最近はとにかく暑くてたまりませんわね!ガッデムホットですわ!皆様も熱中症にはお気をつけ下さいませ。
水分はしっかりと摂取するのですわよ〜!!
てなわけで本編どうぞ。
陰陽寮深部。
轟音が鳴り響く。室内のはずなのに暴風が吹き荒ぶ。
本来ならば綺麗に清掃されていた筈の床が所々大きく抉れ、砕けている。
その原因は暴風の丁度中央に付近にいた。
片や、真紅に染まった怨念を放ち続け少女の見た目からは想像もつかないほどの膂力を振るう怪物、暫定特殊醜鬼「鬼姫」ことレ級。片や八つの異能を自由自在に操る魔防隊総組長、山城愛。
この2人の衝突は苛烈を極めた。レ級は普段のような尾に頼った戦闘スタイルではなく砲撃と肉体による近接戦を複雑に連携させた技巧を織り交ぜた攻撃。対する山城は自身の異能「万物を総該した無限宇宙の全一(ばんぶつをそうがいしたむげんうちゅうのぜんいつ)」の一部を使用し衝撃波をレ級に向けて何発も撃ち込んでいた。
山城の放った衝撃波は回避行動を取ろうとしたレ級に直撃し吹き飛ばされたレ級は壁に強く打ち付けられ、その衝撃に耐えられずレ級が激突した壁はまるで蜘蛛の巣のようなヒビが走り砕けた。
ハッキリ言ってレ級は押されていた。それもの筈、山城愛の異能はまさに魔防隊最強。彼女の背後に浮かんだ曼荼羅から放たれる衝撃波程度にレ級は押されている。衝撃波だけならと接近戦を仕掛けに衝撃波を掻い潜り懐に入ろうとしても異能による身体強化で蹴り飛ばされる。
攻防一体の異能を持った山城を崩すのは"今の自分"では難しいとレ級は思考する。レ級はすぐさま壁の亀裂の中から脱すると牽制のため残り少ない砲弾を山城に向け撃ち込んだ。
「またその砲撃?逆らう割には芸がないのね。」
しかし山城はその砲撃を涼しい顔で余裕を持って回避した。だが、レ級の口は笑みを浮かべていた。レ級は思考する、レ級の狙いはハナから山城ではない、アレと遭遇したのはハッキリ言って不運だったと言う事だ。そもそもの目的は別にある。ただ目的の場所にアレが居ただけだ。
山城が一瞬だけ意識を砲弾に向け逸らした瞬間だった。レ級は山城に向かって即座に距離を詰める。
「本当に芸がないわね。それはもう対策済みなの。」
山城は呆れたような顔で再度肉薄してくるレ級に向かって足を振り抜いた。だが、レ級は山城に興味がないかのように攻撃を回避し山城を通り過ぎた。
「ッ!?」
驚愕と蹴りによって若干の隙ができた山城に残り3発の内1発の砲弾を撃ち込むと後ろにレ級はまだ被害を受けていなかった廊下を疾走する。途中途中で隔壁のロックを破壊し誤作動させて魔防隊が来るのを妨害する。
そしてレ級は辿り着いた。レ級の眼前にあるのは厳重な雰囲気を漂わせる扉だった。扉に向かって即座に拳を振り上げたレ級は金属がひしゃげる音を鳴らしながら扉を殴り破壊した。
「ひっ…!」
ひしゃげる様に破壊された扉の先にある部屋、収容室の中から少女の様な悲鳴が小さく響いた。レ級はその悲鳴を聞くと即座にその声の方に視線を向けた。そこに居たのは
「だ、誰…!?」
少女は困惑や恐怖が入り混じった表情でレ級を最後の抵抗の様に弱々しくも睨んだ。対するレ級は一歩ずつ少女に歩み寄る。そしてレ級が少女の眼前すぐ近く、距離1メートル程にまで距離を詰めた瞬間の事だった。
ゴパァ
レ級の尾が大きく顎門を開く。そしてそれに少女が何かを言おうと口を開こうとした瞬間、レ級の尾は困惑する少女にさらに近付き
ゴクン
少女を有無も言わせないままに顎門の奥に呑み込んだ。レ級の尾が人1人分膨らむ。少女を飲み込んだレ級は収容室を出るとまた別の扉を壊し収容室に侵入した。
「…!だ、誰だ!?」
そこに居たのは先ほどの少女と同じ様に拘束されている薄い緑髪の少女だった。この少女もまた半醜鬼化している。恐らくここ、陰陽寮深部は醜鬼や半醜鬼化した人間を収容、実験する施設なのではないかとレ級は思考する。だが、そんな思考に耽っている時間はない。隔壁のロックを破壊し何箇所か塞いだとは言え時間に限りがある。薄緑の髪の少女にレ級は接近すると再度尾を少女に向ける。
「!?な、なんっ」
ゴクン
困惑の声を上げ掛けた少女を尾は先ほどと同じ様に呑み込んだ。レ級の尾が人2人分に膨らむ。少女が完全に尾に入り切った事を確認したレ級のはレ級はまたもや他の収容室に向かって足を運んで行った。
「い、イヤ…!来ないで!」
バクン。
恐怖によって拒絶を選んだ少女を呑んだ。
「イヤ…!もう痛いのはイヤ…!」
ゴクン。
痛みに恐れ涙を流している少女を呑んだ。
ゴクン。
バクン。
レ級は更に収容されていた半醜鬼の人間をその尾に呑み込んで行く。抵抗されても、拒絶されようとも関係何しと言わんばかりに呑み込んで行く。
そしてレ級の尾が確認できる内最後の半醜鬼の人間を呑み込んだ瞬間だった。廊下の中に響く声あった。東風舞希。魔防隊内でも屈指の武人であり強者。収容されている時何度か話した思い出がある。東はレ級に向かって叫んだ。
「止まりなさい!今ならまだ再収容で済みます!だか、ら…」
しかし、東の言葉は段々と力を失ってゆく。そう、東は見てしまったのだ、最後の人を呑み込んでいるレ級の尾を。
レ級の尾は何人も収まっているらしく普段の数倍以上に膨れ上がっている。あの鬼姫が、世間知らずで若干阿保だった鬼姫が、暴れ、人を喰らっている姿を見たを見た東は苦渋に満ちた表情でレ級に向って叫んだ。
「…っ暫定特殊醜鬼、鬼姫。あなたを、討伐します…!」
苦渋の覚悟を見る紅は、一体何を思うのか。
さぁご照覧あれ、これより始まるは一夜限りの━━━━━━━━━━
他の深海棲艦出したいですぅッ…!!
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しょうがないにゃあ…良いよ。
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ダメ♡甘えんな♡