楽しみ
先に進んでいき最後のゲートを越えると
「妙に静かだな…」
「確かに…さっきから敵がいない」
そんな会話をしていると急に地面が揺れ始めた
「何!?」
「おい、ここ月だぞ!!」
その振動はどんどん大きくなりふと俺ら三人に影がさした
そして後ろを見てみると
「マジかよ…」
大きな二足歩行のMAが立っていた
そのMAは俺らが入ってきたゲートを壊しながら此方に近づいてくる
「とりあえず下がれ!!」
カレヴィの指示を聞いて下がって距離をとる
なんだよあのでっかいMA…
デンドロビウムよりは小さいか…
緑色で円盤状のボディ?から二本足で立っているそのMAは顔の中心の銃口から高出力のビームを放ってきた
「うわぁ!」
なんとか避けるものの月の表面の岩壁が破壊され、瓦礫が降ってくる
「クソッ…」
どうしようか考えていると
『こちらアークエンジェル。脱出準備終了しました。今から脱出します!』
このタイミングでか!?
「ブリッジは此方の状況を把握してないみたいね」
レーアが少し飽きれ気味に言うとカレヴィが急いで通信する
「アークエンジェル!出航は待て!!」
『どうしたんです?』
『巨大な敵機動兵器と交戦中だ!』
『大変!マドックさん手伝わないと!』
『危険です艦長代行。彼らに任せましょう』
イヤ手伝ってよマドックさん…
アークエンジェル武装は積んで有るって言ってたじゃないか…
『わかりました……』
分かるなよ!艦長手伝ってよ!!
「あぁもう!」
ヤケクソにライフルを撃ってみるがデンドロビウムみたいに弾かれてビームが霧散した
「なにコイツ…」
「どうやらコレもIフィールドが装備されてるみたいね…」
「ビグザム…」
「知ってるのかカレヴィ?」
聞いてみると
「まぁな…Iフィールドが装備された最初の機体だったかな?確か高コストの機体だが、結構昔の機体だぞ…」
そりゃ珍しい…
最近はレトロなMSが流行ってるのかな?
すると敵から
「貴様らか、この中立都市に入り込んだ地球軍は!」
渋めの男の声が聞こえる
「入り込んだって…お前らが攻撃して破壊したフロンティアⅣの民間人降ろしに来ただけだぞ。」
「それを受け入れるフォン・ブラウンも中立か怪しいな!!疑わしきは罰する。それがコロニー連合!!」
無茶苦茶だなおい……
敵は此方の言葉に反応してビグザムの足を振りかぶる
「貴様らはここで倒す!」
そしてその足を降り降ろし蹴ってくる
「なんとぉ!」
それを避けてビームを撃つが弾かれる
「やっぱIフィールドは嫌いだな……」
「近づいて斬りなさい!」
此方が引き付けている最中にレーアがエクシアで斬りかかる
「ゼロ距離なら…」
カレヴィも接近してバスターライフルを近距離で放つ
「貴様らぁぁ!!」
ビグザムが飛び空中に停滞して全身からビームを放ってくる
「レーア!!こっちに!」
俺はビームシールドを構えながらレーアに声をかける
するとレーアが素早く俺の後ろに廻り隠れる
「このっ、耐えろよブランドマーカー」
カレヴィはその間にビグザムの上に回り込み
「コイツで……」
ビグザムの上に着地し
「なんだと!?」
「どうだぁ!!」
ゼロ距離からのバスターライフルはIフィールドを突破してビグザムを貫通した
「ま、まだだ」
機体から火花が散っていたがまだ諦めていない
「まだ終わらんよ!!」
ビグザムがその言葉と共に機体から緑色の何かが出てきた
「なんて言うプレッシャーだ!ロクサス、レーア気をつけろ!!」
カレヴィがビグザムから離れながら言ってきた
「プレッシャーが目で見えるってどんだけだよ……」
「よくあることよ。」
どんな生活してたらよくあるんだよ
けど
「プレッシャーに怯える訳にはいかないな。レーア!」
「えぇ、一緒に行くわよ!」
あと二話位で地球に降りれるかな?