同人ゲーに転生したけど、肝心の主人公が死んだ 作:一般ユーザー
「しかし、今日から行けるようになってよかった」
現在 学校が終わって目的地まで徒歩で歩いている。
(先生に出した申請も通ったし、これで心置きなく働ける)
そう、始業式が終わってから先生に頼んでたアルバイトの申請終わった為、これから転生してからの初バイトである。
(久々にバイトの面接なんか受けたけど、あそこの場所でバイトの募集があってよかったぜ)
今回向かう先は、今後の事を考えると実に自分に都合がよかった。
(あれから、ある程度日数が立ったが今の所動きがないからいいけど)
高学年になって、授業内容も前世の高校の時に勉強していた所になり懐かしさを感じながら勉強をしているが・・・
(二人とも、見た感じストレス値が上がっているか分からんし)
今、俺の頭を悩ませているのは、原作のヒロインの九藤と青崎の2名だ
(この二人に関しては、好感度よりストレス値に注意しないといけないし)
ハーレム♡スクールライフには、好感度以外にもストレス値がありこの2名に関しては、ストレス値が高いほどNTRイベントの発生率が上がるのだ。
(現実世界に、ストレス値や好感度が見える設定があればラクできるのに・・・ないものねだりしても仕方ないが)
実際の原作開始時期より前だが、油断も出来ない。
原作の描写を覚えてない部分がある以上、もしかしたら今時期から始めていてもおかしくないのだから。
(せめて、二人同時に近くで行動してくれたら助かるのだが)
本当に人生は、上手くいかないなとため息をつきながら今から働く場所に着いた。
「とりあえず、今から初出勤なんだし、気持ちを切り替えるか」
今後の事を考え不安に覚えながら、今日から働くバイト先に出勤した。
ハーレム♡スクールライフには、金策する為の手段が基本アルバイトのみである。
主人公は、選択肢の中から働きたいバイト先を選ぶ事が出来る。
そして、俺が選んだのが・・・
「これを、お願いします それと弁当は、温めて下さい。」
「はい・・・こちら全部で料金が1040円になります、お支払いは?」
「現金で 箸もつけといて」
「かしこまりました、こちらレシートになります。 弁当を温めますので少々お待ちください。」
コンビニでのアルバイトである。
(しかし、コンビニとか久しぶりに働く 前世でも学生時代にお世話になったし)
前世のアルバイト時代と同じ所になったが勿論理由がある。
まず、原作のアルバイト候補で働ける場所に限りがあるのもそうだが現実問題アルバイト募集してなかったら働けないのだ。
それに・・・コンビニもどこでもいいわけでもない。
(ここの系列のコンビニにしか置いてないし あのドリンク)
今の所、見た感じ購入しているお客様がいないのがここ近辺のコンビニで置いているコンビニがここしかなかったのだ。
(いやー あの栄養剤買う人、中々いないけど やっぱりパッケージがだめなのかね?)
同人ゲームでもお馴染みの回復アイテムにもある栄養剤 飲めばゲーム内の体力が回復する謎成分のドリンクがここしかなかったのだ。
・・・多分、前世だったら販売中止だよなぁ普通に考えて。
(しかし 効果自体が抜群なのは、自分の体で自称済みだ)
この栄養ドリンクを探すためにここ近辺のコンビニを調べた際にここを見つけたのだがその際に、実際に飲んでみたのだが
(いや、マジでビックリした体の疲れがドリンクで吹き飛ぶし体の調子も良くなるし 将来の体の影響が怖いが・・・)
ただ 今後の事も考えると、回復アイテムがあるのとないのでは、活動範囲が変わってくる。
これだけ聞いたら、どこかのRPGだよな回復アイテムって響き。
(ただ、パッケージがドクロのイラストって大丈夫なのか 明らかに売れてない理由の一つだろこれ まぁ おかげ見つけられたのも事実だが)
実際、栄養剤なんていくらでも種類があるからこの記憶に残るイラストじゃなきゃ分からなかったので助かったが
「まぁ コンビニにあるなら 多分、きっと大丈夫だろ 多分」
お客様の対応も終えて、ひとり呟く。
一応この世界の事が分かり、原作で必要ないアイテムの中でも欲しかったアイテムの一つだが、今頃になって心配になってきた。
「いらっしゃいませー」
お客様が入ってきたので心を切り替える・・・後の事は、考えても仕方ないから今は、アルバイトに集中するか
この後 何事もなく夜までアルバイトは、続いた。
「お疲れ様でしたー」
「おぉーお疲れ 今日は、初日なのに天堂君頑張ったね またお願いね」
「はい ありがとうございます 明日もよろしくお願いします」
コンビニのオーナーに挨拶してから退勤する。
学生のアルバイトは、夜の22時までなので夜のスタッフと交代した。
帰りに、例の栄養剤を買ったけどこれ買う人いるんだ…と交代したスタッフに驚かれた やっぱり人気がないのかこの栄養剤
「まぁ 今から飲むのだが・・・よっし 元気出てきた」
ドリンクを飲み、その効果を実感しながら気合を入れる。
「とりあえず、一日目ここからが本番だな」
そうして 俺は、アルバイトの疲れを感じさせない動きでランニングを始めた。
「ふぅー ここも特に怪しい所は、ないなー」
ある程度ここ近辺を通常のランニングより早いペースで動いたが特に問題がなかった。
「まぁ いきなりエンカウントしても驚くが」
何で、こんな事をしているかも理由がある。
(正確なイベントの時間が分からんけど確か、22:00ぐらいだったっけ 経過時間でイベントが起きるの)
そう、青崎と九藤のイベント回避の為だ
(二人とも、発生場所が別々だし正確な位置が分からんからしらみつぶしに動くしかないが・・・時間が夜である事だけ共通しているからな)
原作でのゲームでは、今回みたいなアルバイトなど特定のイベントをこなすとゲーム内の時間が進む仕組みであり、二人のNTRイベントもその時間経過で発生する場合がある。
この為、どうしても二人のイベントを阻止するには、原作の描写から二人の発生イベントに近い場所にあるあそこのコンビニしかなかったのだ。
(現実である以上22:00に起きるとも限らないが、あれこれ予測しても体が一つしかないから出来る範囲で行動するしかない)
もちろん、あまり帰りが遅くなると親にも心配されてしまう。
ただでさえ、今回のアルバイトもムリムリで働くことを許可してもらったのだから。
(そりゃー アルバイトもせず二人をストーキングすればいいかもしれんがそんな事をすれば警戒されてしまう)
ただでさえ、何故か始業式の時から九藤に目をつけられている気がするし。
(とりあえず 俺に出来る事は、限られた時間で広い範囲の探索 彼女たちの動向を観察しながら探索範囲を決めるしかない)
その点、アルバイトなら夜動いていても言い訳の口実にもなるだろ。
地道で途方もない事だが、今後の事を考え金策と彼女たちのイベント回避の両方を両立する為にも今日からやっていくしかない。
「とりあえず 今日は、この後帰りながら辺りの観察だな」
こうして辺りを観察して帰りながら、今日の俺の一日が終わるのだった。
「おはよう レン君」
「あぁ おはようトウヤ これこの前借りた本返すよ」
朝のホームルーム前の時間
トウヤと挨拶してからこの前の時に借りていた本を返し、お互いその本について感想を話して盛り上がっていた。
「でも、レン君アルバイト始めたのに本読む余裕あったの?」
「あぁ まだ、最初だからそんなに疲れてないぜ」
・・・嘘である。
多分例の栄養剤がなかったらいくら若い体でも、アルバイト後の夜の探索帰ってからの勉強に読書等は、出来なかっただろう。
(それに、あの栄養剤飲みと集中力も上がるからな 力も沸くし)
おかげで、トウヤから借りた本も集中して読めた・・・やっぱりおかしいよーあの栄養剤
(・・・また見られているな 視線を感じる)
トウヤと話しながら、目線を少し動かす。 視線の人物 九藤 セイカを見る。
彼女は、クラスメイトの女子と談笑をしている。
(あの姿を見るだけだったら 理想のお嬢様って感じだよな)
実際にクラスメイトからの評判もおおむね同じ意見だろう。
転校してからそれなりにたったがクラスの中では、高嶺の花って感じだ。
(・・・原作を知っている身からすると、あまり今ストレス値を上げてほしくないが)
ただ、そんな事を言えばより彼女を警戒させてしまう。
いや・・・もう手遅れかもしれんが
「ねぇ ねぇ レン君 すこし聞いてもいい?」
「どうした、トウヤ 何かあったか」
トウヤに話を振られたから聞き返す
「そのぉ レン君って九藤さんの事をどう思っているの?」
・・・驚いた トウヤからそんな話を振られると思ってなかった。
トウヤの雰囲気の感じ、トウヤ自身が彼女の事が気になっているわけでもなそうだ。
もしかして、いつもと俺の様子が違う事に気づいたのか
「いや、特にどう思っているわけでもないが 財閥の令嬢って立場が大変そうだと思うことぐらいならあるけど」
「そっかー レン君らしいね」
それ以上、トウヤから話を振られることがなかったが多分本人的に納得したのだろう。
この後、何事もなく朝のホームルームが始まった。
午前中の事業が終わり昼休みになった。
「トウヤ一緒に昼飯を食べようぜぇ」
いつも通りにトウヤを誘う
「うん、いいよ 今日は、どこで食べるの?」
「ああ! 私も一緒に食べていい?」
トウヤが反応して、近くにいた花園も返事をした。
「あぁ 今日弁当じゃなくて学食に行くけど大丈夫か?」
「うん 大丈夫だよ」 「うんうん こっちも一緒に行く」
二人同時に返事してくれたから、今日は、学食に行くことに決めた。
・・・二人とも、いつも弁当だが多分中身の内容的に花園がトウヤの弁当を作っているんだろうなぁー
たしかな二人の仲の進展を感じつつここの学食の広さに感謝をする。
ここの学校、学食の場所が2箇所あって高学年がいく学食の場所が何回か行ったけど結構広いのだ、その為トウヤや花園の二人みたいにそっちで弁当を食べる学生も多いのだ
(いや、さすが九藤財閥 学校の支援も積極的だな)
後々、知った事だがここ最近ここの学校の改装がされたがこれも九藤財閥の影響でもある。
九藤財閥は、いろんな分野で名前を聞くが数々の学校で支援をしているそうで
始業式で体育館の設備が新しくなっていたのも、九藤財閥の支援の結果だったみたいだ。
「少しいいかしら」
少し、九藤財閥の事を考えていたらそこのご令嬢、ご本人様から声をかけられた。
「あの、僕たちになにかありましたか・・・?」
トウヤが先に俺達を代表して返事をしてくれた。
「ええ まぁ・・・用があるのは、天堂君になんだけど」
どうやら、俺に用があるみたいだ
「・・・俺は、別にいいけど どういった用件なんだ」
「それに関しましては、少し場所を変えたいのですが よろしいでしょうか」
どうやら、ここじゃ話せないみたいだ
「分かった スマンがトウヤ先に食べといてくれ」
「・・・うん 分かった」
トウヤが心配そうに返事する、花園もこっちを不安そうに見ている。
周りに耳をすませば、コソコソ会話をしているクラスメイトもいるが、当の九藤本人が気にしてないようだ。
「それじゃ 行きましょうか」
彼女の後をついていくように教室を出る。
(はあぁー 何の用事なんだよ・・・何事もなければいいけど)
この後の展開の事を考え、一人内心でため息をつくのだった。
登場人物紹介
青崎 ミサキ
見た目:青い髪をポニーテルにしていて原作ヒロインの中で一番胸がでかい(Gカップ)
周りの評価:生徒会長・凛々しくて・女子の中では、お姉さまと慕われている
秘密:■■■→原作時点の設定
九藤 セイカ
見た目:金髪の髪を肩まで伸ばしハーフアップにしている。 胸がCカップあるのに原作のヒロインの中で一番小さいことになる。
周りの評価:財閥の令嬢・高嶺の花
秘密:現在閲覧不可→ストレス値の上昇により解放(原作設定)