芦花と幼馴染   作:キイカ

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今回は短め〜


時は流れて〜

 

 

 

 皆でカフェに行ってからもう2ヶ月が経った。

 特に大きな出来事があったわけではないけど、でも変化はちょっとだけあった。

 守が勉強会に参加するようになったこと。

 席はもちろん真実の隣、と言いたいとこだけど正面の席というのもなかなか悪くはなさそうで。

 まあ僕と芦花でそこは上手いことコントロールしてその日の気分で席は決めていた。

 あとは休みの日の勉強会で真実の家でやったら守が普段通りの真実の私服にぶっ倒れたこととか。真実の弟妹にやたら懐かれたこととか。

 前期の期末テストは全員高得点で小さめのお祝いをしたとか。

 クリスマスに綾紬家とクリスマスパーティした時に芦花からクリスマスプレゼントでマフラーを貰った。嬉しくて小躍りしそうだったけどなんとか我慢した。

 僕からは真実にも相談して手袋をあげた。嬉しそうで僕も嬉しいです。

 両家の親からは生暖かい目で見られました。こっち見んな。

 年明けは僕と芦花は受験生だから家からは出ず、両親はおばあちゃん家に行った。

 芦花のところも同じらしいので2人で勉強しながらたまにテレビ見たりして過ごした。とても幸せでしたまる。

 

 冬休みも終わって、後期が始まりでも受験がメインなんで授業は受験対策ばかりになった。

 1月はそうして過ぎ去り受験の月2月がやってきた。

 

「ひゃ〜緊張する〜!」

「リラックスリラックス。落ち着いてやれば大丈夫だよ、きっと」

「うんうん。僕もそう思う」

「頑張ろう!」

 

 この頃には守もわりとラフに接するようになってた。まあまだ真実にはたじたじみたいだけど。

 受験自体はとくにとんでもミスもなく終わった。

 あとは結果待ち、だけどたぶん受かったかなって僕は思ってる。というかまあ解いてみた感じそんなに難しく感じなかったから。

 芦花も真実も同じように感じたみたいなので、多分そうなんだろうなと思った。

 とはいえちゃんと結果発表が来るまでは真実はご飯食べる量少し減ってたし。芦花もちょっとだけぼーっとしてたり。守? めっちゃ不安そうだったよ? 僕? 芦花のアーカイブ流しまくってたから寝不足でした。

 で、いざ合格発表の日。

 スマコンもあり、ウェブで発表もあるのは知ってたけど、現地でみんなと知りたかったので仲良く見に行った。親には後で連絡するとは伝えておいた。

 

「え〜っと。え〜っと……」

「あ」

「「「「あったぁ!!!」」」」

 

 無事僕らは合格した。

 これで高校でも僕らは一緒だ! 

 実は内心万が一落ちたりしたらとかちょっと考えてたので一安心。見直しは何度もしたし、記入欄ずれもしてないとは思っていたけどやっぱり不安は残っていたみたいです。

 

「良かった〜これでご飯が美味しく食べれる〜」

「いつも美味しそうに食べてたでしょ」

「そうだけど〜! より一層ってこと!」

 

「これで高校でも真実と一緒だね」

「まじで良かった……! 高校ではもっと仲良くなれるように頑張るわ!」

「おーおー。手助けは期待してくれてもいいよ」

「助かる!」

 

 守も一安心だね。もし守だけ落ちてたらどうしたものかと。

 まあ守に本気の熱意があるんなら高校が違くても乗り越えられるとは思うけど……うん、結構ガチだろうから大丈夫か。

 その後それぞれ親とか先生とかに連絡して帰宅。

 あとは卒業まで中学生活を満喫するだけ。

 といっても残るは期末テストと卒業式くらいかな? 

 テストはもう消化試合だし、卒業式の練習自体は進められてるし。

 時が経つのは早いなぁ。

 

 

 

 そんなこんなで卒業式。期末テスト? もちろん何事もなく終わりました。

 いろいろプログラムとかあったけど割愛。

 みんなで歌を歌って、華々しく退場して、それぞれのクラスに戻って最後のホームルームを受ける。

 これでこの学校で過ごす生活も終わり。来月からは高校生か。

 

「みんなで写真撮ろ〜!」

「いいね! 前に真実と鳩河くん、後ろは私とアキくんね」

「ちょ、荒鷹潰そうとしてないか!?」

「気のせい気のせいー」

 

 ホームルームが終わってみんな写真を撮ったりし合っている。芦花と真実は人気者なのでひっぱりだこだったけど、ようやくそれらも終わったようで。

 僕と守は、というか僕はそんなに撮る人はいないので隅の方で待っていた。

 4人で撮って、それぞれペアで撮って。真実と2人で撮ってる守顔真っ赤で笑った。

 4人で校門を出る。

 

「じゃあ今度の卒業パーティで!」

「ばいば〜い!」

 

 出たところで真実と守とは別れた。

 僕らも帰路に着く。

 

「なんか、あっという間だったね」

「ね。入った時は勉強とかついて行けるか不安だったのに」

「だよね。でもアキくんすぐ授業内容理解してなかった?」

「予習復習の賜物ってやつだよ」

「おかげで私も助けてもらったし。3年間ありがとね!」

「いえいえ。こちらこそ3年間仲良くしてくれてありがとうございました!」

「めっちゃ丁寧じゃーん。高校でも仲良くするんだから、よろしくね?」

 

 うん。と笑顔で答える。

 きっと芦花なら高校でも人気者だろうから、隣に入れるだけいるよ。

 でも、その時が来たらちゃんと明け渡すから。よろしくね。







スキップしといてなんですがクリスマスパーティ回とか大晦日元旦回とか書くのアリだったかもしれない。
でも高校編いかないと彩葉さん出てこないんすよ。
そろそろ彩葉さん絡めたくなってきました
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