インフィニット・ストラトス 受け継がれる光の絆   作:ジーク・フリューゲル

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Episode.16 授業2 -レクチャーⅡ-

一夏とシャルルは第二グラウンドに着いた。

「あら、早かったですわね」

「そうか?」

「ええ、普段よりも」

千冬が並べと言って並んだ隣がセシリアだった。

「なに?あんたまたなんかやったの?」

後ろから鈴の声がした。

「今日来た転校生の女子にはたかれましたの」

「はあ!?一夏、あんな今度はなにやったのよ!?」

「何もやってないよ」

そう言ってると

 

「お前ら静かにしていろ!」

 

 バシーン、バシーン

 

「「いったああああ!」」

 

千冬の出席簿が二人の頭を直撃した。

 

 

 

 

 

「では、本日から格闘及び射撃を含む実戦訓練を開始する」

「「「「「「はい!」」」」」」

 

一組と二組の合同実習なので人数はいつもの倍。出てくる返事も妙に気合が入っている

「くうぅ・・・何かというとすぐにポンポンと人の頭を・・・」

「一夏のせい一夏のせい一夏のせい・・・」

 

 

「今日は戦闘を実演してもらう。凰!オルコット!」

二人が呼ばれた

「何で私が・・・」

「全部一夏のせいなの」

二人がぶつぶつ文句を言った

「お前らやる気を出せ。……あいつにいいところを見せられるぞ?」

「やはりここはイギリス代表候補生、私セシリア・オルコットの出番ですわね!」

「まあ、専用機持ちの実力の違いを見せるいい機会よね!」

千冬に何を言われたのか二人はやる気を出した

「それで、相手は鈴さんですの?それでも構いませんが」

「ふふん。それはこっちのセリフよ。返り討ちね」

「慌てるな馬鹿共。対戦相手は…」

 

 キィィィィン

 

「あわわわぁ!ど、どいてください~っ!」

上からISを纏った山田先生が飛んできた。いや、正確には落ちてきた。そして・・・

 

 ドカァァァン!

 

一夏の所に墜落した。土煙のせいで見えなかった。煙が晴れたそこには

 

「あ、あぶっねー」

 

白式を展開した一夏が山田先生を持ち上げていた。

 

「あらよっと」

一夏は山田先生を投げ飛ばした。

 

 ガシャン

 

山田先生は地面にぶつかった。

「馬鹿者。誰が教師を投げろと言った」

千冬は呆れは顔をした。

「山田先生すみません」

一夏が山田先生に謝った

「いえ、操縦ミスをした私のせいです」

しかし山田先生は笑いながらそう言った

「お前達二人にはこれから山田先生の相手をしてもらう」

織斑先生の言った言葉に全員が驚いた

「え、二対一で・・・?」

「さすがにそれは・・・」

「安心しろ。今のお前達ならすぐ負ける」

言葉どおりセシリアと鈴音の二人はコンビネーションを上手く発揮する事ができず、

完膚なきまで叩き潰されている

「デュノア、山田先生が使っているISを説明してみろ」

「あ、はい。山田先生使用されてるISは――(以下二巻参照)――

参加サードパーティが多いことでも知られています」

「あぁ、一旦、そろそろ終わる」

その時、鈴音とセシリアが激突した所にグレネードを投擲されてしまい、二人は地面に落下した

「くっ、うう・・・・まさかこのわたくしが・・・」

「あ、アンタねぇ・・・何面白いように回避先読みされてんのよ・・」

「り、鈴さんこそ!」

二人は喧嘩し始めた

「山田先生はこれでも元代表候補生だ。これで諸君にもIS学園教員の実力は理解できただろう。以後は敬意を持って接するように」

「む、昔のことですよ。それに候補生止まりでしたし・・・・。いつもどおりに接してください」

はそう言うが山田先生がふつうに止める。

「でわもう一度やってもらおう。織斑、来い」

「あ、はい」

千冬に呼ばれて一夏は向かった。

「織斑、山田先生の相手をしろ」

「わかりました」

千冬に言われて一夏は白式を展開した。

「山田先生、宜しくお願いします」

「は、はい・・・」

山田先生が暗そうな声で返事した。

「山田先生、どうしたんですか?」

「いえ・・ちょっと思い出してしまって・・・。入試の時織斑君に瞬殺された事を・・・」

「・・そうですか」

山田先生は入試の時、一夏に瞬殺された時の事を思い出した。

「それでは始め!」

千冬の合図と共に開始された。

 

 シュン

 

「え?」

山田先生は目の前の状況がわからなかった。一夏が目の前に居ないのだ。

 

 ザシュ

 

するとエネルギーがいきなり0になった。山田先生が後ろを振り向くと・・

 

「はい、終わり」

一夏が立っていた。

「織斑君・・・何時の間に?」

「開始してからです」

山田先生の言葉に一夏はそう言った。

 

今の試合を見た生徒は驚いていた。

「一瞬、だと?」

「まったく見えませんでしたわ」

「何なのよ、一体」

「すごい・・・」

 

ラウラは睨むかのような目をしていた。

(なんなんだ今のは?あの一瞬で回り込んだと言うのか)

 

「織斑、記録更新だ」

「何秒ですか?」

「1、5秒だ」

「そうですか」

千冬の言葉に一夏はそう答えた。

「お前ら、コレが織斑と山田先生の差だ。覚えとけ」

「「「は、はい!」」」

「専用機持ちは織斑、オルコット、デュノア、ボーデヴィッヒ、凰だな、では五人グループになって実習を行なう。各グループリーダーは専用機持ちがやることを行なうように。いいな?では分かれろ」

千冬がそう言うと女子達が一夏、シャルルの所に詰め寄ってきた

 

「織斑君、一緒にがんばろう!」

「デュノア君の操縦技術を見たいなぁ」

「私も同じグループにいれて!」

千冬が低い声で告げる

「馬鹿者どもが・・・。出席番号順に一人ずつ各グループに入れ!次もたつくようなら今日はIS背負ってグランド100周させるからな!」

織斑先生がそう言うと二分もかからず班に分かれた

「最初からそうしろ。馬鹿者どもが」

ため息を漏らす織斑先生

「じゃぁ、始めるか」

 

授業は順調に進み無事に終わった。途中ISが高い位置で固定させた状態で降りてしまった為、一夏はお姫様抱っこをした。

 

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