同人ゲーに転生したけど、肝心の主人公が死んだ   作:一般ユーザー

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第8話 幼馴染系ヒロインとは、友達の友達みたいな関係である

「 なぁ 転堂・・・最近仕事は、どうだよ」

 

「大変だけど、それなりに楽しめているよ 最近後輩ができたし」

 

これは、夢だ

この日は、友人と久しぶりに飲みに言っていた事を覚えている。

どこにでもある、居酒屋で酒を飲みながら好きな物を注文して最近会ったことを話す。

いつもの日常、それぞれの近況を話しながらお酒がすすむ もう、転生してから酒なんて飲めてないが。

 

「そういえ 山田は、最近の活動の方は、どうなんだよ?」

 

「・・・あぁ もしかして俺の趣味のやつ」

 

「そうそう、最近しているのを見てなかったから」

 

山田とは、学生時代の付き合いからかお互いの事を良く知っている。

 

「実は、もうやめようかなと思って 今の仕事も忙しいいし」

 

「・・・そっか、結構 忙しいんだな」

 

山田は、大学時代から趣味で個人の同人サークルでゲームを作っていた。

俺もよく、あいつが作ったゲームをよく購入して遊んでいた。

 

「あぁ・・・それにあれから活動して長くなるがあまり売れないし」

 

「山田が決めたことなら仕方ないが 俺は、好きだぜ 山田のゲーム」

 

実際、休みの日でも常に一回は、活動投稿とか見ているし。

 

「   相変わらずだなぁ転堂は」

 

「何がだよ、それ最近後輩にも言われたんだが」

 

この前、仕事での相談を受けていた時にも同じことを言われた「相変わらずですね

転堂さんは」 なぜか、目の前の山田と同じ顔でだいぶ呆れた顔をしていたが

 

「でも、本当だぜ それにお前がゲームを作っている時が一番楽しそうじゃないか」

 

「・・・俺がかぁ?」

 

そう、こいつの家に遊びに行った時にどうな風に作っているか見せてもらった事があるけど、ゲームの話をしている時のこいつはすごく楽しそうに色々教えてくれた。

 

「そうだぜ それによく言っていただろう 自分が好きな事を表現できて楽しいて」

 

「・・・」

 

そう、この時の山田が何を思ったか分からなかったが

 

「なんだか、お前と話していたら悩んでいた事が馬鹿らしくなってきた もう少し続けようかな ゲーム作り」

 

「そうか?・・・でもあんまり無茶だけはするなよ もし何かあったら相談ぐらいなら乗るから」

 

夢だから、この後の事を覚えているが結局山田は、ゲーム作りを続けていた事を覚えているし、ちゃんと作品がメッチャ売れて逆に大変になったと別の相談を受ける事になったのだが。

 

この後は、結局夜遅くまで飲んだのを覚えている。

 

いつも通りの日常だったのに、今ではもう実現できない過去の夢だった。

あぁ、あの時は、本当に楽しかった。

 

 

 

 

中学二年の夏休みも後半戦に入った。

ほとんど、宿題も終わってだいぶ人生二週目を、俺なりに楽しんでいる。

 

トウヤの家に行った後から、アリスちゃんとも連絡先をもらったので最近は、よくアリスちゃんとも電話でお話をしたりやメールのやり取り等、交流する機会が増えた。

トウヤから、アリスちゃんが家でも楽しそうに話をしているとお礼を言われたのを覚えている。 

 

そんな トウヤとは、この前に行こうと言っていた映画に行ってきた。

その後は、前から予定していたがトウヤに誘われて一日トウヤの家にお泊りした。

エリさんもアリスちゃんも凄く歓迎してくれたことを覚えている。

 

 

そんな、感じで去年の夏休みと違い俺の交流関係が増えてきたが 今日は、別の用事で昼頃から喫茶店でとある人物と待ち合わせをしていた。

 

「ごめん、お待たせ」

 

「いや、俺もさっき来たばかりだから大丈夫だ」

 

実際は、お互い到着予定の5分前に到着しているから遅れてないのだが 

 

「天堂君って、いつも待ち合わせ時間よりくるのが早いね」

 

「すまん すまん どうしても早くついてないと不安になるんだ」

 

前世の時だからだがそうだが、どうしても待ち合わせをする時は予定の30分前には、だいたい待ち合わせ場所についている事がよくある。

仕事の時もそうだが、遅く来ちゃうと先に相手方を待たせる事になるからだ。

 

ただ、さすがにプライベートだと遊ぶ相手が気にするだろうから待ち合わせ場所周辺を歩いて時間をつぶしてから待ち合わせ場所に戻るようにしているが。

 

「うん うん 凄くいい事だと思うよ」

 

「そっか それならいいが」

 

「それより、このまま店の前で話していてもあれだしお店に入ろう」

 

そうして、お店に入ったのだ 幼馴染ヒロインの花園 アカネと

 

 

 

 

 

花園アカネ 現在、同じクラスメイトであり同人ゲームでは、主人公の幼馴染ヒロインである。

中学の時に、初めて知ったが主人公がこっちに引っ越しした後に親の仕事の都合でこっちに、中学1年に入る前に引っ越しをしてきたみたいだ。

さすが、同人ゲームの世界だ 引っ越しをしてきて、好きな主人公と出会うなんてよくある王道展開だ

 

そして、そんな幼馴染系ヒロインの花園とは、トウヤを経由して仲良くなったのがきっかけだ。

もちろん、クラスメイトの中でも人気がある彼女と教室で話すと特に男子達から嫉妬の目を向けられるが、俺が少し凄むと目を逸らせられる。

やはり、筋トレの効果が出ているかもしれない。

それに花園には、既に意中の相手がいるのだから俺が入り込むスキなどないのである。

 

何故か 俺は、そんな彼女と喫茶店に来る事になったが

 

 

お店に入ったが、昼の多い時間を過ぎていたのかそれなりに席が空いている。

 

「 席、ここでいいかな」

 

「あぁ 俺は、どこでも大丈夫だが とりあえず注文しようぜ」

 

 

何故か、花園と喫茶店に来る事になった経緯だが

いつものように、筋トレをしていたら電話がかかってきたのが始まりだ。

 

「 珍しいな花園が俺に電話するなんて」

 

一応、トウヤと花園と学校でよく一緒にいる事もありお互い連絡先も交換していたが

こうして、連絡が花園からある事なんて結構珍しいのだ。

 

「おはよう 天堂君 今電話しても大丈夫?」

 

「別に、大丈夫だが」

 

どうやら、話を聞くと相談したいことがあり、もしよければ近くの喫茶店で話をしたいとの事だ。

 

「分かった とりあえず用意してから行くから」

 

電話を終えてから、着替えて目的地を向かうがその道中に相談事について考えていたが

 

(たぶん、トウヤの事だよな)

 

もしかしたら、この時期だし今度近くである夏祭りの事かもしれないな、多分そこにトウヤを誘いたくて先に俺に話を通したのかもしれない。

なんせ、よく俺とトウヤが遊んでいるのを花園は知っているからだ。

それに 夏祭りの話は、トウヤとも話をしていたし、アリスちゃんと三人で行くとこの前のお泊り会の時に話していたし。

 

(もしかしたら二人きりで、デートをしたいかもしれないな)

 

俺からした、全然協力するので問題ないが、とりあえずどうしたいのかを花園に聞かないと始まらない。

俺は、とりあえず着替えて目的地までむかうのだった。

 

 

ここまで来た経緯を思い出しながらメニュー表を見る。

メニュー表を見るながら 今日は、相談事に乗るし軽くて当たり障りのない物を注文するか

 

「とりあえず、俺は、本日のケーキセットのアイス珈琲を注文するが花園はどうする?」

 

「・・・私も 同じのでいいかな」

 

とりあえず、話をする前に注文を決めてから店員さんを呼ぶ。

お互い昼飯をすましていたのを、電話で確認していたから軽い物を頼む。

 

「それで、 相談したい事ってなんだ」

 

(まあ とりあえず 一旦話を聞いてからじゃないと 分からないし)

 

多分、夏祭りの事かもしれないし、他のトウヤについてのことかもしれんし

そうやって、花園が話を始めるのを待つと

 

「その・・・天堂君って、アニメとか見たりするよね よくトウヤとも話しているのを学校でしていたのを見かけたし」

 

「んん? あぁ それは、たしかにそうだが それがどうしたんだ」

 

あれー てっきりトウヤの事を聞かれると思ったんだが 当てが外れてしまった。

でも そうしたらますます分からないぞ

アニメの事なんて、それこそトウヤとでも話せるだろ なぜ俺に話を振るんだ

そうやって、俺が頭で考えていると

 

「実は・・・相談したいことは、そのアニメの事と関係している事で 私の趣味にもなるんだけど」

 

あれ、趣味って 花園の趣味って 家事とか料理だろ 特にトウヤの為のお菓子作りも好きだし

 

(んーー あああ! そういえば思い出したぞ えっと、もうハマってきたのってこの時期からだったのか)

 

そう、忘れていた確かに料理とか家事って原作ゲームの最初から分かっているがある程度イベントを進める事で知ってしまう秘密欄のヤツだ花園が主人公に内緒でしていた趣味

 

(まあ、原作の描写からしてトウヤに言うのが恥ずかしいのだろうけど なぜ今このタイミングで俺に言ってくるんだ?)

 

 

とりあえず、どうやらいつもの事ながら俺の考えていた事が的外れである事だけは、理解できたのだった。

 

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