何かあった才羽モモイが、異世界の廃墟の中で生きるだけの話   作:ミレニアムのモブ:文学派

7 / 7

なんとなくこれをやってみようと思いました。
一部ネタバレも混ざっているかもしれないので要注意です。


おまけその2 ノアズ・レイヴン

 

ノアズ・レイヴン(Noah's Raven)

まっど・すーさいど

 

ソーシャルゲーム「ブルーアーカイブ -Blue Archive-」の(集団幻覚)大規模IFイベント『異界譚~鋼獣戦線、終わり(クリア)なし~』に登場する、異世界の現地生存者たちによって構成された、泥臭くも不屈の武装抵抗組織。

 

「昨日まで隣のベッドで馬鹿みたいに笑い合って、同じクソまずい配給飯を文句言いながら食ってたヤツが、今日の夕方には鉄屑のキャタピラに巻き込まれて、文字通りの挽肉になったなんて話……ここじゃあ、挨拶代わりの不幸自慢にすらならないね。明日は我が身だ」

―――ノアズ・レイヴン討伐隊・第6部隊 所属:コードネーム「V」

 

---

 

概要

 

架空のIF超大型イベント「異界譚~鋼獣戦線、終わり(クリア)なし~」において、我らがゲーム開発部の才羽モモイが予期せぬ次元転移事故によってドロップされてしまった絶望の異世界における、数少ない、そして人類最後の希望の拠り所として登場する武装組織。

神秘の力や銃弾を弾くヘイローの加護に満ちた平和なキヴォトスとは完全に次元から断絶された、冷徹な物理法則と剥き出しの暴力だけが支配する別次元の世界に存在する組織である。

彼らの主な活動目的は、その世界においてかつての文明を崩壊させ、人類を文字通り絶滅寸前まで追い込んだ二大脅威――自己増殖と自己進化を無限に繰り返す機械兵器群『オートメイル』と、倫理を無視して異常な繁殖と進化を続ける生体兵器群『フェイタルビースツ』と、終わりの見えない血みどろの泥沼の戦闘を繰り広げること。

そして、彼らが護るべき地下深くの巨大地殻シェルター都市「ナヴァギオ」の生命線となるインフラ機能(中枢動力炉、空気浄化システム、合成食料プラント等)の稼働を維持するために、死と隣り合わせの危険極まりない地上へと飛び出し、旧世界の遺物や生存に必要な物資の回収・奪取を行うこと(現地用語でいわゆる『サルベージ』および『スクラップ』任務)を絶対的な主任務としている。

 

組織の内訳は、極限状態を生き抜くために、役割ごとに極めて実践的かつ合理的に細分化されている。

・オートメイルおよびフェイタルビースツの直接的な討伐、ナヴァギオへの侵攻ルートの防衛、そしてハイリスクな敵陣突破を主任務とする、組織の矛にして花形、しかし常に死と隣り合わせの最前線の地獄である「討伐隊」

・前線部隊への弾薬や医療キットの補給バックアップ、危険地帯での物資回収・運搬、通信ネットワークの敷設と維持、未踏破エリアの地形調査や敵情視察などを担う、組織の血流とも言える縁の下の力持ち「支援隊」

・地下都市ナヴァギオ内部において、絶望に駆られた難民の暴動鎮圧や、限られた物資を巡る強盗や殺人といった犯罪の摘発など、極限状態における治安維持と秩序の統制を冷徹に担当する「警備隊」

この三大部門を強固な中核として、その下部に医療部、技術開発部、兵器整備部、調理部といった複数の専門的な下部組織が存在し、ナヴァギオという穴だらけの箱舟をなんとか沈没させまいと、全員が狂気的なまでの総力戦で支え合っている。

 

彼らが背負うシンボルマークのデザインは、「泥に塗れ、ボロボロに傷ついた羽を大きく広げ、空から真っ逆さまに落下していく一羽の逆さまのカラス」。

このエンブレムは、見る者の精神状態によって印象が大きく反転すると言われている。絶望の淵に沈む者が視れば「重力に引かれてただ墜落し、死に急ぐ不吉な鳥」にしか見えず、希望を抱く者が視れば「限界まで急降下しながらも、獲物を狙って決して飛び続けることを諦めない不屈の鳥」にも見えるという、非常に多面的で、人によっては強い不安と郷愁を同時に感じさせる秀逸かつアイロニーに満ちたデザインとなっている。

 

ノアズ・レイヴンという組織が結成されたのは、地下都市ナヴァギオが旧世界の地殻シェルターとして「発見」され、最初の災厄から逃げ延びた最初期の生存者たちが逃げ込んだ歴史とほぼ同時期であるとされている。設立当時から現在に至るまで、女傑アンリーゼが総隊長(兼最高司令官)としてただ一人で組織全体をカリスマ的に統率し続けており、内部での度重なるクーデターの危機や、絶望的な防衛戦の最中においても、一度もその座を追われたことはないという生ける伝説として君臨している。

作中のテキストやキャラクターの生々しい会話からも痛いほどに伝わってくるように、本来であれば毎日コンスタントに部隊が全滅してもおかしくない、死傷率の極めて高い(というかほぼ特攻部隊に近い)組織である。しかし、現在アンリーゼの下に集っている「討伐隊」の主要メンバー(アルファベットのコードネームを冠する26名)は、ノアズ・レイヴン結成以来の歴代記録の中でもトップ、あるいは悪く見積もってもトップ2番手に収まるほどの、異常とも言える生存能力と戦闘スキルを保持した「奇跡の世代」であることが作中で判明している。その彼らが常に最前線で圧倒的な囮と矛の役割を果たしている影響で、後方に位置する支援隊や警備隊の死傷率も(相対的に見て)過去最少まで大幅に減少しているという、皮肉な平和がもたらされている。

 

戦闘員たちの実力は、前述の通り作中の描写に違わぬ「超・精鋭揃い」である。

キヴォトスの生徒たちのように、銃弾を何発受けても「あいたっ!」で済むような都合の良いヘイローの加護は一切ない、ただの脆い生身の人間である。そのため、作中のテキストでは「腹部を太い鉄骨で貫通された」「高所から落下して両脚の骨が複雑骨折した」「至近距離での爆発で内臓が破裂しかけた」といった、ブルーアーカイブらしからぬ生々しく大怪我を負ったという悲惨な描写やセリフが頻繁に登場する。

……しかし、それだけ即死レベルの重傷を負いながらも、なぜか彼らは(現地の魔改造された医療技術と、狂気的な気合により)「フッ、撃たれどころがよかった」「カルシウムサプリのんどきゃなおる」「2週間もすれば前線に復帰できる程度のカスリ傷だ」などと笑い飛ばし、見事に戦線へと舞い戻ってくる。結果として、絶望的な世界観でありながら、イベントのメインストーリー中では名有りの討伐隊主要メンバーから「一切の死傷者(ロスト)が出ない」という、逆の意味で驚異的かつ超展開的な結末を見せたのである。

これには、画面の前の多くの先生方が「いやいや、あんな絶望的なBGM流して、完全に腹をぶち抜かれて血反吐吐いて死んだみたいな悲惨な一枚絵(スチル)までご丁寧に表示されてたのに、なんでエピローグで包帯巻きながら普通に弁当食って生きてんだよ!!」と、安堵と同時に激しいツッコミを入れざるを得なかったという、ある種の語り草となっている。

 

---

 

メンバー

 

現在、前線で最も過酷な任務に就いている討伐隊の主要メンバーは、主に15歳~18歳の非常に若い少年少女たちで構成されている。これは組織が少年兵を好んで使っているわけではなく、「身体能力と反射神経が極限まで高まるのがその年齢帯であり、それ以上の年齢になる前に大半が戦死するか、体が壊れて後方支援に回るから」という、極めて残酷な生存バイアスによるものだ。アンリーゼの昔語りの言い方によれば、過去の結成初期から一世代前には、20代や30代の屈強な大人なメンバーも多数存在していたようだが、彼らは後進の若者を庇って戦死したか、寄る年波による反応速度の低下に負けて引退してしまったらしい。

また、プロフィールの通り、多くの主要メンバーが討伐隊という最前線にいながら、同時に支援隊や警備隊の役職を「兼任」していることから、ノアズ・レイヴンという組織全体が常に慢性的な人材不足(人員の少なさ)に喘いでいる過酷な労働環境が伺える。

 

【総隊長】

 

アンリーゼ

性別:女性 年齢:不明(先生と同い年らしいが、本人の言い方やナヴァギオの老人たちの話によると……?)

ノアズ・レイヴンの頂点に君臨し、血の気の多いならず者や荒くれの少年兵たちを、圧倒的な力と恐怖、そして誰よりも深い母性でまとめる無敵の女傑。モモイの育ての親であり、戦い方の全てを叩き込んだ厳しい師匠。

肩まで伸びた無造作なミディアムのブロンド髪に、煤けた中折れ帽を目深に被っている。鋭く険しい鷹のような眼光の奥から、ふとした瞬間に優しげな桃色の瞳をのぞかせる。顔から首筋にかけて無数の生々しい傷跡があり、特に左頬の大きな火傷の痕が彼女の壮絶な過去を物語っている。機能性を極限まで追求した、体にフィットするパンツスタイルの黒い軍用スーツに赤黒いコートが極まっている、長身でスタイルの良い大人の女性。

常に最悪の事態を想定し、少数を切り捨てて多数を生かす冷血かつ効率的な思考を口にするが、その実、誰よりも部下を愛し、内心では「誰も犠牲にならないこと」を誰よりも強く望んでいる、不器用で心優しい女性。

愛用している専用武器は、大型の散弾を撃ち出すリボルバー式ショットガンの銃身下部に、長大な直刀型のバヨネット(銃剣)を強固に装着したもの。非常に丁寧な手入れが施されて黒光りしているが、彼女が数多の絶望的な戦場を最前線で渡り歩いてきた証として、刀身にも銃床にも夥しい数の傷が深く刻み込まれている。

重度のヘビースモーカーに加えて飲酒量も半端ないため、健康診断で医療部からよく怒られている。

 

【特別遊撃隊員(客将)】

 

モモイ

性別:女性 年齢:18歳

転移事故によって絶望の異世界へ放り出され、ノアズ・レイヴンに保護され、アンリーゼの薫陶とアーサーたちとの絆によって歴戦の戦士へと成長した、我らがゲーム開発部の才羽モモイ。

詳細な容姿の変化や戦闘能力については「才羽モモイ(IF)(なにかあったももい)」の独立項目へ。

 

---

 

【討伐隊・コードネーム順メンバー紹介】

 

◆第1部隊(遊撃・強襲特化部隊)◆

 

『A』アーサー

性別:男性 年齢:17歳

所属部隊:討伐隊・警備隊(兼任)

この狂った世界線の物語において、間違いなくモモイの相手役を務める「主人公」枠。性格良し、容姿良し、実力良し、ついでに燃費が悪くて常に腹を空かせている食いしん坊な青年。

イベント序盤ではモモイによって名前が挙げられたり、モブ隊員たちが語る武勇伝のみの登場で立ち絵がなかなか出ずにいたため、その「アーサー」という高貴な響きの名前のイメージから、多くの先生たちの間では「金髪碧眼で白馬の騎士のようなイギリス系の優男だろう」と勝手に予想されていた。しかし中盤で立ち絵が判明すると、少し癖のある無造作な茶髪に、闘志を秘めた鋭い赤瞳を持つ、質実剛健なドイツ系の顔立ちをした泥臭さの似合う美小年だったことが判明し、良い意味で予想を裏切った。

物心つく前に廃墟に捨てられていた捨て子らしく、自分自身の本当の名前やルーツは全く知らない。「アーサー」という名前は、彼を拾って育てたアンリーゼが、古い童話の王様から適当に引用して付けたもの。

討伐隊の中でも間違いなくトップクラスの「エース」と呼ばれるほどの実力を持ち、イベント本編の序盤付近において、次元を越えて救出に駆けつけたC&Cの美甘ネルと(手違いから)本気の手合わせを行う激熱の展開がある。その際、アニメムービーにてネルの絶対的な得意分野である『近接戦闘・タイマン』において、なんと一歩も引かずに互角の打ち合いを演じ切ったことが判明し、キヴォトスの生徒並のバケモノじみた身体能力を持っていることが証明された。

武装は、M16アサルトライフルをベースにA2型とA4型の長所を掛け合わせたようなカスタマイズ銃の銃身下部に、長さ80㎝にも及ぶ分厚い対装甲ブレードが強引に溶接された特注品『サヴァイヴ』。

 

『B』バルダー

性別:男性 年齢:18歳

所属部隊:討伐隊・警備隊・支援隊(回収部・偵察部)(※本人が望んだが、一番兼任が多く過労死枠)

口が悪く、常に不機嫌そうに舌打ちをしているガラの悪い不良っぽい青年。

しかしそのビジュアルが発表された際、透き通るような見事な金髪に、宝石のような碧眼を持つ、まるで北欧の貴族のような美しいスウェーデン系の容姿をしていたため、「お前が金髪碧眼の騎士様デザインなのかよ!!」という、アーサーの時とは真逆の盛大なツッコミが多くの先生たちから一斉に放たれたことは言うまでもない。

態度は悪く、他人のことを「ガキども」と呼んで突き放しているように見えるが、その根は非常に真面目で涙脆く優しい。支援隊として過酷な労働を強いられている幼い子供たちのことを実は誰よりも気に掛けており、こっそり自分の配給食料を分け与えたりする、面倒見の良い兄貴分的存在。

戦場ではアーサーの背中を守る絶対的なバディ役の一人を務める。武器は、レミントンM870らしき無骨なポンプアクションショットガンに、肉を切り裂くための凶悪な鋸(ノコギリ)状のブレードが溶接された、極めて近接特化の攻撃的なものを使用している。

 

『C』キャロル

性別:女性 年齢:16歳

所属部隊:討伐隊・支援隊(医療部・調理部)

イベント中盤で立ち絵が初公開された際、そのあまりにも高すぎるビジュアルの良さに、多くの先生たちが「おい嘘だろ、なんでモブ扱いのNPCがこんなに可愛いんだ!?」と発狂し、今なおキヴォトスの生徒としてのプレイアブル実装(あるいは別次元コラボ)を熱望されている美少女。

艶やかな黒髪のストレートロングに、鮮やかなピンク色のメッシュが入り、ミステリアスな紫瞳の少し吊り上がった狐目が特徴。非常にスレンダーな体型でありながら、へそ出し、脇だし、さらに極端に短いショートパンツによる太腿全開という、この過酷な世界観においてはどう考えても防御力を捨てているとしか思えない圧倒的な露出度を誇る。さらに謎の革ベルトが太腿や腰に絡みついているというフェティッシュなデザインに加え、言葉の端々に「あら、先生って意外と可愛いところがあるのね?」といった少し蠱惑的で大人びたセリフを使うため、一見すると誘惑系の不良娘のように見える。

しかし、その本性は誰よりも献身的で慈愛に満ちた性格。異世界から来た右も左も分からない先生に対して常に細やかな気遣いを見せ、怪我の手当てから精神的ケアまで完璧にこなすその姿から、瞬く間に「新たなママ属性の覇権キャラ」として認識され、ノノミ・フウカ・ルミ・ニコといったキヴォトスのママ属性の牙城に、別次元から強烈な待ったをかけた恐るべき存在。

しかも、モモイの証言によれば料理の腕前がプロ級(というか神)らしく、限られた粗末な配給食材や廃墟から回収したドライ食品や缶詰から信じられないほど美味しい料理を錬成する。そのため、キャロルが支援隊として厨房に立った日のノアズ・レイヴンの食堂は、彼女の料理を求めて屈強な隊員たちがお代わりを賭けて腕相撲に発展する「第二の戦場」と化すらしい。

戦闘では、L96A1をモデルにした精密なスナイパーライフルに、アフリカの投擲剣『イクルワ』のような独特な形状の刃物が溶接された武器を使用し、遠近両方で隙の無い立ち回りを見せる。

ちなみに、モモイとは同性として非常に仲が良く、互いに秘密を共有する親友同士。彼女の黒髪に入っているピンク色のメッシュは、モモイのパーソナルカラーに合わせてわざわざ自分で染めたという尊いエピソードが存在する。

 

『D』ダニー

性別:男性 年齢:17歳

所属部隊:討伐隊・支援隊(オペレーター部)

イベント作中では、主に前線部隊のバックアップを行うオペレーターとして通信越しに登場。

長らく立ち絵が登場せず、「冷静沈着なインテリメガネキャラか?」などと謎多き青年として先生たちの間で様々な噂や考察が飛び交っていたが、イベント終盤でついに立ち絵が判明。その姿は、少し癖のある青髪に、理知的な緑色の瞳を持つ、どこか儚げなフランス系の細身の青年であった。

モモイ曰く、任務中や日常会話において「必要なこと以外は絶対に喋らない」という極端に寡黙な性格らしい。しかし、声を出さないだけで顔の筋肉は非常に雄弁に動くようで、驚いた時、呆れた時、喜んだ時の表情は、あの表情豊かなモモイにも全く劣らないほどの「無言の百面相」を披露するらしい。

武器のセンスも独特で、M1911(コルト・ガバメント)をモデルにしたハンドガンの銃身下部に、鋭利なコンバットナイフが溶接された特注品を『二丁拳銃(二刀流)』として扱い、敵陣のど真ん中に飛び込んで近接格闘と射撃を融合させた「ガン・カタ」のような変態的な動きで戦う……らしい(本編ではその戦闘シーンの描写がテキストのみだったため、スチルでの補完が待たれている)。

ちなみに、モモイは暇な時にダニーに幾度となく「にらめっこ」の勝負を挑んでいるが、彼の変顔のバリエーションと無表情からの落差の激しさに耐えきれず、未だに一度も勝てたことがない。

 

◆第2部隊(重火器・防衛特化部隊)◆

 

『E』エベレット

性別:男性 年齢:16歳

所属部隊:討伐隊・支援隊(技術開発部)

鮮やかな緑髪を後ろで上品なポニーテールにまとめ、知的な金色の瞳を持つ、イタリア系の顔立ちをしたキザな青年。

過酷な世界には全く似つかわしくない、仕立ての良いスリーピースのスーツで常にビシッと決めており、中々の高身長と整った容姿を持っていることから、登場時には多くの女先生たちの視線を釘付けにした。……かに思われた。

しかし、開口一番に飛び出す芝居がかったキザなセリフ回しと、「相手が女性であれば、年齢が80歳の老婆であろうと8歳の幼女であろうと、息を吐くようにノータイムで情熱的に口説き落としにかかる」という、ミレニアムの生徒たちもドン引きするレベルのナチュラルボーン・ナンパ師という特性が発覚したため、シリアスな世界観をぶち壊す存在として、イケメン枠としては驚くほど話題にならなかった不遇の男(ネタキャラとしては人気になった)。

だが、そのチャラい外見とは裏腹に、裏方の「技術開発者」としては文字通り天才的な腕前を持っている。ノアズ・レイヴンが現在使用している、旧世界の兵器を魔改造したガン・ブレード系の最新鋭武器や、サバイバルツール、通信機器のほとんどは、彼が廃材から一から設計・開発したものである。

彼自身も前線に出る際は、自らの趣味を全開にして開発した、「西洋のブロードソードと大型ハンドガンが複雑なギミックで合わさった」という、モデル銃が特定不可能なロマン溢れる可変(変形)機構付きのオリジナル武器を使用している。

実は、キヴォトスから来た先生とは「男のロマン」という点で非常に趣味が合うらしく、イベント内のアイテム交換ショップの店員としてエベレットが立っていた際、彼をタップすると「先生、あの変形機構の美しさが分かりますか!」「巨大ロボットの関節駆動について語り明かしましょう!」といった、ナンパを忘れてメカオタク全開の熱いセリフを連発する仕様となっていた。

 

『F』フィン

性別:男性 年齢:16歳

所属部隊:討伐隊・警備隊

頭を綺麗に剃り上げたスキンヘッドに、首の太さが丸太ほどもある大柄で筋骨隆々の筋肉質な青年。

顔つきも歴戦の傭兵のように厳つく、無数の古傷が刻まれている。プロフィール画面で年齢が「16歳」と表示された際、先生たちの間で「いやいやいや、これでまだ子供(16歳)って絶対嘘だろ!? 年齢詐称にも程があるぞ!?」と、キヴォトスのどの生徒よりも老け顔(というか完成された男の顔)であることに激しい困惑とツッコミの嵐を巻き起こしたキャラ。

立ち絵のビジュアルから、巨大な中世の騎士のランス(槍)の内部に、連射式のヘビーマシンガンが直接内蔵されているという、重さと反動を力技でねじ伏せる規格外の武器を大盾と一緒に使っていることが伺える。

 

『G』グレッグ

性別:男性 年齢:16歳

所属部隊:討伐隊・警備隊

手入れのされていない黒髪のくせ毛を長く伸ばし、常に目の下にクマを作り、人生のすべてに疲れ切ったような様子のたれ目の大柄な青年。

その丸まった猫背と、覇気のない雰囲気、そして無精髭が相まって、見た目はまさに「連日徹夜でデスマーチを乗り越えた、疲れ切った30代の中年サラリーマン」のそれであり、フィンともども「お前もこれで16歳の子供ってマジで言ってんのか!?」と、先生たちの脳内年齢認識バグをさらに加速させた元凶。

立ち絵から推測するに、アンツィオ20mmライフルモデルの巨大ライフルに1mの片刃ブレードを溶接したトンデモないカスタマイズのものを、ため息をつきながら気怠そうに振り回して戦っているようだ。

 

『H』ヘレナ

性別:女性 年齢:不明

所属部隊:討伐隊・(兼任不明)

イベント本編では名前のみが作中で登場し、立ち絵は存在しない。少し前の激しい防衛作戦で敵の砲撃を受けて大怪我を負い、現在はナヴァギオの医療ブロックで療養中とのこと。

エベレットの幼馴染であり、常に彼と一緒に行動しているらしい。あの暴走気味のナンパ師エベレットを唯一物理的な制裁(ビンタなど)をもって叱りつけ、手綱を握ることができる貴重な存在だが、彼が見境なく女性に声をかける悪癖のことは心底大嫌いだと公言している(ただし、見捨てないあたり関係性の深さが伺える)。

 

◆第3部隊(長距離狙撃・隠密偵察部隊)◆

 

『I』イスズ

性別:女性 年齢:17歳

所属部隊:討伐隊・支援隊(偵察部)

イベント序盤では立ち絵がなく、通信越しに淡々と状況を報告するセリフのみでの登場だった。その無駄を省いた事務的な口調から、仕事人肌のクールな性格であることが伺えた。

その後、中盤のストーリー更新に伴ってついに立ち絵が登場。その姿は、夜の闇に溶け込むような深い紫髪のベリーショートに、氷のように冷たい碧眼を持つ、非常にナイスバディで大人っぽい、スパイ映画から抜け出してきたような蠱惑的な姿であったため、キャロルに続いて先生たちの心を大きくざわつかせた。

立ち絵の武器から判別できるように、旧ドイツ軍のKar98kをモデルにしたと思われるボルトアクションライフルの先端に、狙撃の邪魔になりそうな直刀型のブレードが無骨に溶接されている。接近戦も辞さない彼女の戦闘スタイルの過酷さが伺える。

 

『J』ジェイコブ

性別:男性 年齢:18歳

所属部隊:討伐隊・支援隊(偵察部)

イスズが通信報告の際に「ジェイコブ、右翼の索敵を頼む」と名前を挙げたのみで、詳細は一切不明。

 

『K』カイル

性別:男性 年齢:18歳

所属部隊:討伐隊・支援隊(偵察部)

こちらもイスズが「カイルは予定通りトラップの設置を」と名前を挙げたのみで、詳細は不明。

 

『L』ロイド

性別:不明 年齢:不明

所属部隊:討伐隊・支援隊(オペレーター部)

イスズが本部と通信した際に「ロイド、座標データの解析を急げ」と名前が出た。

登場はその名前のみで、テキストの一人称などもなかったため、性別すら不明な謎の存在。

 

◆第4部隊(狂気と若さの特殊部隊)◆

 

『M』マーカス

性別:男性 年齢:15歳

所属部隊:討伐隊・(兼任不明)

雪のように白い銀髪に、燃えるような灼眼(赤瞳)を持つロシア系の顔立ちをした青年。声変わり前の少しハスキーなイケボで、見た目は完全に保護欲をそそる「ショタ(少年)」そのもの。

長期間にわたる過酷な単独任務として、オートメイルの生産プラント拠点の奥深くに潜入・偵察を行っていた。中盤でオートメイルの部隊に攫われてしまったミドリを救出する命がけの作戦の際、絶体絶命のピンチに陥ったアーサーたちの前に颯爽と登場し、前線に参戦する。

その際、アーサーと共に展開された「3Dモデルを使ったムービー」において、彼は小型の防弾盾と、銃身下部にナイフが溶接されたハンドガンのみを巧みに使いこなし、巨体のオートメイルから素早い四脚型まで、種類を問わず次々と関節を破壊して死角から脳天を撃ち抜いていくという、年齢にそぐわない圧倒的で鮮やかな戦闘技術を披露した。わずか15歳にして、癖の強い第4部隊の隊長を任せられているという事実が、その優秀さを物語っている。

実はコーヒーが大好きだが、本物のコーヒー豆など存在しない世界のため、部下のフィリップが独自の製法で淹れてくれる「タンポポコーヒー」の味が世界で一番好きだという、年相応の可愛らしい一面を持つ。

 

『N』ノーラ

性別:女性 年齢:18歳

所属部隊:討伐隊・(兼任不明)

マーカスと共にオートメイル拠点に潜入していた隊員。ミドリ救出作戦において、彼をサポートする形で登場した。

年下の隊長であるマーカスに対して、単なる尊敬を通り越して「宗教的な心酔」に近い感情を抱いており、彼に認めてもらうため、そして彼の実力に少しでも追いつくために、常人なら確実に肉体が崩壊するようなとんでもない狂気的な努力と肉体改造(自己流)を黙々と行ってきた狂人でもある。

武器は、イギリス軍のリー・エンフィールド小銃をベースに、銃剣(バヨネット)ではなく、分厚いサバイバルナイフそのものを無理やり銃身に溶接したものを扱い、遠距離からの精密狙撃と、突撃してからの刺突を狂ったような精度で巧みに使い分ける。

あの合理主義の塊であるアンリーゼ総隊長をして、「あいつのマーカスに対する執着心だけは、本当にどう扱っていいかわからん」と頭を抱えて愚痴をこぼさせた、唯一の隊員。

 

『O』オリヴィエ

性別:女性 年齢:17歳

所属部隊:討伐隊・(兼任不明)

ノーラと同様にミドリ救出作戦で登場した隊員。

こちらは、マーカスに心酔するあまり奇行に走る「ノーラ」の姿に異常な執着を見せるノーラのストーカーであり、同時にその原因である「マーカス」自身のこともストーキングしているという、文字通り『筋金入りの二重ストーカー』。

常に防水加工された分厚いメモ帳とペンを肌身離さず持ち歩いており、戦場のど真ん中であろうと、マーカスとノーラの絡み(あるいは戦闘中の狂気的な姿)を見るたびに「ハァ、ハァ……ッ」と息を荒くしながら、常人には不可視の速度でその光景を文字にして書き連ねているらしい(いわゆる、極限状態の腐女子、あるいは限界オタクの権化)。

戦闘では、M1ガーランドの銃身下部に長さ70㎝にも及ぶ巨大なブレードを溶接した、非常に重く取り回しの悪い武器を使用している。実はこの形状は、ノアズ・レイヴンが過去に一度だけ考案した「制式採用武装(プロトタイプ)」の規格と一致しており、他のメンバーが各々の戦術に合わせて武器を魔改造していく中、彼女だけが未だにその古い制式仕様を後生大事に使っているという、レアなこだわりの持ち主でもある。

 

『P』フィリップ

性別:男性 年齢:15歳

所属部隊:討伐隊・(兼任不明)

第4部隊の最年少タイ(マーカスと同い年)の隊員。ミドリ救出作戦で参戦。

隊長であるマーカスを心から尊敬し、彼のような立派な戦士になりたいと願っている純朴な少年だが、完全にノーラとオリヴィエという狂気的な年上女性二人から「便利な弟分(パシリ)」として完全にロックオンされており、日常的に使い走りにされたり、無茶な要求に応えさせられたりと、常日頃から酷使されているらしい。

しかし、そんな過酷な日常の中で彼が開花させたのが、荒野に生える汚染されていない「タンポポ」の根を焙煎し、本物のコーヒーに勝るとも劣らない絶品の『タンポポコーヒー』を淹れることができるという、この世界においては神がかった特技であった。これがマーカスの胃袋を完全に掴んでいる。

普段の戦闘における実力は他のメンバーに比べていまいちパッとせず、弾を外したり転んだりとドジを踏むことも多い。しかし、仲間が傷ついたり、絶体絶命の窮地に追い詰められた際に発揮される「リミッターを解除した火事場の馬鹿力(爆発力)」だけは、あのマーカスをして「本気を出したあいつには俺でも勝てないかもしれない」と冷や汗を流させるほどのお墨付きを得ている。

武器は、MP-40モデルのサブマシンガンの銃身下部に60㎝の短めのブレードを溶接した、軽量で小回りの利くものを使用している。

 

◆第5部隊(陽動・切り込み特化部隊)◆

 

『Q』クエイド

性別:男性 年齢:17歳

所属部隊:討伐隊・(兼任不明)

オートメイルに攫われたミドリを救出する一連の作戦において、敵の主力部隊を別方向へと引き付ける最も危険な「おとり(デコイ)役」として登場。

作戦中の通信越しに聞こえてくる彼の声は、絶え間ない爆発音と金属が軋む音、そして無数の銃声によって完全にかき消されており、その通信状況の最悪さから、彼がどれほど圧倒的な数の敵に囲まれ、絶望的な激戦を繰り広げているかがプレイヤーにも痛いほど伝わってきた。一時的に通信が完全に途絶し、多くの先生が「あ、これQたち死んだな……」と安否を絶望視していた。

……が、作戦終了後のエピローグにて、顔を煤だらけにして疲労困憊ではあるものの、部隊のメンバー全員を率いて、誰一人欠けることなく五体満足で生還を果たすという、見事な生存フラグのへし折り方を見せた。

 

『R』ローズ

性別:女性 年齢:16歳

所属部隊:討伐隊・(兼任不明)

クエイドと共に、危険なおとり作戦に参加した少女。

作戦前のブリーフィングシーンで立ち絵が登場した際、泥と硝煙にまみれたノアズ・レイヴンの中にあって、一人だけまるで名門貴族の令嬢のような透き通るような気品さと、美しく手入れされた縦ロールの金髪を持っていたため、画面越しの先生たちの視線を一瞬で奪い去った「魔性の少女」。その儚げな容姿で、最も生存率の低い囮任務に就いているというギャップも人気を博した。

 

『S』サツマ

性別:男性 年齢:17歳

所属部隊:討伐隊・(兼任不明)

同じく、おとり作戦に参加した隊員。

平時は無口でほとんど言葉を発しないが、いざ戦闘状態に入るとタガが外れ、極度の戦闘狂(バトルジャンキー)としての気質を露わにする。敵陣のど真ん中に突撃しながら、通信越しに「キエェェェッ!」という、示現流もかくやというような凄まじい猿叫(奇声)を上げながら暴れ回っている音声が流れたのが、プレイヤーたちに強烈な印象を与えた。

 

『T』ティナ

性別:女性 年齢:18歳

所属部隊:討伐隊・(兼任不明)

激戦のおとり作戦を別動隊として参加し、無事に救出されたミドリの精神的ケアのために付き添っていた隊員。

エピローグで立ち絵が判明し、鮮やかなオレンジ色のミドルロングヘアに、優しげで落ち着いた茶色の瞳を持つ、包容力に満ちた「頼れるお姉さん」といったビジュアルであった。

一人称が「ボク」であるボクっ娘属性持ち。

立ち絵の様子から、M40をモデルにしたと思われるボルトアクション式スナイパーライフルの銃口のすぐ下に、サバイバルナイフが強引に溶接された、アンバランスだが実用的な武器を使っているようだ。

 

◆第6部隊(遊撃・支援特化部隊)◆

 

『U』ウジナオ

性別:男性 年齢:18歳

所属部隊:討伐隊・(兼任不明)

イベント終盤、突如として出現したフェイタルビースツの群れにミドリが攫われそうになった際、それを助ける防衛作戦で登場した隊員。

混戦の最中、フェイタルビースツの巨大な個体による想定外の奇襲を受け、絶体絶命のピンチに陥った先生を自らの身を挺して庇い、凄まじい勢いで背後のコンクリートビルに叩きつけられる。その直後、画面には『頭から大量の血を流し、壁にもたれかかって首をガックリと垂れたウジナオ』という、誰がどう見ても完全に死亡したとしか思えない絶望的な一枚絵(スチル)が大々的に表示された。

この瞬間、多くの先生が「うわあああ! ついに名前付きのネームドキャラから死者が出たぁぁ!!」と悲鳴を上げ、物語が急激に鬱展開に突入したと確信した。

……しかし、その後の戦闘が終わり、悲痛なBGMが流れる中、ヴィクターに抱き起こされた彼は「イテテ……脳震盪起こして気絶してたわ。先生、無事か?」と、あっけらかんと言い放ち、ただの出血を伴う気絶であったことが判明。プレイヤー全員から「生きてるんかーーい!! 紛らわしいスチル出すな!!」と総ツッコミを受けた伝説の男。

容姿は黒髪黒目の、典型的な日本人系の顔立ち。立ち絵をよく見ると、彼の武器は現代銃ではなく、なんと旧日本軍の『試製拳銃付軍刀(刀の柄の部分に拳銃が内蔵されている変態兵器)』のようなものを使用していることが確認でき、「お前、なんでそんな骨董品通り越したキワモノ武器使って前線張ってんだよ……」と、さらに先生たちを困惑させた。

 

『V』ヴィクター

性別:男性 年齢:17歳

所属部隊:討伐隊・支援隊(医療部)

フェイタルビースツ迎撃作戦において、名前とセリフのみで登場した隊員。

「死んだ」と思われていたウジナオの元へ真っ先に駆け寄り、「おいウジナオ、しっかりしろ! まだ死ぬな!」と悲痛な声を掛けた後、彼を軽々と担ぎ上げて素早く戦線から一時離脱し、適切な応急処置を施した。彼が医療部を兼任していなければ、ウジナオは本当に死んでいたかもしれない。

 

『W』ウィンディ

性別:女性 年齢:15歳

所属部隊:討伐隊・支援隊(オペレーター部)

フェイタルビースツ迎撃作戦において、前線の情報統制と指揮サポートを行うために同行した少女。

鮮やかな青髪のツインテールに、分厚い瓶底眼鏡をかけ、怯えたような水色の瞳を持つ小柄な少女。

作戦中は常に震えながら、前線の通信用コンソールを叩いて先生に敵の増援予測や地形データを提供するサポート役を担っていた。しかし、索敵を抜けて彼女の背後に迫っていたウサギ型の小型フェイタルビースツの奇襲に対し、画面も見ずに片手間に銃を抜いて「ひぃん!」と悲鳴を上げながら、見事なノールック射撃で眉間を撃ち抜き瞬殺するという、凄腕すぎる一面を披露した。

立ち絵から判別するに、ベレッタM9のようなスタンダードなハンドガンの銃身下部に、日本の小太刀(短い刀)を強固に溶接した、取り回しに特化した武器を使っている。

なお、本人の性格は極度のビビリであり、部隊内でも驚くほど影が薄い「不憫枠」として扱われている。作戦終了後、彼女が片手間で倒したウサギ型フェイタルビースツのフンを、作戦中ずっと踏んづけたまま走り回っていたことが判明し、涙目で靴の底を洗う羽目になった。

実は、彼女はもともと安全な地下でのオペレーター専属だったのだが、「現場の空気と恐怖を知らなければ、命を預かる的確なオペレートはできない」という本人の強い希望と志願により、自ら死地に赴く討伐隊にも所属したという、見掛けによらない芯の強さを持っている。

普段の口癖は情けない「ひぃん……」だが、本当に命の危機に瀕して真剣モードになったり、パニックで頭が真っ白になっている時は、その口癖は一切出てこなくなり、冷徹なプロの口調になるらしい。

 

『X』ザンダー

性別:男性 年齢:18歳

所属部隊:討伐隊・(兼任不明)

フェイタルビースツ迎撃作戦の最終盤に登場。

ミドリを無事に助け出し、群れが押し寄せてくる前に急いで撤退行動に移る際、「モタモタするな! 置いていくぞ!」と、焦燥感に駆られた名前とセリフのみで登場した。

ウィンディが「ザンダー先輩が怒ってるから急ごう!」と怯えていたセリフから察するに、部隊内でも規律に厳しい、おっかない性格の持ち主であることが伺える。

 

◆第7部隊(総隊長直属・本部機能部隊)◆

 

『Y』ユリ

性別:女性 年齢:16歳

所属部隊:討伐隊・(兼任不明)

アンリーゼ総隊長の右腕として、彼女の膨大な事務仕事やスケジュール管理、拠点内の各部隊への根回しをサポートする秘書役を務める少女。

本編での出番は少ないが、キャロルのセリフにて「あの子、狙撃の腕と計算能力はノアズ・レイヴンの中でもぶっちぎりのトップクラスなんだけど、融通が利かないというか、真面目すぎて頑固すぎるのよね」と評されている。

ちなみに、モモイの証言によると「女性的な発育の特徴」も組織内でトップクラスに大きいらしく、アンリーゼに次ぐダイナマイトボディの持ち主であるらしい。

 

『Z』ザック

性別:男性 年齢:15歳

所属部隊:討伐隊・支援隊(整備部)

アンリーゼ曰く、組織の要である武器や車両の修理を一身に担う「天才整備士」。

テキストの描写によれば、ノアズ・レイヴンの男性陣の中でも一番背が低い小柄な体格らしいのだが、通信から聞こえてきたその声は、なぜか「長年バーボンと葉巻を嗜んできたマフィアのボス」のような、めちゃくちゃ低くて渋すぎるバリトンボイスであり、その極端なギャップで先生たちを笑わせた。

 

---

 

先生方(プレイヤー)からの反響・考察

 

■「なんであんな目にあって全員生きてんだよ!?」問題

舞台となる異世界は、キヴォトスの生徒たちのように「ヘイロー」を持たない、物理的なダメージを受ければあっさりと死んでしまう生身の人間(キヴォトス人ではない)が、理不尽に強固で凶悪な機械兵器や、倫理を無視して進化する怪獣兵器と絶望的な戦いを繰り広げるという、ブルーアーカイブの根底を覆すようなハードな世界観であった。

そのため、イベント開始当初、告知PVの暗い雰囲気を見た多くの先生たちは、「これは『ミカ』の魔女化や『アリウススクワッド』の過去よりも、さらに救いのない重い鬱シナリオになるのでは」「絶対に途中で親しくなったネームドキャラの誰かが死んで、先生やモモイが曇る展開が来る」とビクビクしながらストーリーを読み進めていた。

しかし、いざ蓋を開けてみれば……。

「敵の巨大な爪で腹をぶち抜かれて血まみれになる痛ましいスチルが出る」→「実は急所を外れていて、気絶してただけで生還」

「敵のジャミングで通信が完全途絶、絶望的な大群に囲まれて部隊全滅か!?」→「通信機が直った後、普通に全員無傷で敵を全滅させて勝ってた」

……という、生身の人間とは到底思えない圧倒的なタフネスと、もはやギャグ漫画の補正に近い理不尽なまでの生き残り能力(生存フラグのへし折り)を幾度となく発揮したのである。

この「世界観は超シリアスで絶望的なのに、キャラの生存能力が高すぎてだんだん笑えてくる」という極端なギャップが、多くの先生方に「こいつら最高にタフでいい奴らじゃん!」と愛され、結果的に大好評でイベントを終える最大の要因となった。

 

■「お願いだから全員キヴォトスに実装してくれ」という悲鳴

登場キャラクターたちの個性が立ちすぎていたため、イベント終了後も熱は冷めやらない。

特に、モモイとのフラグを立てまくった主人公枠の『A(アーサー)』、圧倒的な露出度とママ属性で先生を骨抜きにした『C(キャロル)』、ショタ隊長として活躍した『M(マーカス)』、そして、すべてを包み込むような大人の余裕と厳しさを見せた『アンリーゼ総隊長』の人気は凄まじいものがあった。

現在でもSNSや公式アンケートにおいて、「連邦生徒会の特権を使って、ナヴァギオ交換留学ガチャを実装してくれ!」「プレイアブルが無理なら、せめてコラボ枠のNPCとしてカフェに呼べるように使わせてほしい!」という、切実な要望や幻覚が後を絶たない。

 

■ガン=ブレード(銃剣)デザインの統一性に対する評価

ノアズ・レイヴンの討伐隊メンバーが共通して使用している武器は、現代のタクティカル火器や旧時代の骨董品火器の銃身下部に、大型のコンバットナイフ、対装甲ブレード、大剣、ランス、イクルワといった近接用の刃物が、見た目を度外視して極めて武骨に直接溶接されているという、ロマンあふれる「ガン・ブレード」仕様となっている。

これは、作中でエベレットやザックら技術陣が、「作戦中に貴重な弾薬が尽きた後でも、オートメイルの厚い装甲やフェイタルビースツの硬い肉を直接破壊し、最期まで抗えるように」という切実な理由から開発した、現地改修のサバイバル仕様であることが語られている。

この、「世界観の過酷さを反映しつつも、男の子のロマンを全開に詰め込んだ武器デザイン」は、ミリタリーファンや武器設定を考察する先生たちから「理にかなっている上にカッコよすぎる」と非常に高い評価を受けており、多くのファンアートが描かれる要因ともなっている。

 

---

 

関連タグ

[[ブルーアーカイブ]]

[[才羽モモイ(IF)]]

[[ナヴァギオ]]

[[ディストピア]]

[[ガンブレード]]

[[創作生徒]]

[[集団幻覚]]




どのキャラが好きとか教えてくださると、次のお話やおまけが早く投稿されるかもしれません。

シリアス目なお話を

  • ぜひ見たい
  • いいえ、遠慮しておきます
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

セリカがタイムスリップして1年生のホシノと同級生になる話(作者:気弱)(原作:ブルーアーカイブ)

ある日、アビドスに「夜な夜な黒い影のようなものが独りで歩いている」という噂を聞いた対策委員会は調査をすることに▼しかし実際には何事もなく噂の黒い影も見当たらずパジャマパーティへと移行してしまう▼夜中、ホシノのイタズラのせいで怯えたアヤネがセリカと一緒に御手洗に行った帰りすすり泣くような声と足音が聞こえる▼セリカはホシノのイタズラだと決めつけ一人で追いかけると…


総合評価:1487/評価:8.81/完結:44話/更新日時:2026年05月25日(月) 00:00 小説情報

ここだけ命の答えに辿り着いた少年に脳を焼かれたゲヘナ生がいる世界線(作者:伝説の超三毛猫)(原作:ブルーアーカイブ)

タイトルの通りです。▼思いついてしまったので、ここで供養します。▼続きは私より詳しい方にお任せしたいと思います。▼〜あらすじ〜▼その少女は、影時間を駆け抜けた。▼先輩たちの背を見て、仲間達と日常を憩い、機械の少女と人を語らい………そして、ある少年と、絆を紡いだ。▼しかし。彼の旅の終わりを見届けた少女は……悲しみを共有することも、仲間たちの心の中を知ることも許…


総合評価:1850/評価:7.77/短編:14話/更新日時:2026年07月23日(木) 21:43 小説情報

【第一章完結】もしもカヤに親友がいたら(作者:あめざり)(原作:ブルーアーカイブ)

キヴォトスを平和にする為足掻き続ける不知火カヤと、そんな足掻きを手伝い続ける親友の話▼ついでに先生とFOX小隊の脳も焼きまくる


総合評価:1547/評価:8.22/連載:26話/更新日時:2026年07月26日(日) 13:23 小説情報

【完結】私は八薙リリカ! キヴォトスナンバーワンの天才だ!(作者:詠符音黎)(原作:ブルーアーカイブ)

 八薙(やなぎ)リリカ。▼ ミレニアムサイエンススクール所属で明星ヒマリや調月リオと並び称される天才の一人である。▼ 自らをキヴォトスナンバーワンの天才と讃え、その傲慢とも言える発言が決して驕りではないと誰もが認める頭脳を持った彼女はネルやヒマリやリオ、ウタハなどの友人達と日々楽しく学園生活を送っていた。▼ だが、そんな彼女の幸せに満ちた日々はある日崩壊する…


総合評価:1278/評価:8.63/完結:15話/更新日時:2026年05月08日(金) 21:00 小説情報

シスターさんのお秘め事(作者:とろみ)(原作:ブルーアーカイブ)

シスターさんには沢山の喋ってはいけないことがある。▼信者の方々の相談内容や個人情報。▼キヴォトスには人ならざるものがいること。▼実は秘密組織の長をやっていること。▼後は───話すだけで世界が滅んでしまうようなこと。


総合評価:3185/評価:8.37/連載:25話/更新日時:2026年07月20日(月) 18:16 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>