UA20000、お気に入り200突破ありがとうございます!
感想もいただけて本当に助かっております!
見ていただいてる皆様に厚い感謝を!
ということで!
前回の続き!
視点変更3回ですごちゃごちゃしてごめんだこ
1ラウンド目は、櫓を取れたけど荒鷹くんの方が早くて負けてしまった。
インターバルの通信で、芦花の発言に被すように急に切られてしまったけど、なんだったのかな。
まあ、気にしないでいこう。
「彩葉、次もこのまま行こう?」
「え、いいけど、なんで?」
「アキくんならたぶんこっちが入れ替えると思って変えてくると思う。たぶん」
「んー、確かに。じゃあそれで」
「ヤッチョは〜?」
「ヤ、ヤチヨはー! さっきと同じ感じでオネガイシマス」
「りょ〜!」
あかん。まじで心臓もたん。
推しの顔面強すぎ。しかもKASSEN用のスポーティな格好。眼福です。
で、今。私と芦花はトップレーンにて荒鷹くんと対峙中。
芦花の予想通りだったわけだ。
「げっ、こっちそのまま来たの」
「芦花の提案でね。読み通りよ」
「なんでもお見通しってわけね……」
ちょっとしょんぼりしてる?
幼馴染と戦いたくないのだろうか。
まあ、そこらへんはわかんないけど、私は手を抜いたりなんてしないから!
景気付けにブーメランを投げつける。
芦花にはサポートのため後ろにいてもらう。
「仕方なし。いろだけ穴だらけにして帰ってもらおうかな!」
「やれるもんならやってみぃ!」
飛んでくるブーメランを避けて距離を詰めて来た。
さすがに、羽ありの機動力には勝てない。
でも、前は1人。今回は2人なんでね!
「芦花よろしく!」
「任された!」
寄り切られる前に距離を取る。
ブーメランは勝手に戻ってくるので途中で回収。
お相手の牽制弾幕は私の双剣で弾いて、キツいのは芦花にお任せ。
防御の練習したって聞いたけど、本当に上手くなってる。
よほど教えた人が上手かったのか、芦花の性に合ってたのか。
どっちかは分からないけど、今においてはプラス要素だ!
「むぅ、教えといてなんだけど綺麗に弾かれちゃった」
「教えが良かったんじゃない?」
「そりゃどーも。次は、当てる!」
荒鷹くんが、機動力をフルに使った全方位移動と弾幕のばら撒きを仕掛けてくる。
ダメージはそこそこ。弾き切れれば大したことはない。
でも、1人ではきつい。
ほんと、芦花の助けがありがたい。
私の捌き漏らしを、ネイルで細々と処理してくれる。
被弾は私の1発だけ。芦花は、0。上々だね。
「ちょっと狙いが甘いんじゃない?」
「言うねぇ。マシンガンがダメなら、こっちで!」
距離を取ってたところから急接近。
あれはショットガンか!
弾くとかの距離感ではないので避ける!
芦花と二手に分かれる。
一緒にいたら纏めて穴だらけにされてしまうだろうから。
そう思って別れたら、彼は私を狙って追いかけて来た。
「しつこい、ね!」
「そりゃメインは君だからね!」
後ろからくる鷹を障害物を盾に逃げる。
時折反撃のクナイ弾で、返すもまあ当たらず。
芦花は……ネイルガンで支援してはくれてるけど、距離もあって牽制が限界。
もっと寄ってもらうか、私が寄るか。
「いや、ここは攻める!」
「うおっと!?」
芦花には近寄ってもらいつつ、私は反撃の近距離戦!
距離さえ離されなければ鷹は狩れる!
「逃さないから!」
「こわ〜い狐だ、ねっ!」
双剣の攻撃は銃剣で受け止められた。
鍔迫り合いで押し込む前に、受け流して距離を取られる。
が、クナイ弾とワイヤーの組み合わせで遠くには逃さない。
「むぐっ、ワイヤーが」
「逃がさないっつーの!」
またも近接戦へ。
ワイヤーを意識してから今度は打ち合いで応えられる。
が、私に意識を割けば。
「私もいるよ!」
「のわっ!」
背後から芦花のネイルでの切り裂き攻撃。
ギリッギリで避けられたけどかすりダメージは、入ったか?
「素晴らしいコンビネーションで僕泣いちゃいそう」
「悪いね芦花もらっちゃって」
「……そうだね」
おっと、目の色変わったぞ?
急にやる気になった?
「やっぱり近接は向いてないからね。さ、頑張って弾いて?」
「逃すか!」
離脱の予感がしたので切り掛かるも、銃剣で流されたし。
そのまま周りのワイヤーを流れるように切り裂いて脱出されてしまった。
ちっ、逃げられたか。
そのまま距離をとった彼はまたマシンガンモードで弾幕を張ってきた。
が、その中にちょくちょく他よりも強い弾丸が混じってるな。
ライフルか。弾くのはちょいきついかも。
「芦花! ネイルの残量は!?」
「もうぼちぼちかも!」
ぐぬっ。
さすがに弾幕の雨を芦花のサポートなしで抜けれるなんて、私も自惚れちゃいない。
ここは、削り切られる前に近づくっきゃない!
「いくよ!」
「任せて!」
タイミングを見計らって、弾幕の海を突貫する。
自分に当たるものを最低限切り払って突き進み、ライフル弾は芦花のネイルで流していく。あれは弾くことはできない。
寄れば寄るほど密度は上がる。
でも、射角は狭くなる。
だから、ある程度寄ってしまえば!
「上からいける!」
「猪突猛進!?」
「あいにく頭も使ってまして!」
ショットガンでカウンターは分かってる。
だから、芦花のネイルをいくつか隠し持っていた。
全部は防げずとも、全損しなければこの距離なら狩れる!
「もらった──!」
「──やば!?」
一閃。
手応えが薄い。
まさかこの距離で外れた!?
「うぐ、まさかこれを切らされるとは……」
「なにで防がれ……羽!?」
背中の羽を前面に押し出して身を守られた!?
でも、羽は全損。なんなら貫通して少なくないダメージは入ってるはず。
脇腹ら辺からポリゴンが漏れ出ているのが見える。
しくじってしまったけど、機動力を奪えたのでよしとするしかないか。
「これは手痛いねぇ」
「こちとら落とす気だったけどね」
「向こうの2人が頑張ってるんでね、先輩として落とされるわけにゃいかんのですよ」
にっこりと笑った彼は、両手の銃を構え直す。
「どうせなら、コールドで勝ちたいよね」
「そうはいかないよ」
「いや、そうするよ」
あ、こいつまさか!
「ウルトはこういう時にこそ輝くってね!」
天狗面をつけて、ウルトが起動された。
やばい、羽がないとはいえあの機動力は不味い。
ワイヤーで巻こうにも、どうせ切られるのが先だ。
だからここで、落としてしまいたかったのに。
上昇した機動力でわたしの周りを高速で走り始める。
前と違って羽がないので、残存する物はないけど、そもそもめちゃくちゃ早くてちょっと残像ができている。
しかもタチが悪いのが、マシンガンじゃなくてライフルで狙って来てる。
弾けないから回避するしかないのに、どの方向からくるか分からない。
「羽がなくとも強いじゃない!」
「羽なしじゃ弱いだなんて、誰も言ってないからね!」
「あっ、うぐっ」
ぼやいてるうちに横っ腹を撃ち抜かれた。
まだいけるとはいえ、体力は6割程度。
あと3発もくらえばホームへ送り返されてしまう。
さすがに芦花1人では不味い。
私が惹きつけているうちに牛鬼を落としてもらうか?
「考え事なんて、余裕だね!」
「勝つために頭回してるんだっつーの! このっ!」
あちらこちらから飛んでくるライフル弾を避けつつ、なんとか芦花に合図を────芦花!?
マップで確認してた芦花のアイコンが至近距離に!
え、なんで!
「私が、身代わりになるから今のうちに牛鬼を──うっ」
私と入れ替わりでライフル弾の雨の中に入ってしまう。
中心から外れた程度で、私への弾が減るわけではないけど、確実に今がチャンスだ。
私の代わりに被弾した芦花の体力は一気に5割へ。いいとこ当たってしまったみたいだ。
まずいな、早くしないと。
「ROKA耐えて……あれ?」
「アキくん?」
気付いたら、ライフル弾は止まっていた。
荒鷹くんは……結構遠いとこにいる?
なんで動かないんだ? 分からないけど、今しかない。
私は牛鬼へ急ぐ。
よし、射程内に捉えた────。
「さよなら」
────へっ?
連結させた双剣のウルト技で攻撃をする直前。
耳に届いた声と共に、私が気付いた時には体力が全損して穴だらけだった。
最後の視界には、ずれたお面。
なにその顔────。
「なんで……」
────辛そうな顔してるのよ……。
『ごめんなさい! 落とされてしまったのでトップフォロー行けますか!』
「あちゃ〜。遊ぶ時間は終わりかにゃ。じゃさらば〜い」
「ヤチヨ強すぎ……」
「もっと強くてならないと……」
彩葉からの連絡が来たので、この辺で切り上げ。
とても楽しいコンビネーションだった。
見てて羨ましくなっちゃうね。私も、彼女と……。
ダメよ、それはあの子のだから。
さ、今はお助けヤッチョの責務を果たさなければね〜。
サクッと2人を片付け、トップレーンに移動。
牛鬼は途中で倒してたので問題なし。
櫓は取ってるから彩葉がミドルから突っ切ればいけるかな?
私は言われた通りトップで鷹くんと遊びましょ〜。
「だらららら、ヤッチョ登場! ……あれ、何この状況」
意気揚々と来たのはいいものの、なぜか微動だにしない
あれ、ウルト中じゃない? タイミングまずったかも?
「とりあえずROKAのフォロー……ヨヨヨっ!?」
フォローに行こうとした途端、彼がこちらを見た。
そして、そのまま、まっすぐ突っ込んできた。
ショットガンモードで接近して来てるから狙いはわかる。
ウルトの加速も相まってめちゃはや。
まあ、見逃すほどではないけどね? ヤッチョは強いので!
とはいえ、傘で盾を貼らなきゃアナボコだらけのサンゴ礁なのです。
そう思って盾を貼ろうとして……。
「ヤチヨ! 上!」
「へ、え?」
上?
「遅いよ」
う、そ。
見逃してなんかないはず。
気付いたら上にいた。
なんで。
私の感知能力振り切られた!?
「うぅ〜!?」
なんとか傘を上に向ける。
が、相手の方がちょっと早かった。
防ぎきれなかった部分が私の左肩らへんを貫いた。
「ヤチヨ!」
「だ、だいじょーぶ。ヤッチョ強い子なので!」
とはいえ、半身持ってかれたのは痛いかも。
体力も今ので6割まで持ってかれてしまった。
左足は穴だらけ。左腕もポリゴン漏れで微妙に使い勝手が悪い。
うーん、いときびし。
なーんて、言ってる場合じゃないか。
「てか、秋鷹も体力4分の1くらい? いろが頑張ったのかにゃ?」
「うん。でも削りきれなくて反撃で落とされちゃった」
近寄って来た芦花と会話。
私の知ってる芦花よりも強くなってる気がするけど、たぶん気のせい。
じゃない気もするけど気にしない。
今は彼をどうするかだ。
相手の二人組のリスポーンは気にしなくていい。たぶん本丸の防衛でしょう。
うちの彩葉は、予想通りミドルから進んでる。
でも、突破力的にもうちょい時間かかるし、本丸で防衛組とかち合えばもっとかかる。
やっぱりここで倒して私たちも本丸を目指した方がいいかも。
「いけそう?」
「ネイルは万全。でも、あの速さにはさすがに……」
「だよね〜。ヤッチョもあの速度はさすがに……あれ?」
んんん?
気のせいじゃなければ、体力がちょっとずつ減ってる?
なんでだろ……ん? もしかして?
「ROKA? 秋鷹にヤッチョが来てから攻撃当てた?」
「さすがに無理。止まってた時は、何するかわかんないから何もしてなかったし、今は速すぎてね」
てことは、
…………あっ、そういうことか!
そういえば誰も使わないようなマイナーというか、デメリットが大きすぎて使われない効果があったことを思い出した。
それは、体力を自損していく代わりにステータスをさらに跳ね上げるもの。
本当に使う人いなくて、レアなやつ。
まさかこんなところで見る機会があるとは。
ということは、彼のウルトは今2段階目ってことか。1段階目でそれを発動は出来ない。1段階目の後にしかできないように設定されている。
「むむむ、どうやって突破するべきかにゃ〜」
あの2段階目のウルトは1段階目よりもさらにステータスを跳ね上げてる。
それこそ、限界超ギリくらい?
1段階目が大体1.5倍くらい。で2段階目はそれを2倍とか3倍くらいまで跳ね上げれる。そこは神々の匙加減。最大値は5倍、その場合は自損するスピードもめちゃ早くなるわけで。
だからデメリットに自損がつくわけで。それくらいしないと公平じゃないよねって。
まあ、ピーキー過ぎて流行らなかったけど。
「さてさて〜、どうしよっか」
「わたしのネイルでヤチヨを守りつつなんとかするしかないんじゃない?」
「それが出来たらね〜あの速さでは抜かれるのが関の山というか富士の山というか」
「?」
スベった!
まあ、それはさておき。
とりあえず、仕掛けないことには……?
む? こちらに背を向けた?
あ! 牛鬼!
「やば、牛鬼取られる!」
「え、あ、ここで!?」
あっという間に、牛鬼が穴だらけになった。
ほんとに、あっ、という間。はや〜。
そのまま櫓も取られて、本丸に突っ込んでた。
「嘘でしょ、早すぎない?」
「自損効果付きのウルトだから倍率エグいんだ〜。こりゃ、負けかにゃ」
その少し後に、私たちの本丸に大将落としが打ち込まれて2ラウンド目敗北。
コールド負けかー。
負けちゃったけど、楽しかった〜!
やっぱり彩葉となら負けちゃっても楽しいなぁ。
にしても、秋鷹……ふむ、芦花……むむ、ちょっとビビッと来たかも?
「お、おぉ。勝った」
「秋鷹すご〜」
櫓0だったのにあそこから彩葉落として、増援のヤチヨを寄せ付けないまま牛鬼狩って櫓取ってそのまま大将落としまで。
やー、すっご。私たちヤチヨに遊ばれてたのに、これがKASSENで稼いでる人の強さかぁ。
なーんて呑気に思ってたのだけど、戻って来たらたかちーの様子がおかしい。
なんか、顔青くない?
アバターにまで出るなんて相当では?
「大丈夫?」
「……お疲れ様、先に抜けるね」
「たかちー!?」
それだけ言ってそのままログアウトしてしまった。
なにごと?
「アキくんいる?」
ちょうど事情を知ってそうな幼馴染が登場した。
けど、この感じはもしや、芦花もわかってない?
「あ、芦花! 今ちょうど落ちたところだけど……なにかあった?」
「いやそれが私にも分かんなくて。途中から挙動がおかしいなって思ってたから、終わったら聞こうと思ってたんだけど」
「で、逃げられちゃったと。ぬーん、とりあえず今日はそっとしておけば?」
芦花も分かんないか〜。
私の親友は不服そうです。
でも、そっとしとくのがあの子の扱いとしてはセオリーだと思う。
「えー、なんでよ」
「ああいう時のたかちーが、最初から話してくれたことはありましたか」
「……ないです」
「でしょ?」
そういうこと。
まあ、大方芦花絡みなのは目に見えてるけど、後で試合見返してみるか。
その後、たかちーが抜けたので今日は解散。
わたしはツクヨミの自分家で守くんとともにさっきの試合をたかちー視点で見ていた。
彩葉? この後は勉強するらしい。もっと遊べばいいのにね。
芦花はとりあえず現実の方で連絡するとか。返事があるかは怪しいけどね。
「ん〜? ん〜。……んっ? あ、もしかしてこれかも?」
「なにか見つけた?」
「うん、たぶん原因かも」
わたしが見つけたのは、2ラウンド目、たかちーがウルトを切って彩葉を翻弄しているところ。
その直後に芦花が割り込み被弾。
この直後にたかちーが静止してる。
あー、なるほどねー。そういうことか。
「ここ、分かる?」
「む〜? ん? 綾紬さん被弾した?」
「そ。で、たぶん結構良いダメージ入ったっぽい。胴体部分をまあまあ抉ったね」
「……あー、なるほど。理解した」
守くんも分かってくれたみたい。
あー、んー、どうしよ。
別にリアルじゃないから、なんて口では簡単だけど、当人の意思的にはきついのか。
「守くんは、私が敵だとしてあの槍で抉れる?」
「物騒なこと言うなよ。えー、でも、勝負だし、別に本当に死ぬわけじゃないし? やれないことはないけど……やりたくはないね」
「たぶん、意図せぬ被弾、しかもエグめ、でたかちーのメンタルに大ダメージかもね」
「え、そんなに入る?」
「あー、まぁたかちーならあり得るかなぁ」
芦花と組んでる時のたかちー、ほんとに1つたりとも彼女に弾を通さないし、ダメージ1つ付けさせないようにしてるし。
見えないところなら仕方なし。で行くのかもだけど、目の前で意図してないとはいえ自分の手でやってしまったのなら。
「まあ、さもありなん、ってか」
「どうする?」
「まあ、ほっとこ。わたし達でどうにかできるわけじゃないし。こういうのは幼馴染の芦花にお任せ。彼女がそれに気付くかは、分かんないけど」
原因は分かってもわたし達ではどうしようもない。
これは当人、たかちーが自分で解決することだ。
芦花が付き添ってどうなるかは……わかんない。
2人で遊んだりすればいいんじゃないかな?
彼女に連絡しとくか、連れ出すか突撃してみなって。
散々っぱら当てないようにしていたのはこういうことでした
ヤチヨが彩葉と万が一戦ったとして、はたして攻撃できるのかなっていう
逆も然りですけどね
芦花からは全然攻撃できるんですけどね