インフィニット・ストラトス 受け継がれる光の絆 作:ジーク・フリューゲル
ウルトラ十勇士の初回限定Blu-rayメモリアルBOXを手に入れました。何度見てもいいですよね。
最新作、ウルトラマンXも面白いです。こちらでは最新話が見れないので早く金曜日になってほしいです。
イージスをつけたXを見てみたいです。
ではどうぞ。
「痛っ!」
ガルベロスとの戦いの後、一夏は医務室にいた。
「織斑君、じっとしてて下さい。怪我の手当ができません」
脱脂綿を挟んだピンセットを持った真耶が言う。現在一夏は医務室でガルベロスに負わされた傷の手当を受けていた。何故真耶が手当しるのかというと、他の五人だと自分がやると言い出し揉め合いになるため千冬が真耶に任せたのだ。脱脂綿で消毒液を傷に塗り、薬を塗りその上からガーゼを貼り包帯を巻いた。
「これで大丈夫です。しばらくは安静にしていて下さい」
「ありがとうございます」
すると医務室の扉が開き千冬が入ってきた。
「山田先生、織斑の傷の具合は?」
「しばらく安静にしていれば大丈夫です」
「そうですか。織斑、今日はもう休め」
「わかりました」
「それから」
千冬は扉に近づくと扉を開いた。すると箒達が雪崩れこむようにように入ってきた。
「お前達もさっさと寝ろ」
「「「「「はい・・・」」」」」
高層マンションの最上階。豪華な飾りで溢れかえっているその部屋には、マドカと二人の女性がいた。
「おいM。如何してあの時攻めなかった?」
「・・・」
オレンジ髪の女性がマドカに詰め寄るがマドカは答えない。
「あの時ガロベロスと一緒に攻めれば奴を倒せたんだぞ!」
「それはどうかしら?」
金髪の女性がオレンジ髪の女性の言葉と否定した。
「どう言う意味だスコール」
「そのままの意味よオータム」
オータムと呼ばれた女性の言葉に、スコールと呼ばれた女性はソファーへと腰を下ろした。
「例えあそこで攻めても彼は倒せなかったわ」
「どうしてそう言い切れる?」
「これまでの戦いを見る限り彼は例え追いつめられても彼の中の闘志が彼を突き動かしたわ。それになにより彼には仲間がいるわ」
オータムの質問にスコールは丁寧に答えた。
「でもそれが理由じゃないでしょ、M?」
「当り前だ。私はゲームを楽しみたいだけだ」
スコールの質問にマドカは答えた。
「で、次はどうするの?」
「もう決まっている」
「あら、なら教えてくれない?」
「誰が言うか」
マドカはそう言うと部屋を出て行った。
「いいのかよ。アイツに好き勝手させて」
「構わないわ。それに」
スコールはそう言うとソファーの隣のテーブルに置いてあるパソコンを開いた。
「彼とあの子のぶつかり合いで発生するエネルギーは私達には必要不可欠よ」
パソコンの画面には巨大なY字の物体が写しだされていた。
翌日、一夏達は普通に授業に出ていた。放課後、一夏達は食堂にいた。
「今日は訓練は無いのか?」
「傷が治るまで中止だ」
「安静が第一ですわ」
ラウラの質問に一夏が答えセシリアが付け加えた。
「私達はどうする?」
「何時もどうり特訓でいいんじゃない」
「そうだね」
箒の言葉に鈴が答えるとシャルロットも賛成した。
その夜、一夏は部屋で腕に測定機を巻いた。起動させ数値を測り表示された。
「-0.87」
数値が下がっていた。
「・・・」
一夏は無言のままドッグタグを見つめた。
『森へ来い』
「!!」
何処からか声が聞こえた。一夏は部屋を飛び出した。
一夏は呼びだされた森へついた。
「・・・」
辺りを見回すが誰もいなかった。
「!!」
すると後ろから気配を感じた。一夏は振り向きブラスターショットを向けた。
「中々鋭いじゃないか」
そこにはダークエボルバーを向けたマドカがいた。
互いに構え合う一夏とマドカ。
「何故呼んだ?」
「お前と戦いからさ」
「何?」
マドカは後ろに下がった。
「さあ、ゲームを始めよう」
マドカはダークエボルバーを引き伸ばしメフィストに変身した。一夏もエボルトラスターを掲げてネクサスに変身した。
「フ、ハァァ」
メフィストはメフィストクローを展開した。
「フッ、ハァ!」
メフィストはメフィストクローを突き立て、ダークシフトウェーブを放ちダークフィールドを形成した。ネクサスはダークフィールドに降り立った。ネクサスはフィールド内を見渡した。空の色はファウストのダークフィールドと同じだが、メフィストのダークフィールドは廃墟が広がっていた。
「ファ!」
ネクサスは気配に気づき顔を上に上げた。
「ディア!」
上からメフィストがメフィストクローで斬りかかってきた。ネクサスはその攻撃をかわした。
「フ、シュア!」
ネクサスは左腕をエナジーコアに当てジュネッスに変わった。
「ハァ!」
「フッ!」
ネクサスとメフィストはファイティングポーズをとり構えた。しかしネクサスは気付かなかった。これがメフィストの作戦であることに。
ネクサスがメフィストと戦っているころ、学園から離れた所で異変が起きていた。
「ガアアアア!」
突如ガルベロスが現れ学園へと向かって行った。
「山田先生、状況は」
千冬がモニタールームに入ってきた。
「生徒は全員シェルターに避難。間もなく篠ノ之さん達が現場に到着します」
「織斑に連絡は?」
「一応掛けるましたが応答がありません」
「何?」
千冬はそれを聞いて疑問に思った。ビーストが出現したならば向かっていると考えていい。しかしそれでも一夏なら連絡に気付くはず。
「まさか・・・」
千冬は寮の監視カメラの映像を再生させた。すると寮の入り口のカメラに一夏が映っていた。時間を見るとガルベロス出現の数十分前だった。
「山田先生!この時間に位相に変化があったか調べてください!」
「は、はい!」
真耶は慌てて調べた。
「織斑先生!その時間帯に位相に変化が起こっています!」
「やはり。褶曲は?」
「マイナスです」
「闇のウルトラマンか・・・!」
『調べた結果、一夏は今闇のウルトラマンと戦っていることが分かった』
「うまい具合に分断されたというわけですか?」
『そうだ。お前達はビーストを学園に近づけさせるな。可能なら倒せ、倒せなくても一夏が来るまで時間を稼げ』
「了解しました」
箒はそう言うと通信を切った。
「一夏さん抜きで戦うのは久々ですわ」
「この前のノスフェル以来ね」
「二人とも話聞いてた?一夏が来るまで時間を稼げばいいんだよ」
「ああ。だが可能なら倒すぞ!」
「皆、行くぞ!」
「「「「了解!」」」」
五人はディバイトランチャーを構えガルベロスに向かって行った。
その頃、ネクサスはメフィストと戦っていた。メフィストはメフィストクローで攻撃してきたがネクサスは上へ跳んで避けると、メフィストの右腕を掴み投げるがメフィストは上手く着地した。
「シュア!」
「グアッ!」
しかしネクサスが放った蹴りがメフィストに直撃し、メフィストは倒れた。その隙にネクサスは上へ飛んだ。そして上空で静止した。メフィストは立ち上がるとメフィストクローを収納した。
「シュア!」
ネクサスは高速回転しながらボードレイフェザーを放つが、メフィストは全てかわした。ネクサスは回転を止めてメフィストを見るが、メフィストはダークレイフェザーを撃ち、ネクサスは直撃を受けそのまま墜落した。
「ジィア!」
メフィストは立ち上がろうとしたネクサスに回し蹴りを放つが、ネクサスは身を屈めて避ける。
「ディアアッ!」
ネクサスはカウンターを放ちアームドネクサスでメフィストを切った。
「グッ、グハアア!!」
メフィストはカウンターを喰らい怯んだ。しかしメフィストはも反撃でドロップキックを放ちネクサスに直撃し、吹っ飛ばされ倒れた。しかしネクサスはそれでも立ち上がった。
ピコン、ピコン、ピコン
ネクサスのエナジーコアが点滅し始めた。
「ハッ!」
メフィストはネクサスに蹴りを撃ちこんだ。パンチを撃つがネクサスは避けメフィストの脇に蹴りを放ち、腹にキックを撃ちこんだ。ネクサスとメフィストは共に掴みかかるが、ネクサスは振りまわしメフィストを投げ飛ばした。
「ハアアアア、シュア!」
ネクサスはネクサスハリケーンを作り出すとメフィストに向けて放った。
「ウアアアアアッ!」
メフィストはネクサスハリケーンに巻き込まれ空中へ吹き飛ばされた。ネクサスは上空へ飛び、逆さになったメフィストの腰を掴むと、パイルドライバーで地面に叩きつけた。
「グハァ!」
メフィストは高度からのパイルドライダーでダメージを受けた。ネクサスはメフィストから離れ、メフィストは立ち上がった。
「フ、ハアアアアアア」
ネクサスはエナジーコアにエナルギーを溜めた。
「フア」
メフィストは両腕にエネルギーを溜めた。
「トゥア!」
「ハ!」
ネクサスはコアインパルスを、メフィストは腕を十字に組みダークレイ・シュトロームを同時に撃ち、両者の光線がぶつかりあった。しかしコアインパルスが押し負けネクサスにダークレイ・シュトロームが直撃した。
「ヂェアァァッッ!」
ダークレイ・シュトロームが直撃し、ネクサスは吹っ飛ばされ倒れた。
『エネルギーの少ないお前じゃこの手度か』
メフィストは近づいてそう言った。
『それにお前はこんな所ににていいのか?』
『何?』
メフィストの言葉にネクサスは疑問を持った。
『フッ』
メフィストは上空に何かを映し出した。そこにはガルベロスと戦う箒達にの姿があった。
『箒!皆!』
ネクサスは思わず叫んだ。
『早く行かないとお前の大切な仲間が死ぬぞ』
メフィストはそう言うと姿を消した。ネクサスも光に包まれ姿を消した。それと同時にダークフィールドは消滅し、元の空間に戻った。
「はあ、はあ・・・」
元の世界に戻り、一夏は膝をつき息を荒くした。エボルトラスターを見ると点滅していた。
「頼む・・・。もう一戦だけ・・・戦わせてくれ・・・」
一夏はエボルトラスターを掲げてネクサスに変身。
「ストライクバニッシャー、発射!」
箒はストライクバニッシャー撃ち、ガルベロスの真ん中の頭部に直撃した。右頭部をセシリア、鈴が左頭部をシャルロット、ラウラが攻撃していた。
「箒、次の発射までどれ位かかる!」
「急かすな!三発も撃ったんだ、ジェネレーターの冷却が間に合ない!」
《ジェネレーター冷却。バニッシャー発射可能温度まで残75秒》
既に三発もストライクバニッシャーを撃ち、ストライクジェネレーターに熱がこもり始めていた。するとガルベロスが火球を放ち、セシリア、鈴、シャルロット、ラウラは回避した。
「これ以上はもちませんわ!」
セシリアがそう叫んだ瞬間、ネクサスが上空からガルベロスに向かってタックルを撃ちこんだ。
「「「「「一夏(さん)!」」」」」
箒達は嬉しそうに叫んだ。ネクサスは回し蹴りを放ちガルベロスを吹っ飛ばした。
「フ、シュア!」
ネクサスは左腕をエナジーコアに当てジュネッスに変わった。
「シュア、フアアアァ、シュア!」
ネクサスはフェーズシフトウエーブを天に向かって放ちメタフィールドを形成した。ネクサスとガルベロスはメタフィールドに消えた。
『位相の褶曲を確認。メタフィールドです』
『総員、メタフィールドに突入し、ウルトラマンを援護しろ!』
「「「「「了解!」」」」」
メタフィールド内ではネクサスとガルベロスが対峙していた。ネクサスはガルベロスに掴みかかるがガルベロスは振り払った。
箒達はメタフィールドに突入しようとしてた。
「「「「「セット・イントゥ・ストライク!」」」」」
ネクサスはキックを放つがガルベロスは弾き飛ばし火球を放つがネクサスはジャンプして後ろに回り込んだ。するとガルベロスの右頭部が180度回転し火球を放つが、ネクサスはマッハムーブでガルベロスの前に回り込み、真ん中の頭部に蹴りを撃ちこみガルベロスは倒れた。
箒達はメタフィールドの突入に成功した。ネクサスとガルベロスを確認した。
『総員攻撃開始!』
「「「「「了解!」」」」」
箒達はディバイトランチャーでガルベロスを攻撃した。攻撃はガルベロスにヒットし箒達は通過すると旋回した。ネクサスはガルベロスを掴むと膝蹴りを撃ちこみ投げ飛ばした。
「よし、今だ!」
「好き勝手させねえよ」
メタフィールドの外でマドカが呟いた。
ガルベロスの眼が光るとネクサスが左腕を押さえ苦しみだした。
「あの傷は確か・・・」
箒達はネクサスが押さえてる箇所が前回の戦いでガルベロスに負わされた傷であることを思い出した。
「前に受けた傷が反応してるんだわ!」
「奴の眼だ。奴の眼が光った途端に反応した!」
「でしたらあの眼を攻撃するだけですわ!」
『総員、ウルトラマンを援護しろ!』
「「「「「了解!」」」」」
箒達は右頭部の眼に攻撃するがバリアに防がれた。
「何!?」
それでも箒達は攻撃するがバリアは破れなかった。その間にもネクサスは苦しんでいた。
『皆さん、解析結果がでました!』
真耶から通信が入った。
『解析の結果、バリアを発生させているのは左頭部にある目です。そこが発生器官があります!』
『篠ノ之、ストライクバニッシャーは撃てるか?』
「今の状態じゃ出力75%しか出ませんが撃てます!」
『よし。オルコット、鳳、デュノア、ボーデビッヒは右頭部に攻撃を集中し相手の気をそらせ。篠ノ之はその隙に左頭部を攻撃!』
「「「「「了解!」」」」」
千冬の指示どうり、四人は右頭部に攻撃を集中させガルベロスの気をそらした。箒はその隙に左頭部に回り込んだ。箒はガルベロスの左頭部の眼にに照準を合わせロックオンした。
「ストライクバニッシャー、発射!」
箒はトリガーを引き、ストライクバニッシャーを撃った。ストライクバニッシャーがガルベロスの左頭部の眼に命中した。
「グアアアアアッ!」
左頭部の眼を攻撃されガルベロスは苦しみ、バリアが消滅した。
「今ですわ!」
バリアの消滅を確認するとセシリア達は右頭部の眼を攻撃した。攻撃は右頭部の眼に命中した。右頭部の眼が破壊されたことで左腕の痛みが消え、ネクサスは立ち上がった。
「ハッ!」
ネクサスはジャンプし回転しながらガルベロスの頭上にチョップを撃ちこんだ。ネクサスは振り向き、ガルベロスに掴みかかり膝蹴りを撃ちこみ、さらに右頭部に回し蹴りを撃ちこみガルベロスは倒れた。
「ジュア、シュ、シュアアァァァ・・・シュア、ジュア!!」
ネクサスは腕をL字に組みオーバーレイ・シュトロームを放った。オーバーレイ・シュトロームはガルベロスに直撃し、ガルベロスは光の粒子となって消滅した。
「ハア、ハア・・・」
ネクサスは左腕を押さえながら膝をつき、姿を消した。メタフィールドは消滅し、元の空間に戻った。空はもう夜が明けていた。
一夏は森の中を左腕を押さえ、苦しみながら歩いていた。
「一夏!」
すると箒達がISを解除して近づいてきた。
「はあ、はあ、はあ・・・」
一夏は息を荒くしながらその場に倒れた。
「一夏!」
「一夏さん!」
「一夏!」
「一夏!」
「一夏!」
箒達は慌てて駆け寄り一夏を抱きかかえた。
やっとここまで書けた。夏休み中にはジュネッス編を終わらせられるかもしれません。
次回はついに要撃戦。