永世が永世であるための物語   作:すてら @ジョジョ 死亡遊戯

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サニータウン(49.5回目)

感化されるとは怖いものですね……

楽しいからいいんですけどね

 

ページを開いて下さりありがとうございます!!

これはクラウディビーチの前日譚ってやつですね。

 

少しの間、時間をいただけると幸いです。

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自信というのは、人にとってとても重要なものだが、それが破滅に繋がることもある。

 

(0/4)

 

永世は、自身の部屋で目を覚ました。

 

(1/4)

 

私は小さく欠伸をした。

しかし、ゲームが終わった後に飲まされた睡眠薬によってのものではない。

おそらく、寝た時間から10時間は経っていただろう。

普通に爆睡かましていたのだ。

私は、周りから思われているよりだらしない。

 

そういえば今日は陽の光を浴びていないなと思った私は、外に出る準備をした。

私自身、ファッション等に興味はなく、シンプルなジーパンと無地のTシャツに着替えて靴を履いた。

と、その瞬間。

 

ぴろん、と、右手に握っていたスマホが光った。

 

(2/4)

 

それに目をやると、タイミング悪く画面が暗転したため、電源ボタンを押し、パスワードを打ち込む。

〈通知〉の欄を開くと、自身のエージェントからメッセージが届いていた。

その通知をタップすると、メッセージアプリが開かれ、エージェントからのメッセージが表示された。

〈《クラウディビーチ》のお迎えに参りました。外でお待ちしております。〉

そのメッセージを見た私は、すぐに外へ出て、エージェントに参加の表明をした。

「参加、ですね。それでは、お乗り下さい。」

と、エージェントに促されるまま車の後部座席に乗った。

いつも通り、睡眠薬を飲まされる。

──と、思っていたのだが。

エージェントから、予想外の一言が放たれた。

 

(3/4)

 

「永世さん。あなたが犯人役です。」

唐突に言われ、頭に疑問符が浮かぶ。

普段普通に生活している上で、ドラマや映画などでしか聞かないような「犯人役」という単語を急に聞かされたからだ。

「どういうことですか?」と聞き返そうとした瞬間にエージェントは続けた。

「今回のゲームは、絶海の孤島が舞台のクローズドサークル仕立てのゲームとなっております。そして──」

要約すると、絶海の孤島が舞台のクローズドサークル仕立てのゲームで、期間は1週間。私が犯人役。

さらに犯人役には、マチェットと呼ばれるナイフと、そのプレイヤーの位置を知ることができ、加えて1日1回だけ、任意のプレイヤーに電流を流すことが可能なプレイヤーに埋め込まれた機械を操るリモコンが与えられる、との事だった。

 

私が犯人役……

有利なのか不利なのかは判断しづらかった。

ただし、私が負けるはずがない。

これで50回目の大台。

負ける訳には行かないんだ。

師匠のためにも。

 

(4/4)

 

「これで説明は終了です。質問等はありますか?」

エージェントは言う。

それに、「ううん、ないよ。」と返す。

「そうですか。」と、エージェント。

説明は終わった、ということは、もうお分かりであろう。

私はエージェントからコップ1杯の水とカプセル状の薬を貰った。

薬の方を口に入れ、水で流し込む。

1分もしないうちに、意識が薄れていく。

「GGを祈るよ」と、小声だが、しかし自信をたっぷりと込めて、永世は眠りについた。

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