あんな奴を好きだった自分、ホント馬鹿じゃねぇ? 百合カップル? クソだよクソ! 過去に戻れたら絶対に選ばんわ!   作:Yunoko

11 / 12
第11話 天ヶ崎亜紗(幕間②)

 

 女の子を好きになるってなんだろ。

 穂乃花と付き合ってはみたものの、いまいち分かんない。

 まあ、今まで男の子としか付き合ってこなかったし、すぐに分かるわけないか。

 

 でも穂乃花は?

 あの子はいつから私を好きになったんだろ? きっかけは?

 同じ女の人を好きになるって、どういう気持ちなんだろ?

 

「…………んー、分かんね!」

 

 どうせ考えたって、私に答えなんか出せるわけない。

 国語とか現代文でさ、〇〇の気持ちを答えよとかあんじゃん? そんなの、その人に聞いてよってなるじゃん。私が知るわけないよ。

 

 人の気持ちとかよく分かんない。

 だから、無駄な事はせずにさっさと聞こう。

 私は穂乃花に聞いてみる事にした。

 

「ほのちゃんってさ、ぶっちゃけ、いつから私の事が好きだったん?」

「小学生の時から」

「え、マジで? うそ、ホントに?」

「うん」

 

 そんなに前から?

 最低でも6年は気持ち抱えてた……ってコト!?

 その時の私って……どんなんだっけ。

 そんな長く好きが続くような事してた?

 

「私のどこが好きになった?」

「色んなところ。いっぱいありすぎてすぐに言えないよ」

「たとえば? いくつか教えてよ。ねっ」

「えーと……明るくてムードメーカーで、引っ張ってくれるところ」

 

 そんなんだった、私?

 まあ、明るかったかも? 何も考えてないだけなんだけど。

 いっつもクラスの男子や女子も関係なく騒いでたし、私の声ってやたら通るらしいから、騒いでて目立ってはいたかも。

 

 ただ、穂乃花を引っ張ってたのは本当。

 この子、本当に昔から大人しくて静かだし。話し合いとかしてても、自分の意見とか全然言わない。

 近くにいても、正直目立たない。

 

 わいわいと騒いでても、絶対に自分から発言とかしなかったもんね。

 輪の中に入れないのもな~って誘ったり、声掛けたりしてたっけ。

 それの事を言ってるのかな? でも、好きになるほどの事? 分かんない。

 

「私の顔とか好き?」

「すごく好き」

 

 わお、即答。

 まあ女の子相手でも、顔を褒められて悪い気はしない。

 でも、穂乃花って人の悪口とか陰口なんて言わないし、見た目とかいじったりもしないから、こう言っちゃなんだけど、褒められても素直に受け取れないんだよなー。

 

 女の可愛いなんてそれこそ挨拶みたいなもんだ。アテにならない。

 じゃあなんでお互いに「可愛い」と言い合うのかって、挨拶だから。

 挨拶されなかったらムッとなるじゃん。そういう事。

 

「他は?」

「髪がすごく綺麗。いつもサラサラで、良い匂いしてて羨ましい」

「うんうん。他にもある?」

「スタイルもすっごく良いなって。私、こんなんだから」

「別にほのちゃんだって悪くはないけどね」

 

 確かに穂乃花の身長って150cmくらいで、小柄ではある。

 でも、おっぱいとかちゃんとあるし、身体つきは柔らかいし、肌だって綺麗じゃん。

 手入れもちゃんとしてるから、清潔感もあるし個人的には好きだけど。

 たまに男子で「花咲って良くない?」みたいに言ってる子もいたし、魅力はあるんだよ。

 

「それにあーちゃんはオシャレだし、メイクもいっぱい知ってて。色んなお店とか知ってるし、誰とでも色んなお話できて、すごいなーって。人気者だなって」

「まあ、そのへんはねー。人付き合いしてると勝手に情報入ってくるし、会話合わせんのに覚えとかないとめんどくさいんだけどね」

「そ、そうなんだ」

 

 そうなんだよ。

 興味のない話題がしょっちゅう出てくるんだけど、毎回ちゃんと聞いてあげなきゃいけない。

 自分の話を聞いてもらうなら、相手の事だって聞かないと。

 ギブアンドテイカーってやつだよ。

 

 あからさまに関心なかったら、すぐに不機嫌になっちゃうからね。女って面倒だよね。

 おかげで、女友達の好き男のタイプとか、気になってる男子の名前だとか、付き合ってる彼氏情報とか、何の役にも立たない無駄な知識ばっかり詰め込まされちゃう。

 最近のドラマがどうとか、ツイキャスとかYOUTUBEの流行りがどうとかさ、面白いと思う事もあったし、教室で動画撮って騒いだりするのも悪くはなかったけどね。

 

「あとね、ほのちゃんの料理してるところ好き。台所で立ってる時ね、いいなって」

「へぇ、料理してるとこ? ふーん?」

 

 料理かぁ、料理ねぇ……。

 そういえば、どうして料理するようになったんだっけ、私。

 お母さんにさせられたんだっけ? でもやれって言われて素直にする性格か私?

 まあ嫌いじゃないのは確かかもね。

 

 でもさ、色々と料理とかお菓子とか作ってたら、いつの間にかクラスで料理上手で家庭的なイメージ持たれたんだよなー。

 家に遊びにきた女子が言いふらしたんだと思う。

 イメージ的には悪くないし別にいいんだけど、付き合った彼氏が手料理食べたいって言ってくる事もあったし、バレンタインにはチョコ期待されるしで、地味にプレッシャーだったんだよね。

 

「すっごい手際良いし、かっこいいし、可愛かった」

「なにそれ、かっこいいと可愛いが一緒なの?」

「うん……うまく言えないけど、そうなの」

 

 まあ、そんな風に言われたらちょっとくらい、料理頑張ってみてもいいか。

 我ながら単純。チョロいわ私。

 せっかく付き合ってるんだし、誕生日になったら何かご馳走でも作ってあげるか。

 そのくらいまでは付きあってんでしょ、多分。

 

「私ね」

「……ん?」

「私、ずっと学校で馴染めなくて……でもね、あーちゃんがいたから何とかやっていけたんだ」

「そんな大した事して――……」

「してくれたんだよ」

 

 私の言葉を遮ってまで穂乃花は言い切った。

 ほっぺたを赤くして、瞳を潤ませてる。何かを堪えてる。

 なんで泣くの我慢してんの? 泣くとこあったっけ?

 

「体育の授業とか、ペア組む時とかあったよね」

「えーっと……うん、確かあったかも」

「誰でもいいから組むようにって言われて、私動けなくて。近くの子にもお願いできなくて。そしたらみんなペアできてて。でも、あーちゃんが駆け寄ってくれて、組んでくれてさ」

「…………」

 

 あったっけ……。

 ごめん、全然覚えてない。

 昔の私ってそんなかっこいいムーブしてたん? 別人じゃなくて?

 

「休み時間とか皆で喋ってる時、私が一人でいたら誘ってくれて。私にも話振ってくれたり、意見とか聞いてくれてた」

「あー、それは覚えてる」

 

 へぇ、穂乃花も分かってたんだ。

 だってさ、明らかにこっちに興味ありそうだったじゃん。ちらちら見ちゃってさ。

 関心ないって顔してたり、本とかスマホ(あんときガラケーだっけ? 覚えてない)いじったりしてたら、私も声はかけなかったと思う。

 

 なんていうか、あの頃の穂乃花ってさ、寂しそうな子犬みたいだったもん。

 ちっちゃい時からの付き合いだし、無視するのも可哀想だなーって感じだったと思うんだよね。

 あと、これは言わないけど、私が穂乃花に優しくしてる事で他の子からの印象も良くなってたと思う。

 

 誰に対しても優しいってイメージが私の武器だった。

 女子とか男子の喧嘩を止めてさ、色んな子の相談にも乗って、みんなと遊んだりとかして、敵を作らないように私なりに頑張ってたわけよー。

 だから穂乃花もいじめられたりとか、ハブられたりしなかったんだろうし。

 そこは感謝してほしいかもね。

 

「あーちゃんは人気者だったから、一緒に遊ぶ事とかどんどん減っちゃったけど、それでも私の事を見捨てないでくれてさ、ほんと嬉しかった」

 

 見捨てるって、そんな事はしないと思うけど……。

 でも、中学生くらいから少しずつ関わる事減っていったもんね。

 穂乃花はそんなにお出かけ好きな子じゃなかったけど、私は積極的にあちこち行って遊んでたし、似たような子とやっぱり集まったりしてたし。

 

 それに、家にお父さんがいたらうっさいし。

 勉強がどうとか、女はこうあるべきだーみたいな訳分かんない説教ばっかりでうんざり。彼氏ができた時とかすっごいうるさいし、結婚前に性行為はするなとか馬鹿みたい。

 今時、ヤらせてくれない彼女なんてさ、すぐに振られるよ?

 結婚した時にエッチしてみてさ、相性悪かったらどーすんの? やっぱ結婚はナシって言うんですかって話。

 

 ストレス溜まる事だらけでさ、外で遊んでばっかりだったなー。

 穂乃花と遊んでたのも、家にいてもつまんないし、イライラしてる時に話聞いてもらうのにちょうどよかったからだし。

 穂乃花は話を遮ったり、私の話も聞いてーってタイプじゃないから、言いやすいんだよね。

 そう思ったら、私も穂乃花に世話になってたんだなー……全然気付いてなかった。

 

 ん、そういえば。

 

「もしかしてさ」

「?」

「ほのちゃんが私と同じ高校選んだってそういう事?」

「…………」

 

 黙っちゃった。図星かー。

 あらら、恥ずかしがってる。

 す~ぐ顔赤くなるよね、穂乃花って。

 

「ほのちゃんって頭良いのにさ、どうしてこの学校選んだんだろって思ってたんだ。納得した」

「あう……」

 

 私の事が好きだって分かってさ、付き合ってる仲だからまだいいけどさー……。

 これ付き合ってなかったら、ちょっと引いてたかもしんない。

 ここまで聞いてもさ、そこまで私のことを好きになるもんかなーって思っちゃうし。

 

 これってあれだね、鳥のあれ……ヒナが産まれた時に最初に見たのを親って思うやつだね。

 私も穂乃花も鳥じゃないし、全然状況違うけど、最初に私の事を好きになっちゃって、それ引きずったって事なんだろーな。

 一途だし、悪い気はしないけど、危なっかしい子だよホント。

 

「でも、凄いね。ほのちゃん」

「え? 何が凄いの?」

「ずっとさ、私の事が好きだったんでしょ? それこそ小学生の時から」

「あ…………うん」

「他の子でさ、気になる子とかいなかったの?」

「いなかった。あーちゃんしか見てない」

「すごっ」

 

 でも、結果的にこの子の初恋は叶えてあげられたんだよね?

 そう考えたらさ、穂乃花となにかしらの縁があったのかも。

 

 だってそうじゃない?

 あの日に告白してこなかったらさ、私が断ってた可能性って大分高かったよ。

 高校卒業なんてしてみ? 私、穂乃花の進路とか全然知らなかったし、絶対そのあとはほぼ出会わないよ。

 成人式とか同窓会でもしかしたら会うかもしんないけど、その時には私だって結婚してるかもしれないし、穂乃花だってどうなってるか分かんないじゃん。

 

 いっくら幼馴染みでもさ、疎遠になってたら記憶だって薄れるし、その内にあんな子もいたなーってレベルの関係になってるよ。

 そう考えたら、きっかけ一つでも関係って変わるもんだよね。

 

 数カ月前の私にさ、「あんた彼氏と別れてさ、卒業前に穂乃花と付き合うよ」って言ったって絶対信じないもん。

 人生何が起きるか分かんないね。

 

「まあ、そんだけ私の事が好きならさ、私の事を繋ぎとめてよ? 私ってなんでもすぐ飽きちゃうし、彼氏とも長く続いた事ないからさー」

 

 こんな調子こいた事を言ってた私なんだけど……。

 

 純情で照れまくる穂乃花をからかい目的でエッチしてみたら相性が良かったり、昔からの付き合いもあってか考えてる事も大体分かってて気楽だし、同じ女だから生理の事とか体調の変化にもお互い理解があるし、一緒に暮らしてて割と悪くないってなったんだよね。

 

 半年も続けばマシじゃない、って思ってたのが気付けば2年経ってた。

 やっべ、まさかの女同士の交際が私の歴代最長記録じゃん。

 

 

※ ※ ※

 

 

「ほのちゃん、ただいまぁ~! 私のおかえりだよ! アイムホーム!」

 

 仕事を終えて帰ってきた私は、すぐさま中へずんずん進んでいき、洗濯物を畳んでいたほのちゃんに抱きついた。ぎゅうと力を込める。

 ほのちゃん成分が不足してた。

 もう少しで危なかったぜー。

 

 ちなみにいつもの私は大体こんな感じ。

 ほのちゃんに告白された時期なんかは、彼氏と喧嘩別れして引きずってたのもあって冷めた感じだったけど、本来は周りからうるさいって言われるくらいに元気だったりする。

 

「あーちゃんお帰りぃ。お仕事お疲れ様」

「頑張った。今日も私頑張った! ナイスファイトだった! だからほのちゃんもぎゅっとして! 思い切りハグしてちょ! ぶっ壊れるくらいでよろしく!」

「わ、分かった……」

 

 ほのちゃんは困ったような、それでいて恥ずかしそうな笑顔で私を抱きしめ返してくれる。

 付き合ってから大分経ってるのに、未だにスキンシップに照れが残ってる。

 くっっっそ可愛くね?

 

 男相手にハグするのと感触が全然違う。当たり前かー。

 ごつごつなんて全然してなくて、指先や胸も背中も首筋も、全部が柔らかい。

 女の子の中でも、ダントツにやわやわだ。

 マジ最高じゃん。

 

「すぅ~…………」

「あ、あんまり嗅がないで」

「やだ。嗅ぐもんね。ナイススルメ!」

「も、もぉっ」

 

 髪や首筋、服から良い匂いがする。

 同じ家で住んでてさ、同じシャンプーやコンディショナー、ボディーソープを使ってるし、服だって同じ柔軟剤のはずなんだけど、不思議と匂いが違う。

 

 ほのちゃん由来の匂いが混じってるから? よく分かんないけど、私の好きな匂い。私の脳をおかしくする超エロエロ快楽成分物質出てないこれ?

 ありえない、好き。

 

「わぁ、舐めないでよっ」

「舐めてない。はむはむしてるだけ。マーキングもしとかないと。ほのちゃんは私のもんだから」

「もうっ」

 

 ほのちゃんの首筋に甘噛みしてやった。

 隙だらけの穂乃花が悪いんだ。私を誘惑しやがってさ。そうに決まってる。そうだそうだ、異議なし!

 それに、私のほのちゃんだって教えておかないと。

 この子って誰にでも優しいから、変なのに捕まったら困るんだよね私が。

 

「んもー。あーちゃんは甘えんぼだ……」

「今日はいつもよりもお疲れサマーだから、ほのちゃんは甘やかして! 私を労って! ちやほやして!」

 

 今日はいつも以上に疲れた。

 上司の説教が長くてうざかったし、拘束時間が長くてクッッソイライラした。

 いつも以上に疲れたから、ほのちゃんといちゃいちゃしないとダメな日。

 私のテンションはぶっちゃけおかしい。

 でも、ほのちゃんは甘やかしてくれる。決して突き放したりなんてしない。

 

「んふー。ほのちゃん、ほのちゃん……」

「あーちゃん、好き」

「うん、私もほのちゃん好き」

 

 ほらね、今日もほのちゃんは私の事を好きでいてくれてる。

 私もほのちゃんが好きだから、これでいい。

 こんな日が続いたらいい。

 

 

※ ※ ※

 

 

 いつからだろ。

 私はほのちゃんがいない時間が苦痛になってた。

 自由な時間だったそれが、退屈な時間に変わってた。

 

 家で一人でいてもつまんないと思うようになった。

 早く帰ってこないかなーってご飯作ったり、スマホいじって過ごしてた。

 ただいまの声が聞こえた時、私がおかえりって言う声はきっと弾んでた。

 犬なら尻尾ぶんぶんしてたかもしんない。犬飼った事ないから分かんないけど。

 

 仕事してイライラした時、ほのちゃんの事を考えて気を紛らわせてた。

 早く家に帰ってほのちゃんの顔が見たい、声が聞きたい、身体にくっつきたい。

 お疲れ様って言われて、よしよしって頭を撫でられたい。

 ほのちゃんの手付きは優しくて、指先は柔らかいから気持ちいいから。

 それだけで私は肩の力を抜いてリラックスしていられる。

 

 あーちゃんって呼んで、好きだって囁いてほしい。

 そしたら私は安心できる。

 まだほのちゃんといてもいいんだって、ほのちゃんと付き合ってられるって自信を持てるから。

 私も好きだと答えられるから。

 

 寂しくないように一緒に寝てほしい。

 暑苦しいって思われるだろうけど、くっついてほしい。

 夜中に目が覚めた時、隣にいてくれないとやだ。

 朝起きた時、まだ眠ってる顔を見たら私は嬉しくなれる。

 

 あれ……。

 私、くっそめんどくせぇメンヘラ女みたいになってね?

 すっげ重い。

 こんなん絶対言えないでしょ。引くわー。

 

 本当にいつから? すっごい好き好きってなるようなロマンチックな出来事なんてなかったじゃん。

 時々デートで近場だったり、旅行で遠くに行ったりはしてた。

 あとは、同じ家でいつも通りに過ごしてるだけ。

 家で一緒にいる時間は多かったけど、それってそんな特別?

 

 朝は私が先に起きて、洗顔とかしてご飯作って、ほのちゃんもその内に起きてきて。

 一緒にご飯食べて、テレビでニュースと占い見て今日もがんばろーって声かけて。

 仕事の休憩時間にメッセージ送ったりして。早く帰れそうなら買い物して、遅くなりそうなら先に伝えてさ。

 休みの時は自然とどっちかが家事分担して、どっちかの帰りを待って。

 

 やっぱり何も特別な事してない。

 でも、今まで付き合ってきた彼氏達とこんな風に生活できたかな?

 学生の時に付き合ってた人達が、同じ家で暮らしてさ、同じようにやれたかな?

 ほのちゃんと同じくらい、一緒にいて嬉しい、楽しいってなれた?

 

 幸せな気持ちってよく分かんなかったけど、こういうのがずっと続くと幸せ?

 なんだかポエミーだ私。

 つまんないラブソングの歌詞みたいな事を考えてる。

 

「ほのちゃん」

「…………」

「寝ちゃったか。寝付きいいもんね、ほのちゃん」

 

 静かな寝顔、リラックスしている時のほのちゃんは愛らしい顔をしてる。

 この顔をジッと見ていられるのは私だけ。

 こんなに無防備に眠ってるほのちゃんを見つめてるのも、触れていいのも私だけなんだ。

 

 これが、女の子を好きになるって事?

 ずっと一緒にいたいなーって思う事が?

 

 もしそうだったら、私は男じゃなくて、本当は女の子が好きなのかもしんない。

 穂乃花とずっといられたらいいなって思っちゃってるし。

 

 付き合った時、半年くらいで別れるかもって言ってた?

 ばっっか、そんなもん無効! ナシナシ!

 ほのちゃんはね、これからも私と付き合って一緒にいるし! 誰にもやんねー!

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。