い昔会っていたという事実は変えませんが、オリ主の出自を含めた設定を変えたいと思いました。
今更ながら、オリ主とウェンディの年齢差が20も離れていて、一応オリ主は常識を弁えています(仲間とウェンディの事となると暴走はしますが)。
それにより、ウェンディをヒロインと謳っているのに、主従としての関係に留まり、恋仲にはならないと判断しました。
そのため、ナツたちと生まれた年を同じすることにより、そういった仲に出来るよう変更します。
とは言っても、変更するのはオリ主編のみで、これ迄の話に関しては変更が無いよう書かせていただきますので、本作の非公開はございません。
それに伴い、旧オリ主編は削除を検討しています。
6月いっぱい迄アンケートを取り結果次第では、没案として残留又は削除となります。
長々と駄文を書いてしまい申し訳ありません。
では、本編をどうぞ
俺が、悪魔を滅し仲間の下に戻れば、笑顔で出迎えてくれなかった。
理由としては、不死身の体とはいえ無茶をしすぎというモノで、以前仕事で同伴した、エルザにジュラ、一夜からも当時の仕事の際にも、同様の出来事があり、幾ら死なないとはいえ、夢見が悪いと小言を頂いていたため、その場に正座をさせられ、叱られてしまった。
俺を正座させるなんて、評議院の幹部でも出来ないぞと、戯けてみるが有無を言わさない睨みで、こちらの発言権を奪い取っていく。
はい、すいません。反省してます、ホントに。
そんなこんなで、ペコペコと謝りながら、視線をナツたちへ向けると、エルザの気迫に怯え体を震わせていた。
余程、三人の剣幕が恐ろしいらしく、その近くにいた、ウェンディは涙目になっていた。
それを見て、俺はそろそろお開きにと、首を動かし泣きそうなウェンディへと、視線を誘導する。
この現場を作り出した張本人が、何を言うかという、目線を頂戴したが、自己犠牲しすぎという名目の反省会は、やっと終わりを告げ、正座により血行が悪くなり、痺れた足を上下に振っていると、ウェンディとシャルルがやって来た。
なんの用事だろうと尋ねてみれば
「身を挺して守ってくれたのは助かったけど」
「もう二度としないでください!」
ムスッとした表情で言うシャルルとは、正反対にヒクヒクと落涙させながら喋るウェンディ。
そこでハッとする。涙を溜めたのは、三人の勢いによってではなく、俺自身が泣かせてしまったことに。
「悪かった」
顔を俯かせながら、謝罪するランス。
守るべき存在を泣かせてどうすると、肩を震わせる。
そうして、ウェンディから告げられる。
『なるべく、自己犠牲を厭わない行動はしないでほしい』と、
『ホント昔っから敵わないな』と、約束を飲む。
昔という言葉に、ウェンディとシャルルは首を傾げるが、気にすんなと有耶無耶にする。
そんな時、一夜がトイレに行きたいらしく、この場から離れようとすると、何かに激突していた。
不思議に思い、確認すれば周囲には術式が現れていた。
これは結界、しかも、検束部隊の魔法か。
周囲が困惑する中、ランスは術式を解析し、敵によるモノではないと判断し、木に寄りかかり口を閉ざす。
ランスの予想通り、大勢の部隊が姿を現した。
評議院が、新たに選抜した検束部隊。
個々の戦力は、並の魔導士程ではあるが、集団戦となるとS級魔導士も苦戦する。
この情報は公になっておらず、何故俺が情報を持っているかと言えば、発足並びに部隊の選抜式に呼ばれ、無駄に大層な椅子に座らされ、見守っていたからだ。
発足した初日に、襲撃され再び崩壊などという無様を晒したくなかったようで、念には念を入れ俺が呼び出された。
結局、式典では何も起こらず、無駄足に終わった。
その後に、行われたバイキングという名の顔合わせがあったが、中心人物である検束部隊を放置し、評議院への新参者たちが俺に対して媚びへつらってきた。
評議院に入った事により、俺の存在を知ったらしく、げんなりとしながら対応する。
飯が旨いため、ウンザリとしながらも捌いていたが、いい加減煩わしく思い帰ろうと、その時検束部隊の一人がやって来たのだった。
そういや、世間では大罪人と呼ばれている俺に、周囲の隊員は怪訝な顔で寄り付かない中、瞳を輝かせて色々質問をしてきた奴がいたな。
確か、ソイツの名前は
「ラハールと申します」
噂をすれば、大勢いた部隊の中から、件の人物であり検束部隊の隊長が現れた。
そんなラハールが、俺がいることに気づいたのか、目を点にしていたため手を振る。
だが、流石は隊長に選ばれた男で、直ぐに表情を改め隊長としての貫禄を出す。
発足された日から、そんな経っていないのに、風格が出ている辺り、相当な苦労を察して、憐れむランス。
そうしていれば、ラハールがホットアイを捕縛しようとするが、ジュラが制止しようとするが、ホットアイは自らの罪を償おうと自首する。
途中、ホットアイの弟の話になったが、どうやらエルザたちが、以前出会っていたようで、大陸を旅し元気という情報を知れば、感涙し頻りに感謝を述べていた。
まぁ、ここ迄は穏便に進んだのだが、問題は此処からだ。
評議院が所有する拠点の破壊に、エーテリオンの投下の重罪を犯した。元評議院ジークレイン、ジェラール。
記憶喪失という理由で、逮捕に抗議するが、ラハールは規律を重んじているため、却下される。
とはいっても、ニルヴァーナの破壊に
そんな彼を、連行する検束部隊にエルザの腕が震えた。
それを目撃したナツは、エルザの意思を代弁するかのように、検束部隊相手に暴れまわる。
それに共鳴して、他の者たちも加勢し始め、収拾が付かなくなっていくが、エルザの一声により騒ぎは収まり、ジェラールが連行されるのを悔しくも見守る。
だが、何かを思い出したのか、咄嗟にジェラールがエルザに振り向き、髪の色について言及する。
そうして、ジェラールが装甲車に乗せられ、ラハールも続いて乗り込もうとしたとき、加勢もせずに静観していたランスが寄ってくる。
ラハールは、何かを話そうとするランスに耳を傾ける。
「ラハール、面会だけでも許してやれねーか?」
突然の申し出に、瞠目するラハール。
それもそのハズ、口を開いたと思えば、不可能な要求。
隊長の権限があるとはいえ、決して一人で判断できない内容、ましてや既に判決が出ている状況。
そんな中、無理難題を押し付けようとするランス。
無茶な要望に断りを入れるが、諦めなかった。
「だったら、上の連中に伝えてくれ」
凶悪犯のように、ニヒルな笑みを浮かべながら
「
閑話休題
予想になるが、
瓦礫の山となり、どうしたものかと頭を働かせていると、ウェンディから
というわけで、ありがたく使わせてもらう。
仕方なく一人だけで、
奥に鎮座するローパウルに、会釈し座る。
「変わりないようで、何より」
「にしし、そっちもな」
二人とも、実年齢でいえば既に黄泉の世界に飛び立っているはずなのだが、片方は不死身によって死なず、片や思念体で現世に留まっていた。
出会いは、ある者たちの悪しき心を浄化するため、ニルヴァーナの使用許可を貰いに、ソレを監視するローパウルの住処である、この村に二人の男が現れたことだった。
当然だがローパウルは、その事に反対し追い払った。
だが、翌日も二人は現れては、懇願する。
再び追い払うも、来る日も来る日も、時には畑を耕していれば、手伝いと称して要求。
風呂に入ろう準備をしようとすれば、既に沸いた状態であったりと、あの手この手で嘆願してくること、五年。
そんな年月もあれば、二人の人となりは理解できる。
そのため、使用後はニルヴァーナの破壊という契約のもと、行われたのだが、浄化した者たちがランスの相方と魔力が、同一のモノと判断されてしまったため、6つあるラクリマの同時破壊を達成できなかった。
それに、ローパウルは憤慨するも、その相方が並大抵の魔導士では、解除できない封印をしたと口にすれば、怪しみながら封印を目にすれば、何とか許しを得た。
だが、今回の一件で封印が解かれたので、叱責されると思っていたが、無事破壊されたことでお咎め無し。
とはいっても、あの時壊してたらと、小言は言われた。
そんなこんなで、昔話やらをしていると、役目を果たしたローパウルは、明日の昼間、皆に真実を告げて現世を去ることを伝えてくれた。
妥当っちゃ妥当だが、ウェンディとシャルルは泣くだろうなと予想し、俺はため息を吐く。
とはいえ、ローパウルにも突然の別れに罪悪感があるようで、涙を零しながら覚悟を決めていた。
そりゃそうだ、家族との別れなんて経験させたくないし、ローパウルにとっちゃ、二度目だ。
漢の涙を前に、俺は視界を閉じ耳に入る音を遮断する。
そうして、迎えた当日。
ほぼ丸一日眠った面々は、スッキリした様子で朝食にしては、豪華すぎる品々に目を輝かせ、ありついていた。
食事が終われば、ナツたちの服がボロボロということもあり、ローパウル力作の衣装を受け取り、女性陣はどれにするか悩みこんでおり、我ら男性陣営は暇だからと、ジュラと共に魔法の性質変化を教えていた。
流石は、あの魔法バカの弟なだけあって、 ナツは筋がとても良く、直ぐに会得していた。
リオンも最初は苦戦していたが、ナツ程とは行かずとも、柔軟性を持たせ、鞭のようにしならせていた。
問題はグレイで、いくら試しても只の造形にしかならず、苦戦していた。
リオン風に言えば、静の造形魔法、つまり動かない氷を生成していた弊害が出ていた。
とは言っても、氷で造形した弓矢で、レーサーを倒したとのことなので、時間を掛ければ習得出来ると伝える。
だが、ナツにも劣らない負けず嫌いのため、兄弟子であるリオンとナツに先を越され、闘志を燃やしていた。
あと、
俺の指導という、苦い記憶が脳裏に過ぎり、足早に
無意味と伝えようとしたが、野暮だと思い口を噤む。
すると、ルーシィたちが着替え終わり戻ってくる。
そして、逃走した野郎共は、為す術なく振られたようで、首を俯かせながらトボトボ歩いてきた。
まぁ、予定調和なので無視するとして、全員が集合したのを、察知してローパウルが広場にやって来る。
皆に対して、一連の出来事に感謝を述べると、流れ的に宴だとナツが声を出すと、先程まで落ち込んでいたハズの
確かに、切り替えが早いのは利点だとは思うが、お前らの情緒って、一体どうなってんだ。
俺が、ジト目で眺めていると、ナツたちも陽気な雰囲気に当てられたのか踊り出す。
だが、そんな空気は長くは続かなかった。
ローパウルが、隠していたニルビット族の事を話せば、ナツは宴の雰囲気を壊してまで話す事かと、ハッピーと共に首を傾げる。
だが、そんなナツたちを無視し、言葉を紡ぐ。
製作者であり、ニルヴァーナが産まれた経緯、ニルビット族に起きた悲劇、自身が最後の生き残りであること。
話終えると、
俺が知らぬ間に加盟したギルドだと、思っていたのだが、この場所に来て全てに気づいた。
この村に到着するやいなや、幻影たちは口に指を当て、俺が喋ることを禁じた。
それもそのはず、
つまり、居場所のないウェンディのための、たった一人だけの魔導士ギルド。
平和の国の生き残りであるローパウルが生み出した、虚像でありながら
次々と消えゆく仲間に、ウェンディとシャルルは涙を流すが、ローパウルは俺を指さす。
「おまえたちには、本当の仲間がいるではないか」
家族を想い、優しく微笑むローパウル。
そんなローパウルに、更に涙を溢れさせるウェンディ。
ポワポワと、次第に存在が薄れていき、二人に激励の言葉をかけ、俺たちに託してくれた。
涙を流しながら、マスターと叫び走るウェンディ。
その瞬間、ローパウルは光の粒子となり天へ還った。
泣き叫びながら、膝をつくウェンディ。
また一人の友人が、現世から去ってしまった現状に俯いていると、顔の横に風が吹いた。
「ランスよ、ウェンディとシャルルを頼む」
『たく、悲しむ暇くらい与えろ』と、文句を言いたくなるが、その声の主に『その為に俺がこの時代にいる』と、不敵に笑えば、なぶらという言葉が聞こえてくる。
泣き崩れたウェンディに近寄り、肩に手を置く。
「大切な者を失って、ポッカリと空いちまった心の隙間ってのは、仲間が塞いでくれる」
涙を流しながら、振り向いてくれた。
「来いよ、
何周してもアニメでも漫画でも、六魔将軍編ラストは涙無しには見られませんでした。
オリ主編6月末に締め切り
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没作として残留
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