インフィニット・ストラトス 受け継がれる光の絆   作:ジーク・フリューゲル

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久々の投稿。大学に入って忙しくて中々書けませんでした。

今更ですが4月に十勇士を見てきました。平成三部作とファイブキングとの戦いのBGMに鳥肌が立ちました。


Episode.43 悪魔 -メフィスト-

ノスフェルの戦いから一週間が経ち、一夏やセシリアも授業に復帰した。そしてその日は一、二組合同の体育でバスケットボールをやっていた。

 

「箒、パス!」

「頼むぞ!」

 

ラウラは箒からボールを受け取り相手ゴールへと向かった。

 

「決めろ一夏!」

「おう!」

 

カバーが入りラウラは瞬時に一夏にパスした。一夏は相手ゴールに向かった。

 

「させないわよ!」

 

ゴール前で鈴がブロックに入ってきた。一夏がジャンプしたと同時に鈴も手を伸ばしジャンプしてブロックしようとした。

 

「はあああ!」

 

しかし一夏の方が勝り、投げたボールがゴールに入った。

 

 ピッー!

 

「試合終了!一組の勝ち!」

 

審判のフエッスルがなり一組の勝利で終わった。

 

「よくやったな一夏」

「ああ」

「く~、あそこで防げれば」

「今更言っても遅いぞ」

 

一夏達が話しているとセシリアが入ってきた。

 

「とこで一夏さん。約束、忘れてませんわよね」

「ああ、判ってる」

 

ノスフェル戦の後、一夏はセシリアに謝罪をした。セシリアは許してくれたが、条件として学食の期間限定のスイーツを奢るという約束をした。

 

「私も忘れるな」

「はいはい」

 

ラウラのお陰で立ち直った事もあり、ラウラにもスイーツを奢ると約束していた。

 

「ねえラウラ。本当に何があったの?」

「別に何もない」

「何も無いわけ無いだろ!」

 

一夏達はそんな会話をしていた

 

 

 

千冬と真耶は廊下を歩きながら話していた。 

 

「織斑君、元気になりましたね」

「最近色々遭ったからな。こんな時に心を休ませた方がいいだろう」

「弟さん思いなんですね」

「山田先生、模擬戦しますか?」

「いいえ・・・。結構です・・・」

 

真耶は苦笑いした。

 

 

 

 

夕食を終え、一夏は散歩をしていた。

 

「随分気が楽になったな」

 

一夏はガンバレクイナ君を取り出した。

 

「ありがとう、雪音」

 

一夏は歩きだそうとした時、気配を感じた。

 

「っ!」

 

一夏は振り向くとそこにフードを被った人影があった。人影は一夏に見つかり走り出した。

 

「待て!」

 

一夏は後を追った。

 

 

 

一夏は森の中を捜したが見失った。

 

「何処だ・・・」

 

一夏は回り見渡すが人影は居なかった。

 

「っ!」

 

すると一夏に光弾が飛んで来た。一夏は横に転びながら避けブラストショットを取り出し光弾が飛んできた方に撃った。しかし光弾は弾かれた。すると木の影からフードを被った人物が出てきた。

 

「如何した、撃たないのか?」

「何?」

「自分の恋人を殺した張本人が目の前にいるのに」

「!?」

 

フードを被った人物の言葉に一夏は驚きを隠せなかった。

 

「お前が・・・雪音を」

「そうだ。二年前、風鳴雪音を殺し人形にしたのはこの私だ」

 

一夏は構えていたブラストショットを下した。

 

「憎いか。お前の恋人を殺したこの私が」

 

フードを被った人物は笑っていた。

 

 

「ああ。憎いさ」

 

 

一夏は口を開いた。

 

「だけどお前を殺しても雪音は戻ってこない、けど生きた証は残っている。雪音と過ごした時間は俺の心の中に在り続ける。だからもう憎しみには囚われない。どんな暗い過去があろうと、俺は輝く未来へ進み続ける!」

 

一夏のフードを被った人物に向かって言った。その目には炎が宿っていた。

 

「く、くくくく、はははははっ!」

 

フードを被った人物は頭に手を当て笑っていた。

 

「どうやら私はお前を見くびっていたようだ。お前に憎しみを植え付けて闇に落とそうとしたがお前が憎しみから立ち上がるとわな」

 

フードを被った人物は頭に当てた手を離した。

 

「いいだろう。私が相手をしてやる」

 

フードを被った人物は先ほどとは違い真剣な状態になった。

 

「お前、一体誰だ」

 

一夏の言葉にフードを被った人物はフードを脱いだ。

 

「ち、千冬姉・・・」

 

フードを被った人物の顔は千冬にそっくりであった。

 

「いや違う。私は、織斑マドカ」

「マドカ・・・」

「またの名を」

 

マドカは黒い槍――――――――ダークエボルバーを前にだし左右を両手で握った。

 

 

「ダークメフィスト」

 

マドカはダークエボルバーを引き伸ばすと黒いの光に包また。

黒い光が止むとそこに立っていたのは―――巨人であった

色はファウストと同じ色は赤と黒で、目は黒であった。そして胸には黒いクリスタルがついていた。

左腕にはアームドネクサスと同じものがついていた。

暗黒適能者、織斑マドカが変身した姿――――ダークメフィストである

 

 

「っ!」

 

 

一夏はエボルトラスターを掲げてネクサスに変身。

 

「フ、ハァァ」

 

メフィストは右腕につけた武器、アームドメフィストのメフィストクローを展開した。

 

二人の巨人はファイティングポーズをとり牽制しあった。

 

 

 

『学園の外れで巨大なエネルギーを探知。向かってください!』

箒達も真耶の指示ですぐに向かった。

 

 

 

 

とあるラボ

 

銀髪の少女がモニターでメフィストを見ていた。

 

「おぞましい姿ね。悪魔・・・・メフィスト」

 

 

 

メフィストは蹴りで攻撃してきたがネクサスは腕で防ぎ蹴りを放つがメフィストは避けた。メフィストはメフィストクローで攻撃しネクサスは防ぐが脇腹に蹴りを入れられた。そしてメフィストクローの連続攻撃を受け、胸に蹴りを入れられネクサスは飛ばされた。

 

「ハッ!」

 

メフィストはメフィストクローからメフィストショットを放つがネクサスは避け、パーティクルフェザーを放ちメフィストに直撃した。

 

 

その頃、箒達は現地に到着した。ネクサスはメフィストと対峙していた。

 

「何故闇のウルトラマンが!」

「死んだはずじゃ!」

 

箒達はメフィストを見て驚いた。

 

『よく見ろ。前の奴とは模様が違う』

 

千冬が通信で説明した。

 

 

メフィストはメフィストクローで攻撃し、ネクサスはそれを掴んで投げるが側転で体制を立て直しネクササに蹴りを撃ちこんだ。

 

「ディア!」

 

ネクサスは怯むとメフィストは背後に回り込みメフィストクローで連続攻撃をした。攻撃を受けネクサスは吹き飛ばされ倒れた。

 

「一夏!」

 

箒達はディバイトランチャーで攻撃するがメフィストはは腕で弾いた。そしてダークレイフェザーを放った。

 

「くっ!」

 

箒達は散開して避けた。

 

 

「フア・・・」

 

ネクサスはふらつきながら立ち上がった。

 

「フッ、ハ!」

 

メフィストはメフィストショットを連射して放った。

 

「ヂェアァァッッ!」

 

ネクサスは爆煙に飲み込まれた。

 

「一夏!」

 

箒は叫んだ。

 

「フッ」

 

メフィストは去ろうとしたその時、

 

 

「ジィア!」

 

 

ネクサスが爆煙の中を突っ切ってキックを放ったきた。そしてキックを放ちながらジュネッスに変わり、キックのスピードが上がった。

 

「グァ!」

 

キックはメフィストにヒットした。

 

「ジェア!」

 

ネクサスは着地してメフィストに向かった。メフィストはメフィストクローで攻撃したがネクサスは右腕を掴んで避け腹部にエルボーを撃ちこんだ。そして両腕でメフィストの右腕を掴み一本背負いを決め、メフィストは背中から地面に叩きつけられた。

 

「グア!」

 

メフィストはすぐに立ち上がりクローで連続突きをした。しかしネクサスはそれを全て避け腹部にパンチを打ち込んだ。

 

「グ・・・。フアアアアア!」

 

メフィストは怒り回し蹴りを連続で放ってくるがネクサスはバク転でかわして行った。メフィストはキックを撃つが、ネクサスはキックしてきた脚を掴んだ。

 

「ディアアア!」

 

ネクサスはそのままメフィストを投げ飛ばした。

 

「グア!」

 

メフィストは地面に叩きつけられた。

 

「フ、ハアアアアアア、トゥア!」

 

ネクサスはエナジーコアにエナルギーを溜め、コアインパルスを撃った。

 

「グアアアアアアアアアッ!」

 

コアインパルスはメフィストに直撃し、メフィストは吹き飛んだ

 

「グッ・・・!」

 

メフィストはふらつきながら立ち上がった。

 

『まさかここまでやるとわ・・・』

 

メフィストは攻撃が当たった所を押さえた。

 

『面白い・・・。次の戦いを楽しみにしている』

 

メフィストはそう言い残し、姿を消した。

 

 

 

 

 

「一夏、どうした?」

 

戦いが終わって寮に戻り、一夏の様子に千冬が聞いてきた。

 

「いや、何でもないよ。ただ疲れただけだよ」

「そうか。ならゆっくり休め」

 

千冬はそう言って去って行った。一夏は部屋に入るとベッドに飛び込んだ。

 

「・・・・」

 

一夏は千冬にメフィストの正体、マドカについて話さなかった。

 

「織斑マドカ・・・。アイツは一体・・・」

 

 

 

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