AIに書かせた異世界のんびり農家×40k 作:eriza7170
数日後。
ガイウス は完全に村へ馴染み始めていた。
「ガイウスー! 井戸お願いー!」
「了解した」
ゴゴゴゴゴ……
巨大な石材が持ち上がる。
普通なら十人がかりの工事を、彼は一人で終わらせる。
村人たちはもう驚かない。
「あー便利便利」
「慣れるなそんなの」
火楽だけはまだツッコミを諦めていなかった。
ただし問題もある。
加減だ。
「ガイウス、今日は畑耕してくれる?」
「任せろ」
十分後。
畑が要塞防衛陣地みたいになった。
「なんで塹壕掘ってるの!?」
「防御効率を向上させた」
「農地なんだよここ!」
どうやら彼の知識はすべて“戦場基準”らしい。
さらに別の日。
村の鍛冶場。
ドワーフたちがガイウスの装備を見て固まっていた。
「……なんじゃこの金属」
「セラマイト装甲だ」
「軽すぎる」
「硬すぎる」
「意味がわからん」
エルダードワーフの枯れたはずの職人魂が燃え上がる。
結果。
ガイウスは質問攻めにされた。
「どうやって鍛えた!?」
「動力源は!?」
「内部構造見せろ!!」
「機密だ」
「ケチ!!」
なぜか村のドワーフたちと仲良くなった。
夜。
宴会。
大樹の村では定期的に酒盛りが開かれる。
もちろんガイウスも参加していた。
最初こそ緊張していたが、今では普通に席へいる。
鬼人族メイドが酒を注ぐ。
「ガイウスさんって、最初はもっと怖い人かと思ってました」
「……そうか」
「今は巨大で硬くて便利な人って感じです」
「褒めているのか?」
「たぶん」
周囲が笑う。
ガイウスは少し困った顔をした。
その表情を見て、村人たちはさらに笑う。
彼はようやく理解し始めていた。
“戦士”でなくても、人は隣にいていいのだと。
その頃。
村の外。
森の奥。
何かが動いていた。
ガイウスはすぐ気付く。
「……敵か?」
だが次の瞬間。
飛来した何かが地面へ突き刺さる。
青色のポッド。
帝国製。
ガイウスの表情が変わる。
「ドロップポッド……?」
蒸気が吹き出す。
ゆっくり開く扉。
そこから現れたのは――
またスペースマリーンだった。
しかも三人。
青い装甲。
白い紋章。
彼らは周囲を警戒しながら歩き出す。
そしてガイウスを発見した瞬間。
「生存者確認!」
「皇帝陛下に栄光あれ!」
「……本当にいたのか」
援軍だった。
だが。
三人のスペースマリーンは困惑の表情をヘルメット内で浮かべることとなる
なぜなら。
村の入口で。
ハイエルフたちが普通にワイバーンへ餌をやっている
探していたはずのスペースマリーンが麦わら帽子と巨大な鍬を持っている。
スキャン結果からしてもデスワールド級のモンスターが跋扈しているが暴れていない。
しかもナイトワールドのような自然のままだ。
「……」
「……」
「……ここは何だ?」
ガイウスは静かに答えた。
「農村だ」
「嘘をつけ」