この本によれば、普通の高校生常磐ソウゴ、彼には魔王にして時の王者「オーマジオウ」となる未来が待っていた。
そしてもう1人、彼、いや彼女は常磐ソウゴ同様に王の素質を持っていた。
これはあなた達が知る歴史とは1人の人物が大きく違った話しです。
この物語がどんな結末を迎えるのかは、私も分かりません。

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めっちゃ疲れました。
ジオウ1話を見ながら書いたんですけどそれでも疲れますね。
相変わらず戦闘描写は皆無です。
仮面ライダーなのに戦闘描写が皆無って…

相変わらずの駄文ですが最後まで読んでくれると嬉しいです。
ってかコレって成り代わりになるんですかね?


EP01 アナザージオウ2018

 

 

2018年9月、ある日のこと

光ヶ森高等学校は下校時刻になり、生徒たちがそれぞれ下校していた。

王様になる事が夢の少年、常磐ソウゴ。

下校中柔道部のクラスメイトから巴投げされ、自転車の上に何か時計のような物を見つけるソウゴ。

そんなソウゴに駆け寄る存在がいた。

 

「なんだこれ?」

 

「先行っちゃうなんて酷いっすよ!ソウゴさん!一緒に帰りましょう!」

 

「おぉ、飛流」

 

彼女の名は加古川飛流。

そう、彼女こそが貴方たちが知る歴史とは違う存在。

この世界の彼女はクジゴジ堂に部屋を借りており常磐ソウゴと共にクジゴジ堂に住んでいる。

 

「って、なんすかそれ?」

 

「さぁ?俺もよく分かんないんだよね、気づいたらあって」

 

「うぅーん、何処かで似たようなのを見たような…見てなかったような…」

 

「…まぁいいや」

 

ソウゴは時計のような物を地面に置く。

 

「いいんすか?」

 

「まぁ、俺のじゃないし」

 

「そうっすか、まぁいいや!帰りましょ!」

(にしてもやっぱり、何処かで似たようなのを見たような…)

 

…ウィーン、カシャン!

 

そうして帰宅する2人。

しかし、巨大な赤いロボットのようなものが2人の後をつけていた。

 

「えぇっとじゃあ明後日また取りに来て」

 

「わかりました」

 

「じゃあお預かりしまーす」

 

クジゴジ堂に帰ると店主である常磐順一郎が接客していた。

 

「おじさんただいま!」

 

「ただいまっす!」

 

「あ、お帰りソウゴくん、飛流ちゃん」

 

「今のお客さん?」

 

「うん、昔使ってたラジオを直して欲しいって」

「まぁウチね、時計屋なんだけどね」

 

「相変わらず大変そうっすね」

 

「ふふっ、あ」

 

順一郎は何かを思い出したように、紙を手に取る。

 

「ソウゴくん飛流ちゃん、受験どうするんだっけ」

 

「え?やらないよ。王様になるって言ってるでしょ?」

 

「だよねぇ、王様だよねぇ、やっぱソウゴくんは発想が違うなぁ」

 

「駄目っすよ!ソウゴさん!王様たるもの、受験の一つや二つぐらい出来ないと!」

 

「えぇーでも俺王様になるし」

 

「その王様になる為に必要な事って事っす!」

 

「うぅーん飛流がそこまでいうなら、考えとこうかな…」

 

「え?本当ソウゴくん!じゃあ」

 

「まぁ、今はまだやんないけどね」

 

「あっははは、そっかー」

 

「もう、ソウゴさんったら…」

 

そんなこんながありながら、外を出歩いているソウゴと飛流。

そんな2人を見るマフラーをした怪しい男がいた。

 

「おめでとう」

 

「は?」

 

「え?ソウゴさん知り合いっすか?」

 

「いやいや全然」

 

「この本によれば、今日は君にとって特別な一日となる」

「ただし、赤いロボットには気をつけた方がいい」

 

「はあ?」

 

「てか誰っすか?」

 

「…しかし君は…いや、些細なことか」

 

怪しい男が一瞬飛流の方を見るが直ぐに視線を戻す。

 

チリーン

 

そうすると、自転車のベルがひとりでになり男はいなくなっていた。

 

「えっ?」

 

「居なくなってるす!」

 

階段を登り切り見回す2人、しかし男はやはり見つからない。

そんな2人の横から

 

ターイムマジーン!

 

赤いロボット、タイムマジーンが2人を見下ろす。

 

「うお!えっ何?」

「ロボ?」

 

「えぇー!?ホントに赤いロボットが出てきたっす!」

 

「うおお!」

 

タイムマジーンは柵を乗り越え、ソウゴに腕を振るう。

ギリギリ避けたソウゴだったが尻もちを着いてしまう。

 

「ソウゴさん!?大丈夫っすか!」

 

そんなタイムマジーンの中に、1人の青年がいた。

 

「やっと見つけたぞ」

「オーマジオウ」

 

「とりあえず逃げましょう!」

 

「なんなんだ一体」

 

自転車を漕ぐ2人、タイムマジーンは乗り物の様な姿に変形し2人、正確にはソウゴを追いかけてくる。

 

「ハァハァ」

 

商店街に逃げ込む2人。

タイムマジーンの巨体では中に入れないようだ。

 

「イエス!見たか!」

 

「とりあえず一安心っすかね?」

 

しかしタイムマジーンは飛び上がり2人の真上に来る。

 

「逃げ切ったつもりか」

 

タイムマジーンは再び人型に変形し商店街の屋根を突き破り腕を振るう。

 

「うわあ!やばいっす!」

 

「うわ!」

 

「うぐ!」

 

タイムマジーンの腕に当たり、吹き飛ばされる2人、出口から逃げようとするがタイムマジーンに道を塞がれてしまう。

しかし

 

ターイムマジーン!

ガシャン!

 

乗り物の様な姿と同じような黒いタイムマジーンらしきものが赤いタイムマジーンを吹き飛ばした。

 

「うわ!」

 

「また別のが来たっす!」

 

「乗って!」

 

するとタイムマジーンの下部が開き中に入れるようになる。

中に入った2人が見たのは、未来的なデザインの内装と、コックピットらしき部分に搭乗している女性だった。

 

「誰?」

 

飛流はソウゴの質問に同意するように首を降っている。

 

「自己紹介は後、捕まって!時空転移システム、起動!」

 

するとロボットは空間に穴を開き、その穴の中に入る。

機体が大きく揺れる。

 

「うお!」

 

「おわぁ!」

 

「色々聞く前に、とりあえずこれを見て」

 

そういい女性は映像を見せる。

黒に金の装飾、顔に赤い字でライダーと書かれた存在がこのロボットと似た巨大なロボットや兵器をいなし、人々を黒い塵に変える。

 

「これが50年後の貴方…最低最悪の魔王」

 

「俺が…この魔王?」

 

「ソウゴさんが?」

 

「…ちょっと外の空気を」

 

「自分もっす…」

 

そうして外に出る2人、しかし外は緑で溢れており元いた場所とはとても思えない。

するとソウゴの方に何か液体が垂れる。

振り返るとそこには巨大な恐竜がいた。

 

「うおお!」

 

「恐竜!?」

 

全速力で逃げる2人。

しかし恐竜もこちらを追ってくる。

 

「何で恐竜!?」

 

「さっきからどういう事なんすか!?」

 

「うわあ!」

 

「ソウゴさん!ってうわあ!」

 

逃げる途中で転んでしまう2人。

恐竜が今にも2人に襲いかかろうとするその時、先程の乗り物がロボットの姿で恐竜を食い止める。

 

「気付いてなかったの?緊急事態だから白亜紀まで大ジャンプしたんだけど」

 

ギャオーン!

 

するとタイムマジーンが再び乗り物の姿に変わりソウゴと飛流を乗せ、穴にはいる。

するとそこは、江戸時代だった。

 

「マジかよ…」

 

「嘘ぉ…」

 

「ホントにタイムマシンだったんだ」

 

「もう訳分からんっす」

 

「君なんなの?」

 

「私はツクヨミ。2068年からやって来たの」

「時の王者、オーマジオウが君臨し、人々が苦しみ希望のない世界を作り出してる」

「私達はそのオーマジオウと戦う道を選んだ、でも」

 

 

 

「ゲイツ!どうするつもり?」

 

「もう他に手はない、時間を超えて…歴史を変える」

 

 

 

「私はゲイツを追って、貴方がオーマジオウの力を手に入れないよう時間を超えて来たってわけ」

 

「あのさ!念の為聞くけど、人違いじゃないよね」

 

「そうっすよ!ソウゴさんがあんな事するなんて信じられません!」

 

するとツクヨミはデバイスを見て言う。

 

「常磐ソウゴ、2000年、4月28日生まれ18歳」

「現在大伯父の常磐順一郎氏の営む時計店に在住。光ヶ森高校の3年生。得意科目は歴史全般、物理化学は絶望的」

「よく調べられてるでしょ?」

 

「調べられてるっていうか、所々ディスられてる気がする」

 

「あれでもマシになったんすよ?」

 

「え、それどいう意味?」

 

「あれで?…貴方の持ってるそのウォッチだけど」

 

「ウォッチ?」

 

するとウォッチが光り始める

 

「うお!」

 

「光ったっす!」

 

「これは貴方にとてつもない力を与える」

「そして貴方は、世界を破滅させる時の王者、オーマジオウとなる」

 

「信じるよ」

 

「え?」

 

「ソウゴさん?」

 

「俺、ずっと王様になりたかったからさ、そんな力が手に入るなら願ってもないんだけど、魔王になっちゃったら不味いかな?」

 

「いやそりゃ不味いっすよ!魔王っすよ!」

 

するとツクヨミがウォッチを確認する。

 

「ウォッチが反応しない…」

 

すると騒ぎが起き始める。

 

「やっぱり喧嘩かも」

 

「多分そうっすよね」

 

「ごめん、ちょっと試させて」

 

「は?」

 

「何するつもりっすか?」

 

「やいやい!いい加減にしねぇか!」

 

ツクヨミが大声で叫ぶ。

すると辺りの人がソウゴ達の方を向く。

するとツクヨミがソウゴを騒ぎの起きた場所へ押す。

 

「うおっ!」

 

「何だテメェは!」

 

「いや、喧嘩は良くないです、平和一番」

 

 

「ねぇちょっと待って!落ち着こう、ね?」

「うわああ!」

 

バッシャーン!

 

するとソウゴは3人に持ち上げられ川に落とされる

 

「ソウゴさーん!」

 

「やっぱ違ったかな…オーマジオウの言動とは差があり過ぎる…」

 

「大丈夫っすか!?」

 

「あれ?」

 

川から上がったソウゴが見ると、先程まで喧嘩していた人達が仲良く肩を組み歩いていた。

 

「喧嘩終わったじゃん!良かったー」

 

「はっ!自分が落ちたのに、まだ喧嘩の心配してるよこの人!」

 

あははは!

 

辺りに笑いが満ちる。

しかし…

 

「ば、バケモンだぁ!」

 

声の方を見ると赤い体で顔に黄色い平仮名でらいだーとかかれた人物がいた。

 

「今度は何!?」

 

「あれ誰っすか!?」

 

「あれはゲイツが変身した姿、貴方の手にジオウの力が渡る前に貴方を消すつもり!逃げるよ!」

 

「え?え!?」

 

「いいから逃げるっすよ!」

 

「逃がすか」

 

ターイムマジーン!

 

穴の中に入るタイムマジーン。

しかしゲイツのタイムマジーンが追ってくる。

 

ゲイツのタイムマジーンがツクヨミのタイムマジーンにぶつかり道から弾き出され、壁にぶつかりタイムマジーンから放り出されてしまうソウゴと飛流。

 

「うわあ!」

 

「痛てててて…」

 

「だ、大丈夫っすかソウゴさん…」

 

「うん、何とか…って、え?」

 

ソウゴが辺りを見渡すと雪が降っていた。

そして…

 

「ヴァァァァ!」

 

怪物、スマッシュが襲いかかってくる。

 

「うわああ!」

 

「今度は怪物っすか!?」

 

「伏せろ!」

 

「えっ?」

 

すると方程式が中に浮かびグラフの様なものに沿ってキックを放つ赤と青の2色のライダー、仮面ライダービルドと青い龍が炎を吐き、その炎に乗ってキックを放つ青色のライダー、仮面ライダークローズがスマッシュに向かいキックを放つ。

 

 

「はぁ!」

 

キックが決まり爆発が起きる。

爆発の勢いで吹き飛ばされる2人。

 

「おい、大丈夫か?」

 

「おい生きってかー!」

 

「え、すっげ!」

 

「おおお、おぉう?」

 

「何、やっぱり君たちも未来の人達?」

 

「こいつは仮面ライダービルド」

 

ビルドは変身を解除する。

 

「桐生戦兎、んでこいつは俺の助手の」

 

「助手じゃねぇよ、仮面ライダークローズ」

「万丈龍我だ」

 

「仮面、ライダー?」

 

「何すか、それ?」

 

「ていうか、今いつの時代?」

 

「いつの時代って、2017年11月30日だ」

 

「2017年!?」

 

─カフェnascita─

 

「ホントに2017年だ!」

 

「マジっすか」

 

龍我の飲んでいた牛乳の賞味期限を確認し今が2017年であることを確信するソウゴ。

すると冷蔵庫から戦兎が出てくる。

 

「え、どうなってんすかその冷蔵庫」

 

「んで、調べてみたけど」

 

戦兎はソウゴの持っていたウォッチについて調べていたようだった。

 

「確かに彼の持ってるこのデバイス、今の技術じゃ作れない…ホントに未来人なんだな」

 

そういいウォッチをソウゴに返す戦兎。

 

「いやいやいや、オレ達なんてたった1年なんだから未来人なんて言うのおこがましいよ」

 

「1年とかそういう問題っすかね?」

 

「はっ、謙遜してる意味が分かんねぇよ」

 

「だって!もっと凄い未来人が居てさ」

 

「あぁ、確かに、あのロボットとか機械とかいかにも未来!って感じだったすね」

 

そこで扉から誰かが入ってきて、銃のようなもので龍我と戦兎を気絶させる。

 

「そうそう!それで、50年後に俺が時間の王様?何とか王になるとかなんとか」

「…え?」

 

ソウゴを打つツクヨミ。

 

「ソウゴさん!ちょ、いきなりなにを」

 

続けて飛流を打つ。

 

「ごめんね、必要以上に過去への干渉はさせられないの」

 

─場面は変わり─

 

「うわああ!」

 

バスケの練習をしていた青年。

ボールが道路に飛んでしまい取り行くが、そこに車が突っ込んでくる。

 

しかし、青い服の少年、ウールが車に触ると、車が時間が止まったように停止する。

ウールは青年の方を向き

 

「決めたよ、君に」

 

「な、何だ、何が起こってるんだ」

 

「本来の歴史では君はこの車に跳ねられちゃうんだ、ただし、僕と契約すれば…」

 

「助かるのか?」

 

「そういうこと♪」

 

ウールはウォッチを取り出し青年に問う。

 

「どうする?」

 

「…分かった、契約する」

 

青年がウォッチを手に取ると、ウォッチの中心に仮面ライダービルドの様な怪物の絵が浮かぶ。

 

「物分かりのいい子だね!」

 

するとウールは腕を振い車は真横に吹き飛ばす。

 

「今日から君が、仮面ライダービルドだ」

 

ウールがウォッチを起動し、青年に押し付ける。

 

ビルド!

 

するとウォッチは青年の体内に入り、青年の姿がウォッチに描かれた異形のビルド、アナザービルドへ変わった。

 

「ヴヴヴゥ」

 

 

「うわ、うわあ!」

 

「ヴヴヴゥ」

 

アナザービルドが人を襲う。

 

「おい!何やってる!」

 

するとアナザービルドが声をかけた青年の方を向く。

 

「なんだコイツは?てい!」

 

青年はアナザービルドに殴り掛かるも、受け流されてしまう。

するとアナザービルドはブランクボトルを取り出し、青年達の方へ向ける。すると…

 

「うわああ!」

 

青年達がボトルへ吸い込まれてしまった。

 

「テニス、空手、ベストマッチじゃない…」

 

 

リビングで目が覚めたソウゴ、飛龍はまだ目が覚めていないようでソファの上で寝ている。

ソウゴはさっきの出来事が夢の中の事だと思い、順一郎に話す。

 

「俺が50年後に時の王者ってのに」

 

「へぇー!それはまた強烈な夢見たね!」

「でも、ソウゴくんって王様になりたいんだろ?」

 

「うん」

 

「じゃなっちゃえば良かったじゃん」

 

「いやでも、最低最悪の魔王になっちゃうって言われたから、結論出せなかったんだ」

 

「うん、まぁ、結論を急がないのも、いい事だよ」

「若い時ね、おじさんにも夢が叶うチャンスが訪れたことがあった、でもそれにはリスクが伴うんだよそりゃもう悩んだ」

 

「それで?」

 

「見送っちゃったよ、もう一度くらいチャンスが訪れると思ってたけど、人生はそんなに甘くない」

「時計の針は止まるし、巻き戻す事も出来る。でも、実は違う」

 

 

「ソウゴさんったら、起こしてくれてもいいじゃないっすか」

 

「ごめんごめん、気持ちよさそうに寝てたから」

 

「あ、そういえば変な夢見てですね、その中の時計みたいなやつが何処かで見た気がしたんすけど思い出したんすよ、確かあのバスの時に自分の近くにあった時計にそっくり何すよ!」

 

「そんなのあったっけ?」

 

「あ、そういえばソウゴさんに話してなかったっす」

 

少しあと、目が覚めた飛龍がソウゴと共に外出していた。

しかし何か鈍い物音がし、目をやるとそこにはアナザービルドがおり人を襲っていた。

 

「うわああ!」

 

「どうしたんだよ!何だよソイツ!」

 

「夢の中のアレに似てる…?」

 

「どけ、来んな!」

 

「そうはいくかよ!」

 

「っちょ、ソウゴさん!」

 

アナザービルドに向かうソウゴ、しかし跳ね除けられてしまい、地面に転がる。

 

「ソウゴさん!」

「大丈夫ですか?」

 

ソウゴが地面に転がると、同時にウォッチが懐から飛び出る。

そして、ウォッチが再び光り始める。

 

「ソウゴさん!?なんで夢の中のものを!」

 

「あれって、夢じゃなかったのか」

「だったら俺は、王様になれるのか」

 

「ヴヴヴゥ」

 

「!やめろ!」

 

「あぁもう!」

 

アナザービルドを止めに行くソウゴとそんなソウゴを追いかける飛龍。

しかしアナザービルドに片手で首を持ち上げられてしまう。

 

「うぅ」

 

しかしツクヨミがやって来てさっきの銃、ファイズフォンⅩでアナザービルドを打つ。

 

「ぐう!うぅ!」

 

アナザービルドが反撃でバスケットボール型の光弾を放つ。

その間にウォッチを見つめるソウゴ。

 

「ハアハア、!そのウォッチを捨てなさい!」

「王様になりたいなんて、ふざけたこと言わないで!」

 

「俺はやっぱり、王様になりたい」

「世界を良くしたい、みんな幸せでいて欲しい、そう思ったら、王様にでもなるしかないじゃないか!」

 

「って言ってもそれどう使うんすか?」

 

そしてマフラーの男が現れた。

 

「そう、王になって頂かなければ」

 

「ウォズ、貴方なんで」

 

「ジオウの力は史上最強、その力を使えば世界は疎か過去も未来も望みのまま」

 

「でもそうすると最低最悪の魔王になっちゃうんだろ」

 

「だからやめて!魔王になんてならないで!」

 

「…決めた、俺は魔王になる」

 

「ソウゴさん!?」

 

「ただし、最低最悪の魔王じゃない、最高、最善の魔王になって見せる!」

 

するとウォッチが見た目が変わる。

 

「え!」

 

「変わったっす!」

 

ウォズがベルトの様なものを持ってくる。

 

「我が魔王、コレを…使い方はご存知のはず」

 

「ご存知って、そんなこと…」

 

ジクウドライバー!

 

ソウゴは手馴れた動作でベルトを腰に当て、ウォッチを回す。

 

ジオウ!

 

ウォッチをベルトに装填するとソウゴの背後に巨大な時計の様なものが出現する。

 

「えぇ!?どうなってるんすかこれ!?」

 

「変身!」

 

ベルトを回し、世界が一回転する。

 

ライダータイム!

仮面ライダージオウ!

 

ソウゴの姿が変わり、時計の意匠が施され、顔にピンクの文字でライダーと書かれた姿に変わる。

 

「祝え!全ライダーの力を受け継ぎ、時空を超え、過去と未来を知ろしめす時の王者、仮面ライダージオウ!正に生誕の瞬間である」

 

「変身しちゃったっす…」

 

「そんな…」

 

「なんか、行ける気がする!」

「はぁ!」

 

アナザービルドに向かいパンチを繰り出すジオウ。

生身のままであれば意味をなさないそれは変身した事でアナザービルドを吹き飛ばす事が出来た。

 

「おぉ、行けた!」

 

「ヴヴヴゥ、アァ!」

 

そんなソウゴの戦いを見る飛龍。

飛龍は近くにいたウォズに言う。

 

「えぇーっと、ウォズさん?でしたっけ、ソウゴさんに私たあのベルトみたいなやつもう持ってないんすか?」

 

「何故そのようなことを聞くんだい?君に渡す訳が無いが、仮に渡したとしても君では使う事は出来ないだろう?」

 

「あぁー!もう!つまり渡してくれないってことっすよね!?」

 

「あぁ、もう」

 

飛龍はカバンの中からウォッチを取り出す

 

「!?何故君がそのウォッチを!」

 

「えぇ?それは…ってそんなこと言ってる場合じゃないっす!えぇっと確かここを押して」

 

ジオウ!

 

「えぇっと、えぇっとぉ…へ、変身!」

 

ウォッチを腰辺りにスライドする飛龍。

すると飛龍の姿が、ジオウを歪めた様な姿に変化する。

 

「嘘!?どいうこと!?」

 

「おぉ、よし、とりあえずこれで!」

 

「そんな馬鹿な…」

 

アナザービルドと戦うジオウ。

ソウゴに戦闘経験が無いせいか、徐々に押され始めてしまう。

しかし、ベルトからケンとピンクの文字が出現し文字が剣、ジカンギレードに変化する。

 

「おお」

 

「ソウゴさん!助太刀に来たっすよ!」

 

「え!?その声…飛龍!?何その姿…」

 

「とりあえずこれで自分も戦えるってことっすよ!」

 

アナザージオウは時計の針状の武器を取り出す。

 

「ヴヴヴゥ!」

 

フィニッシュタイム!

 

ジオウとアナザージオウが同時にアナザービルドに向かう。

 

ジオウ!ギリギリスラッシュ!

 

「はあ!やぁ!」

 

「どぉりゃあ!」

 

2人で斬撃を放ちアナザービルドを撃破する。

 

「おぉ、すっげ!」

 

「なんか、自分の姿完全に敵側な感じがするっす」

 

2人が感傷に浸っていると、ゲイツが歩いてくる。

 

「歴史は変えられなかったようだな」

「何で魔王になる道なんて選んだ!」

「そしてお前!何故お前がジオウの力を持っている?そして何故その力を使った!」

 

「俺が選んだ道だ、それに俺は…生まれた時から、決めていた気がする!」

 

「そ、そんな事言われても…なんでコレが自分の元にあるかなんて知らないっすし、コレを使ったのは…大切な人を守るためっす!」

 

 

 

「お前たちに、私を倒すことは不可能だ、何故かわかるか?私は、生まれながらの王である」

 

 

「そうか、それなら、俺はここでお前達の道を終わらせるだけだ」

 

「え?」

 

ゲイツ!

 

ライダータイム!

 

仮面ライダーゲイツ!

 

ゴースト!

 

アーマータイム!

 

カイガン!ゴースト!

 

仮面ライダーゲイツに変身し、ゴーストウォッチを使い、仮面ライダーゲイツ ゴーストアーマーに変身したゲイツ。

パーカーゴーストを召喚し、2人のジオウを襲わせる。

 

「行くぞ、オーマジオウ!」

 

「ちょ、ちょっと待って!」

 

「な、何かやばいっす!」




最後まで読んでくれてありがとうございます!
ゲイツがアナザージオウまでおそった理由ですが、アナザーライダーっていう理由と「やつもジオウの力を使ったなら、オーマジオウと同じ存在になる可能性がある」てな考えで襲った感じです。

続きは…書けたらいいなぁ

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