聖剣使いを拾いましたけど、蛮族な狂犬でしたが私は元気です 作:プーリとベルト
エルドラゴンは巨大な書架を見上げながら、ふと頭を抱えた。
「魔術で縮小写本して……いや、埒が開かないな」
「どうしたんですか?」
エリリーが問い掛ける。
「見てごらんよ。あの本、一冊で家ほどの大きさがあるんだ。内容を書き写すだけでも膨大な時間が掛かる。縮小写本を使っても一日二日で一冊が限度だろうね」
言われて改めて見上げれば、巨人達の尺度で作られた書物は、人間にとっては建築物に近い代物だった。
「一応食料はありますけど……十日程度しか保ちませんよね」
「保たないね。帰りは狩りをするか、近くの都市や集落へ寄るとしても紙に書き写せるのは数冊程度だろう」
エルドラゴンは顎へ手を当てた。
「……機構を組むか」
「作りますか」
「うん、やろう」
二人の間で話がまとまりかけたところで、カーリーが首を傾げた。
「……?」
しばらく黙っていた彼女は、不思議そうに二人を見比べる。
「何の話をしてるんだ?」
「知識の探索を効率化する手段の話さ」
「ゴーレム見ましたよね」
「見たな」
「本を書き写すだけのゴーレムを創り出すんですよ」
「そんなこと出来るのか?」
「出来ます、要は本を見て、その文章を縮小し材料に写すという機構を連続的に行うものを作成すればよいので」
「まあ簡単に言えばコピー機を作ろうという話さ」
「コピー機?」
「カーリーは知らないんですね……」
エリリーは少し意外そうな顔をした。
「知らぬな」
「まあ、魔術や科学分野の人には馴染みが無いかもね」
エルドラゴンが肩を竦める。
「魔工学の分野で発明された装置さ。原本を読み取って、その内容を別の媒体へ転写する。大量の文書を扱う研究機関なんかでは重宝されている」
「なる程。便利そうだな」
「便利だとも。ただし普通の本を複製する前提で作られている」
そう言いながらエルドラゴンは目の前の巨大書架を見上げた。
「巨人用の本を複製することは想定されていない」
「当然ですね、普通は本一冊が家ほどありません」
「しかし出来るのだろう?」
「出来るとは思うよ」
エルドラゴンは顎へ手を当てた。
「問題は時間だ。まず原本を開くための機構が必要になる。頁を捲るための機構も必要だ。文字を読み取る術式も組まなければならない」
「そして縮小写本術式ですね」
「そう。更に分類機能も欲しいな。古代文字の辞書化も並行したい」
「欲張りですね」
「研究者だからね」
エルドラゴンは当然のように言った。
カーリーは二人の会話を聞きながら腕を組む。
「つまりだ」
「うん?」
「本を読むためのゴーレムを作りたいのだな?」
「まあ概ね合ってる」
「だったらウチの出番は無いか……」
「有りませんね」
「そんなぁ……暇ではないか」
そうして二人は作業へ没頭し始めた。
エルドラゴンが設計図を書き、エリリーが術式を組み上げる。巨人用の書物を固定するための大型機構、頁を一枚ずつ捲るための補助腕。
古代文字を読み取り、縮小写本を行う転写術式。
さらには内容ごとに分類するための選別機構まで加わり始め、当初は単純な複製装置だった計画はいつの間にか巨大な研究設備へ変貌していた。
「先生、これ絶対途中から楽しくなってますよね」
「研究とはそういうものだよ」
「否定しないんですね」
「しないね」
エルドラゴンは実に良い笑顔だった。
やがて数時間後、仮組みされた機構が唸り声を上げながら動き始める、巨大な金属腕が書物を開き、術式の光が文字列を読み取る。
転写用の羊皮紙へ古代文字が次々と書き込まれていき、その様子を見たエリリーが満足そうに頷いた。
「成功ですね」
「うん。改善点は山ほどあるけど、一応動く」
「十分ですよ」
「よし、次は翻訳だ」
「休みましょうよ」
そんな会話を交わしていた時だった、ふと二人は違和感に気付く。
「そういえば」
「うん?」
「カーリー君は?」
「……確か途中から見てませんね」
二人は周囲を見回した、巨大な書架。
氷に閉ざされた通路、積み上がる古代書物。
そして少し離れた場所、窓から差し込む淡い青光の下で、カーリーが床へ寝転がっていた。
「……何してるんですか?」
「読書だ」
「何を読んでるんです?」
「本だ」
「それは見れば分かります」
カーリーが読んでいたのは、一冊の巨大な書物だった、見開きだけで小さな家ほどもある。
しかも文字は古代文字、本来なら専門家ですら解読に時間を要する代物だ。
しかしカーリーは何事もないように頁を捲っている。
「待ってください、読めるんですか?」
「うむ」
「古代文字ですよ?」
「そうだな」
「何でですか?」
「何でと言われても読めるからだ」
カーリーは不思議そうな顔をした、その隣でエルドラゴンがゆっくりと本へ視線を向ける。そこには巨大な挿絵が描かれていた。
神々と巨人達。
そして天空を埋め尽くす無数の光と山々、どう見ても重要そうな歴史書である。
「……カーリー君」
「何だ?」
「今読んでる場所、声に出して読んでくれないかい?」
「構わぬぞ」
────昔、天地未だ定まらず。
神々、始まりの巨人等を戒む。
強き者を以て中心となし、各々を山中に封ず。これ、神々の決断にして、力の均衡を守る策なり。
しかれども、神代の終焉と共に、封印解け
巨人ら眠りより覚め、山を破りて現れん。
その時、大地鳴動し、空震え、海の潮も逆巻く。
世に曰く──是を「地異鳴動の変」と。
群れを為し、怒り狂える巨人等、各地を蹂躙し、山を越え、河を渡り、天をも掴まんと欲す。
然るに、一人の巨人あり。
名をダンダラ・ゴゼフと称し、最も古き封より出でたる者なり。
彼、力において強く、知においても卓絶せり。自ら山を砕きて現れ、暴れ狂う同胞を制す。
叫ばずともその歩みは大地を鎮めたり。
ついに諸巨人、彼に膝を屈し、秩序に服す。
ここに、ダンダラ・ゴゼフ、己を王と名乗り
巨人等を治めて一つの国を築く。
人、これを称して「砕山王」と曰ふ────
彼女の朗読は所々拙い部分こそあったものの、その内容は十分に意味を成していた。
エルドラゴンは途中から完全に黙り込んでいた。
最初は偶然だと思ったのだ。古代文字に似た何かを勘で読んでいるだけかもしれないと。しかし数行も聞けば分かる。
カーリーは確かに読めている。文法の繋がりも、歴史書特有の言い回しも、僅かな詰まりを除けば正確に理解しているのだ。
やがてカーリーが頁を閉じると、静まり返った書庫へ乾いた音が響いた。
「こんな感じだな、砕山王は立派な者だったのだな」
「いや、そうですけど、いや」
「うん?」
エルドラゴンは額へ手を当てたまま、しばらく何も言えなかった。目の前ではカーリーが本当に不思議そうな顔をしている。自分が何をやったのか理解していない子供のようだった。
「カーリー君」
「うむ」
「君、古代文字を学んだことは?」
「無いぞ」
「辞書を読んだことは?」
「無い」
「研究したことは?」
「無いな」
即答だった。
エルドラゴンは隣のエリリーを見た。エリリーもまた引き攣った笑みを浮かべている。
「先生」
「うん」
「これ、どういう理屈ですか?」
「私が聞きたいよ」
学者として積み上げてきた常識が音を立てて崩れていく気分だった。古代文字は失われた言語であり、現代では断片的な解読しか進んでいない。だからこそ巨大な翻訳機構まで作ろうとしていたのだ。
しかし当のカーリーは、その価値を理解していない様子で不思議そうな顔をしていた。
「そんなに珍しいことなのか?」
「珍しいどころの話じゃありません!」
エリリーが思わず声を上げる。
「その文字、学会が何百年も掛けて解読しているんですよ!?」
「そうなのか?」
「そうなんです!」
カーリーは困ったように頭を掻いた。
「だが、読めるものは読めるぞ?」
「……カーリー君」
「何だ?」
「君、翻訳の手伝いをしてくれないかい?」
「!? ウチにやることが出来たのか!!」
「そうだね頼めるかな? タイトルをこちらに教えてくれるだけで資料の剪定の精度が段違いになる」
カーリーの表情は目に見えて明るくなった。先ほどまで暇そうに寝転がっていた人物とは思えないほど嬉しそうに立ち上がると、そのまま巨大な書物を軽々と抱え上げながらエルドラゴンの元へ歩いてくる。
「任せよ! 読めば良いのだな!」
「うん、その通りだよ」
エルドラゴンは即答したが、その声にはどこか複雑な響きが混じっていた。何十年も研究者として生きてきた彼女にとって、失われた古代文字を当然のように読んでしまうカーリーの存在は衝撃以外の何物でもない。
しかし同時に、その常識外れの能力を活用しない理由も無かった。
こうして奇妙な共同作業が始まった。
最初のうちは半信半疑だった二人も、次々と明らかになる歴史や神話、失われた地名や人物名を目の当たりにするにつれて、疑念より興奮の方が勝り始めていた。
そして数時間後、本を書き写すために組み上げた巨大な機構は黙々と作業を続けながら、その横で資料の剪定に三人は勤しんでいた。
「カーリー、この本のタイトルは?」
「ふむ、不老長命の書だな」
その言葉を聞いた瞬間、エリリーの脳裏に一つの単語が浮かんだ。
(不老……賢者の石と関係が?)
錬金術において不老不死は永遠の命題である。金の生成と並び、数え切れぬほどの研究者が挑み、そして失敗してきた夢。その断片でも記されているのなら、この書物一冊だけでも国家級の価値を持つだろう。
もっとも、今は内容を精査している余裕など無い。エリリーは意識を切り替えると、巨大な本へ視線を向けた。
「この本も写本しましょうか」
「なら、これをゴーレムの所に運べば良いのだな」
「そうですね。助かります」
カーリーは素直に頷くと、まるで普通の本でも持ち上げるかのような気軽さで書物の端へ手を掛けた。
本来なら数十人掛かりでも動かせるか怪しい質量だろう。しかし彼女は何の苦労もなく持ち上げ、そのまま運び始める。
エルドラゴンはその後ろ姿を見送りながら肩を竦めた。
「便利だね」
「便利ですね」
「常識的な感想じゃないけどね」
二人は顔を見合わせて苦笑する。
この遺跡へ入ってからというもの、巨大な矢を斬り伏せ、百メートル級のゴーレムを撃破し、伝説級の龍と会話した。今さら本を運ぶ程度では驚く気にもなれない。
やがてカーリーが複製機構の傍へ書物を運び込むと、巨大な金属腕が唸りを上げながら動き出した。術式光が頁を走査し、転写用の羊皮紙へ古代文字が次々と刻み込まれていく。
「さーて、此処からが長いぞ」
エルドラゴンは伸びをしながら言った。
「同じ作業の繰り返しですからね。成果を吟味できるのは帰還後ですし」
「それでも価値はある。むしろ帰ってからの方が大変だろうね」
「翻訳、分類、照合作業ですか」
「うん。それだけで数年は潰れるかもしれない」
エリリーは思わず遠い目になった、だが不思議と嫌な気分ではなかった。
目の前には数千年の時を超えて保存された知識の海が広がっている。その一端へ触れられるだけでも、研究者としてこれ以上ない幸福だった。
そして、そのまま十日が過ぎた、写せた本は大凡1000冊前後、蔵書量からすれば100分の1にも満たないが中に記された情報は一冊一冊が値千金になる可能性を秘めていた。
十日間の作業を終えた一行は、名残惜しさを抱えながらも帰路へ就いていた。
複製機構は解体し、写本や資料は厳重に梱包してある。
エルドラゴンは何度も後ろを振り返り、エリリーもまた巨大書庫の光景を瞼の裏へ焼き付けるように見つめていた。
「未練が凄いですね」
「十日しか居られなかったんだよ?」
「普通の探索者は十日も居ません」
「百年は欲しかった」
「寿命が足りません」
多大な疲労を抱えながらも、その足取りは不思議と重くなかった。巨大書庫を後にした三人は、氷に覆われた回廊をゆっくりと進んでいく。
帰り道は来た時とは違い、防衛機構の多くを避ける、先に魔術や聖剣により無力化することが出来たため、道中は驚くほど静かだった。
「しかし、本当に帰るのだな」
カーリーが少し残念そうに呟く。
「帰ります」
エリリーは即答した。
「帰るとも」
エルドラゴンも力強く頷く。
「だが本はまだ沢山あったぞ?」
「ありましたね」
「うん、あったね」
「なら何故だ?」
純粋な疑問を向けられた二人は顔を見合わせる。
そして次の瞬間、ほぼ同時に溜息を吐いた。
「食料です」
「寿命だね」
カーリーはしばらく考え込んだ後、納得したように頷いた。
「なる程。深刻だな」
「深刻なんですよ」
エリリーは肩を落としながら歩く。もしあの書庫へ自由に出入りできるなら、学者達は喜んで人生の全てを捧げる者もいるだろう。しかし現実には、この遺跡へ到達するだけでも命懸けなのだ。
そうして広場へ辿り着いた時、三人は自然と足を止めた。
氷柩龍プルイーナは相変わらず眠っていた。
山脈のような巨体は微動だにせず、静かな寝息と共に白い冷気だけが周囲へ流れている。その姿は十日前と何一つ変わっていないように見えたが、それでも広場全体を支配する存在感は健在だった。
「起こしませんよ?」
エリリーが念を押すように言う。
「分かっている」
カーリーは少しだけ名残惜しそうに龍を見上げながらも、大人しく頷いた。
すると、その時だった。
眠っているはずのプルイーナの周囲で冷気が僅かに揺らぎ、氷の粒子が風に乗って舞い上がる。
それは一瞬の出来事だったが、カーリーだけは何かを聞いたように目を瞬かせた。
「どうしました?」
「うむ」
カーリーは少し考えるような顔をした後、静かに笑った。
「また来ても良いそうだ」
エリリーとエルドラゴンは思わず顔を見合わせる。
「それは良かった」
「後何年位は居るんですかね」
「さてな、気分次第だろう」
「だろうね、まあ龍種は気が長いから一年、二年は大丈夫だろうけど」
そんな話をしながら遺跡の道半ばまで進んだ時、 カーリーの足が止まった瞬間、エリリーは違和感を覚えた。
彼女が何かを見つけた時の反応ではない。もっと本能的な、強者だけが感じ取る何かへ意識を向けた時の静けさだった。
「カーリー?」
呼び掛けるより早く、カーリーが振り返る。
「下がれ」
短い言葉だった。
だがその声音には先程までの呑気さが一切無い。
直後、通路の側壁が爆発した。
轟音とともに氷塊と岩片が吹き飛び、濛々たる白煙が通路を埋め尽くす。その中心から現れた影は、人間大でありながら百メートル級のゴーレムにも劣らぬ圧力を纏っていた。
鋼のように鈍く光る褐色の肌。腕や肩から伸びる鉱石結晶。そして戦場へ遊びに来たかのような豪快な笑み。女は砕けた岩盤へ腰掛けるように着地すると、楽しそうに肩を回した。
「っと……何でか罠が動いた後だと思ったら先客がいたか」
「そこのゴツゴツした者よ!! 汝は何者だ!!」
「ん? 俺か、俺はグスタフ、魔王軍幹部『血蝕の魁星』の一人やらせて貰ってるんだが今回は個人的な事情で宝探しをしてるんだよ」
「剛傑のグスタフですか、というか個人的な事情って何です? 幹部といえど魔王軍には十二人しか居ない強者揃いの重臣何ですよね?」
「知ってたか俺もそこそこ有名に成ったのかね……事情ってお前宝探しといえば、浪漫だろ」
「えっとロマンで、一人でこんな秘境に?」
「悪いか? 未だ帝国や我ら魔王軍すら踏み込めない秘境のお宝だぜ、どんなものかワクワクが止まらないんだよ!!」
グスタフは豪快に笑いながら立ち上がったが、その直後に視線がカーリーへ向けられると、僅かに目を細めた。
「……ん?」
先程までの陽気さが少しだけ薄れる。
戦士が戦士を見る目だった。
カーリーもまた相手を見つめ返している。
「む」
「お前、強いな」
「汝もな」
短いやり取りだった、しかし次の瞬間、グスタフの口元が獰猛に吊り上がる。
「しかもそいつ聖剣だろ? 良いねぇ!!」
彼女が地面を踏み抜いた瞬間だった。
爆音と共に床が陥没し、その巨体が砲弾のような速度でカーリーへ迫る。エリリーが声を上げる暇すらなく、振り抜かれた拳が空気を圧縮しながら一直線に放たれた。
カーリーは咄嗟にカルフォースを横へ構える。
直後、衝撃が炸裂した。
轟音と共に周囲の氷壁が砕け散り、通路そのものが大きく揺れる。カーリーの身体は数十メートル後方まで押し飛ばされたが、壁へ激突する寸前で踏み止まり、そのまま楽しそうに笑った。
「速いな!」
「だろう!?」
返事と同時にグスタフが再び踏み込む。
今度は拳ではなく蹴りだった。
鋼血族特有の結晶が脚部へ集中し、斧のような形状へ変化する。それが横薙ぎに振るわれると、カーリーは聖剣で受け流しつつ身体を回転させ、そのまま逆袈裟に斬り返した。
黄金の斬撃が閃く。
しかしグスタフは避けない。
斬撃は肩口を深く裂いたものの、飛び散った血液が鉱石へ変わりながら肉体へ吸い込まれるとともに傷口が閉じ始める。
「ははっ! 痛ぇな!」
「治ったぞ!?」
「治るからな!」
グスタフは心底楽しそうだった、まるで長年探し求めていた遊び相手でも見つけたかのようである。
一方、後方ではエリリーとエルドラゴンが慌てて距離を取っていた。
「襲われてません!?」
「襲われてるね!」
「宝探しじゃなかったんですか!?」
「戦士が強敵を見つけたんだ! そうなる!」
エルドラゴンの悲鳴混じりの説明が終わるより早く、再び激突音が響く。カーリーとグスタフが真正面から拳と剣をぶつけ合い、その衝撃だけで周囲の氷柱が次々と崩れ落ちた。
「良いぞ聖剣使い!」
グスタフは豪快に笑う。
「遺跡も宝も浪漫だがな! 一番の浪漫は強い奴との殴り合いだ!」
「うむ! それは少し分かるぞ!」
「分からないでください!!」
エリリーが思わず叫んだ瞬間、二人は同時に地面を蹴った。爆発にも似た衝撃が通路を揺らし、凍り付いた古代都市の奥深くで、聖剣使いと魔王軍幹部による戦いの幕が切って落とされた。