インフィニット・ストラトス 受け継がれる光の絆   作:ジーク・フリューゲル

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Episode.50 受難-サクリファイス-

「「「「「一夏(さん)!?」」」」」

 

箒達はネクサスが倒れて、思わず叫んだ。

 

「グ・・ハ・・・」

 

ネクサスは苦しみながら立ち上がろうとしたが力がうまく入らなかった。するとメタフィールドに異変が起きた。フィールドの一部に穴が開き、外の世界が見えてしまった。

 

「あれは・・・」

「外の世界・・・?」

 

箒達も突然のことに驚きを隠せなかった。

 

「ギイイイイイ」

 

ゴルゴレムは穴の方へ向かい外へ出ようとしたが出られなかった。

 

「ギイイイイ」

 

何度もぶつかって突破しようとしたが弾き飛ばされ倒れた。

 

 

 

モニタールームでは麻耶が解析を行ったいた。

 

「これは・・・」

 

解析結果を見て麻耶は驚いた。

 

「山田先生、どうしました?」

「これを見てください」

 

麻耶は千冬に解析結果を見せた。そこにはパラメータが表示された。

 

「織斑くんの戦闘能力が著しく低下しています。おそらくこれが原因でフィールドに影響が出ているのだと思います」

「あの馬鹿。無茶しおって・・・!」

 

 

『聞いた通りだ。織斑もいつまでもフィールドを維持できるかわからん。維持されている間にゴルゴレムを倒せ!』

「「「「「了解!」」」」」

 

五人は新装備で攻撃し、ダメージを与えたがゴルゴレムは光線を放ち反撃したが散開して避けた。

 

「私たちで気を引きます。箒さんはその隙にバニッシャーを!」

「わかった!」

 

箒はゴルゴレムの後ろへ回り込んだ。

 

「スパイダーミサイル」

「ビームバルカン」

「ビームバルカン」

「レーザーバルカン」

 

「「「「発射!」」」」

 

セシリア達の攻撃があたり、ゴルゴレムの気がセシリア達の方へ向いた。その隙に箒がクロムレイを出しチャージした。

 

「ストライクバニッシャー、発射!」

 

箒はストライクバニッシャーをゴルゴレムに向け放ち、ゴルゴレムに直撃した。

 

「ギイイイイイ!」

 

ストライクバニッシャーを受けてゴルゴレムのは倒れた。が

 

 

「ギイイイイイイ!」

 

 

すぐさま起き上がった。

 

「どうして!?」

「直撃したはずなのに!?」

 

鈴とシャルは驚いた。

 

「威力が足りないのか?」

「箒さん。最大出力で撃つことは?」

「無理だ。最大出力だとクロムレイがもたない」

 

ハイパーストライクジェネレータはストライクジェネレータよりも出力が高いためクロムレイと接続して最大出力を出すとクロムレイが出力に耐え切れず壊れてしまう。

 

「ギイイイイ」

 

その隙にゴルゴレムがまた穴の方へ向かって行った。

 

「グ・・・ア・・・シャッ!」

 

ネクサスは力を振り絞って起き上がり、セービングビュートでゴルゴレムを縛った。

 

「フアア!デュア!」

 

そして力の限り引っ張り放り投げ、ゴルゴレムを地面に叩きつけた。

 

 ピコン、ピコン、ピコン

 

「ハァ・・ハァ・・ハァ・・・」

 

ネクサスは息を荒くしながら立ち上がった。

 

「ギイイイイイ」

 

ゴルゴレムはネクサスに向かって行った。

 

「ジュア、シュ、シュアアァァァ・・・シュア、ジュア!!」

 

ネクサスは腕をL字に組みオーバーレイ・シュトロームを放った。オーバーレイ・シュトロームはガルベロスに直撃し、ゴルゴレムは光の粒子となって消滅した。

 

「ハァ・・ハァ・・ハァ・・・」

 

ネクサスの体力は限界寸前だった。

 

「一夏・・・」

 

ネクサスは箒達の方を見るとにゆっくり頷た。

 

「シュア」

 

ネクサスは光に包まれ姿を消し、メタフィールドは消滅し、元の空間に戻った。

 

 

「はぁ・・・はぁ・・・」

 

一夏は苦しそうにその場に倒れこんでしまった。

 

「はぁ・・はぁ・・・」

 

一夏はブラストショットを取り出しストーンフリューゲルを呼ぼうとしたがブラストショットが手から落ちてしまった。

 

(もう・・・ここまでか・・・)

 

苦しみの中、一夏がそう思っていると何かが近づいてきた。

 

(あれは・・・)

 

薄れゆく意識の中、一夏に近づいてきたのはフードを被りローブを着た人物であった。

 

「お前は・・・」

 

フードの中の顔を見た瞬間、一夏は意識を失った。




今回出たフードの人物とモニター見てた人物の正体は次の話で明かされます。
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