うおー!書くぞ書くぞ!モチベがある時に...!
スン はい、ということで5話目です。
最初、8000字も書いてウソ...小説書くのむずすぎ...と絶望していましたがなんとか書いています。
欲を言うならもっと多くの人に見てもらいたいというのがありますが、まあ所詮、素人の妄想を垂れ流しているだけなので。
こんな産廃にお気に入りをしてくださっている人には、盛大に感謝を!
長い駄文でした。
少し前...
「はあ、はあ...ああ、やっちゃったわ...」
喧騒が蔓延る街の中、息を切らし後悔を口にする少女がいた。
「なんで、私はいつもこう...」
『出来ました!でました!魔法』
「ッ!なんで...なんで!あいつなのよ!!私だって...頑張ってるのに!」
激情に駆られる少女の瞳には涙が流れていた。
「私、私だって...!誰よりも早く魔法を使って...
それで、それでお父様に褒めてもらおうって...どうしてこうなるのよ...!」
「あいつばかり!魔法も、勉強だって...!もう、どうすれば...!」
声を荒げながら前を進んでいく。どこに行ってるかも分からず。そしてふと前を向くと、いつの間にか人気のない路地の行き止まりだった。
「いつの間にかこんな所まで来ちゃったわね。戻らないと...」
少し冷静を取り戻し、戻るために後ろに振り向き足を進めようとする...しかし...
「おい、おい(笑)自分から、逃げれねーとこまで行ってやがる」「なんかブツブツ言ってたし考え事しながら進んでたんじゃねえか?」「だしとしたらお笑いだろ!自ら網にかかるんだからな!」
いつの間にか、3人組の男が道を塞いでいた。
「だ、だれよ!あんたたち」
「ん、俺たちか...嬢ちゃんを拐いに来たって言ったらどうする?」
「どういうことよ!なんで私を拐うのよ!」
「なんでって。それは嬢ちゃんが一番わかってんじゃないか?なぁ、総教主の一人娘様?」
「な!?なんで...知って...」
「いやー有名でしょ、時々街におりてくるってもっぱら噂だぜ」
アンドレイアは恐怖した、完全に自分を狙った犯行。後ろは行き止まり、前には自分より大きい大の男が三人。逃げれない...
「私をさらってどうすんのよ!言っとくけど、人質にしようってんなら無駄だからね!」
「人質ぃ?しない.しない。嬢ちゃんみたいな子供は好事家に高く売れるんだよ」
(う、売る。今こいつ、私のことを売るって...)
「い、いやよ...!だれか、助け...んんぅ!?」
助けを呼ぼうと声を上げようとしたら、口をふさがれてしまった。
「おいおい嬢ちゃんそりゃねえぜ、せっかく俺が親切丁寧に説明してやってんのに。お前ら、こいつ袋に詰めるぞ」
「「おう!」」
アンドレイアも体を暴れさせ抵抗するが膂力が違う。簡単に拘束され口を縛られた。
「よし!アジトに帰るぞ。ボスが待ってる」
「んー...! んんー...!」(だれか...!助けて...!)
こうして、アンドレイアは誘拐された。このままではだれも助けには来ず、誰とも知らない男のもとに売られるだろう。そう、このままでは。
//////////
街を駆ける、駆ける...アンドレイアがいなくなっって少なくとも2時間以上経つが、子供の足というのも考えるとそう遠くには行っていないはず。
「すみません...!誰か、この近くで金色の髪の小さい女の子を見ていないでしょうか!」
少し開けた場所に着き、周りの人にそう聞いてみる。
「ん?あの嬢ちゃんのお友達かい?」
「いえ...お友達ではありませんが...」
「あら、そうかい。じゃあどうしてあの嬢ちゃんを探してんだい?」
「あの子は今、家出しているんです。それであの子のご家族が探したんですが、見つからなくて」
アレティはアンドレイアのことを、総教主の娘だということを言えるわけもなく。少し話を濁して説明した。
「家出ね... あの娘ならそこの路地の裏に行ったよ。一瞬だったから、本人かわかんないけどね」
「ありがとうございます!早速行ってみます」
路地裏に入り、奥まで進んでいく。ただある程度進むと、行き止まりになった。
「行き止まりですか。何かここに手がかりが...」
あたりを見渡し、手掛かりを探す。すると地面に4つの足跡が見つかった。
「足跡が4つですか、しかも真新しいものですね。それに子供の足跡が一つに、大人の男性の足跡が3つですか。」
(これはおそらく、誘拐とみて間違いないでしょう。猶更急がないといけない理由ができましたね)
「帰る道には足跡が3つだけそれも大人の男性の足跡のみ。おそらく、袋か何かに入れられ連れていかれたのでしょう。計画的な犯行ですね...」
(一度戻り、もう一度聞き込みをしましょう)
この場所を去り戻っていく。開けた場所まで戻ってきてもう一度聞き込みをする。
「また申し訳ございません!今度は大きな袋かなにかを持った3人組の男性を見ていないでしょうか?」
「袋を持った3人組の男なら見たぞ。あっちのほうに行ったな」
指をさされた場所を見てみると街の中心から離れた方角だった。
「あちらですね、行ってみます!」
3人組の男の行方を聞き、その方角に行ってみる。
(待っていてください...必ず助けますから)
街の離れへと駆けていく。ひしひしと嫌な予感を感じながら...
//////////
街の離れに着いた。ここからは何の手掛かりもなく、あとは手探りで探さないといけない。
「ここからは自分の足ですか。急ぎましょう、すべてが終わる前に...」
走る...何か手掛かりがないか気にかけながら、だがあたりを見渡してもあるのは街だったものの残骸のみ。
「かつては栄えていたようですが見る影もありませんね...ん、あれは...」
探索してるうちに、一つの家を見つけた。
「あの家の周りだけ少し真新しいですね。怪しいです...行きましょう」
家に近づいていく。入り口付近に着き身を隠し家を覗く。すると入り口前に武器を持った男が二人立っていた。
(明らかに見張りと言える2人組...どうやらここで間違いないようですね)
隠れ家を見つけ、どう侵入するか考える。
(入り口はあそこだけですか...見た感じ窓などもなく、正面突破するしかありませんね)
「『身体強化』」
思考をまとめ、実行に移す。近くにある少し大きな石を拾い少し離れたところに投げる。
「ん、なんか音が鳴んなかったか?」
「そうか?聞こえなかったが」
「ちょっと見てくる」
一人、石を投げた方に近づいてくる。アレティは、隠れて機会を覗う。
「おい、誰がいんのか?いるなら出てきやがれ」
そう言い警戒しながら、石を投げた方ににじり寄っていく。そして、とうとう石を投げたところに着きあたりを見渡す...
地面を見ると...
「んだ、ただの石ころかよ驚かせやがって...」
音の発生源が石だと分かった男は、露骨に警戒を緩める。
(ここです!)
「やあ!」
アレティは男の背後を取り、股に向かい蹴りを入れる。狙う先は...
グシャッ、と男の股から嫌な音がした。
「っ!ぐぁ...ぁ!」
男は声にならない声を上げ、崩れ落ちていく。
「やはり男性にはこれが有効ですね...まずは1人ですか...それにしても...痛そうですね」
(私も元は男の身だったのでその痛みが想像を絶するものだとは分かります。自らがやられていたのならと思うと、寒気がしますね)
「おい!大丈夫か!」
思いに耽っていると声がした。アレティは急いですぐ近くの遮蔽に身を隠す。一人の男が歩いてきた。
「悲鳴みたいなんが聞こえてきたが...。 !おいどうした、しっかりしろ!誰が、こんな...」
二人組のもう一人が、仲間の有様を見て駆け寄ってきた。周りを警戒する余裕がない、今なら...!
(チャンスです!)
「やあ!」
背後に駆け寄り、もう一度股を狙う。グシャッ、とまた嫌な音がなった。
「ぐぉぉ...!」
膝から崩れ落ち、倒れて行く。
「ふぅ...2人目ですね。前世で格闘術を習っていて良かったです。外の見張りは倒しました、後は中ですか...」
地に伏している男たちを無視し、入り口まで近づいていく。
「ここからが本番ですね、気を引き締めて進まなければ...」
扉を開ける。そして開けた先には...
―10人ほどの男たちがいた...
「おいおい、見張りのやつらは何してんだよ。ガキが迷い込んでやがるぞ」
「あん、よく見ると随分と別嬪さんじゃねえの」
「こいつ、あれじゃね。あのガキ助けに来たんじゃねえの」
囲まれている...
(これは、まずいですね...このままでは...)
最悪の考えがよぎる。すると一人の男が笑顔でこちらに寄ってきた。
「なあ、嬢ちゃん。ここは子供が来る場所じゃあねえんだ。お兄さんがお家に返してやろうか?」「ふー!ふー!かっこいいじゃねえか!」「何だよ、何もせずに返すのか?」
野次が飛びながらにやにや、にやにや、そう形容できるような顔をしながらこちらに問いかけてくる。
―舐められている。
だが好都合だった。無警戒に近づいてくる男の股に蹴りを放つ。
「やあ!」
「んぼぁ...!」
びっくりしたのか、妙な声を上げながら、近づいて来た男が崩れ落ちる。
「このガキ...!ヤりやがったぞ...!囲め!逃がすなよ!」
その呼びかけにより、男達は此方を囲み、警戒を高める。そしてしびれを切らしたのか、一人の男が此方に迫る。
「おらぁ!」
サッ「ふっ...!せい!」
「な...!?がぁ...!」
迫る男が蹴りを放つ。
だがアレティはそれを避け、反撃をする。
男は避けられると思っていなかったのか、一瞬呆けその瞬間股に激痛が走り、倒れて行く。
「こいつ...!?ただのガキじゃないぞ!一人であたるな!複数でいけ!悪く思うなよ、ガキ」
警戒が最大限になり、目から情が消えた。先ほどは、一人で襲ってきたが、今度は3人で迫ってくる。
「ふん!」「っらぁ!」「ぬぅぅ!」
拳が...
蹴りが...
突進が ...
様々な攻撃が飛んでくる。
バッ「くっ...!」
後ろに後退し、攻撃を避ける。だがもう、後ろには壁があり下がることはできない。
「よく避けたが...どうやらここで終わりのようだな」
「...」(一か八か、試してみましょう...)
「なんだぁー、怖くて声も出せねぇか。まあ。安心しろよ殺しはしねぇ、お前も売り飛ばすだけだからよ。その美貌、さぞ高く売れるだろうよ」
「私もですか...成る程、あの方をどうするおつもりかと思いましたが...」
「やっぱ、あのガキが目当てだったか。よかったな、今からお前らが愛して愛してやまないあのガキと一緒の末路をたどれるんだからな。やるぞ...」
そう言い、3人組が攻撃をする。その攻撃が迫る瞬間...
「《私は光の代行者。世界に明かりを!》」
「光よ!」
ビカー!と、強烈な光が世界を照らす。
「ぐぁ...!な、なんだ!前が...!」「見えねぇ...!」「どうなってる!」
光を近くで見た3人は目を押さえ、前が見えなくなっていた。
アレティはその隙に背後へと回り、3人の股に蹴りを放つ。
「やぁぁ...!」
「がっ...!」「ぐぉぉ...!」「っっ...!」
「...魔法の威力上昇。ぶっつけ本番でしたが何とかなりましたね。」
光が収まると、そこにはアレティだけが立っていた。
「!お前、魔法使いか...」
「ええ、そうですよ。さあ、アンドレイア様の居場所を吐いてください」
(後、7人ほど...勝てるとは思いますがこの方達だけと、楽観は出来ませんね...)
「このままじゃ負けるのはこっちか...おい!誰が武器取ってこい!それと、ボスへ報告しろ!」
「!それは、させません!」ダッ
その掛け声で2人が離れていく。
武器を持たれると負ける恐れがあるので多少リスクを負ってでも、離れて行ったものを仕留めたい。
そのため、追いかけようとするが...
「止めろ!行かせんじゃねえぞ!!」
「どいてください...!」
腕が振り下ろされる、避ける。
避けた先に蹴りが来る、少し掠ったが避ける。
一度距離を取り息を整える。2人駆け寄ってくる。拳が飛んでくる。
「埒が明きません...ねっ!」
もう1人の遮蔽になるように、伸びてきた腕をつかみ、思いっきり引っ張る。1人、地面に崩れる。
「こ...」
「ハッ!」
もう1人の男が攻撃する前に、蹴り上げる。
「が...!」
「くっそ!このやろ!」
倒れた男が起き上がり、覆いかぶさるように飛び掛ってくる。
それを紙一重で避け、隙ができたところを狙う。これで後、3人。
「ちっ...!お前ら、時間を稼ぐだけでいい!こっちから仕掛けるな!」
(すべてカウンターなのがバレましたね...)
男達は誰も動かなくなった。静寂が訪れる。
「仕掛けるしかありませんか...」ダン!
地面を全力で蹴り距離を一気に詰める。
そして一番近い男に、蹴りを放つ。
「ッ!速えな...!ぶね...!」
蹴りは外れてしまった、だが体勢が崩れた。それなら...
トンと体を押してやる。
すると...
「うぉ...!」ドタン!
と、尻餅をついて倒れる。脚を開いて倒れたので、股が露出している。そこに蹴りを入れる。
グチャッと音がなった。
「があぁ...!」
「後、2人...」
(化け物が...!)
今の光景を見ていた男がそう思う。そして化け物がコチラに振り向く。
ダンと音がし、すごい勢いで近づいてくる。
「く、来るんじゃねぇ...!!」
近づく、近づく、そして目の前に...
「う、うぁぁ...!!!」
男が錯乱し、こちらに腕を振るう。
グシャッ
「後、一人」
「...」
振った腕は避けられ、反撃をもらう。
そして残った者で最後の一人になった男は、何をするでもなくこの光景を見て棒立ちしていた。
「貴方は、何もしないのですね」
「ああ、どうせ俺ではお前には勝てん。それに俺は、お前より恐ろしい男を知っている。どのみちお前はその男に勝てん」
「そうですか...では」
そう言い、アレティは男に近づき蹴りを放つ。
「ぐ...!せ、せいぜい今際を噛み締めるんだな...!」
男はそれだけ言い残し、気絶した。
「これで全部...ですか。後はいなくなった方を追いましょう」
「おいおい、マジか...全滅かよ」
そう言い、戻ってきた男の手には剣が握られていた。
(剣ですか...!厄介ですね...)
「まあ、俺が殺してやるから安心して寝とけよお前ら。さて...」
(来る...!)
「おらぁ!」ブン!
「くっ...!」ザッ!
アレティに向け、剣が振り下ろされる。それを横に飛び躱す。
「ははぁ!読めてるぜ!くらいな!」
横に飛んだ先、男はすぐに追いつき横薙ぎに剣を振るう。
ブォン!
ピ! と横薙ぎ払われた剣がお腹の服と肌と肌を撫でる。パッカッと服が開け、少し肌が切れ血が出ている肌が見える。
「やっと当たったぜ...だがかすり傷か...次は殺す」
剣を構える。そして、今度助走をつけ斜めに切り下ろしにかかる。
「それを待っていました!《私は光の代行者。世界に明かりを!》 光よ!」
光が世界を照らす。だが...
「はは!それはさっき見だぜ!」
そう言って、剣で光を遮る。それが狙いだと知らずに...
「ええ、知っています。だから使ったんですよ」
「!後ろか...!」
「遅いです」
男が後ろを振り返ろうとする。だがアレティのほうが速かった。
「まっ...!」グシャ 「ぐぁ...!」
最後の一人になった男が倒れる。
「はぁ...やっと全員倒しましたよ...さて、アンドレイア様を探しましょ...」
「こりゃ、面白れぇことが起きてんじゃねえか...」
「俺の部下を倒したのはお前か?」
――ここからが本当の本番。
悪夢は続く...
光が差し込むまでは...
備考:アレティの魔力はほとんど底なし。
合計11人を倒したが、まだ八割は残っている。
まあ使っている魔法が身体強化の魔法と、二回の聖属性の初級魔法だけだからってのもあるけど。
それでも、身体強化を使っているときや初級魔法を使っているときに、かなりの魔力のロスが発生している。
ちなみに、アレティが股間ばかり狙うのはそれが一番手っ取り早いし、子供の体では一撃で相手を気絶させることができないから。
それでも元男として、すごく申し訳ないと思っている。