クロスボーンガンダムブレイカー(仮)   作:桜咲梨闇

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地球へ

ザンバスターを受け取りアークエンジェルまで運んで貰う途中レーアが

 

「ほら、これでも飲んだら?」

 

缶のお茶を出してきた。

俺はそれを貰うと一気に飲もうとし、口をつけるが

 

「熱い!!」

 

ちょっとこぼしてしまった

 

「持ったときにわからないの?」

 

確かに今思えば持ったときに熱かった気がする。

まだイラついているのかな俺は……

 

「ちゃんと頭冷やさないと……上手くやってけないわよ。」

「わかってるさ……頭では。」

 

感情は別だけど

 

「ほらとっとと戻ってシュミレーションやるわよ。今度こそあのレベルをクリアしてもらわないと 」

 

またあれをやるのか……だけどまぁ

 

「新しい武器でやるからな。スペック見たけど使いやすそうだし……前回よりは頑張れるさ」

 

そんな会話をしながらアークエンジェルに戻ると、ルル達が運び込まれているザンバスターを見ていた

 

「どうしたのさ?みんなでザンバスター見て」

 

「いや、新しい物ってやっぱり気になるじゃないか?」

 

カレヴィがそう言うと皆が頷き同意を示す

 

「で、次の目的地は決まったの?」

「ええ。新しい任務は地球で行います。」

 

地球?降下するのか?

 

「コロニー連合がグランドキャニオンに進行しているのでそれを阻止するのが今回の本艦の任務です。」

 

「レーダーには敵の巨大戦艦も確認されています。」

 

ルルとマドックが説明してくれるが一つ気になる事がある

 

「それをたったの五機のMSでやるのか?」

 

他の地球軍は何をやっているんだ

 

「どこも人手不足なんですよ。」

「なんだ?怖いのか?」

 

ルルは答えてくれるがフェズがまた挑発してきた

だが

 

「怖いさ。それのなにが悪い?」

「ロクサス!」

 

俺の反発的な態度が原因なのかカレヴィが間に入ってきた

俺だって言われるままじゃないんだよ。

 

「さっきもそうでしたけど俺に何か文句でもあるんですか!?そりゃ怖いさ!こっちは只の民間人だ!!戦争に参加すること自体が怖いさ!!それでも必死でやってるんだ。そこにいるショウマだってまだ戦場に立っていないヒヨッコだろう!?それが俺より強い?ハッ笑わせるな!?俺とクロスボーンガンダムは負けない。負けられないんだ!!」

 

思いの丈を全てさらけ出し涙が零れた

ルルなんかちょっと怯えた目で見ている

 

「ゴメン、レーア。このままのメンタルでシュミレーションはちょっと無理だわ。」

 

そう言ってその場を離れようとするが

 

「逃げるのか?」

 

なに?

 

「自分の言いたい事だけ言って逃げるのかと言っているんだ。このヒヨッコが?」

 

「黙れよ。フェズ」

「年上を呼び捨てにするな。」

 

 

 

sideレーア

 

「ちょっとカレヴィ止めてよ。」

「なんで?」

「どっちもどっちじゃない。ショウマもフェズを止めてよ。」

 

傍観していたショウマに声をかけるが

「ゴメン俺に師匠は止められないよ。」

 

もう!!二人とも役に立たないわね

ルルは問題外だし……

後はマドック副長しか……

 

周りを見渡してマドックを探すが……

 

いない!?なんでこんなときにいないのよ!!

 

そんな時

 

「黙れよ。フェズ」

「年上を呼び捨てにするな。」

 

どんどんキレてるわね

 

「あぁもう!!ロクサス行くわよ。」

 

私はロクサスの手を取り格納庫を飛び出した

とりあえずやることは

 

「バカなの!?急にキレるなんて……アナタらしく無いわよ。」

 

まだ少しの間しか一緒にいないがこんな急にキレるなんて思いもしなかった。

 

「俺らしいってなにさ?」

 

ロクサスは怒られた子供のような顔をしながら言ってきた

泣きそうな声で言葉を続ける

 

「俺らしいってなんなのさ!?わかんないよもう自分がわかんない!!人を殺して!自分の身を守る為に仕方なくMSに乗って!!それでもパイロットとして頑張ってきたんだ。」

「それで?」

「民間人だった俺が少しは役に立てたと思ってた。カレヴィやレーアに戦友だって言ってもらえて嬉しかった!!なのにアイツは!フェズは俺はパイロットじゃないと否定した!!それが一番腹が立つ!!」

 

あぁここまで聞いて理解した

この子はまだ子供なんだ……

それをパイロットにしてしまった私達の付けが……精神の不安定を招いたのね……

って私もまだ19なんだけど……

 

「甘えないの!!」

「ッ!!」

 

私が怒鳴るとロクサスは体をビクつかせた

 

「だったら実力で示せば良いじゃない!アナタは確かにまだ弱いけどショウマより弱いって決まった訳じゃない。新装備も届いた。だったらシュミレーションで勝負してあの女に認めさせてみなさいよ。俺はパイロットだ!って……」

 

このままウジウジ泣いていられると困るし……私もショウマの実力知りたいし

 

「分かったよ。」

 

無理やり自分を納得させたような顔をしながら返事をしてきた

 

まったく……ホントに子供ね……

 

 

side end

 

 

 

 

俺はレーアに叱られたあと格納庫に戻ると

 

 

「地球に降りたらカレヴィさんは一時離脱します。」

 

そんなルルの声を聞いた

 

「なんでさ!?」

 

俺が声を出すと皆が一斉に此方を見てきた

 

「お、戻ったか……いやなに俺のウィングガンダムを改修しに行くのさ。今のままじゃキツいからな。」

 

何てこともない。

そんな気楽さで言ってきた

 

「その間の隊長はどうするんだよ?」

 

嫌な予感がする

 

「フェズが引き受けてくれる。ちゃんと従えよ。」

「やっぱりか……分かったよ。」

 

俺はフェズに体を向け

 

「フェズに言いたい事がある」

「なんだ?」

「ショウマとシュミレーションで勝負させろ……いやさせてください。」

 

レーアに睨まれた為に言い直すと

 

「良いだろう。ショウマ」

「はい師匠!」

「何時やる?」

 

そうだな……

 

「なら地球に降りて重力下の戦闘シュミレーションでやったら?これから地球で任務なんだし」

 

レーアが決めてくれた。

 

「じゃあ降下後だな。」

 

そこまで決まってようやくルルが

 

「それじゃ出発しましょうか。」

 

 

その一言で俺たちは解散した

 

その後すぐに月基地をアークエンジェルは出発した

 

 

 

 

 




次回から舞台は地球ッス!!

皆さんの感想ありがとうございます。
また誤字脱字報告もありがとうございます。
まだまだ未熟ですがこれからも頑張ります
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