読んでくださった皆様、これからも駄文が多い。
どうか、これからも、この作品をよろしくお願いします!
ゼレフに不死身を打ち明けた、あれからというもの、日常に変化は一切ない。
いや、変化はあったか、手始めに竜災及び人災で、亡くなった者たちへの手向けとして、空洞の近くに巨大な墓は完成した。
そんな時、偶々ではあるがイグニールが現れ、俺はあの時の事を謝ったりするが―子が親に迷惑をかけるのは当たり前だ。気にするなと頭をワシワシと撫でられる。
叶わないなと考えていると、イグニールの後ろから桜色の毛髪をした少年が現れた。
名前をナツ・ドラグニル、ゼレフの弟らしく驚いた。
あの冷静沈着…いや、魔法バカなアイツとは違い、かなりのヤンチャ小僧なようで、イグニールも手を焼いていると笑っていた。
一頻り話し終えると、俺はイグニールたちが、寝床を構える森へ連れて行かれる。
そこに居たのは、メタリカーナとグランディーネに、バイスロギアやスキアドラムといった、あの日のメンツが揃い踏みしていた。
別段、他のドラゴン達も当時のことは気にしていないらしく、何なら暴走したことを茶化してくる。
そんな彼等の優しさに笑みを浮かべてしまう。
すると、各ドラゴンたちの後ろから四人の子供たちが現れる。
他の三人は初めて見るが、一人の子供に俺の目は釘付けとなってしまう。
その子というのは、父に似た青い髪をボブカットに切り揃え、母親譲りの茶色の瞳を持った。
ゲイルたちの忘れ形見であるウェンディがいた。
成長した姿に思わず、涙を流す俺にドラゴンたちは、静かに見守ってくれていたが、ナツにガジルは泣くなんてダサいと馬鹿にしてくるが、メタリカーナにイグニールが拳骨をして諌める。
急な涙を流した俺に、ウェンディは驚くが、大丈夫と左手を掴んでくれる。
すると、グランディーネは、ウェンディに対して俺が新たな家族になると言い出す。
その言葉は聞き捨てならん、ランスはオレの息子だと、イグニールは噛み付く。
そこにナツは、なら俺の兄ちゃんだ!と嬉しそうに声を出す。
結局のところ、この森に一緒に住むのだから、関係ないということで、話し合いは終わった。
そんなこんなで、快く受け入れてくれた皆に感謝すると、ここには俺以外にも人間の大人がいるらしいが、今は用事があるようで外に出向いているとのことだ。
そんな訳で、夜は俺やドラゴンたちが狩ってきた動物の肉に、採取した野草や木の実で豪勢な宴をした。
俺は、ゲイルたち二人の近衛兵でありながら、守れず死なせてしまったため、忘れ形見であるウェンディは、必ず守り抜いてみせると、流れ星が振り注ぐ綺麗な夜空に誓うのだった。
後日、俺はウェンディから、家族になった記念に青い石を貰い、ソレを加工したペンダントを作った。
なので、お礼に俺からも、どれだけ成長しても大丈夫なように、ウェンディの名を掘った、水色の宝石が付いたリングをあげた。
まさか、プレゼントを貰えるとは思ってなかったようで、嬉しがっているのを見て、ほっこりしていると、他のわんぱく小僧たちが欲しがり始め、ガジルとナツには同じ物を、もう二人には同じ宝石が付いたイヤリングを渡す。
プレゼントにはしゃぐ子供たちを見て、ランスは、にししと笑うのだった。
ここら辺でオリ主の過去編は一区切りにします。
一先ず、この後は原作通りの展開で400年後に、滅竜魔導士の皆は飛んでもらいます。
ですので、またオリ主の過去編を書くことになる場合は、フェアリーテイル創設の時のお話になりそうです。