同人ゲーに転生したけど、肝心の主人公が死んだ 作:一般ユーザー
ノイズだらけの夢 /
「あれ、ここは・・・」
目が覚めたら、自分の前世の部屋で目を覚ました。
「いや、あれぇ いつも見慣れているのに何かおかしいな」
そう いつもの朝なのに何かおかしい 体調でも悪いのかノイズが視界の至る所に見える
「いやでも、違和感も得にないし、それより早く仕事の準備をしないとなぁ」
スーツに着替え、朝食の用意をする。
眼鏡を忘れそうになったので掛けてみたらノイズがさらにひどくなり視界がぶれる、あれ何で眼鏡を忘れそうになったんだ。
なんだか、久しぶりな気がする おかしい いつもならー・・あれ ノイズで頭が割れそう
痛い
「何だ、頭が痛い それにノイズが見える風邪か いやでも今日は」
そうそう思い出した 今日は重要な会議があるのだから遅刻するわけに行かないし
急いで、食べて身支度をして玄関の前に立つ。 ここにもノイズが見える
「あれ やっぱりおかしい」
手が震えているのだ。 まるでこの先を知りたくないように
「いや、おかしいだろ 今日は、この後、学校に・・・何を言って・・・でも!」
そこで意識が途切れず まるでこの先の事を知りたくなったのか視界が晴れる。
「あれ・・・今までノイズが見えていたのに」
そう先程の視界が嘘のように晴れたのだ。
(何だったんだ、今の やっぱり、風邪いや・・・具合が悪かっただけか)
玄関を開けて外に出たが特に体の異常がなく、この日の天気が晴れだったのも覚えている。
(病院に行った方がいいのか・・・いや、仕事が終わってからでいいか)
色々と疑問に思う事もあるが、仕事に送れるわけにも行かないから最寄りの駅まで歩く。
歩いている途中に体調が良くなったのか先程あんなにおかしいと思った朝の事は、すっかり忘れてしまった。
駅について、次の発車時刻の電車を待ちつつスマホを見る
(そうそう、明日の天気雨だったな)
既に、知っているニュースに疑問も思わず明日の天気を確認した。
天気予報の結果何て既に知っていたのに今知ったかのように確認を終えてから時計を確認する。
(そうそう、この後、電車が少し遅れるけど仕事に間に合うぐらいの時間だったな)
その後、知っている通りに電車が遅れてきたが特に何も思わず電車に乗った。
電車から降りて、いつもの仕事メンバーに挨拶をする。
「あっ 先輩おはようございます!」
「ああ おはよう・・・そうだった書類の準備大丈夫か?」
「はい、バッチリです・・・先輩 本日は、よろしくお願いします」
今日の会議は、後輩も同伴するのもありどうやらいつも以上に気合が入っているみたいだ。
「まぁ 何かあったらもちろんフォローするから任せとけ」
「はい! それと、もしこれが終わったら飲みに行きましょう 先輩」
「はいはい とりあえず、会議が終わったらな」
その後は、後輩とこの後の会議や資料に対しての打ち合わせをしてから少し世間話もした・
もちろん内容も、この後の会議も無事に終わる事も知っている。
会議も無事終わり、ちょうど今の時間は、昼飯の時間だ
いつものように、社員食堂に行きいつものメニューこの日に頼んだメニューを頼みながらスマホの連絡を見る
「あっ 山田から連絡がきてる・・・あー今度の休みの予定か」
どうやら、今度の休みに旅行に行くみたいでそのお誘いみたいだった。
(そういえば、この場所前から行きたいって山田言っていたな)
どうやら男二人旅になりそうだが偶には、悪くないか・・・結局旅行に行けなかったのを知りながらも返事をする。
そう、たまたまその日が休みだったのと予定もなかったからだ。
(楽しみだな、旅行に行けなかったけど)
食事を食べ終えてから、また仕事に戻る・・・先程の矛盾した心情に気づかないまま。
仕事も終わり後輩と一緒に退勤をする。
「いやー 今日も仕事終わったー」
「仕事終わったにしては、えらい元気だな」
あたりも、夕方でそろそろ本格的に暗くなるだろ
「それじゃ・・・飲みに行くのは、この前行った場所でいいですか」
「あー あそこか、いいぜ・・・それと今日は、俺の奢りだ好きに飲め」
「え いいんですか!」
「まぁ いつも仕事頑張ってるし、今日のプレゼンも良かったからな」
目の前で、喜んでいる後輩を見つつ素直に褒める・・・この日、俺が後輩に
奢る事は、出来なかったが・・・
「先輩 ゴチになります!」
「いいぜ、その変わり明日からもビシバシやっていくからな」
「はい!・・・いや、先輩がビシバシ指導するのなんて想像できないですよー」
後輩とのやり取りを覚えている・・・叶わない知りつつもあの日の俺は・・・
いつもの、知っている道を歩く。
ここは、車のスピードが少し出やすくて危ないが、気を付けていれば問題ない。
「先輩、この道って毎回思うんですけど危なくないですか」
「あー 確かに 近くに公園があるし、子供の飛び出しとか危ないよな」
そんな話をしたからかつい、公園から飛び出す子供をこの時の俺は、見てしまった
(オイオイ! 後ろから車が!)
認識より早く俺は、カバンを投げ捨てて走り出した。
「先輩!」
後ろで後輩の声が聞こえるが・・・もう既に走り出している俺には、振り返るつもりもなくこの時は、動き出した体を止める事が出来なかった。
(後少し! 間に合えー)
車が気づいて、減速をしているがあのスピードじゃ完全に止まらない。
子供も後ろから来る車に、気づいたが体が固まってか動くことを止めている。
この時の事を俺は、知っている。
全てがスローモーションに見える、周りの風景も車も目の前の子供も全てその中で俺だけが走っている・・・届かないハズの距離が・・・届いたとしても子供と一緒に車を避ける時間なんてない・・・だから
ドン・・・ドシャッ・・・
体に知っている記憶通りの衝撃がくる
周囲の光景がゆっくりと流れていくのを感じながら次の衝撃を・・・体が地面に衝突する衝撃を感じる
「・・・・・」
全身が痛い・・・でも、声何て出ない、地面を血が・・・自分の血が流れているのを感じる
(痛い・・・痛い・・・痛い・・・)
どうして、こんな事をしてしまったかを後悔したことを覚えている。
こんな痛い思いをしてまで せめて、痛みを感じないで一瞬で意識を絶ってくれた方がラクなのにどうして・・・俺は、まだ意識があるのか・・・イタイ・イタイ・イタイ
周りの光景が鮮明に見える・・・後輩が自分のスマホで救急車を呼んでいるのが分かる車の運転手が呆然としているのが分かる・・・自分が助けた男の子が涙目でこちらに寄ってきて心配してくれている。
「ごめんなさい・ごめんなさい・ごめんなさい」
子供が、謝っている。 確かに、子供が公園から飛び出さなければ多分事故は、起きなかったかもしれない・・・でも、相手の車がスピードを落としていれば防げたかもしれない。
(・・・いや、違うそうじゃない)
全身が痛い、意識が飛びそう、口がうまく動かない・・・でも!
(この子が この先、目の間で人が亡くなったショックを抱えながら生きていくなんてトラウマを少しでも和らげたい・・・たとえただの自己満足としても)
この時の言葉が、あの後のこの子の人生に影響するか分からないが
「・・・大丈夫かい・・・けがは・・・」
「・・・えっ・・・その大丈夫です・・・」
子供が、俺の声にビックリしたのか素直に返事をしてくれた
「そうか・・・なら・・・良かった」
意識が飛びそうになる、全身の痛みが体の異常を訴えるが
「少しお願いしていいかな」
この瞬間だけ体に、死にかけの体に力が宿ったのを覚えている。
「・・・はい」
目の前の子が、混乱しているのが分かる 多分、こんな死にかけの人間が喋っているからビックリしているが、目の前の子の目を見て、真剣な目を見て安心した。
「あそこで、病院に電話をかけているお兄さんに、今日の奢りが出来そうにない事を伝えてくれ」
言葉が、さっきまで途切れ途切れだった言葉に力が入る。
「それと 俺の知り合いや家族に伝言を・・・」
たぶん、これが人生最後になる言葉になる だから意識を全力で集中する。
「色々あったが、悪くない人生だった・・・俺は、本当に幸せだった」
そうやって、笑顔を作る・・・体が上手く動かないから分からないけど
「先輩、今救急車を呼んだので・・・」
目が急激に閉じていく、後輩が俺の声を呼んでいるが最後の言葉が聞こえる前に意識が落ちた。
気付けば、周りが何もない真っ白な空間で目が覚める
「思い出した・・・俺、車にひかれて死んだのか」
あの時の痛みを肉体が死ぬ間隔を覚えており、身体が思い出したショックで震える。
「あれ・・・なんであそこに俺の体があるんだ」
震える体を必死に落ち着かせながらよく周りを観察すると何もない白い空間に前世の俺の体が先程車に轢かれた状態のまま倒れている。
「それに 俺の体は、今の転生した時の状態だ」
白い空間に、今の俺と前世の俺が同時に確立している状態にいつのまにか震えが止まった身体で前世の体に近づく。
「あれ、見えない壁がある これ以上近づけない」
その見えない壁を確認しているとそれは、表れた。
「君面白いね・・・」
そこに黒で塗りつぶされた■■が
「そうだ・そうだ・せっかくだから■■させよう」
その後■■が■■■■で前世の体を包み込み消えた
その後、■■がこちらを向いて
「ありゃ またきたの 凄いね 自分の死因を何度見ても正気を保っているなんて」
なにがおかしいのか■■が笑う・笑う・笑う
「でも、だめだよ ここで見た記憶は消すね」
そういうと■■が・・・そうだいつもこれで
「それじゃ いつかまた会おうね」
その言葉を最後に意識が完全に黒く染まった
「あぁ またか・・・」
目が覚めたら、自分の今の部屋で目が覚めた。
(また、同じ夢か これで何度目だ)
最近同じ夢を見る事が増えた。
いつもの仕事に行く準備をおえて自宅から出ようとして・・・。
(あれ、出ようとしてから・・・?)
何故か、後の記憶を忘れている。
「はあぁぁぁ 疲れているのか 俺」
ただ、あまり疲れた顔をしているとまた、トウヤに心配されてしまう。
制服に着替え用意する。
「気合入れるか、今日も学校があるからな」
そう自分に鼓舞して学校に向かう。 もう、先程見た夢の事も忘れて・・・
これにて、この世界の本当のプロローグと第12話の黒塗りの答え合わせになります。
第12話での後書きで第2章に出すつもりでしたがこっちで出しました。
本作をいつも楽しんでいる皆様にお知らせです。
次回から第2章です。
本格的に物語が動き出すのと曇らせ描写が増えます。
また、第2章の最終話は、この作品を作る上でどうしてもやりたかった事をやるつもりです。
ヒントは、既にプロローグで登場しています。