芦花と幼馴染   作:キイカ

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ついに……!


年貢の納め時

 

 

 

 8月も終わり。長いようで短かった夏休みもあと数えるほど。

 宿題は終わってるし、予習復習はバッチリ。

 ちょい前にメンタル派手に崩したけど、芦花のおかげで持ち直した。

 今はいつも通りの日々ですね。

 で、今日は、焼肉屋に来ています。

 

「よ〜し、今日はたくさん食べるぞ〜!」

「おー!」

「……あの私なんで呼ばれたの?」

 

 メンバーは真実と酒寄さん。

 なんで芦花と守がいないのかって? 

 芦花はおばあちゃんちに行くとのこと。

 守は宿題が終わってないから参加できないとのこと。早くやっとけば良かったのにね。

 

「そんなの、決まってるじゃんね〜」

「ねー」

「え、どゆこと」

「「餌付け」」

「言い方ぁ!?」

 

 呼ばれたことに疑問を抱いておりますが、まあ当然そう言うことです。

 奢れる機会あらばそりゃ召喚しましょうよ。

 芦花にも頼まれてるし、なんでか知らないけどヤチヨにも頼まれちゃったのでね。

 たくさん食べて栄養をつけるのじゃよ。

 

「あの、お会計……」

「今回はわたしが払うよ〜」

「や、僕も出すよ」

「いいよ別に〜」

「いや、この前のことで真実には助けてもらったからさ。出させて?」

 

 酒寄さんのお財布事情は知ってるので、そこはもうスルー。

 今回は僕がむしろ出したいくらいなんだけど、なぜか真実が譲ってくれない。

 最終的にお互い半々で決着をつけることになった。むぅ。

 

「よし、それじゃあ好きなように注文しよ〜!」

「あの、私、選べな「じゃあ勝手に選ぶね〜」あ、はい」

「僕はタン食べるー」

「わたしと彩葉も!」

 

 はいはーい。とりま3人前で行きましょー。

 あとは、サラダとご飯は……真実と酒寄さんの分でいいかな? 

 僕はとりあえずはお肉だけでいいや。

 あ、飲み物。んー、ウーロン茶でいいや。

 

「飲み物どうする?」

「わたし、黒ウーロン茶!」

「じゃあ、カルピスお願い」

「りょー」

 

 真実、そのチョイスは……いや、何も言わないでおくね。

 だから、察して睨むのやめてね? 勘が良すぎて怖いよ? 

 あとは王道にカルビやら、ハラミやら、ロースとかあれこれ頼んで一旦来るのを待つ。

 先に飲み物とサラダ、ご飯が来た。

 

「サラダ分けちゃうね〜」

「ありがと」

「ありが、いやなんか私の分多くない?」

「普段野菜取れてるかわかんないから、今日はたくさんお食べ〜」

「ありがたいけど複雑〜!」

 

 うん、もう1個頼んどこ。

 サラダを食べつつ、当たり障りない話で、場をつなげる。

 実は真実に呼ばれた時に今回の会の内容が示されてたのだ。

 

『この前のSENGOKUの時のことで話がある』

 

 なんて言うチャットが来ていたので、これはもう逃げられないな、と。

 まあ、芦花を撃ってしまってメンタルブレイクかましてたのを不審に思っていたのは芦花だけじゃなかった。

 真実も気付いて、たぶん試合を見返して原因に気付いたから、芦花にああいう連絡をしてくれたのでしょう。

 酒寄さんもなんでかは分かってないけど、メンブレしてるのには気付いてたみたい。後で見返したらお面ズレてたからそれのせいかも。

 てなわけで、そういう理由で呼び出されてしまったわけで。

 まさか、焼肉食べながらになるとは思ってなかったけどね! 

 

「彩葉〜、ちゃんと食べてる〜?」

「食べてるよ、最近はどこかの誰かさんに賄い押し付けられたりしてるし」

「ほほぉ。それはどこの鷹さんなんでしょうねぇ」

 

 サラダを食べながら、こっちにニヤニヤした視線飛ばすな。

 酒寄さんに食わせるならそれが1番手っ取り早いんだから。

 まあ、学校が始まったらお弁当押し付けに変わるだけなのでね。

 

「お、きたきた。さぁ、焼くぞ〜」

「お肉……はっ、よだれが」

「好きなだけ食べてね」

 

 注文した肉が届き始めたので、真実が焼き奉行! なんて感じで金網に置き始めた。

 酒寄さんはよだれが溢れそうなのを堰き止めてるし。

 まったく、たくさん食べてもらわないと困りるからね? 

 

「う〜ん。……ほい! さっ、彩葉、食べな〜」

「ありがとう……いただきます!」

 

 良い感じに焼き上がった肉を酒寄さんのお皿に取り分けてく。

 うん、とてもお母さん感がある。これは将来とても良いお母さんになるでしょう。

 守はとても良い女の子を彼女にしたなと、ここにいない親友を思って心の涙がほろり。

 あの、こちらを睨まないでください真実さん。

 なんで口にしてないのに勘づいてくるんですかね、怖いですよ? 

 あ、こら、ちょい焼きすぎたかな? みたいな顔で肉を投げてくるな! 

 全然いけるけど! 当てつけ感あるぞこら! 

 

「よし、わたしもた〜べよ」

「じゃあ、その間は僕が」

「私もやるよ?」

「酒寄さんは食べ専」

「なんでぇ!?」

 

 君の今日の仕事はただ1つ。

 たくさん食べること! 

 

「タンは何派? 僕は塩」

「わたしレモン汁〜」

「そのままでいける、よ」

「「……」」

 

 僕が焼いてるタンを何で食べるか聞いたら、酒寄さんが明らかにお肉の味でいけますよって、顔をした。

 うん、普段食べないからそうかもね。

 よし、とりあえずたくさん食べてもらおう。

 

「とりあえず塩もレモンも試しな?」

「うんうん。他のやつもタレつけたり、塩つけたり、あ、他にも調味料あるじゃん。頼んじゃお〜」

「いいねー。酒寄さん? そのままでもいいけど、いろいろつけて食べて、美味しいものを選んでね?」

「……はーい」

 

 追加でご飯も頼んでおこ。

 

 

 

 宴もたけなわ。

 宴って言っていいのかは分かんないけど、たくさん食べてお腹も膨れて来た。

 とはいえ高校生の食欲はまだまだ行けると訴えている。

 とりあえず、食休みがてら焼くのに時間がかかるものを適当に頼んだ。

 ホタテバターとか、じゃがバターとか。バターばっかだね。

 

「さてさて。良い感じにお腹も膨れて来たので、そろそろ本題に移りましょうか〜」

「本題?」

 

 ぼーっと焼かれるホタテとジャガイモを眺めてると、真実が手を叩いた。

 それから、今日の主題を僕は思い出して身構えた。

 なにを聞かれるかなんとなくは察しているので。

 

「そ〜。それでは、たかちー? 聞かれるのと自主的に吐くの、どむちがい〜い?」

「黙秘権をこーしします」

「却下します」

「そんなー」

 

 淡い抵抗は一瞬で切り捨てられました。しょぼん。

 真実裁判官無慈悲すぎます。

 

「まあ、自分で口を割るとは思ってないので、こちらから行くよ?」

「お、お手柔らかに?」

「たかちー次第かな?」

 

 はてさて何が飛んでくるやら。

 隣の酒寄さんはなにごとって感じの顔。

 何も聞かされてない感じ? 

 

「えー、まず。私の推しは知ってると思うけどブラックオニキス箱推しです」

「うん」

 

 守がよく複雑そうな顔で聞いてるもんね。

 でも彼女の嬉しそうな顔だから否めないとか。

 

「彩葉の推しはヤチヨです」

「うん」

 

 よく顔が溶けてるもんね。

 前に生きる糧とか言ってたからね。

 もはや狂信者だけども。

 

「さて、たかちーは?」

「この流れで言うと思う?」

 

 からの僕と。

 いや、それとこれとは話が別では? 

 

「SENGOKUのあれ」

「ぐっ」

 

 そこを突かれるのは痛い。

 てか、もしや、バレてる? 

 

 

「彩葉は見てないから知らないだろうけど、私と守くんは見直してるから知ってるよ?」

「まじ?」

「うん、まじまじ。じゃなきゃ、芦花に連絡してないしね」

 

 ですよねー。

 やっぱり見返されてたかー。

 まあ、メンブレでそれどころじゃなかったから、退出の挨拶もおざなりだった自覚はあるけども。

 

「私もお面ズレた顔見たよ?」

「そうなの?」

「うん、なんかすごい辛そうな顔してたから、なんで? って思ってたけど」

 

 わお、包囲網が出来てしまった。

 逃げ場なし? まあ、のこのこ呼び出しに応じた時点で、分かってたってのはうん。あるね。

 

「うへ〜、全員バレてる感じか」

「んー、芦花は見直してないだろうけど。でも、どうせ芦花は突撃してきたでしょ?」

「まあ、うん」

「ならそういうことだね」

 

 大変気配りができてよろしいようで。

 そんなに気にされることなんかなぁって思ってしまうけど、まあ芦花はわかる。

 幼馴染なので、気にするでしょう。

 真実たちは、そこまで掘りにくるとは思ってなかった。

 いやでも、中学からの付き合いだし、芦花の次にあれこれお節介してたから、その辺もあるのか? 

 まあ、しかたなし。芦花にバレないようにだけしてくれれば。

 

「絶対に、ぜ〜ったいに芦花に言わないでよ」

「うん、分かった」

「酒寄さんも。てか、酒寄さんがまじで1番怪しいから」

「私の信用なさすぎじゃない?」

 

 いや、逆なんだよね。

 芦花の思いの先にいるであろう酒寄さんだからこそ、余計なことをしないで欲しいと言うか。

 僕が打ち明けることは、きっとそこそこ爆弾なような気がするし。

 まあ、仕方ないけどね。逃げ場無くしちゃったし。

 

「え〜、僕の推しは────」

「ごくり……」

「……ごくり」

 

 バターが、じゅうじゅうと音を立ててる。

 店内BGMがちょっと遠くに聞こえる気がした。

 周りの喧騒も、小さく感じる。

 やば、こんなにバラすのってドキドキするんだ。

 知らなかったわー。知りたくなかったわー。

 

「────幼馴染です」

 

 僕が言った瞬間、真実が目を見開いた。

 酒寄さんは、口が開いて閉じなくなった。

 僕もしばらく周りの音が聞こえなかった。

 三者三様に衝撃を咀嚼する時間。

 ちょっとずつBGMのアップテンポな曲が聞こえて来たところで、真実が先に再起動した。

 

「……え、じゃあ、よく推しの配信全部リアタイしてるって言ってたのも?」

「はい」

 

 どんな時間でも必ず時間を空けて見てます。

 

「たまにふじゅ〜投げてるのも?」

「……はい」

 

 少額だけど毎回投げてます。記念配信とかはもっと大きい額ですね。

 

「噂話だったけど、厄介ガチ勢をズタボロにしてるってのは?」

「…………はい」

 

 それはバレてないと思ってたんだけど!? 

 いやまあ、厄介なやつのアカウントがKASSENやってるやつなら、狙って仕掛けたけど。サブ垢でね? 

 そうでないやつは、くっそって思ってるけど、なぜかそう言う奴、てか厄介そうな奴はみんな気付いたらBANされてるんだよね。なんでだろ。

 

「もしかして、ガチ恋」

「それは違うよ!?」

 

 ガチ恋ではない。はず。

 いや、無理があるのは分かってる。

 でも。

 

「でも、この前の様子がおかしかったのは、推しをうっかり、撃っちゃったからでしょ?」

「はい」

「で、かれこれ何年一緒にいたっけ?」

「生まれた時からなので16年と少し」

 

 生まれた病院も一緒なのでね。

 

「いや、無理があるでしょ」

「そこは聞かないでください」

 

 分かってますとも。

 でも、僕の口からは絶対そうとは言えない。

 それだけは、言ってはいけない。

 関係が壊れる、それだけは。

 

「でもさぁ、彩葉みたいな感じならまだわかるけどさ」

「や、僕も酒寄さんみたいなもんだと思ってくれれば」

「えー、でもリアルな幼馴染を相手に?」

「もうちょい手心加えてくれませんかね真実さん」

 

 ヒットポイントはもう0ですよ? 

 死体撃ちさよくないと思います! 

 

「…………はっ」

「あ、彩葉が起動した」

「出来ればそのまま呆然としてて欲しかった……」

 

 真実の詰問を受けてる間に酒寄さんも復活してしまった。

 2対1の予感。

 

「え、ほんと?」

「はい」

「まじ?」

「まじまじ」

「あの時の辛そうな顔って?」

「つまりは、そういうこと」

 

 もう1回口があんぐりと開いてしまった。

 わはー、大変だー。

 

「そっかぁ。推しだったんだぁ」

「わー、何をどう納得したのかな」

「いやー、私と同類だったんだなって」

「すごい言い方が気になるけど、概ねその通りだから腹立つ」

 

 でも実際狂信者な酒寄さんほどではないと思うけど、芦花を推してるのには違いない。

 全部配信は見てるし、動画も視聴済み。

 コラボとかあればそれももちろん見てる。あんまりないけどね。

 たまにある、芦花の商品紹介は、美容品以外の時は割と買ってるし。

 

「でも、それなら納得かも」

「なにが?」

「いや、荒鷹くんってさ、芦花を見てる時だけ笑顔じゃん」

「え」

 

 え、酒寄さんにもバレてる感じ? 

 真実とか守はまだしも、彼女にまで? 

 

「バレてないと思ってたの? 初日で気付いたけど」

「うっそぉ。あの酒寄さんにバレてるとかもはや恥」

「おいそれは私に失礼では」

「彩葉、どうどう〜」

 

 しかも初日からかい。

 なんてこった。ちょっと周り見えてないよなにやってんの? 

 こいつは飛んだお笑い種だね。

 

「まあ、私たちに口止めする理由は分かったよ」

「うん、絶対に言わないでね」

「分かったってば。で、荒鷹くんは芦花の何処を推してるの?」

 

 何処? 

 そんなの、決まってるじゃん。

 視界の端で真実が、あ、って顔してる。

 

「全部」

「へ?」

「だ、か、ら、全部だって」

 

 また、ポカーンとしてる。

 

「いやまあ、具体的な説明をすると僕も困るから省くけど、性格とか声とか、ね」

「そ、そっかぁ、全部かぁ」

 

 わぁ。引いた顔してるぅ。

 おい、2人ともそんな顔してるけど君たちも推しに対しては似たような部類だろ。

 

「酒寄さんにとってヤチヨは?」

「生きる糧、私の女神、一挙一動が尊い」

「真実にとって黒鬼は?」

「顔良し、声良し、魅せプ良し。夢をくれる素晴らしき神々」

「僕と何が違うの?」

「それは……リアルで接点はないと言うか?」

 

 うぐっ、痛いところ突かれた。

 

「う、うん。そうだね。でも、似たようなものでしょ?」

「まあ、そうかもね。うん、よし、これは記憶の奥底に沈めておこう」

「うん、それでいい」

 

 僕もあんまり掘り返されたくないので。

 まあ、バラしちゃったからこれからは2人の挙動にも気をつけないと。

 余計なことを言わないように、してもらわないとね。

 

「ほんとに、芦花にだけは言わないでよ?」

「分かったってば」

「言ったら、今度から酒寄さんにあげるおかず、とんでもないものにしちゃうかも」

「とんでもないものってなに!?」

 

 さーなんだろーねー。

 もしかしたら、美味しいかもしれないし、そうでもないかもしれなーい。

 梅干し入り卵焼きとか? ゴーヤ入り肉団子とか? 激辛ハンバーグとか? 

 何が出るかなー? 

 

「って思ったけど、もらえるだけ感謝するべきだったね。ありがとう」

「やべ、開き直られた」

「いや実際助けてもらってるから、文句は言えないと言うか。まあ、バラす気はマジでないから安心して」

「それならいいけど」

 

 真実はまあ、分かってるだろうからいいか。

 バラしたら、まあ、守にいろいろ吹き込むだけだし。

 

「あ、そろそろ良い感じじゃない?」

 

 じゃがバターとかを見てた真実が教えてくれる。

 焼き時間の消費には役に立ったかな、僕の推しバレ話は。

 

 

 

 その後、締めに冷麺やら、ビビンバとか食べて焼肉屋を出た。

 会計額を見て酒寄さんが白目剥きかけてたけど、君は払わないから気にしないの。

 で、帰りは酒寄さんを送り届けて、真実と折り返す。

 この前の芦花の時と似た感じだ。

 

「たかちーさ」

「なに?」

「ほんとに、推しってだけ?」

 

 さすがに、真実は誤魔化せないか。

 

「推しではあるよ」

「それ以外は?」

「あったとしても、僕からは言わない」

「なんでよ、別に誰かをす──「真実、黙って」──は〜い」

 

 推しって言ってる分には、想いが溢れないからなんとかなる。

 でも、言葉を変えてしまったら、もう止まれなくなる。

 だから、線引きだ。

 

「推しでいいの。芦花が幸せでいてくれるなら」

「たかちーは? たかちーの幸せは?」

「芦花が幸せなら、それでおっけー」

 

 それでいい。

 それがいいと、心に決めているから。

 だから。

 

「だから、さ。黙っといてよね。これは共犯者な真実だけに、明かしてるんだから」

「…………はぁ。わたしに心労かけるの好きだね」

「迷惑かけてる自覚はあるから、お弁当献上したり、お勉強見てるでしょ?」

「や、うん、そうだけども。別にお返しなんて求めてたわけじゃ」

 

 酒寄さんと似たようなこと言うじゃん。

 類は友を呼ぶのかな? 

 

「まあ、受け取っといてよ。芦花が幸せになったら僕もお役御免だろうしさ」

「どゆこと?」

「芦花を幸せにしてくれる人が出来たなら、僕は隣にはいられないからね」

「たかちー?」

「いいんだ、芦花が幸せなら」

 

 その時がいつかは分かんないけどね。

 

「やめてよ? 急にいなくなるのは」

「流石にそんなことはしないよー。一言くらいは残してくよ?」

「いやそうじゃなくて」

「あ、僕こっちだから」

「ちょ、たかちー!?」

 

 僕は分かれ道で強引に真実を置いてった。

 これ以上は良くない。

 大丈夫、真実はあー言ってるけど、味方してくれるから。

 優しいからね、彼女も。

 さーて。家に帰ったら、アーカイブでも流しながら予習進めよー。

 

 

 







予定ではもっと明るくなると思ってたんですが、なぜかシリアスに振れてしまった
なんでだ?
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