てな訳で色々ありましたがまだまだ続くこの小説、ネタが続く限りは書き続けるつもりなのでコレからもどうぞよろしくお願いしますわ。
それでは本編どうぞ、ですわ〜!
あ、今回は主人公がかなり情けないです。(必死な予防線)
「ナラ、俺ノ友人ヲ頼ルカ…?魔都に知リ合イガイルンダ。」
レ級の言葉に頭を捻り何か良いアイデアがないかと思案していたココと波音が同時にレ級に向き直る。そして最初に口を開いたのはココだった。
「
ココはレ級の言葉に懐疑的だった。当たり前だ。先ほど初めて会話したばかりで自分や波音達を消化していなくとも突然呑み込んできた様な人物だ。信用する方がおかしい。
「…タシカニ、オ前達ニトッテ俺ハ得体ノ知レナイ化ケ物ダ。俺ヲ信用デキナイノモ納得デキル。」
そう語るレ級の表情には影ができていた。困惑し疑うココの心情はレ級も感じていないわけではない。そしてココ達がそうである様に今の状況はレ級自身も分からない事ばかりだった。
何故、こんな姿になったのか。
何故、こんな場所に居るのか。
何故、彼女達を陰陽寮から連れ出したのか。
何故、何故、何故、何故━━━━━━━━━━━━━━━━━。
疑問が泡の様に沸き立ち浮かび上がってこようと答えは出ない。
そして、レ級には罪悪感があった。意識が無かったとはいえ、自分自身の身勝手な行動によって彼女達にも本来なら無かったであろう負担が掛かっているこの現状で、それを無責任に放り出す事など、レ級には無理だった。だからこそ、これは罪滅ぼし擬きのエゴだ。自身の行った事への責任を持つべきと言う個人の主張だ。
けれど、けれども、分からない事ばかりでも、今自分が立ち向かっている問題には解決策がある。答えの一つがある。決して乗り越えられない物ではない。
ココが俯き黙っているレ級の表情に若干の不安を覚えレ級の表情を覗き見ようとした瞬間だった。
「おい、どうしッ━━━━━━!」
「え━━━━━━━━━━。」
ココと様子を見守っていた波音がレ級を見て驚愕の声を上げる。
それは、全身で誠意を伝える姿勢、土下座だった。レ級の身体は魔都の荒れ果てた地面に平伏している。そして、驚愕し状況について行けていない2人にレ級は地面に額を擦り付ける様にしながら言葉を発する。
「俺ヲ信用デキナイノモ分カル。俺ノセイデコンナ状況ニナッチマッタノモ事実ダ。ダカラ、ダカラコソダ。」
「コンナ祿デモナイコトニ巻キ込ンジマッタ責任ヲトリタインダ。コレハ俺ノエゴダ。俺ノコトハ信用シナクテモイイ。ケド、ドウカ俺ニ責任ヲ取ラセテクレ…!」
ココ達には見えていなかったがレ級の表情は必死だった。彼女達を巻き込んだ自分への嫌悪や怒り、彼女達を助けたいと言う自分勝手な焦燥がその顔には滲んでいた。
彼女達への謝罪がしたかった。巻き込んだ身で彼女達を助けたいと言うとんだマッチポンプだ。
「…あー…その、なぁ、アンタ。」
そんなレ級の姿を見ていたココがレ級に語り掛けた。
「アンタは、突然俺達を呑み込んできたし、そんなことも覚えてねぇって言うし、信用もあんま出来ねぇけどよ。」
「でも、それでもアンタはクソッタレな
「アエッ…!?」
それは、予想など一切出来なかった感謝の言葉だった。予想外の言葉にレ級は狼狽え言葉が詰まり変な鳴き声の様な声が出た。
ココにとって、陰陽寮は少なくとも良い場所とは思えなかったのだ。確かに陰陽寮では衣食住がある程度は保証されてはいた。けれど、陰陽寮の人間達は自らの事を体の良いモルモットとしか見ていなかった。
実験に次ぐ実験。それが終わればまた拘束されて収容室に収容される。親友の波音は体が醜鬼になるのを観察するために裸のまま常時監視されていた。
だから、そんなクソッタレな場所から突然に呑み込んできたとは言え連れ出してくれたことにはココはレ級に対して確かに感謝の思いがあった。
そしてそれは波音も同様だった。狭くて美しさの無い部屋で、裸のまま実験を行われる事は、饒舌に尽くし難い思いがあった。けれど、そこから連れ出してくれたレ級の事はそれ程嫌悪はしていなかった。彼女にとってレ級の姿は確かに「美しかった」のだ。
だからこそ、彼女達はレ級の事をそれ程嫌ってはいなかった。確かに信用出来ない部分はある。けれども手段は如何であれ自分達をレ級は助けてくれた事は変えようの無い事実で、彼女達は未だ地面に額をつけているレ級に歩み寄るとレ級の両肩を叩く。
「あー…その、なんつーか。アンタの責任を取りたいって気持ちはすっげえ伝わってきた。だから今は、少しだけ信用してやる。…変な事しようとしたらもう一度技掛けてやるからな!!」
「私も、ココちゃんと同じ。あの場所から目的としたは如何であれ私達を連れ出してくれた事には変わりは無いもの。だから、今はあなたを頼らせてほしいの。」
2人の言葉にレ級は表情をくしゃりと歪ませた。彼女達への申し訳なさ、自身の不甲斐なさ、許してくれた事への安堵、そんな気持ちが表情にまで滲み、レ級はこの姿になって初めて涙を流した。
レ級の体は震え、必死に最後の抵抗とばかりに目元を擦って意地を張って2人に表情を見せない様にした。恥ずかしいから、そんなちっぽけなプライドで。
「え゛っ!?泣いてる!?」
「ナ、泣イテナイ…!タダ…ズビッ」
「まぁまぁ、そんなに言うんなら、泣いてないって事で良いんじゃない?」
波音のママ度は凄いと思う。そう泣いてなんかないと主張するレ級は少しだけ思った。
てな訳でなっさけない主人公。まぁこれにもちゃんと理由がありますので…(必死な言い訳)
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他の深海棲艦出したいですぅッ…!!
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しょうがないにゃあ…良いよ。
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ダメ♡甘えんな♡