クロスボーンガンダムブレイカー(仮)   作:桜咲梨闇

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月その6

あれからアークエンジェルに戻り機体の整備をしていると艦内放送が聞こえる

 

『避難民全員退去完了しました。本艦はこれより脱出準備に入ります。』

 

ようやくか……

 

「さ、何があっても良いようにしなくちゃね」

 

隣のハンガーでエクシアの整備をしていたレーアに声をかけられるが

 

「やっぱまだ戦わなきゃダメなのね……」

「当たり前でしょ。一旦敵も引いたけどまだ私達がここにいるんだから、また攻めて来るわよ」

 

冷静に考えればそうだけど……

 

「それに俺らはアークエンジェルの退路を切り開かなきゃいかんからな」

 

カレヴィが会話に入ってきた

 

「まぁ命令なら仕方ないけど……なんか嫌な予感がするんだよね」

 

さっきからずっと

 

「嫌な予感ね……アナタもしかしてニュータイプとでも言うつもり?」

「ニュータイプ?」

 

なにさそれ?

 

「ニュータイプってのは多少勘の良い人間の事だ。言葉としては囁かれてるが、軍内で実際に見たって奴はいない。まぁきっと眉唾物なんだろ。」

 

「ニュータイプねぇ……レーアはなんでそんな言葉知ってるのさ?」

「ちょっとね……」

 

 

「……ニュータイプなんて存在しないわよね」

 

目線を反らし詰まって答えるレーア

後半の呟きは聞こえないが

 

何かあるのかニュータイプに?

 

『皆さん』

 

コックピットのモニターに通信が入った

 

「ビックリさせないでよルル!!」

 

『ロクサス君艦長になんて口の聞き方をしてるんだ?』

『良いですよマドックさん。私は気にしませんから』

『しかし……』

『良いんです!』

 

ブリッジだけで会話しないで欲しいんだけど……

 

「で、俺らに何のようだ艦長?」

 

カレヴィが痺れをきらしてそう聞いた

 

『そうでした……えっと…先程も放送した通りアークエンジェルは今から脱出準備に入ります。なのでお三方には脱出経路上の敵を排除してください。』

 

「「「了解」」」

 

さて整備も終わったし、行くか!

 

 

 

 

 

 

 

 

アークエンジェルから出撃してある程度進むと、敵の姿が見えてくる

 

 

『このあたりの敵を全部やっつけちゃってください』

 

命令の仕方が適当だな

 

『各機敵を発見しだい任務を開始せよ』

 

マドックさんが緩んだ気を締めてくれる

 

「行くぜ油断するなよ!」

 

カレヴィの合図と共に敵に強襲をかける

 

 

「危ないと思ったら下がれよ。死にたくはないだろ」

 

言われなくても下がるさ……

だけどこの程度の敵なら

 

敵が此方に気づく前に近付きビームライフルを撃っていく

 

「よし、二機撃墜!!」

「遅いわよ!」

 

えっ…?

 

「私は四機だもの。」

 

「俺も負けられねぇな」

 

なんでそんな競うのさ!?

 

 




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