月に向かうまで
「中立都市のフォン・ブラウンに行くとか指令部は何を考えてるんだ!?」
シュミレータをやっている横でカレヴィがブリッジと通信しているのが聞こえた
「何か問題があるのか?」
「あるに決まってるでしょ。敵からしたら中立の癖になに地球軍の艦を寄港させてるんだ?って事になるでしょ。」
「ふーん、アイツらがコロニー破壊したくせにな」
副長と話してるカレヴィを横目で見てたら
「ハイ!余所見しない」
「イテッ、叩く事無いだろ…」
「シュミレータやってるのに余所見してるアナタが悪いのよ。ほら、話をしてる間にまた落ちた」
画面に目を戻すと確かに撃墜されたと表記されていた
「むぅ…」
「まだlevel2よ。こんなんで戦場に出たらすぐに撃墜されちゃうわよ」
「分かってるよ…」
落ち込む暇もなくすぐにもう一度始めからやり直すが
「ハイ落ちたぁ。通算68回目の撃墜おめでとう♪」
こ・の・ア・マ!!
「こんな設定で出来るかぁっ!なんだよ武装がビームサーベル一本って!!それで30機落とせとか出来るかぁ!!せめてシールド着けさせろ!」
などと文句を言ってみたが
「出来るわよ。見本見せたじゃない」
そうなのだ。
この設定で始めるにあたり最初に俺とカレヴィは文句を言ったのだがそうしたらコイツは
「分かったわ」
そう言ってシュミレータを起動させると五分もしないうちに
ミッションコンプリート
そう表記されていた。
しかも被弾しつつも左手が無くなるだけでGNソード一本でクリアしやがった
それを見たカレヴィは
「すげぇなその操縦技術…俺もやって見るか」
そう言って変わってもらい
「いやぁキツいわこれ」
とか言って出てきたが結果はミッションコンプリート
しかも近接に特化してる機体じゃないのにだ…
時間は4分
なにこの人達?
フロンティアⅣを戦い抜いたから多少やれるようにはなったかな?って思ってた自分をぶっ飛ばしてヤりたい
「ハイ次はアナタね 」
「分かったよ」
以外と簡単なのかもな…
シュミレータを開始すると遠くの方にザクとジンクスの大群が映り近づこうとすると…
銃弾の雨が降ってきた
一気に画面が真っ赤に染まり
撃墜の文字が……
「あぁ堕ちちゃった。」
「早すぎだぞロクサス」
二人から攻められるが一言言いたい
俺には……無理だ……
って言うかどうやってあの弾幕避けたの二人とも!?
シールドとか使えないよねこの設定
「周りにあるものを使うんだよ。デブリとか」
「もしくは避けて前進よ」
カレヴィのアドバイスは分かるけど
レーア、お前は駄目だ……
レーアは絶対良い教官にはなれないな
とりあえず生き延びる事を目標にやっているのだが
「68回やってようやく3分生き残れたわね」
確かに少しずつだが成長はしている
「当たり前だ!やられたままでいられるか」
そうやって胸を張るが
「でも撃墜数はたったの五機」
なんですぐそうやって落とすかな君は……
そんな会話を繰り広げていたら
「俺は知らねぇからな!!」
カレヴィのそんな大声が聞こえた
「どうしたのさ?」
「こっちの意見なんか聞いてくれねぇよ」
「あの娘なら聞いてくれそうだけど……」
「指令部からの命令だからな」
フム、軍人って大変だね
「ロクサスお前今軍人って辛いねとか思ってるだろ?」
「なんで分かるのさ?」
「アナタ顔に出すぎなのよ」
まじでか……
顔を触って見るが自分じゃ分からん
「言っとくけどお前も今は軍人だからな」
……なんだって?
「知らないの?民間人が戦闘用のMSに乗るのって罪なのよ。」
「乗るだけならまだ良いけど戦闘したしな。お前民間人のままだと捕まるぞ」
聞いてないよ俺……
「呆れた……アナタ普段ジムに乗ってたって事は免許あるんでしょ?」
「その時の講習で習うだろ。」
講習の大半寝てたわ……
「ハイ訓練追加ね」
「それ終わったら次筋トレな」
なんか……二人が怖いです……
そんなことをやっているうちに月に近づいていた
月であんな事が起こるなんて俺だけが知らなかった。
レーアもカレヴィも分かっていたのに……
みんなの感想のお陰です。ありがとうございます。モチベーションが今はトランザム状態でした。
切れたから性能今から少し落ちます