「で、次は何処に行くんだ?」
カレヴィはルルに質問を投げ掛ける
「とりあえず月基地へ。そこで補充要員とMSを受理します。」
へぇ、人数増えるんだ。
「では月基地へ向かって出航です!!」
アークエンジェルが動きだした
月基地はここからそんなに遠く無いので二時間位で到着する予定だ
「ロクサスさん。」
その場を離れて寝に行こうかと思っていたらルルに声を掛けられた
「どうしたのさ?」
「実は貴方の機体の話なんですけど……」
「クロスボーンガンダムがどうかしたか?」
何か欠陥でも見つかったのか?
「アレは今の装備は正式の装備じゃないんですよ。機体のデータから分かりました。」
「へぇー。」
「月基地にあるサナリィの開発部が作っていた機体なので正式武装が補給と一緒に貰えます。」
つまり武器が変わるんだね
「分かったよ。どんな武器か知らないけど頑張るさ。後でスペックデータだけ見せてくれ。」
そう言って俺は自室に戻った
ようやく寝られる……
レーアside
これからの目的を話したあとロクサスに声を掛けようとしたんだけど
「……ロクサスは?」
「ん?アイツなら自分の部屋に戻って行ったぞ。」
「そう、ありがとカレヴィ。」
「んにゃ、気にするな」
カレヴィに礼をしてロクサスの部屋に向かう
その間にも色々な考えが頭の中を巡る
素人があんなに戦えるものなのか?
この短期間の間にエースを倒せる実力を身につけるものなのか?
いくら機体の性能が良いからといってあそこまでやれるのか?
そして最後に……ニュータイプなのか?
私の頭の中を巡るこの疑問に誰も答えてはくれない
そんな考えをしているとロクサスの部屋の前に着いていた
「……ロクサス」
ノックと共に呼び出して見るが反応がない
寝てるのかしら?
「ロクサス!起きてないの?」
もう一度呼んでみるが反応がない
「入るわよ~。」
冗談っぽくドアの横のスイッチを押すとドアが開いた
「なんで鍵掛けてないのよ。」
部屋の奥に入っていき注意しようとするとベッドの手前でロクサスが倒れていた
「ちょっと大丈夫!?」
すぐに駆け寄ってロクサスを起こそうとし声を掛けるが
「すぅ……」
寝息が聞こえて少し安心する
「慌てさせないでよまったく……」
ただ寝ているだけらしい
とは言えこのまま床で寝かせて良いものだろうか
そう思い周りを見渡すが毛布の一枚もない
まぁ支給されたばかりの部屋なら当然だろう
「仕方ないわね」
私は座り方を変え太股の上にロクサスの頭を置いた
このまま寝て首でも痛めたら大変だし……膝枕ぐらいしてあげるわよ
(それにしても……良く眠っているわね)
ロクサスの頬を指でつつきながらそんな事を思った
まぁいきなり戦いに捲き込まれてここまで休みが無かったら当然か……
いつもパイロットは待機部屋にいたから自分たちの部屋も無かったし……
「……お疲れ様ロクサス」
普段ならこんな甘やかさないんだから……
私も少し疲れたし……
ロクサスの寝息を子守唄に眠気に包まれていく
少しでも疲れが取れれば良いと
すいません
なかなか地球に降りれない……
はよグランドキャニオン行きたいぜ