hololive Lost Story 作:ダニエルズプラン
二つの列車を、ユウトが認識した瞬間だった。
駅のホームから見える世界が、一変した。
それまでホームの向こうには、夜とも夕暮れともつかない、不思議な暗がりが広がっていた。
どこまでも続くようで、どこにも繋がっていないような闇。
だが、今は違う。
空が、虹のように輝いていた。
青でもない。
赤でもない。
紫でも、金でも、緑でもない。
それらすべてが混ざり合い、しかし濁ることなく、果てしなく広がっている。
その下に広がる大地は、細かな砂に覆われた荒野だった。
西部劇に出てくるような、乾いた風が吹く大地。
見渡す限り、岩山と砂地と、どこまでも続く線路だけがある。
ホロアースのどこにもない景色。
オルタナティブシティの近代的な街並みとも、魔導技術と科学技術が融合したあの世界ともまるで違う。
それなのに、線路だけは確かにそこにあった。
何本も。
何本も。
まるで、時間そのものが枝分かれしているように。
「……何、ここ」
すいせいが、呆然と呟いた。
彼女の声は小さかった。
普段なら、何が起きてもすぐに状況を見ようとする彼女ですら、目の前の光景をすぐには飲み込めていない。
みこは、そらの袖をぎゅっと掴んでいた。
「にぇ……? さっきまで、事務所の廊下にいたよね……?」
「うん」
そらは頷いた。
だが、その表情も硬い。
「でも、ここは……」
ロボ子さんが周囲を見回す。
「通信反応なし。座標取得不能。魔導反応も、普通の空間じゃない。ホロアースの地表でも、事務所の拡張空間でもないよ」
「世界の音が、違う」
AZKiが静かに言った。
彼女はホームの端を見つめていた。
その視線の先には、虹色の空と荒野が広がっている。
「ここ、歌が遠くて近い。変な感じ」
ユウトは、何も言えなかった。
手の中には、緑色のカードがある。
胸ポケットには、銀色の懐中時計。
そして目の前には、二つの列車。
赤い新幹線のような車両。
緑色の牛のような車両と、黄色い鳥のような車両が連結された編成。
そらとすいせいが口にした名前。
デンライナー。
ゼロライナー。
それを聞いた瞬間、胸の奥が強く痛んだ。
何かが動こうとしている。
思い出す、というよりも、奥底で眠っていた何かが目を開けようとしているような感覚。
だが、まだ掴めない。
霧の中に手を伸ばしているように、何もかもが曖昧だった。
「……僕は」
ユウトは、手の中のカードを見た。
「これを、知っているんですか」
誰に聞いたのか、自分でも分からなかった。
0期生の誰かに。
それとも、自分自身に。
だが、答えは返ってこない。
その時だった。
「おい」
ぶっきらぼうな声が、赤い列車の方から響いた。
ユウトたちは、一斉にそちらを見る。
赤い列車の扉が開いていた。
その縁に背中を預け、腕を組んでこちらを見ている存在がいる。
赤い身体。
鬼を思わせる角と顔。
人間ではない。
魔物でも、ホロアースの種族でもない。
もっと異質で、しかしどこか妙に生々しい存在感。
赤い鬼のようなそれは、ユウトたちをじろりと見た。
「いつまでそこで突っ立ってんだよ。乗るならさっさと乗れ」
ユウトは、思わず身構えた。
0期生も、それぞれ緊張を見せる。
みこが小声で言う。
「鬼……?」
ロボ子さんが分析するように目を細める。
「種族データなし。魔力反応とも違う。これ、何……?」
すいせいは、赤い鬼を見つめたまま呟く。
「モモタロス……」
ユウトは、すいせいを見た。
「知っているんですか」
「知ってる、はず」
すいせいの声は、少し震えていた。
「でも、まさか本当に……」
赤い鬼――モモタロスは、面倒くさそうに頭を掻いた。
「あー、もう。ごちゃごちゃ考えてんじゃねぇよ。こっちは待ってたんだ。特にそこのお前」
赤い目が、ユウトを指すように向けられる。
「桜井ユウト」
名前を呼ばれた瞬間、ユウトの手の中の緑色のカードが淡く光った。
懐中時計も、チ、と強く鳴る。
「……あなたは」
「説明は中で聞け。ここで突っ立ってたって話は進まねぇ」
モモタロスは顎で車内を示した。
「早くしろ。乗り遅れても知らねぇぞ」
乗り遅れる。
その言葉が、なぜかユウトの胸に引っかかった。
この列車は、ただの列車ではない。
それくらいは分かる。
ここは、ただの駅ではない。
それも分かる。
なら、この列車に乗らなければどうなるのか。
帰れるのか。
帰れないのか。
それすら分からない。
ユウトは0期生を見た。
そらが静かに頷く。
「行こう、ユウトくん」
「でも」
「たぶん、ここに来た理由がある」
AZKiも頷いた。
「この場所の音、あの列車から聞こえる」
すいせいは、まだ少し緊張した顔のまま言った。
「少なくとも、今のままホームにいるよりは、中に入った方がいいと思う」
みこは少しだけ震えながらも、必死に笑った。
「だ、大丈夫だにぇ。みこたちも一緒に行くから」
ロボ子さんはユウトの手元を見た。
「カードの反応も、あっちに向いてる」
ユウトは、緑色のカードを握り直した。
分からないことばかりだ。
けれど、止まっていても何も変わらない。
「……分かりました」
ユウトは、赤い列車へ向かって歩き出した。
0期生も続く。
ホームを歩くたび、足元の板が小さく鳴った。
遠くの荒野から、乾いた風が吹いてくる。
虹色の空は、変わらず静かに輝いている。
赤い列車の扉の前に着くと、モモタロスはユウトを上から下まで見るようにした。
「ふん」
「……何でしょうか」
「いや」
モモタロスは、少しだけ顔を逸らした。
「ちがわねぇようで、ちがってんなって思っただけだ」
「僕を知っているんですか」
「ああ?」
モモタロスは、不機嫌そうに眉を寄せる。
「知ってるも何も、お前なぁ……」
そこで、何かを思い出したように口を閉じた。
そして、ぶっきらぼうに言う。
「中で聞けっつってんだろ」
「……はい」
「あと、その妙にかしこまった感じ、調子狂うんだよ」
「すみません」
「謝んな。余計調子狂う」
モモタロスはそう言って、車内へ顎をしゃくった。
「行け」
ユウトたちは、赤い列車に乗り込んだ。
中へ入った瞬間、外の荒野の風が嘘のように消えた。
車内は、不思議なほど落ち着いていた。
列車の中でありながら、ただの客席ではない。
案内されたのは、食堂車のような場所だった。
テーブルと椅子。
柔らかな照明。
どこかレトロで、どこか現実離れした内装。
車窓の外には、虹色の空と荒野が流れることなく静止しているように見える。
そして、そこにはすでに何人かがいた。
まず目に入ったのは、青い海亀のような存在。
長い身体を優雅に座席へ預け、にこやかにこちらを見ている。
「やあ。久しぶり、って言っても、君にはそうじゃないのかな」
続いて、黄色い金太郎の熊を思わせる存在。
大きな身体でどっしり座り、腕を組んでいる。
「泣けるでぇ……」
まだ何も言っていないのに、すでに感極まっているようだった。
さらに、紫を基調とした、どこかドラゴンを思わせる存在。
足をぶらぶらさせながら、こちらを興味深そうに見ている。
「ねえねえ、本当に忘れてるの? 全部?」
そして、白鳥のような気品をまとった存在。
優雅に座り、どこか偉そうでありながら、柔らかな微笑みを浮かべている。
「ふむ。再び相まみえるとは、運命もなかなか粋なものだ」
さらに、カウンターの向こうには乗務員らしき女性がいた。
明るい笑顔。
手元には、見た目からしてかなり独特な飲み物が並んでいる。
「いらっしゃいませー! お待ちしてました!」
そして最後に。
車両の奥に、一人の青年が立っていた。
穏やかな雰囲気。
優しげな目。
どこか頼りなさそうにも見えるが、その奥に不思議な強さがある。
青年はユウトを見ると、少しだけほっとしたように笑った。
「待ってたよ」
その声は、柔らかかった。
ユウトは、息を呑んだ。
まただ。
知らないはずなのに。
胸が反応する。
誰かを思い出す直前のような痛み。
「……あなたは」
「僕は野上良太郎」
青年は名乗った。
「デンライナーの乗客……と言うより、今は案内役かな」
「野上、良太郎さん」
ユウトがその名前を口にすると、懐中時計が小さく鳴った。
チ。
良太郎は、その音に気づいたようにユウトの胸元を見た。
そして、ユウトの手にある緑色のカードへ視線を移す。
「やっぱり、出たんだね」
「これが何か、知っているんですか」
「うん」
良太郎は頷いた。
けれど、すぐには答えなかった。
代わりに、ユウトの後ろにいる0期生たちへ目を向ける。
「君たちも、一緒に来たんだね」
そらが、少し緊張しながら頭を下げる。
「ときのそらです」
ロボ子さんも続く。
「ロボ子です」
「さくらみこですにぇ」
「星街すいせいです」
「AZKiです」
良太郎は、全員を見て静かに頷いた。
「うん。君たちが一緒なら、きっと意味がある」
その言い方は、不思議だった。
偶然ではないと、最初から知っているような声。
「まずは座って。話はそれから」
ユウトたちは、促されるまま席に着いた。
ユウトの隣にはそらとすいせい。
向かいにロボ子さん、みこ、AZKi。
モモタロスは、腕を組んだまま雑に座る。
青い海亀のような存在が、微笑みながら名乗った。
「僕はウラタロス。よろしくね」
黄色い存在が続く。
「キンタロスや。まあ、気張らんと座っとけ」
紫のドラゴンのような存在は、身を乗り出す。
「リュウタロスだよ! ねえ、君、踊れる?」
「え?」
「今聞くことじゃありません」
すいせいが即座に言った。
白鳥のような存在は、優雅に胸に手を当てる。
「我が名はジーク。白鳥の王子である」
「白鳥の王子」
みこが小さく復唱する。
「濃いにぇ……」
ロボ子さんが小声で言う。
「ホロライブも大概だけど、こっちも情報量が多い」
ユウトも同意したかった。
だが、その前にカウンターの女性が笑顔で近づいてくる。
「お待たせしましたー! ナオミ特製コーヒーです!」
目の前に置かれたカップを見て、ユウトは言葉を失った。
コーヒー。
そう言われた。
確かにカップには液体が入っている。
しかし、色が明らかにおかしい。
紫。
緑。
青。
泡。
星のような何か。
さらに、液体の表面で小さな光がぱちぱちと弾けている。
みこが、顔を引きつらせた。
「こ、これ、飲み物にぇ?」
ナオミは満面の笑みで答える。
「はい! コーヒーです!」
「コーヒーの概念が揺れるにぇ……」
すいせいはカップを見つめる。
「これ、飲んで大丈夫なんですか」
モモタロスが鼻を鳴らした。
「死にはしねぇよ」
「安心できる言い方じゃないですね」
ウラタロスがにこやかに言う。
「まあ、味は独特だけどね」
「独特」
AZKiが静かにカップを覗き込む。
「音も独特」
ロボ子さんは、センサーで何かを確認しようとして、途中でやめた。
「分析しない方がいい気がする」
ユウトはカップを手に取った。
香りも、よく分からない。
甘いような、苦いような、果物のような、薬品のような。
だが、出された以上、口をつけないわけにもいかない。
「……いただきます」
ユウトは恐る恐る飲んだ。
次の瞬間。
表情が止まった。
「……」
そらが心配そうに見る。
「ユウトくん?」
「……不思議な味です」
「無理してない?」
「不思議な味です」
二回言った。
すいせいも少しだけ飲んだ。
すぐに目を細める。
「……味が時間差で来る」
みこはひと口飲んだ瞬間、耳まで赤くなった。
「にぇっ!? 甘い!? 苦い!? 熱い!? 冷たい!?」
ロボ子さんは一口飲んで、しばらく無言になった。
「処理中……処理中……」
AZKiは、ゆっくり飲んでから小さく言った。
「歌にしたら、すごく前衛的」
ナオミは嬉しそうに笑っていた。
「気に入ってもらえてよかったです!」
気に入ったとは誰も言っていない。
だが、誰も否定しなかった。
良太郎はその様子を見て少し笑うと、立ち上がった。
「少し、先頭に行ってくるね」
「先頭?」
「運転の確認。今日は特別だから」
そう言って、良太郎は食堂車の奥へ向かう。
ユウトは、その背中を見た。
聞きたいことは山ほどある。
この場所はどこなのか。
なぜ自分たちはここにいるのか。
手の中の緑のカードは何なのか。
この列車は何なのか。
デンライナーとゼロライナーとは何なのか。
だが、良太郎はまだ答えない。
先に列車を動かすつもりなのだろう。
モモタロスは苛立たしげに足を組む。
「ったく、あいつは相変わらず段取りが丁寧なんだか悪いんだか分かんねぇな」
ウラタロスが笑う。
「先輩はすぐ話を急ぎすぎるからね」
「うるせぇカメ」
「おや、せっかくの再会なんだから、もう少し穏やかにしようよ」
「誰が再会だ」
モモタロスはユウトをちらりと見た。
「こいつ、覚えてねぇんだろ」
その言葉に、車内の空気が少しだけ重くなる。
ユウトは、手の中のカードを見る。
「……すみません」
「謝んなっつってんだろ」
モモタロスは、乱暴に言った。
「謝られると、こっちがムカつく」
「モモタロス」
そらが少しだけ眉を下げる。
モモタロスは、そらを見て舌打ちした。
「別に責めてるわけじゃねぇよ」
キンタロスが重々しく頷く。
「記憶いうんは、重いもんや。なくした側も、覚えとる側もな」
ウラタロスは、ユウトへ視線を向ける。
「君は今、自分が置いていかれている気がしてるんじゃない?」
ユウトは、返事に詰まった。
ウラタロスは優雅に笑う。
「図星かな」
「……はい」
リュウタロスが足をぶらぶらさせながら言う。
「でもさ、忘れてるなら見ればいいんじゃない?」
「見る?」
「うん。ね、良太郎が言ってたじゃん。今日は特別だって」
その時、列車が小さく揺れた。
ごとん。
静かだった車内に、車輪の音が響く。
窓の外の景色が、ゆっくり動き始めた。
ホームが後ろへ流れていく。
虹色の空。
荒野。
複数の線路。
そして、赤い列車が静かに走り出す。
ユウトは窓の外を見た。
隣で、すいせいが息を呑む。
「動いた……」
みこはカップを両手で持ったまま固まっている。
「にぇ……これ、どこに行くの……?」
「時間だよ」
戻ってきた声がした。
食堂車の扉が開き、良太郎が戻ってきた。
先ほどと同じ穏やかな表情。
だが、その目には少しだけ真剣な色があった。
彼はユウトたちの前に座る。
「今日は特別なんだ」
「特別、とは」
ユウトが尋ねると、良太郎はゆっくり言った。
「本来、時間の列車は簡単に過去を見せるものじゃない。過去は変えてはいけないし、記憶も本来は本人の中で戻るべきものだから」
ユウトは、手の中の緑のカードを握る。
「でも、僕はまだ思い出せていません」
「うん」
良太郎は頷いた。
「だから、今回は思い出す旅じゃない」
「思い出す旅じゃない?」
「過去を見返す旅」
その言葉に、0期生全員が静かになった。
良太郎は続ける。
「ユウトくんの中にある記憶を無理に引き出すんじゃない。君たちがいた時間を、列車の窓からもう一度見に行く」
「そんなことが……」
「普通はできない」
良太郎は、はっきり言った。
「でも、緑のカードが出た。懐中時計が動いた。嵐の夜に、一時一分一秒で扉が開いた。そして、君だけじゃなく、0期生のみんなもここに来た」
そらが小さく息を呑む。
「私たちも、意味があるんですか」
「あると思う」
良太郎は穏やかに頷いた。
「ユウトくんの過去は、彼一人だけのものじゃない。君たちの記憶にも残っている。だから、この旅はユウトくんだけの旅じゃない」
ユウトは、良太郎を見る。
「僕の過去を、皆さんと一緒に見るんですか」
「うん」
良太郎は言った。
「ただし、見るだけだ。過去には干渉しない。声も届かない。触れられない。変えられない」
「……見るだけ」
「それでも、意味はある」
その声には、確かな重みがあった。
「記憶は、ただ頭の中にあるものだけじゃない。誰かが覚えていることも、誰かと一緒に見直すことも、その人を繋ぎ直す手がかりになる」
ユウトは、言葉を失った。
自分が忘れてしまった時間。
彼女たちが覚えている時間。
それを、もう一度見る。
思い出すのではなく。
見返す。
それは、救いなのか。
それとも、より深い苦しみなのか。
まだ分からない。
だが、逃げたいとは思わなかった。
怖い。
それは確かだ。
自分が何をしていたのか。
何を失ったのか。
なぜ消えたのか。
それを見ることになるのかもしれない。
それでも、見なければならない気がした。
そらが、ユウトの手元を見てから、静かに言った。
「ユウトくん」
「はい」
「一緒に見るよ」
ロボ子さんも頷く。
「一人じゃないよ」
みこは、少しだけ涙目になりながらも笑った。
「怖くても、みこたちがいるにぇ」
すいせいは、真っ直ぐユウトを見た。
「逃げるなら止める。見るなら隣にいる」
AZKiは、優しく言った。
「過去の音を、一緒に聞こう」
ユウトは、胸の奥が熱くなるのを感じた。
手の中の緑のカードが、静かに光っている。
懐中時計が鳴る。
チ、チ、チ、チ――。
車輪の音と重なる。
ごとん、ごとん。
ごとん、ごとん。
デンライナーは、虹色の空の下を走っていく。
窓の外の荒野が少しずつ形を変え始める。
砂の向こうに、ぼんやりと別の景色が重なっていく。
事務所の廊下。
配信スタジオ。
まだ今より少し違う空気をまとったホロライブ。
そして、その中に立つ一人の青年の影。
桜井ユウト。
前の世界の自分。
ユウトは、息を呑んだ。
良太郎が静かに告げる。
「ここから始まるよ」
誰も話さなかった。
モモタロスも。
ウラタロスも。
キンタロスも。
リュウタロスも。
ジークも。
ナオミも。
0期生も。
全員が、窓の外を見ていた。
良太郎は最後に、ユウトへ言った。
「これは、思い出すためだけの旅じゃない。君が、今の君として過去を見るための旅だ」
列車が、さらに速度を上げる。
虹色の空が流れ、荒野が遠ざかり、窓の向こうに過去の景色が浮かび上がる。
ユウトは、緑のカードを握りしめた。
失われた時間へ向かう列車。
その旅が、今、本当に始まろうとしていた。