戦闘において──特にプロハンターにとって“念”は戦闘に欠かせないものなんよ。
なんでかってそりゃ危険だから。念の習得が裏ハンター試験で課題になるのもそれが理由。
魔獣相手とか危険な生物に対応するには念があった方がいいし、凶悪な犯罪者相手も同じ。プロハンター以外にも念を修めてる人は幾らでもいんのよね~。
だから念には念。念を修めてない人が念能力者と相対したら大惨事になっちゃうじゃんね。
もっとも念の習熟度によってはどっちにしろ大惨事になりかねないから実力差をちゃんと見極めて相手した方がいいよ~。あーしも昔はそれを大事にして……。
『この間は負けたけど今日はあーしが勝っちゃうよ~♡ 雑魚おにーさん♡ ほーら、念を覚えたあーしに追いつけ──きゃんっ!?』
『あ、ワリ。まだ攻撃しちゃダメだったか? 軽く撫でてやろうと思ったんだが』
『ぐっ……雑魚おにーさんのくせにあーしにあっさり攻撃を……! なら今度はこっちから!!』
『いや当たんねーよ。オーラの動きがお粗末でどこ狙ってるかバレバレだ。ってか負けてるのによく雑魚って言えんな。ガキすぎだろ。ガキの世界大会があったら上位狙えそうだぜ』
『うるさい! ざーこ! ばーか! いい加減当たれ!』
『お……念弾はそれなりだな。放出系か?』
『ち、違うけど~? ど、どこに放出系だって証拠が?』
『つーかお前も懲りねーな。この間散々実力差をわからせてやったのによく挑んでくる気になるな? 確かにこの短期間で念を覚えてきたのはすげーがオレに挑むにはまだまだ力不足だって自分でもわかってんだろ?』
『ぐ、ぐぬぬ……社会不適合者おにーさんのくせに……!』
『誰が社会不適合者だコラ。死ぬほどやりてーことやってるつーの。──ほら、捕まえたぜ。お前の負けだ』
『~~~~!! こ、この天才のあーしが、また……』
『才能はあるよ。多分な。ただオレのが強かったってだけの話だ。ま、オレに勝ちたきゃもう少し修行しろ。……………………』
『……? 急に黙って……何?』
『──よし。お前、オレの仕事手伝わねーか?』
『はぁ? なんでそうなるの!?』
『お前もプロハンターだろ。なら別におかしくはねーさ。オレの話を聞いて雇われるんなら受けろ。嫌なら別にいいぞ』
『っ…………なら仕事の最中はあーしの勝負を何度でも受けること!! それなら手伝っても──』
『報酬はそれでいいんだな? よし、わかった。ならついて来い。部屋で詳しく話してやる』
『うわー♡ 雑魚おにーさん、あーしのこと部屋でどうする気なの~? ♡ ロリコンじゃん♡ ──きゃ~~♡ 誰か助けて~♡ ここにロリコンがいま~す♡』
『よーしわかった今すぐ勝負受けてやる!! ボコボコにしてやるからかかってこいガキが!!!』
『ぎゃーん!?』
…………まあ念での戦闘は絶対勝つって気持ちでやるのが大事だから一概に実力差があったら迷わず逃げるってのは正解の1つじゃない。
時にはどうしたってやらなきゃいけない時もあるしね~。そういう時は力が足りない時にどうすれば目的を達成できるか考えるのが大事っしょ。ハンターなら尚更。
そう。つまり今あーしがやるべきことは……。
「ウイングちゃんさぁ……ちょっと欲張りすぎじゃない?」
「な、なにがですか?」
「わかってるでしょ? ただでさえズシくんなんてこんな可愛い弟子がいるのに、ゴンくんとキルアくんまで弟子にしちゃってさ」
「いやですからそれはですね……」
「はぁぁ~~~……あーしウイングちゃんのことはあのおばさんと違って結構好きよりだったんだけどなぁ……可愛い少年を独占しちゃうなんてガッカリだなぁ……はぁ……」
「…………そ、それよりスピカさんも新たに弟子を取ったと聞きましたがそちらはどうなっているのですか?」
「ん~? レオリオくんならさっきまでちゃんと修行を見てあげたし。今は勉強中。だから今日は暇してんよ~。──はぁ……あーしがちょっといない間にゴンくんが試合して怪我を負ってるなんて思わなかったな~」
ってことであーしは天空闘技場1階のロビーでウイングちゃんをなじっていた。
昨日の夜にゴンくんとキルアくんを仕方なくウイングちゃんに任せてあーしはあーしでヒソカとかいう変態との話があったからそっちに行って、用事が終わったら一旦レオリオくんの故郷に帰ってから修行を見て、昼過ぎにまたこの天空闘技場に戻ってきた。あーしってば忙しすぎない?
でも戻ってきたらもうゴンくんは200階で試合しててしかも全治四ヶ月の大怪我を負っちゃってたんだよね~。あのギドとかいう奴、許さんし。
「それについては彼らをしっかりと見ていなかった私の責任ですね」
「ん? いやいやウイングちゃんが謝ることないじゃ~ん♡ 相変わらず真面目ちゃんな~♡ うぇーい!」
「か、肩を組むのやめてくれますか? (当たってる……)」
「……(あの師範代がタジタジになってるっす……!)」
はぁ。ま、しゃーないね。ゴンくんはかなり無鉄砲ってかワクワクが止まんね~みたいな性格してるっぽいし、ウイングちゃんもまさかこんなすぐに試合に登録するとは思わなかったんだろうね。とにかく骨折とかで済んで良かった。最悪死んだり後遺症が残ったりする可能性も全然あったワケだかんね。それに比べたら全然マシじゃん。
「そ、そういえばスピカさんはどうしてここに? 何か用事でも?」
「ん、まーねー。ちょっと約束しちゃったからさ。──あーしも登録してちょっくら200階で試合しようと思ってね~」
「!? ……本気ですか?」
あーしがかるーく答えるとウイングちゃんはすっごい驚いた。そんな驚くことないじゃんね?
「マジマジ。だからちょっくら登録して試合してくるぜ~! あ、ズシくん応援よろしく♡ ぜひ師匠と一緒にあーしの試合見てみて~♡ 後であーしの弟子も連れてくっからそっちも仲良くしてあげて♡」
「お、押忍!! 勉強させてもらうっす!!」
「いい返事♡ そんじゃウイングちゃんもまた後でね~!」
「……………………はい」
可愛い可愛いウイングちゃんの弟子のズシくんとウイングちゃんに笑顔で手を振り、機嫌良く受付に向かう。まずは登録しなきゃね~。
「天空闘技場へようこそ。こちらに必要事項をお書き下さい」
「おけまる~」
そうして行列に並んでから受付で書類を貰ってからささっと書いちゃう。
そんで会場に入るけど……懐かしすぎ~。戦ったの結構前だし、こんなだったな~ってノスタルっちゃうじゃんね?
多分二度とここでは試合しないと思ってたけど、それでもやることになったのは昨夜のヒソカとの話し合いの結果。
『それで、連中の情報を持ってるってマ?』
『本当さ♠』
『ふ~ん。なら手を組むってのはそいつらを狩るってコト?』
『ああ♣ だけどボクとしても少し悩んでいるというか決めかねていてね♥』
『なんか条件があるんでしょ? いいから言ってみ~。大抵のものなら用意できっからね~』
『話が早いね♦ ならボクと戦ってくれるかい?』
『ここで?』
『この場所でもどこでもいいよ♣ ボクとしては君の実力を確かめられれば何でも構わない♠ ──ただしこのボク自身で身を持ってね♥』
『あーね。ん~……ならここで闘ろっか。あーしとしてもちょうどいいし』
『それはもしかしてあの2人のことかな?』
『決まってんじゃん! 試合となればあの2人の強さを確かめてこう……手取り足取り……♡ 手加減しなきゃだし、脇腹とか持って場外に投げ捨て……♡ うわ待って興奮して鼻血出そうかも♡ あっはー♡』
『……ボクが言えたことじゃないがキミも大概だね♦ ならボクもキミを待っているよ♥』
『あーうん。爆速で行って爆速で終わらせっから適当に待っててね~』
『……………………』
──ってなカンジでヒソカから情報を教えてもらう条件としてここで戦うことになったんよ。いや~あの変態と戦うとかやばたんじゃん。マジないわ~。って思うけどあいつらの情報は念のためもらっときたいじゃんね? ヒソカが何考えてるかも知っときたいし。
「両者前へ!」
「おいおいオレの相手は女かよ(可愛いっ……しかも乳でか)」
「では始め!!」
「おら行──」
予定的には今日で200階。明日か明後日か近いうちにさっさとヒソカと戦うカンジかな~。っと。そんじゃ軽~くやりますか~。
──念の修行を始めてからオレは勉強と修行を両立させる地獄のスケジュールを送ってる。弟子入りしてすぐにわかった。あの女は死ぬほどスパルタだ。
毎朝叩き起こされて念の修行。オーラをめちゃくちゃ消耗させられて、できなきゃ叩かれる。修行中は絶対服従で拒否は許されねー。あのレストランの能力がなければオレとっくに死んでるんじゃねーか?
ただやるって言ったのはオレだし、しっかり午後は勉強の時間にあててくれるのは助かってる(それとめちゃくちゃエロい。朝オレんちのシャワーを借りたり、修行を見てる最中に組んでる足とか若干だが見える谷間とか助かる)。おかげで勉強も修行も捗ってるな。
だからスパルタすぎてやべーが別に後悔しちゃいない。しちゃいないが……あの師匠は突拍子がなさすぎる。
たとえば朝にいきなり来て今日は修行休みと言ったかと思えばオレを連れて能力で──天空闘技場だとかいう場所に連れてきやがった。
そしてオレは一足早い再会した。
「──ゴンてめー!! お前なに怪我してんだよ!?」
「ご、ごめんレオリオ」
「オレにあやまってもしかたねーだろうが!! 聞いたぜ、念を覚えてすぐに戦闘したんだってな!? 馬鹿じゃねーのか!? 死んでもおかしくねーんだぞ!!」
「すげーや。またオレやウイングと同じこと言ってる」
「お前も止めろよキルア!! だーくそ……幸い後遺症が残るような怪我じゃなくて良かったが……ゴン! お前の師匠やキルアの言う通りだぜ! もう二度とそういう無茶すんじゃねーぞ」
「うん……わかった。ごめん」
オレは天空闘技場とやらの選手だけが使える個室のベッドで右腕にギブスを巻いてるゴンに怒りをぶつける。
ここに来る時にスピカがゴンやキルアもいるって聞いた時は普通に楽しみだったが、ゴンが念を覚えて翌日に別の念の使い手と戦って大怪我をしたって聞いた時はブチギレた。そのままの勢いでゴンとキルアがいる部屋に乗り込んで……まあ後は特に言うことはねー。とにかく無事で良かった。
「そういえばレオリオはなんでここに来たの? 受験勉強するって言ってなかった?」
「ああ、そうだよ。もしかしてもう落ちたのか?」
「落ちてねーよ! 受験もまだまだ先だ! ……勉強はしてるしまだ始めたばっかだが……順調だぜ。ただスピカがやってきてオレの師匠になっちまってな……」
「うげっ。レオリオの師匠あの女かよ」
「レオリオ、スピカさんに教えてもらってるんだ」
「ああ。突然弟子になれって押しかけて……いや、ずっと尾行されててな。それで……あー、オレに才能があるからって修行をつけてもらうことになった」
久し振りのゴンとキルアとのやり取りでオレは少し言葉を迷わせる。あぶねー。裏ハンター試験や能力のことは教えるなって言われてるからな……。ここは誤魔化さねーと。
「はぁ? レオリオに才能? それ本当かよ」
「嘘じゃねーよ! オレはもう“練”まで習得したぜ(ちょっと怪しいが)」
「もうそこまで修行進んでるんだ! レオリオすごいね!」
「嘘だろ!? オレってばレオリオに負けてんの? マジかよ……」
「どういう意味だそれ!?」
ショックを受けた様子のキルアにキレながらオレは考え込む。スピカはオレ以外の同期は全員オレより上だって言ってたが……もしかしてオレを調子に乗らせないための嘘だったのか?
……まあわかんねー。才能って意味かもしれねーし、ゴンやキルアだけ遅かったのかもな。オレやクラピカもそうだがキルアの実家でしばらく時間くってたし。試合の後にでも聞いてみるか、とオレはポケットから3枚のチケットを取り出す。
「? そりゃチケットか?」
「ああ。オレの師匠から貰ってな。これからスピカとカストロって奴の試合があるんだが……まあゴンには悪いがキルア、一緒に見に行かねーか?」
「!」
「スピカはわかるが……カストロって誰だ?」
「オレも詳しくはしらねーが、ヒソカと因縁がある相手? とか言ってたぜ」
「ふーん……ま、でもそうだな。いいぜ、暇だしついてってやるよ。それに見るだけならゴンも一緒に見れるだろ?」
「いいのかな? ウイングさんとの約束があるけど……」
「いいに決まってんだろ! 別に見るだけなんだし」
「一応聞きに行った方がいいんじゃねーか? ちなみにオレはあんまおすすめしねぇ」
「なら聞きにいこーぜ」
どうやらゴンは師匠に怪我したことで念に関わることを禁止でもされてるみてーだな。まあオレもあんまり怪我人を動かすのはおすすめしないが、思ったより平気そうだし師匠が許すなら3人で行ってもいい。
──ま、結局ダメだったが。試合の観戦も念を調べる行為に該当するってことでゴンは部屋で安静。仕方ねーからオレとキルアで試合を見に行くことにした。
ただその際にウイングっていうゴンとキルアの師匠……になる予定の奴が言ってやがった。
「キルア君。それにレオリオ君だったね。2人共、試合を見るならしっかりと
「そりゃ見るけど……何で? あいつそんなに強いの?」
「もちろん。
──ウイングからそう聞かされてオレはキルアと顔を見合わせる。というのも正直、オレも弟子だがスピカがどれくらい強いかは知らねーし見たことがない。
だからなんでかわかんねーけど緊張した。プロのハンター。念能力の便利さはある程度知ってるが、一体どれくらいやれるのか。やれるようになるのか。念での戦闘ってのをオレは初めて見ることになる。
「──さあ今日一番の注目のカードが始まります!! 対戦カードはカストロVSスピカ!! カストロ選手はもはやお馴染み!! 8勝1敗の戦績!! あと2勝でフロアマスターへの挑戦権利を獲得します!!」
満員の試合会場で実況を聞いたオレは相手が強いらしい情報を耳にした。……本当に大丈夫か? ないとは思うがちょっと心配になる。
「対するスピカ選手!! 200階クラスで初めての戦いのように思えますが──しかし!! そうではありません!! 成績は未だ0戦0勝0敗!! ですがスピカ選手は13年ほど前にフロアマスターとして君臨していた選手です!!」
「はぁ!? 先に言えよレオリオ!!」
「いやオレも今初めて知ったっつーの!!」
実況の声を聞いて驚いたキルアから文句を言われたのでオレも言い返す。そんなの知るわけがない。弟子とはいえ知り合ってまだ全然経ってない。
「突如として舞い戻った可憐な元フロアマスターに今最もフロアマスターに近い男の戦い!! 勝利の女神はどちらに微笑むのか!?」
中央にある正方形のフィールドの上でロン毛の男……カストロとスピカは向かい合っている。
だがカストロの方はスピカを直立不動でスピカを真っ直ぐに見つめているのに対し、スピカは携帯と前髪をくるくると弄りながらブーツのつま先をトントンと叩いて試合開始までの時間を持て余していた。
明らかに試合に臨む前の姿勢とは思えねぇ。
だが……どういうわけか負けるイメージが沸かなかった。
「ポイント&KO制!! 時間無制限一本勝負!! ──始め!!」
そうして遂に審判によって試合開始の宣言がされる。
その瞬間、オレやキルア。観客が見たものは。
「悪いが君相手に負け」
「あ、紐パンの紐解けちゃった」
「!!?」
「なっ……」
──スピカのスカートから黒の下着が、ストンと下に落ちる瞬間だった。
その瞬間に誰もが目を奪われる。オレだってそうだ。うおおお、と勝鬨をあげる。カストロもさすがに視線を下に向けて軽く頬を染めながら虚を突かれてた。
だが遅れて気づく。
「バーカ♡ えっち野郎♡」
──そして次にオレが気づいた時にはカストロの身体ががくん、と倒れていた。
「く……クリティカル&ダウン!! プラス3ポイント!! スピカ!! 3-0!!」
会場が息を呑む。審判が遅れてカウントをコールした。
「はぁ……う……な、なにが……」
カストロは気を失っていない。
だがフィールドに膝を付き、両手を付いて苦しそうにしていた。頭が少しふらふらしている。
対するスピカは既にフィールドに落ちていたもう一枚の下着をポケットにしまい、カストロを遠く離れた位置でニヤニヤと見ていた。小悪魔のような相手を小馬鹿にした笑み。口元に右手を当て、スピカはカストロに言い放つ。
「おっっっっそ♡」
「っ!!」
同時に、オレやキルア。そしてカストロも見た。見えた。
スピカの左手に集中したオーラ。そこから丸いオーラの塊。
それをスピカは落とした。自分の目の前、足元にふんわりと。
スピカが足を振り被る。まるでサッカーボールでも蹴るように数歩助走をして。
「それじゃおっつ~♡ 一応死なないよう手加減してあげんね~♡」
「!!」
凄まじい速度で、カストロの顔面に突き刺さった。
轟音。衝撃。壁が壊れる。
そしてカストロはその壊れた壁の近くで倒れている。鼻が、いや、顔が潰れていた。鼻から血が出ている。
その様をスピカはいい笑顔で見下ろす。
「ん~ギリ生きてるかな~。ま、最初に油断した方が悪いってことで。ごめんねスカ……この間違いはまずいかな。……カストロくん♡」
「か……カストロ選手KO!! よって勝者──スピカ選手!!」
審判による試合終了のコール。それが会場に響いてからワンテンポ遅れて歓声が上がった。
「あざまーす♡ いえーい!」
「き、汚ぇ……!! けど、一体何をしたんだ……!?」
「わ、わからねーけど……」
あらかじめ重ねて履いていた下着の紐が解けるようにしておいて、視線が下に向かった瞬間に、スピカは一瞬で相手を攻撃した、か? ダメだ。オレにはわかんねー。
観客も多分わかんねーだろう。だけどキルアは辛うじて動きが見えていたみたいで冷や汗を掻きながら試合の感想を口にする。
「隙を突いた後のあの速さとあのオーラの塊を蹴る技術……尋常じゃないぜ。あいつ、ただの変態じゃなかったんだな。隙の突き方は終わってるけど……ていうかあんなのに引っかかんなよ」
「お、おお……そうだな。全くその通りだ」
隣のキルアに何とか同意を返す。そして同じく冷や汗をかきながら思った。
──パンツ見せてくれてありがとう。そして次から修行内容に文句言う時は気をつけよう。じゃなきゃ殺されちまう。
よかった~。ヒソカと闘りあう前に長々と戦うのは面倒だし、さっさと終わらせられて。戦闘はやっぱ最初っから“浮き足”と念弾で全力でやるに限っよね~。眼が慣れたり対応されたり能力を出される前に初見で殺すのが最適っしょ。細工したコックリング型見せ紐パン……
でも次はヒソカ戦なんだよな~。次はこう上手くいかんだろうし、いつも通り“鬼ごっこ”することになりそうだしどうしよっか。
まあ何にせよあーしはひたすら逃げて撃つだけ。放出系は結局、これが1番強いんよ。
スピカの豆知識:スピカは紐パンをよく履く。
今回はここまで。次回はスピカVSヒソカ。良い勝負だろうなって。お楽しみに。
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