同人ゲーに転生したけど、肝心の主人公が死んだ 作:一般ユーザー
始まりの町からも一歩も出てない状態なのでもう少し時間がかかります。
それと、今回も文章が長くなりました。
後、お気に入り登録してくれてる方や、見てる方いつもありがとうございます。
ぶっちゃけ、ハーメルンは、読み専だったので小説投稿に慣れてないので、ノリと勢いで書いてます。
ちなみ、プロットについては、もうあきらめてます。
5月17日 新規エピソード追加
追加箇所◇◇から◇◇の間の文字
「おはよう! すごい・・・寝不足だね」
学校について、席に座るとトウヤから声を掛けられた。
「あぁ どうしても寝付けなくて」
どうやら、彼から見て自分は、ひどく寝不足に見えるみたいだ
実際起きて、鏡を見た時に自分の事ながらまるでゾンビみたいな顔だと思った。
「また、夜更かしたでしょう」
そう、声を掛けてきた相変わらずクラスメイトの目線を集めている我がクラスの姫(クラスの男子が勝手に言っている)花園 アカネ どうやら今日も彼女の元気な姿は、クラスメイトの癒しになっているみたいだ。
「まぁ そんな所だ」
言葉を濁しつつ、目線を逸らす
「そんなじゃ 下に入ってくる新入生に示しがつかないよ、僕達2年生になるんだから」
相変わらず友人の言葉は、耳に痛い。
「分かっているよ それよりこの前、トウヤが勧めてくれた本すごく、面白かったぞ」
何気ない、会話を続けながら振り返るは、去年までの1年間。
あの日の誓いを、忘れたわけではないが随分とこのクラスに自分が馴染めている事を、去年の自分が見たら驚くだろう。
あの日、入学式の次の日の1日目は、快晴の晴れ。
「忘れ物は、ないそれと…」
今、目の前でお見送りしてくれている母さんに後ろで見守っている父が苦笑している。
「母さん、レンももう子供じゃないんだから大丈夫だよ」
「でも何歳になっても、私にとっては、可愛い息子なんですもん」
いつもの、やりとりが凄く心地よい。
昨日は、2人とも仕事の関係だったのもあり、今日は珍しく父も玄関まで見送りに来ていた。
多分、息子の入学式に参加できなかった事を気にしているのだろう。
「母さんに父さんも、いつもありがとう 二人がいつも仕事を頑張っているの分かっているから、今日の休みぐらいゆっくりしてよ せっかく二人同時に休みが取れたんだから」
天堂 ユウカ に 天堂 ジン
今世の母と父の名前だ
父は、今の役職でプロジェクトのマネージャーであり、仕事に責任を持っているからいつも帰りが遅い
只、休みの日は、いろんな所にドライブに連れて行ってくれたりと家族との時間をすごく大事にしているのも分かっている。
母は、家事をしながらパートもしている。
別にこの家が、金に困っているわけではないが母の実家が貧乏だったこともあってか息子に不自由な思いをさせたくないらしい。
後、二人とも今の仕事が好きな事も、やりがいを感じているのも十分知っている。
だからこそ、いつも感謝を忘れないように言葉にしている
只、いつも感謝の言葉をかける度、母さんが涙ぐむのには、慣れそうにない。
今度、お小遣いで上等なハンカチでもプレゼントしようと学校に行く前に心に決めた。
学校については、昨日から立てた目標
神条 トウヤと友達になる
(まぁ 普段通り、コミュニケーションを取るだけだが)
友達の前にまず相手を知ることから始めないと友好関係は、生まれないからな
そう思って教室に入った。
放課後
「ねぇねぇ 天堂君もこの本好きなんだ!」
目の前、隠れた髪から目がキラキラしていて、目の錯覚で犬の尻尾まで見えるのは、今日の目標の 神条 トウヤ 本人である。
「あぁ その本なら読んだことあるし結構面白かった」
「だよね それで・・・」
(まさか こんなに懐いてくるとは・・・)
今日一日を振り返ってみたが特に特別な事をしたわけでは、ない
只、共通の趣味である読書の話で神条の話を聞いていただけだが
「それより、そろそろ帰ろうぜ もう放課後だし」
他のクラスメイトは、とっくに帰っているし残っているのは、自分と新条だけだ
「あぁ ごめん」
気が付いたら、目の前の神条の表情が暗くなっていた。
心なしか、さっきまで見えていた犬の尻尾も垂れ下がっている。
いや、ここまで来たら幻覚だぞ
「どうした、別に謝ることないだろ」
「だって、僕 いつも趣味の事になると興奮して周りの事が見えなくなるから」
そうして、彼は色々と教えてくれた。
小学生の時は、うまくコミュニケーションを取れず孤立していた事
一人、図書館でいる事が多くまともな、友好関係は、幼馴染ぐらいである事
「だから、今日天堂君にも迷惑かけたよね ごめん」
そんな、彼の表情を見て 俺は
「なんだ、そんな事気にしていたのかよ」
心のそこから 笑ってしまった。
「そんな、笑う事なんてないじゃん」
「ごめん、ごめん ただ、おかしくって」
そう、彼も中学1年生 思春期真最中なんだ
そして、俺も 色々考えていたがそんなのどうでもいい
「なぁ 下の名前で呼んでいいか」
きっと、この時の俺は、何も考えてなかった 未来の事とかこの世界の事とか前世の事とか
どうでもよくて、目の前の彼と向き合いたい。
「え いいけど急にどうしたの」
彼が少し困惑して聞いてくるから
「トウヤ、俺は、トウヤの事友達だと思っているけど トウヤは、どうなんだ」
「え ・・・」
目の前の友人が急にフリーズした。
それから、3秒ぐらいして
「僕が 友達でいいの」
「あたりまえだろ てか、俺は、トウヤだから友達になりたい」
そう 他の誰でもない、今日一日過ごしていろんな彼の事を知っていた
読書が好きな事、好きな事になると夢中になる癖や、海外の本を読む為に英語を勉強している事、実はアニメや漫画も好きで休み時間にイラストを描いている事も。
自分が知っている同人ゲームの主人公じゃない
今、目の前にいる 神条 トウヤと俺は、友達になりたい。
「・・・・」
「オイ 大丈夫かよ!」
色々と吹っ切れて、相手の返事を待っていたらトウヤが目の前で泣き出しはじめた
(え どうすればいいの)
俺が目の前で、オロオロしていると
「大丈夫 ただ、うれしくて」
「うれしい い?」
頭にクエスチョンマークが浮かびそうになったが
「うん 初めてだから 真っ直ぐと僕の目を見て友達になろうといわれたの」
そう言って笑う 彼の笑顔は
(やば 前世の記憶がなかったらヤバかった)
男でも惚れてしまうほど、綺麗な笑顔だった。
その後は、改めてお互い下の名前で呼ぶ事になったあと一緒に家に帰ったが
「トウヤ なんで、顔を逸らすんだよ」
トウヤが全然、帰る間 こっちに顔をむけてくれないのだ
「その・・」
(なんか、トウヤ顔が童顔だから女の子にみえる時あるんだよな)
なんて、バカの事考えていたら
「友達と一緒に帰るの初めてだから緊張して・・」
「なんだ、可愛いかよ」
オイオイ、マジでヤバいよ、一瞬キュンでしたぞ前世の記憶なかったらヤバかったぞ(二回目)
これ他のヒロインが見たら、お持ち帰りされるぞ。ここ、エロゲ―の世界だし
(まぁ せっかく友達の初めての思い出だ このままじゃもったいない)
とりあえず、さっきの発言で不機嫌になったのか、顔を膨らませている友人の機嫌を取るところから始めるか
「わるい わるい とりあえずこのまま帰ってもあれだしゲーセン寄ろうぜ!」
「あぁ ちょっと待ってよ」
とりあえず、このままじゃ埒が明かないから、トウヤの手を取って近くのゲーセンに連れて行く もちろん相手方の家族の許可を取ろうと思ったら相手方の母親からOKをもらったし、トウヤも目のキラキラをおさえきれてないし。 また犬の尻尾が見えてきたが無視する。
とりあえず、こっちも家族に連絡入れておくか
(今日、友達とゲーセン寄ってから帰ります、晩御飯の時間までに帰ります)
母と父からの返信を見てから、とりあえず目の前で目をキラキラしている友人を連れてゲーセンに寄った。
◇◇
ゲームセンターに到着したが、自分たち以外にもそれなりに人がいる
もちろん、学校帰りの学生もいる
「わぁ 凄い」
「トウヤは、ゲーセン初めてか?」
「うん 一人じゃ行きづらくて」
トウヤの話を聞いて、少し考える
当然原作にもここのゲームセンターが登場するし、内容によってCG回収の条件だったりするが今の俺にはどうでもよかった
「トウヤは、何がしたい?」
「うん・・・どれがいいかな」
「なら、一通り全部しようぜ とりあえずレースゲームでもするか」
それから、レースゲームにシューティングゲームや音ゲー等やっていたら時間があっという間にたっていた。
(そろそろ、時間か)
一旦、トウヤと離れお手洗いに行ってから時間を確認したらそろそろ帰る時間だ
これ以上は、遅くなるからトウヤを探しに行くとクレーンゲームの前で遊んでいた。
少し覗くと、どうやら商品が取れず苦戦していたみたいだ。
「トウヤ 今戻ったけど」
「あぁ レン君ごめん気づかなかったよ」
どうやら、夢中で気づかなかったみたいだ。
商品を、見ると取ろうとしていたのは、たしかこの世界で放送しているアニメの主人公の相棒のゴリラだった
(しかし、なぜ相棒がゴリラなのだろう)
俺も、アニメはみているがなぜ相棒がゴリラなのかいまだに分からない。
そんな、感じて見ているとトウヤも時間がない事に気づいたようで
「もう、時間だね」
トウヤが少し名残惜しい感じでいたので
(しかたないか)
「悪い、ちょっと俺もやっていいかソレ」
「え うんいいけど」
と、主人公の了承を得られたのでクレーンゲームで遊ぶ、時間もないので一発勝負になるが、問題ない。
(たぶん、角度的に取れる)
別に、クレーンゲームが得意わけでないが、何故か取れそうな確信があった。
実際に、思い通りにアームが動いて、その後簡単に商品が取れた。
「すごい!」
トウヤも、ビックリしていたから取り合えず、その隙に先程取れた商品をトウヤに渡す
「これ、よかったらあげるぜ」
「え でもこれレン君が取ったのに」
「いいんだよ それに俺がゲーセンに誘ってこんなに楽しんでくれたからそのお礼だよ」
そう言って、少し強引に渡す。
「その・・・ありがとう 大切にするね」
そう言って、先程取れた商品を大事そうに抱えて恥ずかしそうに笑う友人を見てとりあえず、いい思い出になったみたいだ。
帰り道、先程取った商品のゴリラは、袋に入れて大事そうに持っている
よほど、嬉しかったのか鼻歌も歌っている。
とりあえず、今日の事や明日の学校の事を話しながら歩いていると
「僕、こっちから帰るけど トウヤ君は?」
「あぁ 俺の家アッチ方面だからここでお別れか」
これ以上、一緒に帰れない事が分かったから、少し落ち込んでいる
(まったく 仕方ないか)
「トウヤ 色々あったけど凄く楽しかったぜ」
今日は、本当に色々、想定外の事態が多かったかが凄く心地よかった。
だからこそ、今日一番の笑顔で言うのだ
「また明日」
そう、また明日も会えるのだからこれは、必然的な約束でもある。
また、明日 今日よりも思い出を築いていけばいい。
どうやら、トウヤにも気持ちが通じたのか嬉しそうな笑顔で
「また明日だねレン君 バイバイ!」
元気そうに走って、家に帰っていった
(元気になってよかった やっぱり若いうちは、もっと元気じゃないと)
そんな、少し年よりくさい事を思いながら帰る。
その日は、いつもよりなんだか軽い足取りだったのを覚えている。
◇◇
「ねぇねぇ 聞いてる、レン君」
どうやら、過去の事を、振り返っていたら目の前の友人の顔がドアップになった
(やっぱり、髪で目が隠れているから分かりづらいが顔がいいな、さすが主人公だ)
ただ、これ以上友人の機嫌を損ねるわけにもいかん。
「すまん すまんあれからもう、一年がたったのかと思って」
「たしかに、あっという間に一年がたったね」
まだ、原作の時間が始まるまで猶予があるが、とりあえず今の時間をたいせつにしよう。
「今年、一年もよろしくたのむぜ」
「うん、こっちこそ」
そう言って笑う、友人の顔を見ながら自然と気付かず俺も笑っていた。
まだまだ、プロローグなので 曇らせタグと残酷な描写タグには、有休を取ってもらっています。
次回以降、原作と出来たらヒロインにも触れていきます。